moonshine  エミ




2007年05月31日(木)  5月終焉。

今日も、ぱたぱた、いえ、ばたばた、うーんいっそ、どたばたとした一日。結局、23時過ぎまで仕事してた。

21時半ごろから、上司とがっぷり四つでの共同作業。22時半、ご不浄に行って戻ってきたら、彼が忽然と消えている。ま、彼の机上は、とっちらかったままなので、「あらー?こんな時間に買出しかしら?」といぶかしみながら一人でちょっと仕事してると、ほどなく、ローソンの袋を片手に帰ってきた。「はい、これ、あげる。」と差し出された袋から透けている缶の色が緑だったので、「ん?お茶?」と思ったら、なんとYEBISUのグリーン缶(ていうのかな?)でした。おおお〜〜〜! 粋な計らいである。さっそくその場で・・・は、あけませんでしたよ、いくらなんでも。帰宅してからいただきました。

結局、今月も、わけわかんないうちに過ぎていったという感じかな。時間外労働は90時間ほど。先月に比べると60時間減ったんだけど、それってまあ、低次元なお話。やっぱり、多いよねー。

まあそれはそれでいいとして、今日は、同期の退職日だったのでした。
彼女、7月に結婚するのです!!!
今日はあわただしくて、かろうじて花束は渡したものの、ゆっくり話したり、お別れを惜しんだりする間もなかったので、来月、あらためて会うことにしてます。
そのときまで、いろいろ思うことを書くのはもったいないからやめておく。
しずといい、彼女(まゆちゃん)といい、私の生活の中でとっても近くにいた人が、立て続けに結婚して、そして関東に行っちゃう・・・。
おめでたいことだから私もうれしいんだけど、やっぱり、なんというか、感慨深いものがあります。

でも今は、日本も狭いし、ケイタイも、ワールドワイドウェブってもんもあるし。
これからも密に連絡とっていきたいものです。

さ、それで、明日は金曜日で、私の仕事としては、実はけっこう重大な日にあたるのですが、有休休暇を取得してます。
東京に行くのだ。

今週、あまりに忙しくって、そんな実感ももてなかったんだけど、日付も変わる頃に帰ってきて、ビール飲み、パーティシャッフルで音楽流しながら旅装を調えてると、ちょっとテンション上がってきた。
丸の内、銀座、お台場、六本木・・・・などなど、予定してます。
楽しみだな。
ていうかもう2時になっちゃう。
明日の飛行機は、朝9時なのです。
ちゃんと起きれるのか? 実は不安です・・・。
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2007年05月30日(水)  あたしもクールになるお年頃。

陣内さんと紀香さんの結婚式でしたね。仕事のためちょっともテレビを見ることが出来なくて残念でした。それにしても、派手派手なああいう披露宴にも、なんの抵抗もなく、ただ興味津々な自分に年を感じました。会社の若い女の子は、おそらくどうにも説明できない反発感があったみたい。私も5年前ならそうだったろうと思うもんな。もちろん、「あんなん、なんも興味ないですよ〜」的なことを言う子に対して、自分のお年頃の主張を述べる気もさらさらなく、ただただ若さが眩しい。

結婚のお披露目っていうのをどういうふうにするか、ってのは、食べ物や着るものと同じように、とにかくひたすら個人的な価値観に基づいているもので、他人はそれに対して感想を述べることはできても、善悪とか正誤を判断することなんかできない、ってこと。年をとるにつれて、そういうことが実感としてわかってくるんですよね。

それはともかくとして明日も忙しい。大人になるって、年々、公の場で愚痴を言わないっていうか、寡黙になることなのかなって気がする今日このごろ。当然、やるべきことはきちんきちんとやるけど、それに対して不必要な言は慎むって意味です。がんばって働きましょう。そしてできれば、きれいに働きたい。涼しい顔してやることやる、ってのが大人のかっこよさよね。
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2007年05月29日(火)  I am a WOMAN.

うーん、今日は23時近くまで働いてしまった。で、帰ってビール1本。相変わらず男的生活よのう。ここでラーメンとかほか弁とか食べたい気分になったりもしますが、そこはやっぱり女子的に我慢しますの。今夜は納豆と野菜でしのぎました。がんばれ!もうひと息(のはず)だぜ、俺! 

