影戸の日記

2004年08月27日(金) 帰国して

21日に帰国して、韓国の先生とのやりとりが増えた

25日は徳島へ 1時間で到着
現地の高校の先生の研究会で講演
教科での利用と情報共有がテーマ

やっと夏休みか

今日はワールドの反省会のため大学へ



2004年08月23日(月) 釜山より帰国 英語プレゼンテーション

1 英語プレゼンテーション
 この夏、私自身2回も国際会議で発表する機会を得た。APEC Cyber Educational Communicationの国際会議(釜山にて開催)であり日韓合同開催の国際会議などである。    キーノートスピーカーをはじめICTの教育利用をテーマとした多くのプレゼンテーションがあった。とりわけAPECでの発表は現場の先生方によってなされ次のアクティビティの予算確保のための重要なプレゼンテーションの意味も持っていた。
 これまで述べて来たように、構成、ファイル作成、話し方の3つの視点から捉えると、ファイル作成はまだまだであるが、構成や話かたはまず問題が無いものであった。

1.1 英語力
 国内での英語プレゼンテーションはほとんど英語教員によってなされる。日本の英語教育がいつまでたっても「入試なるもののいびつな」影響を受けつつあることも事実であるが、世界は文字通り「国際化」がインターネットとコミュニケーションツールとしての英語を両輪として確実に進みつつある。
Apecの会議には韓国、台湾、中国、フィリピン、ベトナム、インドネシア、メキシコ、ブルネイ、香港などの英語を母国語としない教師たちが集まっていた。
英語の教師でなければ使うことをためらう傾向はここには無い。科学の教師であったり、コンピュータの教師、職業高校の教師であったりする。
もっとも日本で人前で英語を使うことに一番ためらうのは英語教師であるが。
 ある韓国の職業高校の教師はこういっていた。「3年まえアメリカでコンピュータの研修を受けたがいっていることが全く分からず、本当に惨めなおもいをした。それ以来、韓国で一生懸命いろんな機会を通して英語を使うよう心がけた。このごろやっと会話にも困ることなく、プレゼンテーションもなんとか出来るようになった。」
このような教師が世界には多くいる。そして教育現場でのICT活用の情報交換が行われている。

1.2 私の行ったプレゼンテーション
今年の夏休みは4回の英語プレゼンテーションを体験する場面を得た。英語でレポートを書き、さらには当日会場でプレゼンテーションを行う、そして質問を受ける。
 このような時間の共有を通して、会議の間に何人もの参加者が声をかけてきてくれ、ヒューマンネットワークも大きく広げることも出来る。英語でのプレゼンテーション能力の会話能力である。話しかけてくる先生方は決して「見事な英語」を操る人だけではない、独特のマレーシアのなまりがあったり、文法的にも怪しいものがある、しかしそこは直接あっているその場が助けてくれる。そしてそこから情報のシェアが始まる。
 私のテーマは「日本のICTの教育利用の現状」と「ネットワークを活用した英語教育」であった。グラフ、そしてネットワークをつかいサーバーに設置したコンテンツを活用しプレゼンテーションを行った。スクリプトを読むことなく、オーディエスの表情を読みながらインタラクションを取り入れて行った。それは反応もよく、会議開催中多くの質問をコーヒーブレイクの間に受けた。

1.3 日本人の行う英語プレゼンテーション
大阪で「International Conference of the Japan Society of Educational Media 2004 “Educational media in schools: Functions of Communication media”」が開催された、日本からも多くの発表があった。原稿をひたすら読む発表、原稿になるべく頼らないで発表する人様々であった。
もちろん原稿を読まずに聴衆の反応を読みながら、確実に情報を提出していくことが一番である。しかし、英語の教員ですらひたすら原稿を読む状況から考えて、私はせめて、原稿を読みながらも、時々顔を上げて聴衆の反応を確認する、インタラクションをとる作業をプレゼンターは進めて欲しいと思う。
 これまで述べてきたように、プレゼンテーションは、失敗をしないようにと恐れおののく場ではなく、情報を伝える場である。我々は英語を母国語としない民族であり、スムーズに出来なくてもよい。しかし参加期間内に何らかの交流がもてるように情報の提供を行える様にしたいとおもう。 
プレゼンテーションを終わってのロビーでの会話はこちらから質問もできれば、ゆっくりと確認しながら論議も進めていける。また、関連する情報も得ることが出来る。もちろん基本的な英会話力を身につけるべきである。「基本的な英会話力」とは中学校英語である。これに自分の分野で使う語彙を加えれば十分である。 
 国際学会でのプレゼンテーションには次の様な力が必要であることがいえる。

