影戸の日記

2005年11月29日(火) 英語教育に思う

自分が毎日英語論文を読んだり、書いたりしていると、力をつけるということは件局、少しづつしかやるしかないということがよくわかる。
それでも国際大会にむけて「書く」というひとつの作業が大きく成長させているように思う。

学生諸君は旅をする、とか発表するとか
そのような場が必要だろう



2005年11月23日(水) ふー やっと日本へ

23日今日あさ日本に帰ってくる。

昨日は午前中院生とのセッション 学校訪問であった。
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中日教育工学研究推進フォーラム

教育メディア活用分科会

赤堀侃司先生 高島秀之先生 影戸 誠

中国側
蒋鳴和先生
謝幼如先生
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会議2日目 昨日日中研究者の発表でいささか疲れたが、今日のプログラムは大学教師が問題提起をして院生を中心とした100名の中国学生と討論する場であった。


1 中国側 情報教育のインストラクショナルデザインについて
謝幼如先生のプレゼンテーションの後
協作学習(協働学習)について討論された。
どのようなデザインがなされているかを、特にあたしい教育の動き、協働学習にの手法、学生の体験が発表された。
関連url www.idonline.com.cn
 
2 蒋鳴和先生
  (全国情報教育研究実験校指導員)
 教員研修と教育プロジェクトについて発表された。
1997年全国1000校を実験校として研究を重ねてきたが、2004年現在、特に国家プロジェクトして中国農村部小中学校サポートプロジェクトがある。次の3つの形態でサポートしている。
1 DVDとテレビでのサポート
4万校 510万人の小学生が恩恵をえる。
2 衛星通信とパソコン
  38.4万校 8142万人の小学校児童が対象

3 コンピュータラボの設置
 3.75万校の3109万人生徒が恩恵を受けている。
 
また2004年末のデータとして、インターネット接続率 5.64パーセント、パソコンの台数 35人に1台の割合。中学校接続率20.41パーセント、26人に1台の割合。
2000年のデータコンピュータ121人に1台という割合から前進してきている。
関連URL www.elab.org.cn


・影戸発表
教員の資質と日本のネットワーク環境。アメリカ、オーストラリア、韓国、 日本の比較
ICT教育の実践(大学におけるコラボレーション)

質問 日本におけるICT教育の改革の方向について
   コミニケーション、発信力、情報活用能力がキーワードであることを説明

広州。中国におけるネットワーク。通信
ホテル LANが設置してある。まったく日本のホテルと一緒だ。スピードは20M程度であろうか。
地方でもADSLが利用されており、10M程度で月額55元、1000円程度である。
現地で中国語を学ぶ日本の留学生にも会うことができた。
留学生寮費月額20000円生活費3万円、1年の学費50万円程度。100万円で1年の留学生活ができるという。2000万円かかる他国の状況に較べかなり安いといえる。


広州市立体育東小学校
ネットワークの実験校である。
ここでは、小学校3年生から英語が実施されている。英語のスタート学年は地域によって分かれるという。
ほとんどの地域(省)は小学校5年生から始めているという。
英語の先生は10名、生徒数1200名
クラスサイズは46−58名といささか大きい。

英語の授業
教材が優れている。電子ホワイトボードに必要な画像 ワード 文章が出てくる。
先生はそれを時間の縦軸として使いながら、どんどん生徒に当てながら進めていく。とてもリズムある授業である。インストラクションはすべて英語で行われている。
リズムがあり、生徒たちが熱くなりすぎで、騒がしくなると Listen!とある動作をとらせる。両手を机の上でさっと組ませるのだ。
色の表現+電子ボードの色
色を着けるという文章と「色を着ける作業」
描く(Dramという単語)と描くゲーム(ジャンケンでかったこが描ける)
最後に確認の読み。大きな声で。
このクラスの子供たちは3年生だというが、質問をしてみた。
How old are you? do you like English?
What would you like to be in the future?
最初の2つの質問にはしっかりと答えた。



