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「葉桜の季節に君を想うということ」歌野晶午
2004年10月03日(日)
「なんでもやってやろう屋」の探偵(?)成瀬将虎は、ひょんなことから霊感商法事件に巻き込まれていく…。

この人のは3冊読んだことがあって、1冊(長い家)は昔過ぎて記憶がない、もう2冊(ブードゥーとジェシカ)はかなり好きじゃなかった。なので、このミスでは1位だったけど、きっと私は好きじゃないだろうなーと期待せずに読んだんですよ。でも一応話題作だから読んでおこうと思って。そしたら、期待しなかったのがよかったのか、けっこうおもしろかったです。
最後に驚くというのは聞いていたけど、そういう風にくるとは思わなかったよー。
最初のハードボイルド調(?)は、なんだかなーと思ったけど、後半は気にならなかったですね。
★★★☆☆
「PLUTO 1」浦沢直樹・手塚治虫
2004年09月30日(木)
手塚治虫の「鉄腕アトム」の「地上最大のロボット」を原作とした漫画。
物語は、スイスの最強ロボット・モンブランが何物かに破壊された事件を発端に始まります。その同じ頃起きた、ロボット保護団体幹部の人間の殺害事件。ロボットは人間に危害を加えることができないはずなのに…?という、原作にはない話も絡んできています。

主人公はロボット刑事のゲジヒト…と思ったら、1巻は彼を主として描かれてますが、あくまでも主人公はアトムなんですね。いや、主人公はロボットたちというべきかな。
この世界では、ロボットたちも結婚生活を送っているんですね。破壊された巡査ロボットの奥さんとゲジヒトとの対話のあたり、表情は変わらない(変えられない)のに、気持ちが伝わってくる。
それに、ノース2号の話で大泣きしてしまいました…。最後のページで。
ブラウ1589は、原作には出てこないロボット。シチュエーションは「羊たちの沈黙」だけど、ヴィジュアルはどう見てもナウシカの巨神兵ですよね。いや、ラピュタ?

あらためて、浦沢直樹はすごい…と思いました。あらすじはもう読んでしまったけど、それがどういう風に描かれていくのかが、とても楽しみです。

装丁も凝っててかっこいいです。
通常版を購入した後に、豪華版が出てることを知ったんですが。豪華版はサイズが大きい上にすごく高かったので、通常版でよかったかな。豪華版見たら買っちゃってたかもしれないし(笑)
豪華版には手塚治虫の「地上最大のロボット」がついてきたようなんですが。私は文庫版で購入しました。ちなみに7巻。
★★★★★


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