moonshine  エミ




2007年02月28日(水)  もう怖くないはず

ゆうべは寝る前に大事件が起こってしまった・・・。経緯を書くのがもう面倒なので割愛しますが、飲酒沙汰でも、色恋沙汰でもありません。事故的なこと。ひとり暮らしももう長いとはいえ、深夜のあんなことには、本当に心胆震え上がります。心細さこのうえなかった。この家に引っ越してきて、2005年春の福岡西方沖地震の次に、怖かった。今年は大殺界ではないはずなんですけど! ま、その種の占いは、まったく信じてないですけど(というか、見てもすぐに忘れるおめでたい性格。)

ともあれ今日で2月も終わりってことで、営業部署の打ち上げに参加して締めのお酒も飲んできたし、心を落ち着けて、来月に期待しつつ、眠りに就こうと思います。

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2007年02月27日(火)  愛情の自己資本比率高めて

今日は早く帰ってきたし、家事もあまりないので、つれづれにつらつら書いていこうかと思います。


3ヶ月前から、4年ぶりくらいに専門雑誌の定期購読を再開した。その名は、『経理WOMAN』。専門性もあり、かといって敷居は高くなく、私にとっては楽しい雑誌だ。WOMANと冠されているだけあって、“忙しい日々の簡単レシピ”とか、“疲れたときの美容と健康グッズ”なんてコーナーもあったりする。

昨日、最新号が届いたので、夜ごはんを食べながらぱらぱらめくっていたら、面白いページを発見。「恋愛勘定論」というのです。以下、簡単に要約します。分かる人は、決算書の貸借対照表を思い浮かべてみてね。

「“あなたの魅力バランスシート”というのを思い浮かべてみよう。
  資産=あなたの良いところ
  負債=あなたの悪いところ
  資本=あなたが受ける愛情
 つまり、
   _________________________ 
         /悪いところ
    良いところ
         /愛情
 と、バランスしているわけです。

 資本の部が大きければ大きいほど強く愛され、少なくなったりマイナスになったら、愛情も債務超過になるというわけ。

 誰だって、相手から強く愛されたいと願っている。そのために、魅力を大きくしようと考え、女性ならたとえばエステに行ったり、料理の腕を磨いたりする。確かに、良いところ=資産が増えれば、愛情=資本はその分、増える。

 しかし、悪いところ=負債に注目してみると、この負債を減らすだけでも、自動的に愛情=資本をダイレクトに増やすことができるのだ。

 適当な経営で放っておくと、会社というものは必ず破綻する。
 愛情のバランスシートも同じ。 
 良いところ=資産は、どんどん劣化する(つまり、人間は、いいところにはいずれ慣れて、当たり前だと思ってしまう。)ので減価償却されて減っていく。
 逆に、悪いところ=負債は、金利がかかってどんどん膨らんでいく(=一度気になりだすと、どんどん嫌になっていく)。
 そうすると、債務超過つまり破綻一直線です。

 愛情のバランスシートを良好に保つためには、会社経営と同じように、資産を増やして負債を減らす、という努力を、「絶え間なく永遠に(ここ重要!)」していかなければならないのだ。」

どうでしょう。ちょっと興味深いたとえ話じゃないですか?
決算書を見慣れてる会社の人と飲むときなんかに、小噺としてお使いください(?)


