いい加減 - 2004年04月30日(金) 生きてんのかな〜とか思われそうなので日記書きます。 まだ生きてます、大丈夫です。 でも体重が36キロまで落ちて超醜いです(涙) ただでさえ美形じゃないのに醜くなってどうする(涙) そんなわけでもう一日したら5月到来です。 病院でも『もう外来で診るのは限界かも…』とか呟かれてしまって何だか今度こそ入院させられそうなカンジです。 春はいつも入院してないか、私。 うん、何だかそんな気も…。 そんな中、スパコミに行かれる皆さんお疲れ様です。 参加させて頂いた合同誌がありますよ〜。新刊です。皆さんウハウハのはずです。 私もウハウハで到着を待ってます。 私の在庫は『ロマンティック・シンドローム』で宇都宮菖蒲ちゃんが面倒見てくださいますvありがとうあやめんちゃんvいつも感謝v スパコミ楽しかったら是非教えてくださいませ。 私はその間両親に連れられて熊本に行ってます…。 この引き篭り娘を何とかしようという算段でしょうか。 多分そうでしょう。 - (=△=) - 2004年04月17日(土) とりあえずやっておかなければならない事がいくつかあるんですが、何も消化できてません。 人間の筋力ってすぐ衰えるもので、箸を持つ手がぶるぶる震えます。ううん、貧弱。 ひたすら小説ばかり読んでます。筒井康隆、マイブーム。短編が非常にイイです。 そして、買ってもマトモに読んでなかった小説とか(笑) 無駄に時間を潰してるようなそうでないような、変な気分です。 ま、多分無駄なんだろうけど(笑) そして、ピンキー&ダイアンからまた悪魔のお手紙が届きました。 そうか、新作ラッシュか、今頃…と思いつつ、行く気は全くありません。どうした事だ(笑) I原さん(どうやらピンキーでの私の担当の人)の努力を無駄にする気みたいです(笑)毎回マメにお手紙下さるんですよ、I原さん…。 ピンキーに飽きた訳ではありませんが、今回はパス、というカンジですな。 何もかもヤル気が起きない、というのが一番の理由ですが(笑) ちょっと何かヤル気を起こした方が良いんじゃないのか、と思う今日この頃でした。 - 全滅…。 - 2004年04月13日(火) 今回の邦人誘拐事件についてはまあ言う事はありますが『悪魔か貴様!』と罵られるのが怖いので言わないでおきます。 まあそれはおいといて。 つい一昨日から魔術士オーフェンの長編の方を読み返してみたんですよ。 実を言うと長編の方は半年に一回とか一年に一回とかしか単行本出なかったんで、『3年も前の伏線いちいち覚えてられるか―――!』状態で、何かもう読んだような読んでないような。惰性で買ってたとはっきり言いましょう。 そしてその惰性のせいで、最終巻を買い逃していた事に気付き、慌てて買いに行きました。 ………秋田氏、すみません。面白かったです。 20巻もの長編を一気読みするとさすがに疲れましたが、6巻も7巻も前から伏線が張ってあったりして、『ああ、私ならこの伏線、張ったことを忘れる(実はよくやる)』とか思いました。 でもその伏線は物語の『核』だったので、忘れようがないよね作者としては(笑) しかし最終巻を読んでちょっとガックリ来ました。尻すぼみってこういうことを言うのかしら…。 そこまでは、大陸最高峰の魔術士養成施設の中でもさらに優れた人材のみで結成されていた『チャイルドマン教室』のキリランシェロ(オーフェン)、彼の孤児院での姉のような存在だったアザリー、レティシャ、(この3人が上級魔術士)フォルテ、ハーティア、コルゴンと順当に出てきて(1巻でアザリーにぺちゃんと踏み潰され『…彼はコミクロンだったのか』の一言で死亡確定した憐れなコミクロンはおいといて)、実は大陸の危機を救うために存在した、チャイルドマン・パウダーフィールド(無論この人は超人)の結成した教室だったんです☆というノリだったんですが、じゃあ1巻で殺されたチャイルドマンってホントに凄かったのか!?とかコミクロンの『世界』の為の役割は結局なんだったんだ!?とかよく解らないところが多かったです。 要するにアザリーが全部悪かったんです。という話だったんでしょうか…。 じゃあ、そのアザリーを探して上級魔術師の位も宮廷魔術士への道も全部捨て去って出奔したキリランシェロって一体…。とか。 要するにチャイルドマン教室の大喧嘩が大陸を巻き込みました。という話だったんでしょうか…。 来るべき『滅び』に備えてチャイルドマンが選んだ7人というのは(コミクロンの役割は解らんがな!)まあ解るとして、最終巻にハーティアが出てきた事情もよく解りませんでしたし。