影戸の日記

2004年03月27日(土) 東京日帰り

文部科学省の会議で東京日帰り
そうゆう時代だけど
ここ1ヶ月毎週東京である。

確かにいそがしい



2004年03月14日(日) 再び東京

14日明日の国際会議などのために東京に来ている。
韓国のKERISはじめそうそうたるメンバーが参加
アジアのインターネットの状況を最新鋭でほしいので参加

レセプションでも情報を集めようと思う



2004年03月09日(火) オーストラリアから帰って

8日東京にてブロードバンドスクールの会議
清水先生に会う
その後 JICAの仕事でサモアに行く米沢さんの壮行会
元気だ
ホテル泊 昼前に名古屋に着く



2004年03月04日(木) ブリスベンへ

http://210.235.197.3/uchida/
上記が今回の研修のサイト

ゴールドコーストからブリスベンに移動、1時間30分
研修団の皆さんを送って、ブリスベンヒルトンホテルへ

ホームページを更新する



2004年03月02日(火) オーストラリア

オーストラリア研修報告1
28日 土曜日 日本出発
成田で全員集合 パスポートを忘れたり、体調の悪い人もなく、全員集合
満席とのことで運良くビジネスクラスにてシドニーに向かう

29日 日 シドニー到着
おみやげ用のデジタル顕微鏡など税関の問題もなくスムースに通関
早速ボンダイビーチへ
その後、サーキュラーキュでハーバーブリッジやオペラハウスを見学

HSC
こちらは大学に入るにの12年生でのhigher School Certification テストが課せられる
共通一時のようなもので年に何回かに分けて実施される。
このテストの点数によって全国の大学に振り分けられる、オーストラリアには私学ボンド大学が1校のみ。
 大学によって難易度が変わるのではなく、学部によって難易度が変わる。


3日目 3月1日 
昨夜寝れなかったこともあってぐっすりねむる。
朝一番はキララハイスクール
校長が迎えてくれ、簡単な挨拶、進め方がうまい、簡単な説明のあと、質問を受けながら訪問の目的と参加者の興味を探る。
 ガイドとして5人に一人ずつの高校生をつけてくれる。非常によく日本語のできる生徒さんたちだった、「母親が日本人ですから。」「日本に興味があってよく行きますので」
それにしてもパーフェクトな日本語だ。
 ブロックごと教科が分かれている。科学の棟、語学の棟、訪問が伝えられている様でどの教科も教室に迎え入れてくれる。
化学 15人が大学に向けての授業を受けていた。試験管を持ってのPHの実験だった。
情報 教室周りにそって20台のパソコンが設置してある。州政府からの配布さらには父兄からのドネーションでそろえているという。
 プログラミングの授業であった。担当に先生に聞いてみると何よりも授業で使いたいが使えない先生が多いという。「パソコンの必要性は皆さんがわかっているようなんですが」
校長も50歳過ぎの教員の研修がテーマだという。
インターネットの接続は2Mのケーブルでつながっている。スピードをみてもそんなには悪くない。

帰りがけに校長が是非聞きたいとことがあるとやってきた。
「日本では40歳以上の先生の研修はどうしているんですか」韓国は3年で1回筒必ず研修があることや、40時間以上の研修をシンガポールなどは課しているとの話をした。
日本ではコンピュータの活用が重要となりつつあり、研修制度も教育委員会ベースで進みつつあることを知らせた。
 この国オーストラリアは広大である。人は散在している、ネットワークの敷設には線を張らなくてはならない、採算性から難しい。それでもシドニー都市部はケーブルなどを活用して高速化を図っている。 活用する先生はまだまだ少ないようである。
 この学校のネットワーク担当の先生は「引き抜かれないよう」校長は注意しているという。

午後 ノースブリッジ小学校
 皇太子殿下ご夫妻が1昨年12月にこの学校を訪問している。ノースショアという地域はいわば高級住宅地である。こじんまりとして落ち着いた学校である。
最初に小川先生の授業を見学。理科で環境教育に取り組んでいる1,2年合同のクラスだ。
身の回りの人工のものを調査するということで、インディアナちゃんが案内してくれる。6歳である。「あのバスケットゴールのむこうはゴルフ場だから人工物だよ」とかわいい英語で案内をしてくれる。
 少し進んでははにかみながら説明をしてくれる。学校の倉庫や手洗いば次々の説明してくれる。
 「写真を一緒に撮ろうよ」というと「帽子はとった方がいい?」「ちょっと待ってね」と髪を整える。一緒に写真を撮る、少々おしゃまな側面を見せてくれた。
 その後この子たちの案内で「職員室」に帰る。

ランチ
 学校長代理の挨拶。校長は3ヶ月の休暇を取っているという。3ヶ月・・。勤続20年などの経験をするととることができるという。
 土産として持ってきたデジタル顕微鏡を贈呈。喜んでもらえる。担当はどうやら小川先生のようだ。この学校での昼食は父兄の皆さんの手作りである。日本のお母さんたちが煮染め、お赤飯、ちらし寿司でもてなしてくれた。お母さんたちと話していると地域環境もよく、ほとんどの人がこちらでの永住権を持っていらっしゃるとのことだった。


図書室に設置してあるネットワークや、パソコン、サーバーを見せてもらう。
パソコンは年回5台程度州政府からもらえるという、これは学校側が選べる物品のリストに入っているという。この学校ではすべて教室に3台程度のパソコンが設置してあり、おもに使用目的は「ブリタニカ」などのCDの活用が多いそうである。
ネットワークのスピードは128kbpsでインターネットにつながれているということ

日本語の授業
土井先生が1,2年生相手の授業をみせてくれた。
絵カードをしめし、これはなーにとリズムよく、しっかりほめながら進めていく。
蛇、うま、すいか、ももなどのカード。 名前をいった後その動作をする。すいかなら円形のスイカを食べるイメージで端から食べていくジェスチャーをする。楽しそうにはしゃぎながら・・。
 この絵カードの復習として、サイモン セイズのゲームがある。
土井先生がいいました の後だけ子供たちは絵カードの名前をいうことができる。「これはなんですか?」の質問の時には答えてはいけない。残念そうに、引っかかって次々と座っていく。
 次は前に出た4人程度のあたまに絵カードを持たせる本人は見えない。
自分で想像する。 「もも?」「ちがいます」前に出た子と座っている子とのやりとりが用意されている。交代の時には男子と女子が入れ替わり、前に出た子が指名権を持つ。
楽しくどの動作も力一杯取り組める工夫がなされている。ヅイヅイヂッコロバシ ゴマミソズイとリズムよくゲームをする。お手玉のように人差し指を順番に入れていく。

 よくほめ、よくアイコンタクトで全体をリードする。見事な指導力だ。日本語の授業もよかった。

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