ついでに今度は本物の(?)経理の話を。

mixiでいろんなコミュニティに属して、それぞれの掲示板なんかを面白く見ている。そのひとつに、「経理互助会」というコミュニティがある。
経理部というのはその職務の性質上、会社の中でマジョリティであるはずはなく、かといって、実務上、よその会社の経理部の人とつながりがあるわけでもない。このコミュニティでは、そんなマイノリティの経理人たちが集まって、いろんな事例の相談をしたり、ぼやいたりしているのだ。

「営業を○年経験し、ノルマに疲れ果て、今から経理部に転属したいと思っているのだが、簿記は3級、実務経験なし。こんなのやっぱり甘いだろうか?」
という、これまた非常に興味深いトピックが、最近、立てられた。

そこに寄せられる、厳しかったり優しかったりする意見たち。同じ経理人として、どの意見も、一理あるなぁと思わせるものばかりだ。

中でも、

「経理は営業と違って、日々大量の仕事をこなしたとしても、それが直接、売上に結びつくわけではなく、ある意味、生産性のない仕事です。
 営業ノルマがないかわり、その人を評価する物差しがない。
 これが実は、経理新人のころには、忙しくなると特に、精神的にきつかったりするんですよ」
という意見。

まさに、この仕事の本質を突いてると思う。
私も一時期は、そのことに鬱々としていたものだ。
今は、あんまり気にならなくなった。
ほかの部の人には相変わらずわかってもらえないとしても、自分の中で物差しができたからだ。専門的な仕事であるがゆえに、それを継続してやってきて、それなりのスキルが身についてる、ってこと。ほかの仕事と同じように、一朝一夕にはできない仕事だってこと。そして、自分と直接かかわる人たちにも、それをわかってもらえてると思えるようになった。

まぁ、簡単にまとめると、「石の上にも3年」(私は早、足かけ6年だが・・・)なんておなじみの概念。っていうお話。


私は自他共に認める、お調子者だ。小さい頃から、ことあるごとに母に言われたものだった。
「人から褒められたら、言葉半分に受け取りなさい」。
正しい教育といえる。

しかしその反面、不思議なことに「おまえはマイペースな人間だ。」とも言われ続けてきた。最近も言われた。知り合ったばかりの人に・・・。

それを褒め言葉としてとらえると、話半分に差し引かなければならない。
とすると、私は頑固だ、ってことではなかろうか。
確かに、自分でも付和雷同とは程遠い性格のように思える。反骨精神とか批判精神とかって言葉に、基本的に悪いイメージをもってないし。

つまり、総合すると、「お調子者なのに、自分の意見には頑固」。
これって、ある意味、利己的な性格極まれり、ってこと? がーん。

で、でもでも、自己分析して、そういうのを受け止めて自省する素直さも、あるつもり。自分では。


音楽や本がどうして好きかって、三島由紀夫の『葉隠』じゃないけども、それは裏切らないからだ。日々、小さく自分を慰め、励ましてくれるものをもってるって、強みだと思う。

最近もお気に入りの曲がいろいろ。
そのひとつが、キリンジの『Drifter』で、直訳すると漂流者だよね。って思ってそこで、そっかー、長さんたちドリフターズってそういうことなんだ!て気づいてちょっと興奮した。
それはともかく、この歌詞。

「たとえ欝が夜更けに目覚めて けだもののように襲いかかろうとも
 祈りをカラスが引き裂いて 流れ弾の雨が降り注ごうとも
 この空の下 あなたがいる限り 僕は逃げない」

「欲望が渦を巻く海原さえ ムーンリバーを渡るようなステップで
 踏み越えていこう あなたと
 この僕の傍にいるだろう?」

それから、ハイロウズの『千年メダル』。

「永遠に君を愛せなくてもいいか?
 十字架の前で誓わなくてもいいか?
 守れそうな約束と気の利いた名ぜりふを 今考えてるところ」

「この恋がいつの日か 表彰台にのぼるとき
 君がメダルを受け取ってくれないか」

「たとえば千年 千年じゃ足りないか?
 できるだけ 長生きするから」

ああ、どちらも、女子としては胸キュン!(←死語ですが。)
こうやって詞だけ書いててもぐっとくるけど、これがメロディーとリズムに乗ってるっていうのが、音楽の素晴らしいところだよね。
短い時間で五感の複数に同時に訴える、って面で、やっぱり歌というのは、文学をも凌駕する面があるよな。確かに。
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2007年02月26日(月)  週末も週明けもオッケイさ。

