はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2006年06月30日(金) 響く音楽

 七夕コンサートがあります。

毎年、楽しい企画を準備しています。

今年も「七夕」にこだわって企画しました。

その中でも、目玉は「お母さんバンド」
楽器のできるお母さんを巻き込んで1曲演奏します。

今日は数少ない練習日。
ホールに響く音色にとても癒されました。当日が楽しみです。



2006年06月29日(木) 変わった!

 年長さんのよさこいソーランの練習をみて
すごく変わったとかんじた。

 園外保育に行ったとき、「どうしよう!このままじゃいけない!」と
職員みんなで反省した。

 私たちのやり方を変えて行こう。

子供は、大人を見て育つ。
自分たちに甘えや慣れや過信がなかったか?

 とにかく、子供達を人として一人前にすることが
私たちの役目。

 大きくなっても、幼稚園の頃の性質を色濃く残しているのは
何もテレビが大きく伝えるまでもなく、私たちは知っている。

だから、「いま、この幼児期でないとだめなんだ」と意気込んでとりくんだこの1ヶ月。

そして、子ども達は確実に変わり始めている。

目つきがしっかりしてきた。
忍耐がついてきた。
前向きさが見えてきた。

「今の子供が弱いのではなく、子供をしっかりと教育できない大人が弱いのだ」と痛感した。

 運動会、子ども達はどんな表情で取り組んでくれるだろうか?

子ども達の変化を、大人が受けとめられるかも大きな課題かも。

よし!大人も変わろう。
 



2006年06月26日(月) ソーランの歌響く

 運動会ごっこをしました。
なんだかんだと、後2週間をきりました!!

今日は通し練習をしました。

大丈夫かな、少し心配。

今年は新しいことにも挑戦しているので、本番まで気が抜けません。

そんな中、年長児恒例のよさこいソーラン。
気合が入っています。

音楽の練習が終わってからも「先生!よさこいやりたいよ!」というほど、ソーランが大好きな年長さん。

だって、あこがれていたんだものね。

ソーランの声と、子どもの声と、先生の声が響くよさこいの練習。

本番をどうぞお楽しみに!



2006年06月21日(水) アイスクリームの歌

 アイスクリームの歌を歌っています。
夏も近いし、今日のような暑い日には、ぴったり。

 とても元気に歌っていたので「アイス食べる?」「食べたーい」

というわけで、今月のお誕生会にはアイスがでます。しかも、アイスの王様!

歌が生活とかかわり、生活から遊びが生まれ・・・そんな風にして暮らしていくと、楽しく思い出深く色んな学びができると思います。

 そうそう、去年も、手作りアイスを作る事になったり、近くのマーケットまで材料を調達に40分も歩いていったり、

生活する、とはそういうことですね。

 それが、「学び」です。



2006年06月20日(火) 一歩一歩

 運動会の練習もいよいよエンジンがかかってきました。
先生たちも子どもたちも一緒になって一つのものを作り上げています。

 4月からの様子を考えると、新入園児も在園児も
見違えるように大人になったと感じる瞬間。

 正直、うっかり涙してしまうこともしばしば・・

子どもたちの一年はとても大きくて、
昨年の様子を思い出すだけでも、「おおきくなったなあ」と1人感激するのです。

 今年は、縦割り保育になったこともあって
新しいスタイルも取り入れた運動会になりそうです。

 子どもたちと力を合わせて、本番を迎えようと思います。

一歩一歩その足跡を、どうぞお楽しみに



2006年06月16日(金) 終わりましたね

 今日で、ウェルカムデー終わりましたね。
いかがでしたか?

 お子さんも、幼稚園でがんばっているところ、
御覧いただけたと思います。

また、今日のビデオ参観でも、入園の初日から今までの成長がちょっぴりでもみられたなら・・・と思います。

 お子さんの意外な面も見えた方もいらっしゃるでしょう。
でもそれもお子さんです。
 いろんな面を認めながら、子どもの可能性を伸ばしていけたらと思います。
そのためには、園と家庭両方力と心を合わせて、行きましょうね。

また、お待ちしてます!



2006年06月15日(木) 明日一日

 ウェルカムデイズ、明日最終日です。

一番の混雑が予想されます。駐車場の事故にはご注意下さい。

 そして、バザーの準備会、ビデオ参観日がございます。
沢山のご参加お待ちしております。

 子どもたちの様子を見るポイントは、特別な活動よりも、普段の遊びにあります。友だちとの付き合い方、物の貸し借り、態度、言葉、発想力、持続力、集中力・・・がよく見えます。

 ぜひ、その辺をじっくり御覧くださいね。

それでは、明日、待っていますね。



2006年06月13日(火) いかがでしたか?

 今日はウェルカムデイズでした。
いかがでしたか?

 子どもたちの様子を見て、安心しました、楽しかったです・・・などなどお父さん・お母さんからお話をいただきました。

 よかった!

