重 い 月

も く じま えあ と

2008年05月28日(水)  『山のあなた 徳市の恋』

この映画の感想を一言で言うと、“恋は盲目”…?

勘が鋭い筈の徳市さんの勘が鈍って来る…。
橋の上でぶつかりそうになって、福市さんに「お前が人に突き当たるなんざ、珍しいこっちゃ」と言われちゃうし、「目明きの目はごまかせても、私の目はごまかせない」と自負している、“人を見る(心の)目”なのに、と〜んだ勘違いをしているし…。
“恋は盲目”なんだなぁ…、と言うのが1番の感想です。

映像(景色)も凄く綺麗だし、徳市さんの剛くんは、今迄に見た事のないタイプの人だったし、とっても良かったです。
ビジュアルは期待してなかったけど(失礼!)、一つ文句が有る!

何故、徳さんは入浴シーンが無いんだ〜〜〜?!
水泳未遂シーンは有ったけど、短かったしねぇ…。
しかし、あの泳ごうとした時の気持ちが、「死んでもいい…」という程、思い詰めて居たとは、思いませんでしたわ。


一つ驚いたのは、研一少年が「オッケー!」と言った事。
当然あの台詞も、70年前と同じな訳でしょ?
戦争になってからは、“敵の言葉”だから使ってはいけない、ってなったけど、この頃は戦争迄には間が有るから、大丈夫だったのね。
でもまだテレビも無い時代なのに、どうして覚えたんだろう?
真太郎おじさんが使ってたのかしらね???


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2008年05月25日(日)  招き猫・鬼塚トラ様に、感謝!

(25日付けで更新しますが、実際は6月8日です。
メールで書いたものを+−しました。)



23日の『瞼の母』をお誘いした方が、北海道からわざわざいらっしゃるので、出来れば24日の『山のあなた』の六本木の舞台挨拶にも行きたいと、チケット取りにチャレンジするも玉砕…。

石井監督とマイコさん、“他”が登壇予定という、テアトル新宿での舞台挨拶のチケットの方は運良く取る事が出来たので、私も一晩泊まる事にして行って来ました。


内心、期待してました。
監督、マイコさん、“他”となってたし、もしかして…?と。
でもねぇ、まさかねぇ? そんな幸運ないよねぇ…と、期待し過ぎないように自分に言い聞かせてました。

所々、空席の有る映画館で上映が始まり、途中で入って来る人も居ましたが、映画が終わってから入って来る人達も居て、ひょっとして六本木とかけ持ち??? 何て運の良い人達なんだろう?と思っていると、『山のあなた』の法被を着た映画館の人達の他に、スーツ姿の警備の人達?が、通路を固め始めました。

監督とマイコさんだけでこんなに厳重にするかしら?と失礼な事を思いながら、期待が膨らみました。
そして、司会役の軽部アナが登場し、監督とマイコさんを呼び込みました。
やっぱり2人だけか…、と思った所で、剛くんが登場!
勿論、凄い大歓声!! 割れんばかりの大拍手!!!
私、嬉しくて涙が出ちゃいました…。(;O;)
お芝居の時とSMAPのLIVE以外で本物の剛くんを見たのは初めてでしたから。
剛くんとマイコさんの服装は、『王様のブランチ』や『Sma STATION!!』で映った六本木の時と同じ。
石井監督は、法被を着て髪を後ろで一つに縛ってました。
そして、朝起きたら15分前だったとかで、六本木の1回目を欠席した事を暴露されてしまい、剛くんにも叱られてました。
六本木では、報道関係のカメラが入ってたのは1回目だけだったので、監督がどこにも映らない事になるんだとか…。
(確かに、全く映ってませんでしたが)

演技初挑戦のマイコさんについて聞かれた剛くんは、監督が適当に言った(?)「100回見て」を真に受けて本当に100回見たり、前もって所作等を含めて訓練して撮影に入ったので、「初めから立派な大女優さんでしたよ」と言った後、「大女優?」と自分の言葉を聞き咎め、「大女優じゃないですね、初めから立派な女優さんでした」と訂正してました。

自分は、監督とは付き合いが長いので、「100回見て」を「右から左に受け流してた」そうです。

双眼鏡で覗いたら、何だか目が赤かったような気がして、寝不足なのかしら?と思いました。
剛くんは、自分が話していない時は客席を見渡してる感じでした。
(テレビで流れた、六本木の舞台挨拶でも同じポーズでやってました)

挨拶が終わるとすぐに出て行く人達を見て、出待ちでもするのかしら?と思いながら、私は放心状態で座ってましたが、しばらくしてロビーに出ました。
そこで映画のチラシがいっぱい入ってるラックに、可愛い猫ちゃんの写真を使った物が有ったので、それを取ろうとラックに近付いたら、誰かが「来た!」と言ったので、「へ?」と思って視線をあげるとラックの向こうに剛くんがっ?!
ひえぇ〜〜〜っ!