日曜日は、親友・ゆうきちゃんのお誕生日会を催した。

お店を決めたのは私。ここ、ゴハンはとても美味しかったし、雰囲気もなかなかよかったのだが、私たちのフロアにいたバイトの女の子がイマイチだった。サービスにもうるさくなってくる年齢のオンナ28歳です。もちろん、費用対効果は常に考慮してますから、ゆうべのようにカジュアルなお店で、最高級のソムリエみたいな人を求めてるわけじゃない。でも、チェーン店でもあるまいし、ごはんを食べさせるお店たるもの、やっぱり美味しく楽しくごはんが食べられるようにしてほしいよね・・・。自分も飲食店でバイトしてた時期が長かったので、特に私は、そこにはとっても敏感なのです。でも今回はそこまで下調べが及んでなくて、ごめんね、ゆうきちゃん。

でも、まりちゃんも含めて同窓のオンナ28歳3人、話はとっても面白かった。同じ年頃の女ならではの話がもりだくさんでした。ワインのフルボトルもあっという間にあきました。もっともっと喋りたかったー。でもまた、いつでも集まって喋ればいいさね!

今日は月曜日。なかなか満足な週末のあと、今週はまた、ぐっと仕事をがんばります。四半期決算が終わったあと、3週間くらいホケーッとしてたけど、また最近ちょっとやる気になってきたのだ。地に足つけてがんばろう。楽しみなことも、ちょっといろいろ、あるんですもの。
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2007年02月24日(土)  食欲もかなりのもんだがやっぱり睡眠欲。

さあ土曜日です。土曜日ってほんとに好き。何がって、朝寝坊できるところが・・・。私の朝寝坊癖を知ってる上司は、「休みの日に遅くまで寝るなんてさー、アンタ、人生、損してるって思わんと?」とおっしゃるけれども、私としては、せっかくのお休みの日に早起きするなんて、もったいない気がする・・・。目覚ましかけないで眠れることは、人生における最大の喜びのひとつです。書きながら、「わ、私、結婚とか子育てとかできるのかな」って気がしてきたぞ。むむむ。

さて、日記を書いていなかった昨日は、絶対に寝坊できない、私にとってかなりプレッシャーの日でした(レベル低っ)。というのも、常務会で稟議しないといけなかったんだけど、その予定時間が早くてね・・・。しかも、予定より10分も早く始まりやがったのですよ。余裕をもって早く着いててよかった、ほっ。

日中はまた、主に不動産がらみのあれこれで悩ましい一日でありました。今の流れ・・・経理の業務負担的に、最悪のコースを突っ走っている、明らかに。

で、夜は、薬院に去年あたりにオープンした鉄板焼き屋さんに行きました。鉄板焼きって、焼いてるのを見るのがまた楽しいよね。5時間ほど飲み続けたけど、途中ウーロン茶など適宜とりまぜてたので、ほどよい酔いでした。

そして今日は冒頭のとおり、幸福な朝寝をたっぷりと貪って起きたら12時過ぎてたよ、まあ予想の範囲内です、私にとっては。それから天神に出かけましたー。ゆうきちゃんへのプレゼントを調達し、無印で生活用品など買い、洋服屋さんなどうろうろ。ショップはすっかり春めいてます。春か・・・。去年の春、どんな格好してたっけな。毎年、「ああっ着る服がない!」なんて思うのはなぜでしょうね? でも今日はなんにも買いませんでした。まずクローゼットをチェックしよう。締めはやっぱり本屋さんで。また面白そうな本を手に入れましたよ、うしし。

夜は、お豆腐に納豆・えりんぎ・たまねぎ・小ねぎのあんかけをたっぷりかけたものを作っていただきました。納豆って軽く火にかけるとまた美味しいのよねー。そのあとは友達と長電話。最近けっこう電話してるなあ、いろいろと。
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2007年02月22日(木)  オーライ

というわけで(昨日の日記参照。)、今日は久々にけっこう居残って仕事してきました。エンジンかかって、ぐっといろいろやって、ちょっとすっきりしました。仕事って、明日につながるものを感じるなあ。もちろんそれがストレスになることも多々あるけど、今日は、まあ、小さな「俺はやったぜ」感があり。

今日は、親友・ゆうきちゃんのお誕生日。
ここでも言います、おめでとう!

