ASEP2008記録 影戸 誠
なぜ台湾 台湾は九州程のおおきさ、人口は22,901,897人(2007年6月)である。 この台湾に2000年より連続で、大学教員、大学生、高校の先生、高校生とともにおつづれている。多い時で100名、大体は80名程度である。
台湾の若者にうつる日本人の姿 台湾の若もにとって最も行きたい国は日本である。日常的に日本のファッションや、歌手いわばJPOPが生活の中に浸透し、日本の若者文化が生活の一部になっている。 日本からのホームステイを毎年受け入れてくれる。その時には共通の話題がふんだんにあり、溶け込みやすい国である。 受け入れる側に、政治的なわだかまりがあり、政治的な論点があるとどうしても対抗意識が醸し出され、短時間のホームステイでは心を開くことが難しいことがある。 その点。「台湾」はいい・
コミュニケーション 学生、高校生たちは英語でコミュニケーションをとる。日本の高校もやっとコミュニケーションを考慮にいれた英語の授業が2009年4月よりはじまるという。English Instruction で授業を進めるというのである。 NHKの英語教材にもこれまで「Japanese English Educational System tend not to be taught and studied to enable English communication 」と最初に書かれている。これが幾分改善されるのであろうか。 心も開き、英語プレゼンテーションを共通で取り組むという目的も明確なので、コミュニケーションは促進する。英語を学んでも国内で使う必要性がないということにおいては台湾も日本も共通である。 概していうと大学生の英語レベルは台湾のほうが少し上である。将来海外への大学院進学に興味を示す学生が多いことから、「会話力」の強化は常に行っている。就職先にも響く。 日本の学生、高校生にとってはまだまだ「教室で練習」して「こちらで試す」こととなる。島国であることから国内で使うことのない日本人にはこの傾向はあるのだろう。
コミュニケーションをとる必然があること 類似の文化(お茶、ご飯、漢字)などがあること 好感を相互にもっていること
からコミュニケーションは促進する。最後には漢字で筆談すれば何とかなる。というのもいい。
全体の構成 事前 インターネットを通してうち合わせ、テレビ会議によるプレゼンテーションの打ち合わせなど。
台湾訪問後 プレゼンテーションの作成、ホームステイ体験、教員は交流会、学校訪問、両国教員のチームによる指導(教員もコミュニケーション力アップとなる) ASEP発表大会でのプレゼンテーション
事後 feedbackの交換、報告書の作成
今年度の流れ 24日 名古屋12:20分 高雄午後3:00着 到着グループで夕食、一人2000円程度、非常においしい、打ち合わせもかねDr.Danielとともに 25日 三民高校Badi先生シルビア先生に会う。今後の展開、教育局の動き、表敬訪問などの打ち合わせ。 昼間時間を見つけ「耕読園」という茶房へいく、のんびりとしていい。 よる大阪グループ到着、関空―台北―新幹線―高雄とはいってきた。新幹線の座席が広い!らしい。 26日 公式行事の開始 午前中 高雄教育局 蔡氏とともに愛河のほとりをサイクリングしながらフィールドワークを行う。 明誠中学を訪問、ICT国際交流フォーラム、 日本―影戸が発表、台湾De.Danielと De.Chenが発表。 影戸は国際交流の進め方とそのデザイン、Constructivism Dr.Chen Class room Activities based on ICT Collaboration and Competition
記者会見 昼食
その後、オリンピック強化村を訪問 建設終了まじかのメインスタジアムを訪問 点所がすべてソーラーシステムとなっている。しないより、MRTを使い25分程度で到着。日本の「伊東 豊雄」氏のデザイン。 夜 先生 交流会 いわば名刺交換会、食事会 お互いがよりよく知りあう場となる。テーブルはそれぞれ10人、教育局局長、秘書室室長、参加校の校長、教務主任が参加、交流相手校別に座る。お互いが中国式乾杯 (乾杯のあと、少し飲み 言葉を交わし、次の相手へと進む)日本のように話し込むことはない。
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