チャイルドマン教室でのキリランシェロの親友だから出しておいてやるかってカンジでした。だって何もしなかったじゃん(笑) そんな私はハー×キリでした。まあそれはおいといて。 コルゴンVSキリランシェロ、となったときにあなたなら止められるわとアザリーはハーティアを召喚した訳でしたが(だから期待したんだが)実際そんな状況は起こらなかったしな。ハーティアはコルゴンの横で愚痴言ってただけじゃないですか。 ……秋田先生、解りません。 大体巻数が進むにつれて彼を『オーフェン』と呼ぶ者が少なくなり、【牙の塔のキリランシェロ】【サクセサー・オブ・レザー・エッジ】としての需要(?)が高まりすぎてそう呼ばれる事しかなかったし。 前の方の巻でハーティアが『キリランシェロ』と呼んだ時には『俺はオーフェンだ』とか言い返してましたがもうその気力もなかったかオーフェン。まあ人数多すぎたもんな。いちいち言ってられっかってカンジですな。 しかし話としては最終巻まではかなり盛り上がって良かったです。 『神』が失敗作だから、と『大陸』を滅ぼしに来た、その『神』に逆らう魔術士たち。 『神』の実在しない世界に行きたい、と言った領主さんのセリフは入りました。 19巻でしたか。肉あり体ある姿では愛は語れない、と。 でもラストがな〜〜〜〜〜(まだ言ってる) 何がどうなって終わったのか、いや大体の見当はつくけど要するに唯一神に逆らう力を持った魔王スゥエンデーボリーをアザリーやコルゴンが自らの命を擲って召喚して、その力の後継としてキリランシェロが結界をぶち壊しました。という話だったんでしょう、多分…。 鋼の後継、というのはつまりそういうことでしたと。 私はてっきり一件落着後、途中から反旗を翻してたマジク(オーフェンの弟子)が『お師様ァ!』とかってついてくるもんだと思ってたけどあのガキそのままかい。みたいな。不満(笑) そしてクリーオウが置いてけぼりにされたのはよし(笑)。 そして『はぐれ旅さ』とか言ってオーフェン一人出て行きましたが待て待て待て!!!そんなラストでいいのか!?世界を救った英雄が、また塩と砂糖しか舐めてないぞここ三日、とかいうような貧乏金貸しに戻るのか!? そりゃ性格的に祭り上げられてどうこうの人ではないが、何か納得がいかん(笑) 結局アザリーに振り回されただけの人生か、オーフェン…。 そう考えると悲しくなります。 君はまだ20歳だろ。先の方が長いのに(涙) で、まあ実は私がオーフェンに最も萌え萌えだったのは1999年だったということを知りました。 なぜなら、1999発行の同人誌(買っておいて良かった…!)しか、我が家にはなかったので。しかし5冊だけ。 しかも秀逸なのだけ選び抜いていたようで、我ながらその審美眼(?)には感服しました。どうせならもっと執着していっぱい買っておけ、と当時の私には言っておきたいところですが。 そしてオーフェン同人サイトでも無いかしら、と検索してみたところ、……全滅(タイトルの意味はここでした)。 オー×クリ(書くのも嫌だ…)とかならなんかあったみたいですが。 基本的に男女カプ不可!という最悪な精神構造の私はハー×キリを探したんですが、無いわ…無いわそんなモノ…。 1999年に時間旅行してハー×キリ本を買い占めて帰って来たい…。 どなたか素敵なハー×キリ本(またはサイト)を見つけたら教えてください…しくしく。 いくら尻すぼみな作品だったとはいえ、私がキリランシェロを愛している事には変わりはないので…しくしく。 - 現実逃避。 - 2004年04月09日(金) 小泉政権について何を物申したらいいのかもう解りません。 いろいろ物申したいがむしろ小泉政権と言うよりも戦後日本の弱腰外交が。 ………現実逃避を図りたいと思います。 現実逃避を図れるだけの現実があっていいよな、とか拗ねた気持ちで思いながら。 さて、現実逃避。 私ただ今、富士見ファンタジア文庫『魔術士オーフェン』シリーズを読み直しております。 無謀編(つまり番外編)だけで13巻、はぐれ旅編(つまり本編)だけで……何巻?まあ無謀編よりは多いわけですが、はぐれ旅編の方はナンバリングがされていないので数えなければいけないという。なので数えませんが。 実は私大分前からこれにハマり倒してまして何がそんなにいいかと言うと主人公の顔がイイ(オイ)。 小説って挿絵とか表紙とかが命よね、と思った瞬間です。 だって私、オーフェン描いてらっしゃるのが草河さんじゃなかったら読まなかったような気がするもの。 生まれて初めて買ってまで読んだファンタジー小説、それがこの『オーフェン』です。