昨日、彼女とやってるブログの記事を書いてて、テーマが「贈り物」だったので、私のこの28年間の人生でもらった、いろーんな人からのいろーんな贈り物を思い出してた。
とってもあたたかい気持ちになった。
与えられて生きてるんだなーと思う。(や、モノだけの話ではないですよ、プライスレスな話ですよ。)

で、ゆうきちゃんから私の25歳の誕生日にもらったお手紙のことを思い出して、「そういえばその日の日記に書いたはず・・・」と、この日記の過去ログを検索。
ばっちり書いてた。
そのときの感動がリアルによみがえってくる。

日記って、こっぱずかしいこともあるけど、やっぱり書いとくもんだなーと改めて思った。

うれしいことも悲しいことも、できるだけ覚えていたい。
うれしいことは何度も思い出してかみしめたい。
悲しいことも、時に思い出して糧にしたい。
すべてが、今このときのための、今までなのだから。
そして、今このときの自分は、将来の自分を形づくるものだから。

なんかね、ここ数日、気持ちがとてもクリアで、「私って育ちがいいなー。」とか思ってる。
お嬢さん育ちとかって意味ではなくて。
むしろ、私は経済的に非常に質素な家庭に育っている。
それでも、何があっても家族は助け合うのがあたりまえ、
親は子どもに惜しみない愛情を注ぐのがあたりまえ、
人は、いいときも悪いときも、できるかぎり体を動かして働き、疲れたあとは美味しいごはんを食べて笑って寝て、また元気に起き出して動くのがあたりまえ、
っていう環境だった。それが当然だってのは、呼吸のように自然に、私の中に息づいている。

頑固で強情でひねくれたところのある私だけど、そういう環境がもたらした素直さ、健全さ、みたいなものを、根っこの部分にもってる気がする。

好きなマンガにね、
「愛されて育った子どもは強い。またいつか、元気になりますとも。」
ってセリフがある。
人間は、与えられたものを、いつかきっと与え返そうとするものなのだろうと思う。良くも悪くも、基本的には。
私はきちんと愛されて育ってきたと思う。恥ずかしげもなくそう思える。
だから私はだいじょうぶ。
お酒だってこんなに美味しく飲めるし・・・・って、そう、今、缶ビール飲んでますの。相変わらずね・・・。
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2007年02月21日(水)  春はまだか

この日記を長く読んでくださってる方はご存知のとおり、私は繁忙期になると人間的生活を断念せざるを得ないような(笑)仕事に就いているのですが、それでも貫いているいいところのひとつがこれ。

「家に仕事を持ち帰らない。」

毎日まいにち午前様になる勢いの日々でも、会社を出たらすっぱり、仕事はしません! 長年の習慣だからそれが普通のように感じてるけど、意外と、すごいことのような気がする。

しかし最近、「繁忙期でもないんだし、帰れるときに早く帰ろっ」と、強迫観念のように長時間残業を放棄してると・・・。書類とか持ち帰らないにしても、家に帰ってから、ちょっと仕事のことが気になる。「あれもしないと、これもしないと・・・・」って。これは、良くない傾向かも。うしろ髪引かれつつ帰ってきてるってことよね。もっと会社に残って、すっきりするまで働いて帰ったほうがいいのかな。でも残業嫌だし・・・・ジレンマ。