ちょうど帰って行く所だったんです。
私服なのか、着ていたのも白地にプリント柄のTシャツとカーキ色のジャケットに着替えてました。
(下はラックで見えず)
笑顔で手を振りながら、通って行きました。

もうとっくに帰ったと思ってたし、そんな所を通るなんて考えもしなかったので、本当にびっくり!
後で一緒に行った方に聞いたら、その方は私より後ろに居て、チラシのラックを衝立のようにした向こう側に警備の人達が並んでて、出口の辺りにファンの人達が固まってるのに気付いてたそうです。
でも私には可愛い猫ちゃんしか見えてなかったんですよ。(^_^;)
猫好きで良かった〜〜〜!


後でそのチラシをよく見たら、大杉漣さんが主演される映画でした。
何かの番組で見ました。
大杉さんが、共演者の猫ちゃんにメロメロで、映画の撮影が終わったら自分の家で飼いたいと、ご家族を説得されてるとかって。
(どうなったのかしら?)
大杉さんの共演者なんて、剛くんとも縁が有るわね???

ありがたい招き猫様はこちら↓
http://nekonade.info/
(ごめんなさい。携帯からなんで、リンクに出来ません…)


でも本当に奇跡的なタイミングだったんですよ。
映画が終わってすぐに席を立っていたら、もう外に出てしまっていたでしょうし、もう1分早かっただけでも、チラシを取って、反対方向の出口の方に向かっていて、誰かの「来た!」の声でそっちを見ても間に合わなかったと思うんです。
本当に奇跡的…。


これでテンションが上がった私達は、当日券を狙って劇場に行く事にしました。
一時は並ぶつもりだったけど、六本木の1回目を見た人達がその後並ぶだろうから、きっと無理…と思って行かない事にしてたんです。
でも、行って大勢並んでたら諦めようと決めて、3:30頃劇場に着いたら、10人居るかどうか。
え〜っ、これだけ?って拍子抜けしたぐらい。
そのまま6時迄並んで、24日も見る事が出来ました。

本当に運が良すぎて、信じられないぐらい幸せでした。


そうそう、24日の『瞼の母』、忠太郎さん、1回噛みました…。
『スマステ』では、声が嗄れてましたけど、舞台の時は気付きませんでした。
金曜日も朝から『めざまし』で眠そうだったし、目の下にクマが出来てるみたいだったし、この2日間はさすがにお疲れだったのかも知れませんね…。


テアトル新宿の方の舞台挨拶は、やはりどこもやりませんでした…。
『チョナンカン』の手持ちカメラぐらい居なかったのかしらねぇ…。


 .
2008年05月15日(木)  良い声だぁ…。

12日、瞼の母見て来ました。
草なぎ剛、頑張りましたよ〜!
良くやりましたよ〜〜!!

おばちゃん、嬉しいよぉ〜〜〜!!! (;O;)

あのカミカミ王子と呼ばれた剛くんが、一度も噛まず、声も嗄らさず、良く通る美声で明瞭に(歌舞伎などで言う所の、良い口跡!)、忠太郎を演じ切りました!

どれだけ練習したんだろう?
皆さんと一緒のお稽古だけでなく、自分だけでも相当練習したんだろうなぁ…。

もちろん、ただ噛まなければ良いって事ではないでしょうし、演出の渡辺えりさんに点を付けてもらったら、100点じゃないのかも知れないけど、私は、あの声(の使い分け)を聞けただけで、満点をあげたいと思います!

物語でも泣かされましたが、終わった時には、母のような気持ちになって嬉し泣き…。

天晴れじゃ!
ようやった!!




この後は、少し具体的な事を書きますから、自分が見る迄、細かい事は知りたくないと言う方は、さようなら〜。 (^^)/~~~





忠太郎が初めて登場した場面では、私が想像してた程は低い声じゃなかったんです。
(もちろん普段の剛くんの声よりは低いんですけど)
でもそれは、女性相手で穏やかに話してるからなんですね。
その後で、忠太郎達を追って来た渡世人達と争う時は、もっとドスの利いた低い声に
良い声だ〜

この弟分の家の場面で、まずホロッとさせられたのは、字が書けない忠太郎が、弟分の母親に手を取ってもらって字を書きながら、その母親の顔をじいっと見ている所…。
(照明も凄く良い!)

おっかさんていうのは、こんなに優しいあったかいもんなのか?とでも思っているのか…。

この間に、すごく可愛い声で喋ったな、と思った所がありました。
母を恋しいと思う気持ちが、忠太郎を一瞬子供にかえしてしまったのかも………。


その後、母親を探して歩く忠太郎は、女性には優しく話し、男性にはドスを利かせた声ときっちり使い分け

おっかさん・大竹しのぶさんは、さすがです!
荒っぽい渡世人にも動じない忠太郎も、おっかさんには勝てません…。
でも、この母にしてこの子有りで、忠太郎は母親似なのかも知れないな、とも思いました。


最後の場面で、忠太郎が「親は有るのか?」と尋ねるのが、NTTのフレッツフォンのCM(マコちゃんパパ)の時のお父さん…。
そういう事考えながら見ちゃいかん!と思うんですけど、やっぱり考えちゃう私を許しておくんなせぇ…。