こないだ、美容室で読んだOLさんターゲット的な雑誌に、最近よくある「正社員VS派遣 どっちがお得?!」みたいな特集があった。仕事をお得感で計ること自体、既に違和感はあるのだが。私は社会人になってからは正社員の経験しかなく、環境に大満足とは当然いかないまでも、極論すれば今の立場でOKで、派遣さんをうらやましいと思うことはない。それでも、やっぱりどきっとしたのは、「派遣のほうが、恋がうまくいく。」ってところだったね。やっぱり、オンナが男に時間を合わせるのが、スムーズなんでしょうなぁ。

ま、いいや。いや、よくないか。でも今んとこどうする予定もなし。早く寝ようっと。最近、帰宅後に田辺聖子さんの短編をひとつずつ読んでいる。女の心理にリアリティがあって面白いです。すごく共感できるとこをみると、生活パターンが男みたいでも、良くも悪くもやっぱり自分は女だなーと思う。
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2007年05月28日(月)  君と僕との間に永遠は見えるのかな

えーっと、水曜日から日記が空いてますね。日々、あわただしいと、「もう日記はいいや〜」なんて思うけど、あんまり間が空くと自分が読み返す楽しみがなくなっちゃうんだよね。

ということでダイジェスト。

●木曜日
仕事8時に無理やり切り上げて、急遽、会社の女の子3人で飲みに行く。3人が3人ともビール党。わぁわぁ喋る。

●金曜日
仕事8時に無理やり切り上げて、予定の飲み会、薬院の「串皇」にて。噂に違わず美味しくていいお店。閉店まで粘る。とはいえ、明日があるので、酒は控えめにして最後はウーロン茶飲んでました。

●土曜日
とうとう、しずりんの結婚式! 書きたいことは山ほどあるが、写真と一緒に、そのうち、ブログのほうにアップすることにします。17年来の親友としてスピーチまでした私が感動の嵐に見舞われたことはいうまでもないが、それにしても、爆笑に次ぐ爆笑の披露宴&2次会だった・・・。しず夫妻も友人たちも、とにかく、キャラ立ちすぎ! チーム九大、知性はいずこに?!というぐらい、みんな声張ってた・・・。

やっぱり涙したけどね。いっぱい。

●日曜日
起きぬけにベッドの中で読み始めた『秘密の花園』(三浦しをん 新潮文庫)のあまりの素晴らしさよ。これぞ、永遠の少女文学だ。一気に読み終わって興奮さめやらず、美容室の帰りに、火のついた読書欲を充たすべく、文庫を買い込む。夜、しずりんと昨日の話でさんざ盛り上がる。がめ煮を作る。

●月曜日
取締役会。噂が現実になる。今日から、この決算最後の監査週間。監査法人の面々が大挙して押し寄せる。今日は対応してんのが私一人だったので、なかなかぱたぱたしてました。やめとこうかなー、と思ったけどやっぱりビール飲む。銀座から電話かかってくる。あの会社の人たち、かなりお調子者ぞろいだ。そして、彼はやっぱり、「タロウちゃんタロウちゃん」と呼ばれている。そうだよね、私が会社の人でもそう呼ぶわ。

坂井泉水さんの訃報に胸つまされる。2ちゃんねるの書き込みで、「もともとメディアに露出しない人だったけど、てっきりLAかNYとかでセレブ生活を送ってると思っていたら、こんな最期だなんて。」みたいなことが書いてあって、心底、本当にそうだよなあ、と思った。少し前には、作家の藤原伊織さんも亡くなった。ご冥福をお祈りします。
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2007年05月23日(水)  今夜は下降線

仕事が忙しいですーーーーー。
ええ、それは、今さら言うに及ばずってなくらいに今日に始まったことではない。そして、悲しいことに、今日で終わることでもない。明日も明後日も来週も再来週くらいまでは、少なくとも今日ぐらいは忙しいのです、毎日、一日も欠かさず。今日ぐらいっていうのは、朝から息抜きもほとんどなく夜21時とか22時まで働いて積み残して、という具合。