ほかにも、あれやこれや、いろんなことが気になる季節なのです。
むしろ、春になったらすっきりするのかな。
仕事が鬼のように忙しくなって、ほかのこと考えられなくなるから(泣)
うーん、ゴールデンウィークにのんびりしてみたいものだ。
この仕事を続ける以上、ぜったい!!!無理だけどね・・・。
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2007年02月20日(火)  本当はわかってる、でもそれでオッケーよ、って。

一日じゅう、パソコンや、ちっちゃ〜い字の会計基準と睨めっこしながら、まわらない頭をまわし続ける。家に帰ると、もう眼も頭も限界だ。ひとりゴハンは時間をもてあますし、かといってテレビを見るわけでもない私は、たいてい本を読みながらゴクゴクパクパクやってるのだが、それさえも苦痛に思えるくらい、今日は眼精疲労。こんなときは、「クーネル」のきれいな写真をぼーっと眺めながらのゴハンになります。

それがすんだら、明日のお弁当のおかず作り。今日は、鯖とキャベツ・玉ねぎの炒めものと、エリンギ・ニンジンのレンジ蒸し。疲れ果ててもう料理もしたくない、ってときも確かにあるけれども、基本的に、台所に立って作業をすると気分がすっきりするものですね。そうじも同様。やはり、適度な家事労働というのは、精神衛生上、きっといいのだな。

ひと段落したので、改めてビール時間となった今です。2本目。や、これで最後ですよ、今日のアルコホルは。

そういえば昨日嘆いてた仕事ですけど、今日、意外と悪くない出来であることが判明。ふっ、やっぱりあたしは、できる子・・・。なんてね。


また、小沢くんの詞を。今日は、タモリさんも絶賛した、傑作の呼び名高い、この曲ね。


『さよならなんて云えないよ』

青い空が輝く 太陽と海の間
“オッケーよ”なんて強がりばかりの君を見ているよ
サクソフォーンの響く教会通りの坂降りながら

美しさ ポケットの中で魔法をかけて
心から優しさだけが溢れてくるね

くだらないことばっか みんな喋りあい
嫌になるほど続く 教会通りの坂降りていく


日なたで眠る猫が 背中丸めて並ぶよ
“オッケーよ”なんて強がりばかりをボクも言いながら

本当は思ってる 心にいつか安らぐときは来るか?と

美しさ:ポケットの中で魔法をかけて
心から:優しさだけが溢れてくるね

くだらないことばっか みんな喋りあい
嫌になるほど誰かを知ることは もう二度とない気がしてる


左へカーブを曲がると 光る海が見えてくる
僕は思う! この瞬間は続くと! いつまでも!


南風を待ってる 旅立つ日をずっと待ってる
“オッケーよ”なんて強がりばかりをみんな言いながら

本当はわかってる 二度と戻らない美しい日にいると
そして静かに心は離れていくと

美しさ:ポケットの中で魔法をかけて
心から:優しさだけが溢れてくるね

くだらないことばっか みんな喋りあい
町を出てゆく 君に追いつくようにと 強く手を振りながら

いつの日か 長い時間の記憶は消えて
優しさを僕らはただ抱きしめるのか?と
高い山まであっという間 吹き上がる
北風の中 僕は何度も何度も考えてみる


仲間たちや大好きな人と過ごすいつものように楽しい時間、
その中で、ハッとするような美しい景色があらわれる。
その瞬間を永遠のものだと思えることは、なんてすばらしいことだろう。
だけど本当はわかっている。
時間がいつか過ぎ去っていくことを。
誰もが旅立っていくことを。
本当は北風が吹いていることを。
さよならなんて云えなくても、いやおうなく別れがくることを。
それでも残るのは優しい気持ちだということを。

輝かしい景色を切り取りながらも、深い思索のある詞なのよねー。
うんと切ない。
だけど悲しいことじゃない、って歌ってる。
小沢くんの詞は、人生では切り離せない哀しみを包み込んで昇華させるような、生への希望、願いにみちてる。
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2007年02月19日(月)  ひさびさにトリス飲んでます。

