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葬儀の日/松浦理英子(河出文庫)
2002年04月06日(土)
どうにもイヤな気分です。
初期作品集だそうですが。
「葬儀の日」は、まあいいとしよう。私の好みではないけれど、なんとなく伝わってくるものは、決してイヤではない。
「乾く夏」は以前読んだ「ナチュラルウーマン」と印象がかぶるので、特に新しい感想はなく。
…最後の「肥満体恐怖症」が、イヤでした。見たくないものを見せられた。それを直視することによって、自分の中で新しい世界が開かれたとかの作用があるならともかく、私にはそういう作用はなかったようで。ただ、見たくないものを見せられただけかい、ってことで。イヤな気分になりました。
「親指P」が予想外におもしろかったので他のも読んでみてたけど、たぶんこの人のはもう読まない。(だいたい、あんまり見かけないしね…)
有限と微小のパン/森博嗣
2002年03月31日(日)
とうとう、シリーズ最後の本を読み終わってしまいました。解決のあたりになって、あーもう終わりなんだー…なんて、ちょっと感慨深かったです。
けっこう分厚いんだけど、長さを感じさせなかったですね。解決は、人によってはなんだそれ、と思うかも? 私は、とある映画を思い出しました。名前出すとネタバレなんで書けないけど。(先月テレビでやってたなあ)

本筋とは関係ないけど気になってたことを書くと、国枝先生は、どうしてジョギングしてたんでしょうねえ(笑) なにか伏線かと思ったけど、全然伏線じゃなかったんで、なんで唐突にジョギングしてたんだろう…この人の存在自体が謎だけど、と思ってました。…まあ、この本の表現を借りるなら、物語の装飾ですか。ちなみにダンナさんが出てこないのは、刑事コロンボ?

あと、すごく気になったのが、アトラクションで遊んだ後に「面白かったね」っていうセリフが出て来るんだけど、そのあとに「こういうとき、当たり前のことを言うのが彼女らしい。とても優しい証拠だ。」って書いてあって。なんで「優しい証拠」なのかを、しばし考えてしまった。言葉によるコミュニケーションをめんどくさがらずにちゃんと取ろうとするところ? 私、優しくないからわかんないや…。言葉にしないで伝わればいいのに、と思ってるし。


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