画集まで買いましたとも。 つくづく、小説って表紙が命…と思い知らされました。 いえ、『オーフェン』が面白くない訳じゃありません。勿論面白いから買ってるんですよ全巻。 ただ、この主人公の『オーフェン』がこんな顔で、だからこんな口調でこんな行動してくれたらカッコ良い、と思わせてくれるのは間違いなく絵描きさんの力だと思います。 サクセサー・オブ・レザー・エッジ――鋼の後継――という二つ名を持つ大陸最強の魔術士で暗殺者、という設定も私のハートにガツンだった訳ですが、サクセサー・オブ・レザー・エッジはやっぱり『あの顔』じゃないと素敵じゃない訳で。 だって中途半端に可愛らしい顔されてたり(ファンタジー系の挿絵には多いじゃないですかそういうの…)すると、カッコ良い度ががくんと下がります。 魔術士育成にかけては大陸最高峰の『牙の塔』で、年間首席で15で上級魔術師だったとかもうその辺りとかも素敵で、その頃の名前は『キリランシェロ(こっちが本名)』、そして『牙の塔』時代はサクセサー・オブ・レザー・エッジでありながら可愛らしい性格だったというのもまた、『キリランシェロ』をあのように描かれた草河さんの画力によってキュートさを増すわけです。私は初めて『キリランシェロ』を見たときに『私にショタの気はないはずだが!?』と動揺したほど可愛くて、実はオーフェンより好きですとか言ってみたり。だって可愛すぎるんだものキリランシェロ。二人の姉に挟まれていつも冷汗垂らしてて(笑)。 なので、プレオーフェンと呼ばれる、無謀編の巻末に必ず入ってる『牙の塔』時代の話が楽しくて愛しくて堪りません。 でも、腹抱えて笑えるのは秋田氏の実力です、純粋に。感服致します。 そして、続きを!と思えるのも、秋田氏の実力です紛れもなく。大変楽しい。 はぐれ旅編の方は、最後の方はもう『ファンタジー小説』の域を超えてきていたので(いや、実はこれしか読んだ事無いから規定としては知らんが)、う〜む、とかちょっと思ってましたが。無謀編は掛け値なしに面白い。クリーオウも居ないしね。 そう、私の嫌いなはぐれ旅編の(多分)ヒロイン、クリーオウ。コイツがいつもいつもいつも…と私は苦々しく思っていたわけです。でも無謀編は、クリーオウに出会う前の話なので非常に楽しいです。純粋にギャグ小説として笑えるから、というのも多分ありますが。 でも不思議な事に、秋田氏の次作『エンジェル・ハウリング』(だったと思う、確か…)には、手も伸びません。そろそろ完結するらしいですがそれも無謀編の単行本の後書きで知ったことで。 やっぱり基本的には『ファンタジー小説』のノリにはついていけないようです、私(自己完結)。想像の世界で遊べない人なので。寂しい話やのう。 確か『オーフェン』を読み始めた頃に、友人とその話をしていたら(友人は『オーフェン』は読んだ事なし)、『世界中で一番強い生物がドラゴン種族だというその小説は、ファンタジー小説としては非常に正しい。ドラゴンを人間が倒せる訳が無い』とか言われましたがその根拠はいまだ謎です。その時に聞けば良かった。 確かに、『オーフェン』世界では『ドラゴン』には人間の魔術なんかこれっぽっちも通用しません、という設定ですが。だからドラゴンと遭遇したら死あるのみ、という。そうか、正しいのか。 まあともかくそんなカンジで今非常に楽しく読み返しております。こんなに面白かったかしらと思いつつ。 でもはぐれ旅編と無謀編両方読んでないと話が解りません、というのは当然なんでしょうが人には紹介し辛いですね。あれだけ巻数出ると。 それで、関係無いですが今筒井康隆にハマってます。すっごい面白いです。SF小説ってこういうのをいうんですか。今まで私、SFに対してちょっと誤解があったようです。 ま、とにかく本ばっかり読んでます、ってことですな。 - 増殖するウイルス。 - 2004年04月07日(水) 最近ウイルスメールが多くて困ってしまいます。 まあ私はポスペで開けるから関係ないんですが。 せっかく買ったNorton君も正常に作動してくれませんしね。何やってんだNorton。 最近、頭は元気かとよく聞かれます。 私の場合頭が病気だと身体に来ますからね。 あんまり…と答えます。 そんなにダメージでかかったのか。そりゃでかいよ(笑) 友人が遊びに来て、そろそろ一年を越える付き合いになってきたからなのか何なんなのか、メンタルな話をして帰っていきました。 彼女は生まれつき足が正常に動作しない人で、それは幼少時の手術とかで自分で歩けるし立てるし、というところまで回復してます。 