今日は月曜日。週明けから寝坊してもうた・・・。
や、遅刻はしてないよ。
でもいけないなーと思う。これから、早起き強化月間にする。
そういえば、新年に引いたおみくじに、「早起きすべし」みたいなことが書いてあった。

仕事。
実力のなさにちょっと凹む。
やっぱりこの程度か、私は・・・。
でも、やたら「さっすが私。できる子だ。」なんて思ったり(しかも口に出したり)してるときもあるので、こうやって身の程を時に知るのも、重要であろう。
うむ。
尻尾を切られてもまた生えてくるからいいの。(?)

昨日、ネットサーフィンを見ていたら、痛恨、『華麗なる一族』の結末を知ってしまった。かなりのショック。
やけっぱちになって、今夜は帰りに本屋に寄って、原作本のラストを、足が棒になるまで立ち読みしてやった。
誰がどうしてああなってこうなって。
すべてを知ってしまった。
興奮。
しかし、もう、ドラマで興奮できることは、ないであろう・・・。

それにしても。
いろいろ、考えるところ。
ある。
かなり。
まだ、ここには書かないでおくけど。渦中なので。
悩む悩む。
悩みつつも、どんどん進んでいるのがすごい。
案外、走りながら考えるタイプなのか?
まあ、それもよし。


ひとつ、歌の詞をコピー&ペースト。
小沢健二くんの、『恋しくて』です。
実は私、この曲、聴いたことないんだけど。


『恋しくて』

幸せなときは 不思議な力に守られてるとも気がつかずに
けど もう一回と願うならば それは複雑なあやとりのようで

寒い夏の朝に 一人きりの部屋で
呑みこまれてゆく魔法のようなものかんじてる

ながすぎる春と知りながら 僕らは何度も逢い酒をのんで
二人でよく見た映画はなぜだか“シリアル・ママ”とか“蛇拳”とか

そんなことの全て 僕らが見た光
眩しすぎて生々しくて痛むよ とりあえず

いつもいつも君が恋しくて 泣きたくなるわけなんかないよ
思い出すたび なにか胸につっかえてるだけ baby, baby!

お互いのことを知りすぎたけど 嫌じゃないよ 今そう思う
ブドウを食べたり“キムチラーメン”を探して夜遅く出かけた

そんなことの全て 僕らが見た光
眩しすぎて生々しくて痛むよ とりあえず

いつもいつも君が恋しくて 泣きたくなるわけなんかないよ
思い出すたび なにか胸につっかえてるだけ
それで何か思っても もう伝えられないだけ baby!

そんなことの全て 僕らが見た光
のみこまれてゆく魔法のようなもの 待っている


わかる、わかるよ小沢くん。
と言いながら、こういう詞なんてまともに直視できないような、いちばんの底のときは過ぎた。という気もする。
いや、無理してるだけ? という、気も、する。
正直言ってまだよくわからない。

ただね、昨日、なにげなく立ち読みしてた本に出てきたフレーズ。
『葛藤するのにも、いつかは、疲れる。』
そうなのだよ、と思ってしまった。

しかし小沢くんの詞っていいよねー。
難しくない言葉なのに、薄っぺらくないし、
誰にでも、じんとくるじゃありませんか。
曲がなくても。

私は、まあ、元気。
楽しいことは、あるものだ。
週末に行った大宰府では、梅が満開だったよ。
新しい春がきてる。

尻尾を切られてもまた生える。
花が落ちてもまた芽は出る。
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2007年02月18日(日)  いろいろやってました。