そりゃあ、4月の最盛期(?)の、毎日23時まで、とかってのに比べれば、早いよ、帰れるのは。1時間か2時間早いだけでもずいぶん違う。でも、それがもう2ヶ月もひっきりなしに続いてるってわけで。4月はあらゆる娯楽をハナから諦めているので、ある意味、仕事に集中しているんだけど、5月も後半となると、プライベートな予定もちょくちょく入れてるわけで。それらを全部上手くこなそうとしても、なかなかうまくいかないわけで。

やるべきこと、やりたいことが多方面にわたっていて、どれも完璧な仕上がりとはいかない。そういう状況にも慣れてるし、もとより私は完ぺき主義ではないつもりだけれど、やっぱり、これってストレスたまります。何だか落ちてくるなー。うあー。そしていいかげん、疲れてます。体が重い・・・。とにかく、睡眠だな、夜は。はい、寝ます。寝ます。おやすみなさーい。
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2007年05月22日(火)  行きかふ年もまた、旅人なり。

さて、今日もいろいろ。

まず、朝っぱらから、仕事関係の思いもよらない事態を告げられた。なんかある意味、すごいなーと思う。こうも次々とハードルがあらわれるってことが。まあ、こうやって、安住の地に住めないからこそ、成長もできるわけなんだけどね。・・・・と、まだ、さしせまっていない危機だからこそ思えるんだけれども。

そして、その対策なんかを考えていると、自分の内線電話が鳴って代表からの回線がまわってきた。「○○(会社名)の○○様からです〜」って、彼氏だっつーの。はァ?と思って出たら、詐欺ばりに、「あ、おれ。」ってタロウくんだよ、おい。確かに、急を要する連絡だった。びっくり。

午後には、上司が突然、「○○さん、夏でうちの担当、はずれるから。」と言い出す。監査法人の弊社担当の主任さんの話である。「転勤だってよ」というから、「あー、ついに。あの人、優秀ですもんね。東京ですか?」と聞くと、「うんにゃ、ヒューストンだって」ですって。太平洋横断ですか! 確かNASAの基地とかがあるところだよね。

夜は、ほうほうの体で仕事をぬけだし、ミス・しずと最後の会合。とはいっても、入籍はすましてるので、本当はもうミセスなんだけどね。ただ結婚するだけってわけでも、ただ東京に引っ越すっだけなわけでもない、その両方だってことが、やっぱり、本当に感慨深い。もちろん、新しい前向きなスタートだから、もろ手を挙げて祝福できるのだけれども、さすがに長い長い親友なので、彼女の環境の変化イコール私の環境の変化でもあり、なんだか、やっぱり年月を感じますね。月日は百代の過客にして、といいますか、はたまた、ゆく川の流れは絶えずして、といいますか。
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2007年05月21日(月)  もりっ、とたくさんやってくるよ!

なんと今は午前1時半。早く寝ないと・・・。

仕事はトラブって終わったのは結局22時前。帰って、ビールを1本飲んで、シーツを洗濯し、台所を片付けて、お風呂に入る。いよいよ今週末に迫ってきた竹馬の友・しずりんの結婚式のスピーチを書きながら、胸がいっぱいになる。

・・・と、そこに、銀座で楽しく酔っぱらっているタロウくんからの電話。ゆうべまで福岡にいたくせに、元気な奴だ。しかも東京のど真ん中で、むちゃくちゃ博多弁駆使して喋ってるし、この人。職場の人も次々に出てくる。ま、陽気なよっぱらいたちってことで、よしとしよう。

仕事でしょ、監査でしょ、しずの結婚式でしょ、同期の退職に東京旅行。これから3週間くらいは怒涛です。うまくやれればとっても充実する・・・はず。がんばります。

と言いつつ、今夜もまだ、『ジョゼと虎と魚たち』の余韻をひきずっている私でした。うーん、すばらしすぎるぞ、あの映画!
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2007年05月20日(日)  いろとりどりのせかい

おー、火曜日以来の日記です。
水曜、木曜は22時くらいまで仕事してた。やはり、なんだかんだと忙しい。決算発表が終わったとはいえ、仕事が「ひと段落した〜」ってなるのは・・・やっぱり、6月中旬だな。もうしばらくがんばらねば。

しかし、金曜日は早く帰った。なんと6時過ぎには退社。ものすごく神妙な顔で、「今日は所用がありまして、悪しからず・・・」とか言って退出するのだが、私の所用なんて飲み会くらいしかないってことは、先方(上司・同僚)も先刻ご承知である。ま、金曜の夕方にひとつ納期を終えたので、今夜くらいはいいでしょう。

