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「透明人間の納屋」島田荘司 2005年01月06日(木) 隣に住む、父親代わりだった男性は、少年にいろいろなことを教えてくれた。宇宙のことや透明人間のことなど。少年時代に起きた女性の失踪事件の謎が、大人になってわかることになる…。 久しぶりに島田荘司を読みましたが、この人の文章は好きだと思いました。すんなりと文章が頭に入ってくるし、なにより雰囲気作りがうまくて、飲み込まれます。 船のシーンでは電車の中だというのに涙ぐんでしまって。終わり方もせつなかった。 読書の醍醐味が味わえるよい本でした。 ★★★☆ |
「人生を<半分>降りる 哲学的生き方のすすめ」中島義道 2005年01月05日(水) 表紙の著者名の上に「好き勝手なことを言う男」と書かれているのが笑えます。どのようにして、自分らしく充実した人生を送れるかを考えた本。これは、世間の0.1%の人に向けて書かれた本だということです。そうかもしれないなあ…。 「子供と個人完結的・自立的であることとが結びつき、大人と集合的・非自立的が結びついている」「大人になることとは、自分の非完結性・非自立性を自覚することであり、それがわからないヤツは子供なのです」というあたりがおもしろいと思いました。 この本が普通と違うのは、「大人から脱して子供になりましょう」ということ。 なにからなにまで肯定するわけじゃないけど、勇気付けられる人というのはきっといると思います。人生指南とかは私は嫌いだったけど、そう思ってる人も、ちょっと読んでみては? ★★★ |