2005年11月22日(火) 広州 国際会議1日目

開会式
例のごとく 中国式で、赤いたれます、演説、紹介

発表
中国教育工学会の長老 南教授のプレゼンテーション(演説)から始まる。
教育工学の規定について延々としゃべる。時間は40分の予定、しかし、60分80分、好きなだけしゃべる。驚き。権威ある人は堂々と時間無視。

坂元 昴先生発表
教育工学の歴史と現代的意味

赤堀先生
メディアの観点から
日本語学習 臨場感あるソフトウエアはモーチベーションを高める。
学習結果としてはメディアを使わないばあいと大きな差は見られない

西之園先生
教えなくても学ぶ 学習主体を育てる学習環境

山西先生
日本の状況 日本独自の携帯電話を使ったテレビ会議+野外学習について
##私の学び
海外での発表はシンプルに分かりやすく、ビジュアルに
通訳のスピード理解も考えゆっくりと短くしゃべる
動画など言葉が無くても伝わる物を用意する
海外のデータなど日本だけの情報にしない



中国 王先生
中国農村部小中学校88パーセントに導入した教育システム。
1 DVD+テレビ 2衛星+コンピュータ 衛星放送
3 コンピュータラボ 1億人の生徒に恩恵あり

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昼食 そして 再び会議 また夕食 歓迎会
ひたすら食べる、食べる
夜 抜けて 全身まーサージへ 2時間で70元 (約1000円)
帰り タクシーに乗る
逆方向を走るので 「おまえふざけるな!!道が違うだろう」と怒鳴る
これが聞いたようで 素直に・・にと思いきや少々遠いところでおろそうとする、粘る ホテルの前までつれて行かせる。メーターは50元
しかし10元だけをわたしておりる。

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今日は2日目 私の発表の日
午前中3時間 午後 小学校の見学





2005年11月20日(日) 中国 広州にて

昨日 広州につく
北京が嫌いではないが広州のように南に来ると政治性が薄くなって日本人にとってはとてもすごしやすい

空港に着くと、大学院生1年のとても英語のうまい魯ルーさんが「歓迎影戸先生」の名札をもって迎えに来てくれている。
しばらくたって、上海のICT教育雑誌記者の希さんと共にホテルに。
ホテルのなかで ICTの動きについて説明を求められる。

以前北京の学校を何校か回っていたので、日本と比べてどうかと質問をされた。
たまたまパソコンに資料があったのでそれを見ながら話をしていった。
楽しい時間だった。

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ホテルで
ホテルには徐先生が迎えに出てきてくれる。日本語のとてもうまい先生である。大学院生も、先生も親切である。
迎えに来た院生と共に食事、一人で食事をさせない配慮をありがたく思う。
英語 中国語で楽しく 「円卓」にて会食

英語で対応してくれる魯さんは会話はできるのだが、海外に出たことはないという。CAMBODIAという国がタイとベトナムの間にあるといってもなかなか分かってくれない。限られたじょほうだけ入っていないということか

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街にでる
フロントで「このあたりこの時間にふらふらしても大丈夫」と聞くと笑われてしまった。
近くの若者が集まっているビルに出向く I-PODなどの商品が売られている2Gでやく30000円)
確かに街なのだが、一歩路地に入ると、昔の焦点などが裸電気をつけて営業している。

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朝食 日曜日とうこともあって、家族連れが多い、ワゴンののせられて食事をとる。いろいりあってたのしい、かなにはお粥や湯で立てうどんなどがある。
ゆったりとお茶を飲みながらたのしみながら


写真 朝食


魯さん



2005年11月12日(土) 先週よりの移動距離 かなり。。

名古屋でエデュケーショナルエキスポで講演をさせてもらった、次の日は東京で文部科学省強化情報共有促進モデル事業の評価委員会、今週は仙台へ
来週は福井へと

忙しい、

しかし 原稿はどんどんたまってくる

講演を終わって三次部長(内田洋行)と話すことができた。
「人の脳みそを使う」という情報教育のすばらしさが分かったとのことだった

人に聞いてもらい 感想を得ることで、再度自分の話の核をつかむことができる

人はありがたい

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オーストラリアの小学校と日本の小学校とのテレビ会議をお手伝い
みなさん 粘り強い

テスト自体も異文化理解の機会だろう





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