で、たまったマイルを使って帰福してきたタロウくんと合流。平尾の「煮込み」に行ってみた。福岡では有名な、臓物専門店である。ミノ刺、ゼンマイ刺、酢もつ、ハツ焼、もつ煮込み、じゃこおろし。苦手な人はこれだけ聞くととてもじゃないけどウッときそうですが、この店のモツたちは本当に新鮮でおいしい! しかも安い安い! これだけ食べて、お酒をふたりで8杯くらい飲んで、なんとお値段は合計6,000円だったのです。

「やっぱり、博多の飲食店のコストパフォーマンスは素晴らしいなー。」と感心しきりで、ほろ酔いの勢いでカラオケへとなだれこむ。今年初めてだ。人に聞かせるレベルでは全然ないんだけども、やっぱりこう、歌い上げたい欲、みたいなのって誰にでもあって、なんとなくストレス解消になりますよね。帰ってさらにビールを飲み足し、寝る。

土曜日、日曜日は、午前中はどちらものんびりして、昼すぎから博多や天神に出かけてうろうろ買い物したりして過ごしてました。

そうそう、たぶん2年くらい前?にしずりんからDVDを焼いてもらってた『ジョゼと虎と魚たち』を見た。ものすごーく、きた。若者ふうに言うと、「やばいよ、この映画!」て感じ。身障者とかそういう括りにはとどまんない。むこうみずで純粋で楽しい青春と、いつか誰もが訣別して現実に踏み出し、受け容れていく。決して後味のいいラストではないけれども、あのやりきれなさに、きっと多くの人が共感するでしょう。いっときの強い感情だけでは背負いきれないものってやつは確実にある。それを認識して、別れを選んだり、裏切ったり。

ツマブキくんが演じるツネオがひどい奴だとか、池脇千鶴の演じるジョゼがかわいそうとか、若い人はそういう感想に終始するのかもしれないけれども(でもこの映画は、若い人が見てもそれだけには留まらない切なさを、悲しいくらいに表現していたと思うけれども)、やっぱり、そうじゃないんだって思う。恋ってやつは、やっぱりフィフティフィフティなんだと思う。本当に人を好きになって、一生懸命に過ごしたときのことは、別れたり傷つけられたりして、ひととき、すごくつらくても、やっぱり後悔はしないと思う。そう信じたい。

池脇千鶴って、なかなかに度胸のある女優さんだよなあ。すっぴん(に見える)のまっすぐな目線、そしてあの頼りないヌード・・・。撮り方がうまいのか? 実はツマブキくんの演技って初めて見たんだけど、彼もすごーくかっこよかった。とても等身大の若者を演じてるんだけど、それがあそこまで自然に感じられるのって、すごいような気が。

ところで、田辺聖子さんの原作は読んでいないのでどこまで忠実なのか知らないが、とてもいい脚本で、薄っぺらくないけどとてもわかりやすかったんですけど、一箇所だけ、今も謎な部分がある。動物園に虎を見に行って、ジョゼが、「好きな男ができたら、この世で一番怖いものを見に行こうと思っていた。それが虎だ。感謝しいや」ってツネオに言うんです。あの「感謝しいや」はどう解釈したらいいんでしょうか? ひとばん経っても気になっています。

恋って、はかないものだなあ。そして人はとても孤独で、共有しつづけられないものって、たくさんあるんだなあ。
なんて、私はとてもとても複雑な気持ちになっていたんですけれども、深い海の底の話をするジョゼの傍らで爆睡するツネオのように、この映画を見終わったあと、楽しげにプレステのサッカーゲームにいそしむタロウくんを見て、なんか変に安心した。

良くも悪くも、こういうものにズンときてしまう私には、むしろこれぐらいの相手がいい。考え出すとキリがないことってたくさんある。生活ってのはそんなことおかまいなしに続いていくのだから、立ち止まる時間はそんなにないほうがいいのだ。暗い暗いところから生まれでてきた私たち。その場所を忘れることはできなくても、ふたりしてそこを漂うことはない。やっぱり、光のあたる場所にいたいのだ。雨が降ったり風が吹いたりしても、そっちのほうがいいのだ。揺るがない感じの人といると、安心する。