その後の殺陣の所って、歌舞伎や新国劇なら「待ってましたっ!」と声がかかる所なんでしょうけど、“カッコよくない立回り”と、“人の命を奪う恐ろしさ”を観ている人に伝えようとお考えの渡辺えりさんの演出では、そんな事はあってはいけないんでしょうね。

でも忠太郎さん、ここでは手元を見ずに刀を鞘に収めてました。
別の場面では、ちょっと見てしまっていたので、私はカッコ良い〜!って思っちゃいました。

渡辺の姉御、堪忍してやっておくんなせぇやし…。



終わった後に1度袖に入って、出て来た時の歩き方を見た瞬間、剛くんの歩き方だ〜!って思いました。
それまでは全然違う歩き方をしてたんですよね…、忠太郎さんの歩き方を。

そして出演者一同、横一列になってお辞儀をする時には、タイミングを見たのか、左を向いたり右を向いたりしてるのが剛くんの仕草そのもので、終わった瞬間に忠太郎さんが抜けて剛くんに戻るんだなぁ、と感心しちゃいました。

でも考えてみたら、一昨年の舞台の時もそうでしたね。
可愛らしい義太郎さんだったのが、終わった瞬間にカッコ良い剛くんになってましたっけ。


剛くんファンの方達は、当然買われるでしょうけど、プログラムの中の、大笹吉雄さんの“草なぎ剛評(?)”は必読!
そこで名前が挙がった方の戯曲を、是非ともやって頂きたいです。

プロデューサーの大姉御、おねげぇしやすぜ!
2008年05月03日(土)  『山のあなた』『瞼の母』

◆『Sma STATION!!』
慎吾くん…、少し太った???

“月イチゴロー”では、『山のあなた』が1位になりました。
吾郎くん、ありがとう〜!
新旧の映画の映像を、上下に並べて出してくれて良かったです。
スロー再生して見比べちゃいました。
私は元の映像を見るのは初めてだったんですけど、意外だったのは、今の徳市さんより昔の徳市さんの方が髪が長めだった事!
剛くん、コボちゃんにしなくても良かったんじゃないの???

それと、当時と今のカメラの違いなのか?新作の方が、景色が幅広く遠く迄明るく綺麗に映し出されていて、カラーでもあるし、美しさでは勝っているんだろうな、と思いました。
映画、早く見たいです〜!

大下アナから、剛くんが吾郎くんにマッサージしてたと言われて、「あ、やってた!」「あっ、その為だったのかな?」と初めて気付く吾郎くん…。
「俺の事、好きなんじゃないのかな?」と思っていたらしい………。
その言葉を聞いている慎吾くんは、「僕はやってもらってないですぅ…」とちょっと淋しそう…。
大下アナも大江戸温泉で揉んでもらったのに、慎吾くんはしてもらった事ないなんて、可哀相ね〜。
ヤキモチ焼いて、スネちゃうかも???

慎吾くんも既に見たそうだけど、やっぱり剛くんと一緒に見たの〜???



5月になりましたね〜。
剛くんは、あと1週間で初日だから、お稽古も大詰めで大変なんでしょうね。
2日の『いいとも』、ちょっとぼ〜っとしてたのか、ドジ(ボケ?)連発でしたね。
寝不足なのか、お疲れなのか…。

頑張って〜〜〜!


私も、美容院に行って縮毛矯正と白髪染めを約6時間かけてして来たり(疲れた〜)、時刻表を買って来たり、準備してます。
(私の初日は12日で〜す)

以前の日記で、ラスト1週間ぐらいの公演で、チケットが余っていたら譲って下さいとお願いしてたんですが、日記を読んで下さってる方から譲って頂く事が出来ました。
1日2回公演の日だったので、追加販売の1階立ち見席に申し込んで取る事も出来(初の1階!)、2回とも見られる事になりました。
嬉しいです〜! \(^o^)/

先行で取った2回の分は、一昨年の舞台の時にチケットを譲って下さった方に伺ったりして、1回分はご一緒する方が決まったのですが、1回分がまだ決まっていません…。

しかも、大ドジが発覚!
慎吾くんの日だから、どうせ当たらないだろうけど、一応『いいとも』の観覧にも申し込んでみよう、な〜んて思ってたんですが、もう随分長い間申し込んでなかったので、希望日の1週間前が締め切りだと思いこんでて、2日の放送を録画したのを一時停止して葉書を書こうとしたら………、がぁ〜〜〜ん!
10日前必着だったのね………。(泣)

毎週『いいとも』を見てて、あのテロップは毎回出てる筈なのに、自分が申し込む気がない時は全然見えてないんですね。
我ながらびっくりしちゃいました。

まあね、出せてたとしても、どうせ当たらなかったと思うんですよ。
若くないと当たらないってウワサも聞くし、しかも12日は木村くんのドラマが始まる日だから、それを見越して普段の月曜よりもっと多くの申し込みがあるだろうしね。
(でも、せめて葉書は出したかったな…)

キャンセル待ちとかしても、無理だろうしねぇ…。
あ〜、ドジ!



も く じま えあ と

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