えーと、木曜日以来か、日記は。

金曜日は、この冬、警固にオープンした、もつ鍋屋さんに行った。大学生の頃、箱崎は「将門」のもつちゃんぽんをよく食べていた私だが(懐かしいな〜)、自分にはもつに対する愛情はそんなにないことに気づいて以来、どの冬もめっきりもつ鍋から遠ざかっていた。久しぶりに食べた。塩味の出汁を選んだので、あっさりしていて食べやすかった。でも、せっかくたまにしか食べないのだから、もっとぎとぎとしてたりニンニク臭かったりしても良かったかも・・・。二次会は、赤坂の激渋い居酒屋。なぜか、大将と歴史バナシで盛り上がる。

土曜日は、天神ルーチェの6階のレトロにゴージャスなお店で美味しいパスタを食べて、西鉄電車に乗ってぐんぐん南下。めざすは九州国立博物館だ! 念願の「若冲と江戸絵画」展。すばらしかった。どんな時代にも自由な発想ってもんはあるのね。のびのびしてる絵ばっかりだった。絵のすごさと同時に、これを集めたジョー・プライス氏にも感動。これこそが、真のコレクションって感じがした。好きなものだけを集めたんだなあ。帰り、太宰府天満宮で運試しにおみくじも引いたよ。小吉だった・・・・。夜は、別の人々と合流し、飲み会。帰宅後、友人と長電話。なかなかハードな休日だった。

今日、日曜日。気づけば水曜から4日連続で飲んでいたことになる。疲れるはずだよ、と思い、休養に専念することに。とはいえ、もちろん家事あり、料理洗濯あり。読書もあり。夕方、散歩がてら、平尾駅まで歩いてって本屋さんでたっぷり立ち読み。さらに薬院まで戻ってまた本屋。立ち読みでこんなにリフレッシュできる自分が愛おしい(笑)。肉じゃが作る。うっかり「飲む酢(ブルーベリー味)」を床に落として割る。ほぼ全量の中身が飛び散る。久々の、家での大惨事だった・・・。
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2007年02月15日(木)  親はいつまでも親だ。

今日も成り行きで飲んで帰ってきた。ほろ酔いでポストを覗いたら、予告どおり、母親からの封書。短い手紙と、現金が少し、入っていた。最近、私の家近辺には、引ったくりが多発しているらしく、その対策として、「ななめがけバッグ」を買え、というのだ。お金ならお母さんが出すから、と。買うにしたって、親からお金をもらうほど不自由はしてない、ってあれだけ言ったのに・・・。そして手紙には、「元気そうで何よりです。でも、心の中には、悩むこともいろいろあるでしょう。ためこまずに、相談してね。」と。ちょっと泣ける。お礼の電話をかけるには時間も遅い。切ない。洗濯して、寝る。
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2007年02月14日(水)  言いたいことは山ほど。

今日は、人事考課関係で上司による個別ヒアリングがあった。とある意見を述べたあと、二人で、「うーん。」としばし考え込む。

それはそうと、「結婚するときは、早めに言ってね。」と言われると、素直なわたくしとしては、「いや、最近もう別れそうなんで、当分、予定はありません。」なんて打ち明けてしまいそうなのだが、ぐっと堪えた(笑)。彼氏がいる・いないを自分の部署の人にはいっさい話したことがない。うーむ、正解だ。

さてさて、夜は、約1年半ぶりに会う、大学時代の友だちと飲んできた。楽しかった!
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2007年02月13日(火)  今夜は簡単に寝る。

若干の微熱をひきずって、何だかきつい連休明けだった。しかも、ゆうべは、私にとって一年に2,3回くらいしかない、寝つきの悪〜い夜だった。12時過ぎには布団に入ったのに、2時近くになっても眠れなかったのだ。 「やばい・・・ちょっと鬱になりかけてる・・・?」と暗澹としながら、軽いマンガエッセイみたいな本を読んで、3時ごろ寝た。でも、よく考えたら、前日に寝すぎていただけとしか思えない・・・。食欲もあるし。今、めちゃくちゃ眠いし。寝る前にはいいことの芽もあった。今夜はすとんと寝ます。
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2007年02月12日(月)  いつのまにか深爪。