「欲望が渦を巻く海原さえ ムーンリバーを渡るようなステップで
 踏み越えていこう あなたと
 この僕の傍にいるだろう?」
こう歌うのは、キリンジの歌、『Drifter』。けっきょく、漂流者でしかないのかもしれない、それでもいい。生きているあいだ、泳ぎきれれば。
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2007年05月15日(火)  青い空は青いままで子どもらに伝えたい。

決算発表の翌日なので、全国紙+地方紙の記事をスクラップするのが一日の始まり。とても小さな記事ですけれども、だからこそ、切り口が各社ばらんばらんで面白い。や、面白がってちゃいけないんですけれども。いちお、一見なりとも(語弊があるなー。別に怪しいことはありませんよ。)数字がいいと、そういう余裕もありますよね。

それにしても、ぼんやりしてる間に国民投票法案が決まってしまっていた。あーあ。どう考えても、そんな法案がそぐわないこの国の現状なのに。数十年後に、これが日本の転換期だと悪しき歴史を刻んでいなければいいが・・・。

夜は、飲みにいってあれこれ喋る。帰って、ケイタイを耳におしあてて、またあれこれ喋る。今夜はお洗濯しようと思っていたが、明日に持ち越しだ。
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2007年05月14日(月)  あれやらこれやらこまこま

もう遅いので簡単に。

●金曜日
仕事終わって22時から、行きつけのお店へ。久しぶりだったので話すことがありすぎる。バスペールエール×2、グレンモーレンジ、ボウモア、白洲、締めにシーザーを。モルトを飲むのも久しぶりだった。

●土曜日
久しぶりの土日連休です、わーい! 昼過ぎから天神へ。今年の流行りもんとか、お招ばれ用のワンピースとか、いろいろ試着して「や、痩せたい・・・」と痛感する。肉が。あちらにもこちらにもお肉が。帰って、掃除や洗濯。夜はおとなしく納豆丼を作って、酒を抜く。寝る前にちょっと、と読み始めた『邪馬台国はどこですか』(鯨統一郎 創元推理文庫)が面白くって、2時間ほどで読んでしまう。読書に夢中になれるくらいには時間の余裕ができてきました。よしよし。

●日曜日
母の日なので、ママンにおごちそうを。・・・と言いつつ、うっかりバイキングのお店(で、でもいちお、自然食がウリのお店よ!)を選んで、自分がムキになって食べる。「うちのお父さんはあんまりお酒が強くないけん、いやよねー。一人で飲んでも楽しくないっちゃもん。」と、朗らかに母。そうよね、あたし、この人の娘なんだもの。

満腹で帰宅後、たなかまさん来宅。豆ごはん、ひよこ豆のサラダをもってきてくれる。ありがたやー。ソラマメ茹でたのをつまみながらビール飲む。「中学生の頃って、どくとるまんぼうとか読んでたでしょ!」と看破すると、たなかまさん、悶えていた。

●月曜日
決算発表。ぎりぎりまでバタバタ。無事に終えるも、感慨に浸る間もなく、まだまだ先があるのでしこしこ地道に働く。疲れるよー。今日くらい早く帰ろうかなーと思っていたが結局21時退社。帰って、明日のお弁当のおかずを作る。また、酒を抜いてみる。
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2007年05月09日(水)  数字ばかりの世に沈む

早めに切り上げて退社、21時半。それから飲みに行って帰宅、24時半。そうそう、こんなもんだよなー、これぐらいでなきゃ、と思う。そういう時点ですでに、もう生活がおっさんっていうか、少なくとも仕事にどっぷりだ。忙しい時期が非日常なんていってみても、結局、私の日常ってこうだよなーと思う、否定も肯定も別にして。こういうことに慣れてるし、良くも悪くも甘んじている。一生懸命に働いたあとにぐだぐだ飲む楽しさも虚しさも、どちらも慣れ親しんだ感覚なのだ。

もう数字なんて見たくなーい!て喚いてみても、数字で見ないと納得できないし、鮮度の高い、説得力のある数字を見ると、「うわーっ!」って衝撃を受けたりする。そんなもんですよね。仕事ですから。