先生たちも、いつものように元気に保育できました。

 子どもの話だけでは分からないことも、実際に御覧いただくと納得していただけると思います。

 あと、3日ありますので、どうぞお越しくださいね。



2006年06月12日(月) ようこそ

 明日から、ウェルカムデーです。
子どもたちの様子を御覧いただく日です。
(保護者の方以外は、参観できませんので、あしからず)

 子どもたちは楽しみにしていることと思います。
 先生たちは、ちょっぴり緊張もしているでしょう。

特別なことでなく、いつもの姿をお見せしたいと思います。

それにしても、4日間、きっと気疲れはするだろうな。

親御さんは子どもを見ているんだろうけど、
沢山の方が来園するだけでも
結構気を張るものですから・・・・

おりの中のチンパンジーの気持ちです。

 とにかく、楽しく過ごしたいと思っています。
どうぞ、よろしくお願いします。



2006年06月08日(木) 光の方向をみて

 幼稚園の活動に、様々な意見がある中で、
いつも光になってくれるご意見、ありがたく感じます。
 
 ショックな意見にどうしても気をそがれがちですが、
ありがたい意見に、いつも励まされます。

 ありがとうございます。本当に、助けられています。

じっと見守ってくださっている方も、気づいています。本当に感謝します。

大人同士が、見守ったり、助け合っていく幼稚園なら、
子どもも良く育つはず。

 子どもたちに背中を見せていきましょう。

仲良くすること、相手を思いやることの大切さを。

ダークサイドをみれば、吸い込まれてしまいます。
光の方向をみて、こんな世の中にも、いいことだってたくさんあるのです。
その思いが、きっと良い未来を作り出すと信じます。

明日は、ママ磨き会です。ママを楽しみましょう!



2006年06月07日(水) 大変ですか?

 最近、耳にして??と思うこと。
幼稚園で、保育料の納入日を「10日」と決めたのですが、
「先生、それは大変です。」といわれました。
「今までは、10日までだったのに、厳しすぎませんか?」というのです。

これには、ちゃんとわけがあって、今までは「10日まで」で、10日前後に納入していただいたのですが、だんだんいつでも良いという風に変わってしまって、その月の保育料が、その月のうちに集計できなくなってしまったのです。
 
それで、幼稚園側が、期限を守って欲しいと何度もお願いしなかった責任もあると思い、10日と期限を決め、お伝えしました。

 ほとんどの方は問題なく変更してくださいましたので、「大変です」といわれて、戸惑いました。

 小学校でも「集金日」が決まっているといいますし、お金のことですので期限を守っていただくことも必要かと思ったからです。

皆さんはどう思われますか?

 それぞれに、「自分なりの理由」と「事情」があるのでしょうが、それは幼稚園にもあることで、事情の競い合いをすると、きりがなくなります。

 何かを「大変」と片付けてしまうことにも疑問を感じます。
今の子どもたちがまさにそうだから。

 新しいことに挑戦してみない?と持ちかけても「えー大変そう」の返事が返ってくること多く、がっくりしてしまいます。
 子どもの世界は新しいことだらけ。すべてが「大変」ではね・・・

厳しいですかね?はなこせんせい。



2006年06月06日(火) お願いたすけて!

 最近、気になっていることにいよいよ取り組むことにしました。
子どもたちの構造改革?!です。

 返事は返ってこない、話をすると、変なところで笑う(人を笑う)姿勢が悪い、すぐに疲れたという・・・などなど。

 気になっていましたが、徹底して取り組む必要を感じ、始めました。

 今日だけでも、少しはよくなったように見えますが、継続して身に付くことが大切なので、園児も先生も根気が必要です。やるぞ!

 そして、保護者の皆様にもお願い。家庭でも挨拶、姿勢を正すことにぜひご協力いただきたいのです。
 園と家庭両方でできて初めて「身に付いた」ことになります。

 今日、短大の先生が園にいらっしゃいましたが、大学でも就職のためにと、まずは挨拶の練習から始めるそうですが、なかなか身に付かないそうです。

 やはり、歌と一緒で子どものときに覚えたものは忘れないものです。

子どもたちに財産を持たせるつもりで、ぜひご協力下さい。

はなこせんせいの切なるお願いでした。



2006年06月01日(木) 届いているのか空振りか・・

 最近、考えることがありまして、
実は昔から、気になっていたことですが。

 幼稚園は誰に向かって発信していくのか?ということ。

当園では、子供に。が一番です。子供のためにいま何が一番良いのかを考えて、日々過ごしています。
 
でも、最近は教育の世界も「サービス」重視になってきています。
ここで、誰へのサービスか?と悩んでしまうのです。

保育園のサービスは、ほぼ大人を中心としています。保護者がいかに良く働けるか。これは、保育園の創設のもとになる考えですから、当然です。

幼稚園は・・というと、子供への教育をするところから始まっています。
ですから、子供優先というか、子供の成長のために何をすべきかという考え方。

ある、保育者向けの講演会で「今や保育も利用者満足が必要です」といわれました。そのときに「利用者とは誰を指しますが?子ども?保護者?子どもにとっての満足が(例えば、お母さんといたい)保護者にとっての満足にならないことも(少しでも長く見ていて欲しい)あったときはどうするのですか?」と質問したら、答えがでませんでした。その講師は「そうですよね・・・」とかんがえてしまった。

 皆が満足する方法なんて、そんなにいつもあるものではないと、今なら分かるのですが、そのときは、白黒はっきりさせたかったのです。

幼稚園でも、子どもはもちろん保護者にも満足して欲しいと色々にとりくんでいますが、自分のなかで、「本当にこの思いが届いているのかな?満足してもらっているのかな?」と考えてしまいます。

それとも、考えすぎで、全体が見えなくなっている?
はなこせんせいは、子どもを喜ばせるのが大好きで、手品とかお話とか、色々するのですが、同じように保護者の方にも何か喜んでもらいたいのです。ご縁のあった中ですもの。
この幼稚園でであって、よかった、楽しかったと思えるように。
おせっかいなのかな?

すいません、長くなりまして、それが最近考えていることです。


 < 過去  目次へ  未来 >


はなこせんせい

My追加