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「サウダージ」垣根涼介 2005年01月16日(日) 「ヒートアイランド」「ギャングスター・レッスン」に続くシリーズ三作目。裏金専門のギャングである柿沢・桃井・アキ。そして、柿沢が昔クビにした、仕事仲間候補だった関根という男。彼は今、一人で強盗などを続け、南米からの出稼ぎの売春婦と付き合っていた。関根は、女と共にコロンビアに渡るため、大きなヤマを踏もうと柿沢に話を持ちかける。 前半はバイオレンス&エロス、って感じでしたね。針金…痛いよ……。 話の軸になるのは、アキの恋愛と、関根の恋愛(?)。二つが描かれてました。どちらのカップルも、ぐっとくるシーンがありました。 「ワイルドソウル」の時も思ったんですが、男性作家なのに女性が違和感なく描かれてると思います。 後半の感想はネタバレっぽくなってしまうので、未読の方はご注意を。 以下、読まれる方は反転させてくださいね。 後半、DDの性格にこの展開とくれば、結末はもう見えたようなものでしょ。読みながら私の頭の中にはアンダルシア(マッチで)が流れてましたよ(笑) しかもあまりにベタな理由でのあの展開。うおーーと本気で頭にきましたね(笑) …うん、でも、本人が割りとしあわせそうだと思ったんで、これでよかったのかなって納得しましたけど。 ところで、桃井さん、読む時に帯ギュの久留間先輩を思い浮かべながら読んでます。好きなんです、久留間先輩。なので、今後桃井さんがもっと活躍してくれるといいなーと。 ★★★ |
「十二秘色のパレット」草川為 2005年01月15日(土) 白泉社の新人(もう新人じゃない?)の中では、緑川ゆき・田中メカと並んで好きな漫画家。絵はすごくうまいわけじゃないけどかわいい(私はけっこう好きだ)し、物語が一風変わってて、その着想に驚いたり楽しませられたり。 今回のお話は、南国の島で、色彩を操るパレットを目指す少女のお話。パレットというのは、触れたものから色を奪うことができる色彩の魔術師。極彩色の鳥とペアになり、その鳥の色を布や石につけるというお仕事。 セロは落ちこぼれ。よく失敗して色を身体につけてしまう。そんな時は洗っても色が落ちないために、医務室のグエル先生に落としてもらう。セロは医務室の常連さん。 飄々として寝起きみたいなグエル先生も素敵だし、鳥たちもとてもかわいい。鳥が、けっこう個性あるんですね。しゃべらないんだけどかわいい。なにげに態度でかいし(笑) 特に巻末のおまけの「鳥たちの生態」はすごくかわいかった。 ★★★ |