それによって可視化されてる部分と、絶対に見えない部分の兼ね合いを計ることを含めて、私の日常に数字がないことはもう既にありえないんだな。なんとも悲しいことのような、でもそれだけがこういう仕事の強みでもあるわけで、受け容れるでもなく拒むでもなく、日々は淡々と続くのです。

きのう、魚座のアルバム「さよなら青春」を、どんだけ遅いん!?ていうくらい遅ればせながらに手に入れました。帰宅後と、会社の行き帰りに聴き続ける。胸がドキドキする。そういう瞬間がないとやってられないけど、逆に、瞬間であってもそういう時間があれば、やっていける自分ってやつを思う。必要条件とか十分条件とかってどういう定義か忘れたけど、とにかく、私は現実的に生きてるんですね。
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2007年05月08日(火)  誰にでもいろいろある。

重度の睡眠不足につき、今夜は21時に仕事を切り上げて帰ってきました。それはそれは、底なし沼の底(矛盾)から伸びてくる手にぐいぐい足をひっぱられるような一日でした。まいったまいった。

というのも、昨日はGW明けとはいえ、いつもどおりにハードワーキング。へとへとで23時に退社して帰ってきて、納豆とめかぶとビールでいつもどおりに夕食をすませた24時、泥よっぱらいな人が登場。こちら(=出向元)の会社の仲間たちと飲んで帰ってきたという。もう何度も一緒に飲んでいるが、私とおんなじくらいの酒量では乱れもしない彼、あんなになるまでには一体どんだけ摂取したのであろうか? 

「水、買ってきたよ」
「どんべえも買ってきたよ、しかも特盛。食べんと?ねぇ食べんと?」
「俺なんかすることない?」
ってな言をそれぞれ10回ずつは聞かされ、
「うんうん、ありがとう」とか、
「こんな時間にそんなもの食わして、太らせて食おうって魂胆だな?」とか、
「歯ァ磨け。」とか、
「してほしいことって、そりゃとにかく大人しく寝てくれ。」とか、
最初はいちいち律儀に(?)答えていたものの、そのうち、これを相手にしてもしかたがないって気づいてシャワーを浴びて出てくると、ベッドで静かに寝ている。

よしよし、それでいいんだよ、と頷いてi-tunesで音楽を低く流しながらドライヤー使ってると、背後で、むくっと起き上がる気配があり、「おまえ、やっぱり、いいやつだなー。」とか、むにゃむにゃ言ってる。何を寝ぼけているのかと思ったら、ちょうどクラプトンの『wonderful tonight』が流れ出したところで、その歌がとても好きなのだとかなんとか。

飲むといっそう喋りやまない人なのである。適当に受け答えしていると、「あー、俺、明日のプレゼンで喋ること、考えてない。」とか言い出したので、「なになに。私をオーディエンスだと思って、しゃべってみてごらん。」と振ると、ものすごい饒舌さで喋りだした。その内容は非常に興味深く(丸の内のビル開発の話)、きちんとまとまっていて、しかも、「大きくまとめると3つあり」とか、「具体的に言いますと」とか、「最近のトピックとしましては」とか、ものすごく理路整然としてるし、言葉遣いも大人だ。ちゃ、ちゃんと喋れるんやん・・・と感心し、半ば呆れた。こんだけ酔ってるくせに、どんだけの話術よ。身についた仕事の習性って、おそろしいものだ。

ひととおり喋ったあとで、「・・・・てなことを、明日はもうちょっと、面白おかしく喋るけんね。」と締めくくっていた。爆笑。かわいい奴だ。

そしておもむろに、「やっぱ、いろいろあるよなー。仕事ってさ。」と眼をつぶったまま、ぐにゃぐにゃと喋りだした。「俺はさー、後ずさりもできないって感じでつっぱしってきたんやけどさー」とかなんとか。興味が湧いてきていろいろ聞き出すと、どうやら、その日の飲み会で、もうすぐ帰ってくる出向元の会社の現状やなんかを聞いたりして、いろいろ思うところがあったらしい。

そして、その中のある目上の人に、“東京のそんな大きな会社に出向して帰ってきたからって、こっちの会社ではなんの意味もないことだ”的なことを言われたりしたんだって。「俺はそうは思わんけどなー」って、そりゃ本人にしてみれば、そう思わなきゃやってらんないよね。「で、なんて答えたん?」と聞くと、「『見方によってはそうかもしれませんねー』って言っといた」と言う。うーん、肯定も否定もせず、サラリーマンとしてはなかなか上等な答えである。

「ま、みんながみんなに理解されるとかって、ないもんね、仕事って。」と、自分のこと顧みながら思わずしみじみと言うと、「うん、そのために努力することは無駄じゃないと思うけど、それが報いられるわけやないもんなー」なんて、至極まっとうな答えが返ってくる。あらら、あなたは酔ってるんじゃなかったの? 