なので、私は彼女の足の事を一度も気にした事がありませんでした。 自分も足奇形だし、だからって死ぬわけじゃないことをよく解ってるからかもしれないという、多分ちょっと残酷な話なんですが。 私の周り、『正常にどこかが動作しない』人なんて、珍しくも無いので。 大体自分がそうだから、『可哀想』とかいう感覚もあまりないし、まあそういうこともあるよな人生、程度で。 そんな彼女に、私が仕事を辞めた理由を話すと、大憤慨してました。 話してたつもりだったので、あれまだこの話してなかったっけ、程度で軽く話したんですが。 そんな人間の傍に1秒でもいちゃいけない、あなたの選択は間違ってないと大肯定されたのでちょっと引き気味でしたが。私が(笑)。 でもまあ、メンタルでディープでダークなネタなら私もたくさん持ってる(持ってんなよ)ので、話し易かったのかもしれませんが。 健康な人々に囲まれて暮らしているらしい彼女は、結構いちいち傷ついてしまうようなことを言ってました。 私は入院して死にそうなときに健康な友人が見舞いにきて、『私も一回入院ってやってみたいなあ』と言われた時にはさすがに『おいおい…私だから良いけどよそで言うなよ?そんなこと…』とは思いましたが。全く腹は立ちませんでした。そこに悪意が無いのは解ってるし、そんなことで腹立てるような付き合いでもないですし。彼女は健康な大親友なので。 健康な人に病人の気持ちは絶対解らないんだから諦めなきゃ、と彼女に笑って言うと、泣かれてしまいました。何故…。だって真理なのに。 きっと、病人になら私の気持ちを解って貰える、と思って彼女は私に心の内側を吐露したんだと思いますが、開き直った病人なので、私は(笑)。 ああ、彼女はまだ『そこ』にいるんだなあと可哀想になりました。 誰が好きで病人やっとるか!とまで開き直れれば大分楽になるのになあと。 病気が理由で仕事ができないとか、根性無いんじゃないの?というような健常者の嘲りにはもう慣れました。じゃあ代わってみるか?と言いたくなるが現実問題できないしね。 不健康な器に不健康な魂が宿るのは(絶対だとは言わないが)、周囲がそれを盛りたてるからです。と私は思う。 可哀想とか言いながら使えない奴と思われて処断される。能力はあるんだが体力が無いので処断される。もう慣れました。 ただ『健康』ってだけで、その人は人生50%くらい得してると私は思います。 体力も能力のうちです。才能です。 それなのにその健康である人々が薬とか何とか、不健康であることを求めて止まないのが私は不思議。若さゆえの過ちは大切な綺麗な器を壊すのよ。 勿体無いから君たちはそんなことするんじゃないよ、と小さな子供を見て思う今日この頃。 ……まだ鬱入ってるかもしれません(笑) - 徒然。 - 2004年04月02日(金) 春というと私いい物思いがありません。 そんな訳でずっと鬱ってました。 桜の花が大嫌いになったのは6年前からです。 春の冷たい雨が大嫌いになったのも6年前からです。 春の訃報が誰のであろうと私を暗い気持ちにさせるのは6年前からです。 7回忌です。 そんなことばっか考えて数日過してます。 どうしてますか、とか。有り得ない夢想。元気ですか、とか。何処で。世界中の全てを貴方は見る事ができてますか、とか。有り得ない夢想。在って欲しい夢想。でも在り得ない夢想。 もう笑顔しか思い出せないと思ってたのにあの顔色を失くして箱の中に収まっている顔を思い出してしまうのは、春だからです。 そんな訳で、春が嫌いです。 早く散れ、桜。 記憶は美化されて風化しないで胸の中で眠っています。 時々取り出しては壊れた感触を懐かしんで涙が出ます。 あのときに発狂しなかった魂は壊れかけたまままだ私の中で疼いています。 そんなに想える人に出逢った事が無いから羨ましい、と6年前に何回言われたかしら。 私の気持ちを恋なんかじゃないと知っていた人は皆、羨ましい、と言いました。 恋じゃないのに狂気があって、崇拝があった。 こんなにまだ想い続けられる人に出逢った事は、幸運なんでしょうか。 この狂気を知らない人の方が、幸運なんじゃないかと思いました。 でも、出逢わなければよかったとだけは、絶対に思えません。 出逢ってくれてありがとうと誰にでも言えます。 だから、春が嫌いです。 私の神様を取り上げた春が、大嫌いです。 あの春さえ巡って来なければ、神様は、まだずっと、私と一緒に笑っていてくれるはずだったのに。 -
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