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「20世紀少年 17」浦沢直樹/「猫の王国 鬼外カルテ其ノ拾弐」碧也ぴんく 2004年11月01日(月) 「20世紀少年 17」浦沢直樹やっぱりすごい。 真ん中あたりのオッチョの話が怖かった。 ★★★★☆ 「猫の王国 鬼外カルテ其ノ拾弐」碧也ぴんく 猫又の話。 んー今回はイマイチ。 ★★☆☆☆ |
「マルドゥック・スクランブル」冲方丁 2004年10月23日(土) 「圧縮」「燃焼」「排気」と、3冊読み終わりました!あちこちで評判を目にしていたので、読んでみたいと思っていた本なのですが、期待以上でした。とてもおもしろい。 物語は、一人の娼婦の少女が、男に殺されかかるところから始まる。少女は、電子干渉能力を持つ皮膚を移植されて甦った。助けたのは、事件屋のドクターとウフコック。ウフコックはネズミ。そして、変幻自在の万能兵器。 ネズミと少女のコンビと聞いて十二国記みたいだと思ってたのですが、こちらのネズミも大好きになりました。 少女の成長物語でもあります。感覚を閉ざすことで男たちの手から自分を守ってきた少女は、殺されかけて初めて、「死にたくない」と願います。そして、特別な存在を欲し、自分が何をしてはいけないか、何をしていくべきかを悟っていきます。1冊目のクライマックスはやるせないけど、後半のカジノシーンでは、泣かせてくれます。カジノシーンがこんなにスリリングだとは。この設定の3冊分の物語で、1/3近くがカジノシーンというのもすごいですが。 ストーリーのみに頼りすぎず、世界の雰囲気にも頼りすぎず、言葉の持つ力にも頼りすぎず、そのどれもが素晴らしかった。「おもしろい」はもちろんだけど、「好き」だなと思います。 ちなみに好きなシーンは、最初の変身で銃になった時に引き金がなかったところ。ここの文章が素晴らしく好き。 チョーカーの絵がウィンクするネズミになったところもかわいいな。 バロットが手袋を外した後のウフコックの感想もよかった。 ★★★★★ ←ちょっと甘くすることにしました。 |