「でも俺はさ、自分で見て、やってきとうけんさ、それは生かせると思うんだよね。俺はまだ単に兵隊な立場なわけでさ、それが会社に貢献してるかどうかとかってのはさ、10年くらい経たないとわからんよ、たぶん。だけん今って結局、自分が『これだ』って思うことを頼りにやるしかないんよね。でも、そうしようとすると、ついつい周りとケンカになったりするけん、気をつけないかんのやけどね、俺の場合。そういう性格って変わらんけんなー」

なんだか、なかなかに含蓄のある酔っぱらいなのであった。「おまえは俺にないものをもっとうけん、面白いんよね」なんていうから、「何、それ? 知性?(←失礼な奴)」なんて言うと、「うーん、ていうか、集中力。知性の根源は集中力だと思う」とか。面白いので、ついつい3時くらいまで話し込んでしまった。
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2007年05月06日(日)  補給はOK

5月4日は、かなりムリをした感もあるが、夕方6時に仕事を上がった。
それから2日間のお休みは、ま、ブログに書いてるようなとおりです。
のんびりしてました。
何よりの休暇です。

自分は気を揉んでたのに、相手の反応はというと、さっぱり気にしてない様子。もやもやしてたのがきれいさっぱり雲散霧消です。うーん、これは、相性がいいと思っていいのかな。後ろ向きではないけれど心配性なたちなので、あんまり過信はしたくないんだけど、とりあえず、希望をもってもいいのかな。

私はなかなかダメダメでした。
休む予定だった日に仕事に行かなきゃいけなくなったのをはじめ、部屋の鍵をかけ忘れて仕事に行ってたり、財布を忘れてスーパーに行ってたり、すんごい寝言いってたり。
全体的に情けなかったが、なんか、ある意味、短い時間で自分をかなりさらけだしたともいえる。

「仕事の状況が変わるのはしかたがないし、そういうのはお互い様だからまったく気にしない。財布は、あの場では俺が金もってたんだし結果的に全然問題なかった。寝言はまあ、寝てる間のことはしょうがない。鍵をかけ忘れていたのが、危険性からいっていちばん重罪。」
なんて、全然意に介していない様子がかえって恐ろしくて(気にしぃな私。)
「怒ってない? ほんとに怒ってないんだ? 俺ってこういう奴なんだぜ? いいのかい?」
と念には念を押す(用法が違います)。
「性格って、基本的に、なおらないもんやけんなあ。なおそうとしてもしょうがないんだよ。あとは、周りがどうフォローするかって世界。ま、俺はこれから気をひきしめて生きようと思った。」

しまいには、「なんで、そう、へこむ?」といぶかしまれるぐらい、相手はあっけらかんとしているのでした。
あまりにも責められなさ過ぎて、なんだか落ち着かないくらいです。
っていうのは、嘘じゃないけど嘘で、本当はうれしいです。
考えてみると、ここんとこ、例年とおんなじように殺人的に忙しかったのに、ずいぶん精神的に楽なのでした。
現状、距離的なひらきがあるので、「一緒にいることのストレス」なんて感じるはずはないし、もちろん、お互いにまだ、「いい自分を見せよう」とする時期ではあるものの。
私ももうこの年ですから、その人の人となりってやつがピンとこないわけではない。
知らないことはまだたくさんあるが、彼は、私(=つきあいの長くない恋人)相手ってわけじゃなく、人間やものごと全般に対しての許容量というか、肯定する力、ってのに、そもそも長けている人のようなのです。鈍いわけでは全然なく。おおらか、ってやつかな。