・ 国際学会に参加する勇気
夏休みにはアジアをはじめ多くの国で国際学会が開催されるようになった。これらの学会する勇気を持ちたい。この経験は自信へとつながり、さらにはインターネット時代の情報共有のあり方を体験できる。
・ 英語の学習
英会話への興味は多くの教師が持っている事だろう。英会話習得には英語プレゼンテーションが実に効果的である。挨拶に始まり、意見を効果的に述べる方法、展開、テーマの切り替え、結論の方法など会話に必要なほとんどの要素が含まれている。自分の取り組むプレゼンテーションは自分に関連のある内容であり、その印象も強く、いつでも取り出せる表現となる。基本は中学英語であることに留意すべきである。



2004年08月20日(金) 韓国BUSAN APEC国際会議にて

韓国釜山4
18日
朝が少々つらい、考えてみればここのところ日本語を使っていない。いつもだと渡辺さんがいて、日本語が結構疲れをとる手段となるのだが。
1 午前中
  タイのICTの状況の報告
  コンピュータ台数 農村部 100人に1台 都市部 20人に1台

Simulation Lectures Inji Middle High School
 今日は出番である。2つのプレゼンテーションを行う。
  

2 日本の教育についてのプレゼン
 コンピュータの設置台数
 コンピュータのできる教員の数
 2005年までのICT戦略
 文部科学省の進める施策
 初頭中等教育局のIT-NAVIの説明
 反応  熱心にメモを取り関心が高かった

3 プレゼンテーションに関するレクチャー
  プレゼンテーションの手法 ファイルの作り方 話し方 構成の組み立て方
  プレゼンテーションの評価方法
  コンピュータを介在させての学習方法
  受講者の感想
  韓国の先生 早速指導方法を授業で使いたい
        ICTの教育がコミュニケーションに重点が置かれ最終的にはヒューマンネットワークの構築が目的であることがよく分かった。
  中国の先生
  科学の授業でコンピュータ室を利用しているが、勝手にWEBなどを検索して授業にならなくなった。今回の授業で生徒をencourageしさらにはひきつけるにはどうしたらいいかよく分かった。
 とうの感想を得た。

4  第2回実行委員会記録
  参加ベトナム 香港 オーストラリア 台湾 タイ インドネシア 韓国 中国
メキシコ ブルネイ フィリピン

3.1 第一回実行委員会のreview
3.2 名古屋での実行委員会の開催 ワールドユースミーティングの評価とAPEC learning Community への組み入れ検討

3.3 組織運営上で学ぶべきこと
マニト・システム  ゲストの対応を割り当てる 私には2人の小学校の先生がついた スニョンとギーヒョウンである。バスへの指示、常に話相手になってくれる。

   フォトセッション 挨拶が終わったところでいっせいに写真を撮る。海外ゲストは指定席。
   
   食事 普通のときは簡単な食事 酒なし 、Welcomeパーティの時には3部に分けて展開、 挨拶 食事 出し物 さらにはカラオケへと続いていく。



2004年08月11日(水) 韓国

9日に岡山で、講演 10日に名古屋で講演と動いてきた。
広島にいる間に文部科学省から韓国のAPECの会議に出てくれと連絡
15日から21日まで釜山に行くことになった。
ああ いそがしい



2004年08月06日(金) 毎日のぞいてくれている人もいるらしい

ワールドユースミーティング8月1日2日がおわり、その後関西大学の国際会議へ
今日6日は広島へ移動

英語活用がかなり現実的になりつつある様な気がする、ワールドユースミーティングでもそうだが、プレゼンテーションだけでなくその後の会話など気楽に皆行うようになった。

relevantという言葉にこだわっている、
自分に関連すること、興味あることはやはり英語で表現したいんだと思う。
旅行が好きなら旅行英会話が出来るようになりたいと思うだろうし、自分の分野については自分で話したいと思うだろう


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