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プラナリア(文藝春秋)|結婚願望(三笠書房)/山本文緒
2002年09月23日(月)
「プラナリア」無職をテーマにした短編集ですね。
この人も割と、そんな風に終わっちゃうのか…っていう終わり方をするんですけど。この人のはなんとなく説得力があるんですよね。でも、やるせない…。
私はまあ、仕事をしてますけど…。なんだか、自分がこれでいいのかとか考えてしまいます。
でもなんだかんだ言っても、この人の書く話の人たちはみんなたくましく生きてる感じがします。だから、自分がこれでいいのかと思ってしまうのかも。

もう一冊、「結婚願望」
「結婚願望」について書かれたエッセイ集?です。
私は独身女性(歳はヒミツで。笑)なんですけど。…あんまりぴんと来なかったです。私が恋愛体質じゃないせいかなあ(笑)
劫尽童女/恩田陸(光文社)
2002年09月21日(土)
なんじゃそりゃ、と。これで終わり!?と、読み終わった瞬間がっくり倒れてしまいました。
今までも彼女の話は、これで終わりなの?と思う話が多かったんですが、「余韻」という言葉で納得できなくもない範囲だった。でも、これは…。これって、まだ話がきっと何かに続いてるんですよね? じゃなかったら、納得いかないでしょ…。続いてたとしても、なんの説明もないことが納得いかないですけど。
なんなのかなあ、これ。

父親に遺伝子操作されて超能力を持ってしまった少女の話です。
YASHAを思い出しました。でも、漫画であるYASHAの方がリアリティがあって、小説であるこっちの方が現実味がない、っていうのは不思議なような気がしませんか。
組織に終われて逃げている焦燥感とか、他の人間と違う孤独であるとか、そういうテーマが、どうも現実味を帯びていない感じがして、感情移入できませんでした。おもしろくないことはないけれど、胸にせまるものがなかった。テーマを考えたら、もっとおもしろくなる話だと思う。もったいない。もっと書ける人だと思ってたけどなあ…。


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