さ、それはさておき、また明日からもうしばらく、仕事に奔走しましょう。休み前、上司との雑談で「最近、ロクに休んでないから、曜日の感覚がないんスよね〜」と言ったら、「お願いだからアンタ、月曜日はちゃんと会社にきてね。うっかり水曜日くらいに『あれー?今日からじゃないんでしたっけ』とか言いながら出社してこんでよ。」と懇願されました。こんなに勤勉な私になんてことを〜。
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2007年05月03日(木)  まず、走らないわけにはいかないもん。

うーん仕事が思ったように進まない。私の作業としては、連結決算も連結キャッシュ・フロー計算書もできあがったんですけど、監査法人のチェックをクリアしないといけないわけで。それが、なかなか、進捗わるいわけで。そのほかにも、いろんな個別の質疑で、GWながらに、私あての電話は鳴りっぱなしなわけで。明日から休もうと思って、できうる限り、尽力したんだけどなー。

そんなわけで明日も仕事に行きます。
ちぇっ。
あーあ、けっこう本格的に、つらいものがありますよ。
仕事において、そんだけ自分の存在価値が認められてる、っていえばいえなくもないような気もしないことはないし、こういうモロモロをなんだかんだでくぐりぬけてきたからこそ、評価につながってるんだろう、って思えないわけでもないし、もちろん、基本、仕事に対しては真面目な気持ちでいるけどさ。

結局、取捨選択の世界なのかなーって思うとね。
このために、指の間からさらさらこぼれ落ちてく砂は、実は金砂なんじゃないかしら!?て思い始めたりするとね。
だからって、仕事のほうをほっぽりだすわけにも、あらゆる文脈上、いかないしね。

まあ、現場にいると、しゃきっとは、してますよ。メシの種ですからね。なにしろ気合はいつだってあるのです。とりあえず明日もがんばりましょう。
その前に、も1本、缶ビールいいかな(=コンビニに買いにいこうかな、って思ってマス・・・。)とりあえず昨日は、久しぶりに人と(しかも恋人と)夜ごはんを食べるしあわせな夜でした。って夜23時の話でしたが。
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2007年05月01日(火)  20時間後に会いましょう

農繁期の春。この仕事してて毎年思うのは、「GWの休みボケ、なんてのが、まるきりひとごとで、楽だよなー」ってこと。なんせこの時期、曜日の感覚も薄れるほどに働いてますから。GW明けで5月病、とかになる理由が全然ありません。うーん、この時期に限っていえば、OLっていうよりサービス業の人たちに共感できるかも。

そんな私にも、いちおう、短いゴールデンなお休みが近づいてきています。とはいっても、もちろん明日もあさっても、その翌日も下手したらお仕事ですけどね。とりあえず明日の晩、恋人が帰福してきます。たぶん、私の仕事が終わるのは、フツーに23時とかだろうから、顔見る程度で終わるでしょうが。とりあえず、GWの予感を感じるだけでじゅうぶん。ああ、なんてささやかな幸せに甘んじていることでしょう。まあ、いいんです。世間一般のOLさん的意識は、とうに捨ててます。なんたって仕事だからどうしようもない。にしても、今とても楽なのは、そういう私の仕事に対して、彼がなんだか自然に理解を示してくれてるってのもあるのだろう。この2年、東京の出向先で働いている彼だが、もともと福岡では、GWも仕事があったりしてたらしいです。そう、福岡のGWといえば、「博多どんたく」。法被を着てしゃもじとか配ったこともあるそうだ笑

仕事はといえば、知恵熱のピークもなんとか越しました。またワンランク、賢くなったぜ俺。あとはこれで、明日・あさっての間にこの業務が監査をクリアしてくれたら、一日でも半日でも長く休めるんだけど、どうにもそこは、厳しい気もする。いろんな兼ね合いがあるからねー。

仕事と二日酔いに終始した(笑)GW前半の間に、奥田民生の本を読み返してた。これを買ったのはたぶん大学生のころだから、もう何度読んだかわかんないけど、久しぶりの再読。「おお、これを書いた頃、民生さんは30歳だったのか!」と驚愕。なんて示唆に富んだことを喋る青年だったのでしょう。やっぱりこれが才能ってもんかね、と思いつつ、今日、東京スカパラダイスオーケストラの最近出たベストアルバムをレンタルしてきました。民生くんが歌う「美しく燃える森」が収録されています。色っぺぇ〜。
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