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「人はどうして死にたがるのか」下園壮太
2004年01月21日(水)
この手の類の本は、「そういう人もいるんだろうね」とか「頭ではわかってても感情が違うんでしょ?」と思うことも多いのですが、この本は納得して読むことができました。もちろん、個人差はあると思いますが、私はとてもわかりやすいと思いました。
「<生きる>プログラムの誤作動である」という書き方は、実際に正しいかどうかは私にはわかりませんが、当人にとっても周りの人にとっても受け容れやすい内容なのではないでしょうか?(責めたり否定したりしていないから)

「死にたい」と思っている当人だけでなく、身近な人がそういう状態である場合の対応の仕方なども書かれています。結論を言うと「病院へ行きましょう(連れていきましょう)」なんですけどね。それは、「話を聞いて楽にしてあげること」が、普通の人には難しいことだからなんだと、改めて認識することができました。よく「愚痴を誰かに聞いてもらって発散した方がいい」と言いますが、時と場合と人によりけりなんですよね。それをわかっているだけでも、ちょっとは違うんじゃないかと思います。
「男と女の悲しい死体」上野正彦
2004年01月20日(火)
エンピツで読書日記を書かれてる方で、ちょっと変わった本をいつも読まれてる方がいるんです。感想の書き方などもさくっとしていてわかりやすいので、よく読ませていただいてます。これは、その方が最近感想に書いてらした本。図書館に行ったときに新刊コーナーにあるのが目に入ったので、勢いで借りてきてみました。
タイトルの上に「監察医は見た」と書かれているように、著者は監察医をしていた人物。いろんな変わった死体(から推察される死に方)を、紹介している本です。
私の感想としては…思ったより痛かった(ノコギリが…イタタタ)、思っていたほど感傷的ではなかった。という感じです。監察医という職業柄、ドライな見方をされる方なんでしょうね。描写も詳しくないので、想像力をたくましくしなければそんなに痛くないと思います。私は勝手に痛がってるだけです。テーマはエログロでも、読んだ雰囲気はエログロじゃなかったです。
でも、プロローグで書かれているような「生きることの尊さや偉大さ」までは、残念ながらたどりつけませんでした。
★★☆☆☆


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