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「DEATH NOTE 6」大場つぐみ・小畑健 2005年04月07日(木) 今回もまた怒涛の展開。第三のキラを追い詰めることに。これはこれで王道というか、おもしろいですよね。やっぱりライトは策をはりめぐらせてたのかー。どうやって?というのが、気になります。楽しみです。目の輝きが笑えました(笑) レムの存在もキーですね。おもしろいな。 元警察官の方々もいい味出してます。モッチーとか(笑) 次巻の予告で「悲鳴がこだまする。」とか書かれてますが。ネットで「○が○○」というのを見てしまったので、ドキドキです。どうなるんだろーー。 |
「沈黙博物館」小川洋子 2005年04月03日(日) 博物館を作るために屋敷に招かれた博物館技師の男性。その屋敷に住んでいるのは老婆と養女の娘と、夫婦の庭師と家政婦。その博物館は、老婆が今まで集めてきた、「村で死んだ人の形見」。しかも、「私が求めたのは、その肉体が間違いなく存在しておったという証拠を、最も生々しく、最も忠実に記憶する品なのだ。」 博物館の話を軸に、村で起きた女性の乳首を切り取る殺人事件、沈黙の伝道師などが関わってきて、とても不思議な雰囲気を醸し出しています。 「死の完結を永遠に阻止するために」保存される形見の数々。どことも知れない、切り離された空気感を持つ村。 特に、「沈黙の伝道師」には考えさせられました。言葉を失くした人間は、遠いところへ行ってしまったということなのですね。私の口は怠惰で、よく、もう一生しゃべりたくない、と思うのですが。この小説における「沈黙」は、人に伝えるための言葉を失くすということで、文字を書くこともなくなってしまうのです。私はそんな風になれるだろうか?と、考えてしまいます。 そして、誰もがやがて迎える死とはなんなんでしょう。 高齢化社会では老人の孤独死が問題視されいるし、「(自分が)死にたかった」と言って人を巻き添えに殺す事件も後を絶ちません。象は死期を悟るとどこかへ消えるそうですが…。どうして、そんな風に静かに死んでいけないのでしょうか。 実は私は一人で逝きたいと思っていたんですが、もしも自分が先に逝ってはいけない人よりも先だったら、謝らなければいけないような気がしてきました…。 それから、私の形見がひとつだけ選ばれるとしたら、なんなんだろう、とも。 ところで、技師さんが形見を入手するために泥棒をしなければいけなくなるんですが、その昔私は「価値のない物を盗む泥棒」の話を書いたことがあるのを思い出しました。 装幀が美しいと思ったら、吉田篤弘さん・吉田浩美さんでした。 ★★★☆ |