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「演劇入門」平田オリザ 2004年08月03日(火) 「私にとって演劇を創るという行為は、とりもなおさず、私に見えている世界を社会に向けて開示するということだ。できるなら、私の脳が知覚しているさまざまな現象を、そのまま切り開いて、ここに示したい。そんな単純な欲求が、私を劇作へと駆り立てる。」このまえがきでもう、ぐっときちゃいました。 劇作家である平田オリザ氏の名前を知ったのは、何年前だったでしょうか。当時私が好きだったミュージシャンと似てる人がいると言われ、今度確認してみようと思いつつ数年が経過。そして新聞の書評欄で写真を見たような気がします。確かに似てました。 そんな不思議な縁で(笑)、気にかけていたのですが、彼の舞台も見たこともなければ、著作を読むのも初めて。 今回読んでみようと思ったのは、米光一成氏が紹介していたから。→http://www.asahi-net.or.jp/~IH9K-YNMT/ 中盤は戯曲を書くための実践的な内容となっており、私などはちょっと持て余してしまったのですが、第一章の「演劇のリアル」と「現実のリアル」、第四章の「コンテクスト」のことなど、まさに「演劇を通じて世界を見る」感じでおもしろかった。 コンテクストのずれの問題は、じっくり考えてみなくては。 ★★★☆☆ |
「文学賞メッタ斬り!」大森望・豊崎由美 2004年08月02日(月) 日本の文学賞を対談という形で紹介しています。それぞれの文学賞の性質やら選評へのつっこみなど。今まであまり文学賞には興味がなかったので、これからは興味を持ってみることができるようになった気がします。 個人的には選評へのつっこみがすごくおもしろかった。 また、巻末の文学賞受賞作に点数とコメントをつけたリストが参考になりました。 ★★★☆☆ |