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マイ・セレクション
2002年04月26日(金)
久しぶりに会った友だちが、なんでもいいから本を貸して欲しいと言う。結婚したばかりで、新居にあまり本を持っていってないらしい。本が読みたくなったら実家に行って読んでくるんだと言っていた。
高校・短大時代は、しょっちゅう本を貸し借りしていたものだけど、最近はあまり会う機会がなかったので、貸し借りもしなくなっていた。でも、本の趣味はわかっているしね。

というわけで、ここ数年で私がこれぞと思うものを選んで貸してあげた。
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乙一「石ノ目」「きみにしか聞こえない」「失踪HOLIDAY」
恩田陸「光の帝国」「三月は深き紅の淵」
北村薫「ターン」
服部まゆみ「この闇と光」
金蓮花「舞姫打鈴」「水の都の物語」
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紙袋をのぞいて、これで連休中読む本ができたー、と喜んでくれた。(新婚なのに出かけないのね…)
よく図書館には行ってるらしいから、知ってる本もあったかもしれないけど。
暗いところで待ち合わせ/乙一(幻冬舎文庫)
2002年04月20日(土)
「警察に追われている男が目の見えない女性の家にだまって勝手に隠れ潜んでしまう」という話です。
おもしろかったです。ラストの盛り上がりには多少欠けますが、暖かいものが残る。
特に、第二章の終わりのところが、よかった、ほろりとさせられました。「大変だ、それに返事をしなくてはならない」というところが好きです。言葉を交わさずに、互いの存在を認め合うところが…。シチューの温かさが私にも伝わってくる。
異常なシチュエーションで、ごく当たり前の状況が、暖かくて泣かせられるという描き方がうまいです。

「必要だったのは、自分の存在を許す人間」。それを最後に言葉で説明してしまってるところはまだ拙いですが、ちゃんと物語の過程でそれを感じさせてくれてるから、私は彼の作品が好きです。
うーん、早くまた次作が読みたいなあ。


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