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本を読むことは偉いのか?
2004年05月21日(金)
本屋さんをふらふらとしていたら読みたい本がいっぱいあって困った。
本屋に入ったら、伊坂幸太郎の「チルドレン」が発売されたことを思い出して、買いたかったのだけど見つからず。

乙一の「暗黒童話」が文庫化。文庫版としてあとがきが。おもしろかった。

本屋をはしごしたけど「チルドレン」は見つからない。
でも「1億人のためのミステリー!」という雑誌(?)を見つけて、別に「伊坂幸太郎と仙台を歩く」つもりはなかったのだけど、気の迷いで買ってしまった。雑誌とかって時期を逃すと買えなくなっちゃうから。


「本を読まなくても生きていけますか?」(久利生たか子)という本がおもしろそうだった。さらっと読んだ感じでは、「本を読まない人」のために書かれているらしかった。本を読まない人に向けて本を書くなんておもしろいなあって。
冒頭で書かれていたことなんだけど、私もよく言われるんですよ、「本いっぱい読んで偉いね」って。それは偉いことなのか?って思うよね。好きだから読んでるだけであって、忍耐が必要なことをしてるわけじゃないのに。
でも、「本を読まない人」にとっては読書って大変なことなんだろうね。
どうして本を読まないのか、ということを分析しているのが興味深かった。

私は、「したい人は思う存分すればいい、したくない人には無理に勧めることはない」と思ってる人なので、本読む楽しみを知らない人にその楽しみを教えたい、とかは別に思わないんです。
だからそれをあえてしようとしている、というのがおもしろいなあと思います。
…出版業界が大変だから?
子供を「読書好き」にさせたいとかいう親にも向けてるのかな。

立ち読みじゃなくてじっくり読んでみたい本です。
「書斎曼荼羅 本と闘う人々-1」磯田和一
2004年05月16日(日)
作家さんの書斎をイラストで紹介するというもの。読むというより眺める感じ。味のあるイラストがいい。
どの作家もとにかく蔵書量が半端ではなくて、本の収納の仕方が凄まじい。でも羨ましい…。書庫のある家は読書好きの夢だよね。
いいなあ〜って、ほんわかした気持ちで読みました。

真保裕一氏の奥様は元編集者だそうで、辛辣な批評家だと紹介されていた。
真保氏「イヤー、それはきびしいこといいますよ。世の中で一番怖い批評をしますね」
真保夫人「そんなに怖いこといいませんよ。ただ正直にいうだけですよ」
磯田氏「この正直が怖いのですよね…」
というのがおもしろかったです。私には夫人の気持ちがよくわかる(笑)

佐野洋氏がゴルフや折り紙の話を語られる様子も微笑ましかった。あやしげな「室内パター練習機」だの、足の指で鶴を折る特技だの、しょうもないんだけど「素直に胸を張られるのだ」とか書かれていると、なんだかいいなあと思ってしまう。
「そう、オレ仕事あるんだよな…」と言いながら足の指で鶴を折る佐野洋氏のイラストがすごく好きです(笑)
世の中には自慢を恥ずかしげもなく語る人が思いのほかいるもので、素直でうらやましい…と思うこともあるけれど、回数が重なると閉口する。
でも、時折「自慢していい?」という前置きで、嬉しそうな笑顔で話してくる人もいて、そういうのはこちらもつられて笑顔になる。
人に迷惑にならない自慢と閉口する自慢て、どこで差ができるんだろうね。
自画自賛できる人は私はけっこう好きなんだよなあ…。自慢というよりそういうのは自負というべきかな?
私も人に迷惑をかけず自画自賛したいものです(笑)
★★★☆☆


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