3連休でしたねー。

金曜日夜は、しずと博多飲み。ていうか、うちの会社ビル1階の店飲み。
バレンタインのチョコレイトもらった。
友だち暦17年てとこ?! (from 21世紀少年)
友だち力に感謝。

土曜日は、ゆうきちゃんとウチ飲み。遅ればせながらの新年会。
最近、ウチ飲みだとすっかり安心してたくさん飲んじゃうわ。
またしても、最後のほう、何を話してたのか記憶がおぼろげ。
たいがい盛り上がっていたのに。
こちらも友だち力に感謝。

日曜日は、なぜか急な発熱。
15時に人と会うことにしていたが、む、無理っす。
と思って電話を入れて話し出したら、「ん?けっこうイケる?」
と思い直して、18時に待ち合わせをのばしてもらう。
夜は、ひそかな念願であった久しぶりの一風堂に行く。
しかし体調不良であまり美味しくなかった。無念。
『華麗なる一族』見る。鈴木京香、相変わらず凄すぎ。ハセキョーも、苦悩する表情が美しい! キムタクさんは、昭和40年代って感じがちっともしないが、やっぱりかっこいい。

今日、月曜日は、お昼から、とある会合。
すごいエネルギーを放出。変な時間にお腹がすいたので、
夕方4時半ごろ、友とパスタ屋に入る。
そして帰ってきて直後、体重を量ったのに、朝より痩せてた。
0.5キロくらいだけど、それぐらいは確実にカロリーを使ったのね。
勢いで、家事をがんがんとやる。すっきり。


本を読んだ。よしもとばななの『ハゴロモ』(新潮文庫)。

「病気になった人のほうがつらいと、誰が決めたのだろう、と私は思った。病気にならず、泣かず、ちゃんとごはんを食べて、散歩もして、友達と会ったりしている人のほうがつらいこともあるかもしれない。」

ってとこで、グッときた。元気だったり、そういう経験がなかったりする人だったらサラッと読み飛ばしてしまいそうに書いてある、こういう何気ない文章で、よしもとばななは、たくさんの人を癒してると思う。

いま、私は病気の人よりつらい、ってほどでもなく、ご飯を作り、食べて、ぐーぐー寝て、お酒もおいしく飲めるし、ちゃんと楽しく笑える。かといって、ベストな状態では全然ない。
それを、「ちょっとでも気にかけてくれる人がいる」とか、「こっちが話さないから当然そんなことに気づくよしもない人でも、いつもどおりに接してくれる」とか、そういうことの積み重ねで、人は元気になっていくものだ。ものだろう。

こういうことに改めて気づくだけでも、悪い状態っていうのは、「ただ悪いだけ、何ひとつ希望はない。」って状態ではない。そして、自分も、自分のまわりの人が「普通にしてるけど実は元気がない」って状態のときに、何となく気づける人間でいたいなーと思う。周りの人たちも何かあったらSOS出してほしい。みんなでちょっとずつ分け合えば、意外と重みが減ることはいろいろある。

あと、しばらく前から、「正直な気持ちだからとか、本当のことだからって、そのまま言葉にする、それは必ずしもいいことではない。」ってことについて考察してるんですが、それはまたいつか詳しく。
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2007年02月08日(木)  脂っこいもの、決して嫌いとはいえません。

20時過ぎに会社を出て、スーパーに寄ったら、無性にお惣菜が食べたくなった。ありませんか、そんなとき。それで白身魚のフライを買って帰って、納豆と一緒に食べて(Wたんぱく質だ・・・。野菜がない・・・。)、ふー満腹。とみたされてネットを見てたら、「揚げ物の衣は、一食分で一日分の脂質を含んでいる。」と書いてあった。小さくショック。ま、いいか、、、毎日食べるわけじゃないし・・・

今日は、自分の仕事はなかなかに順調であった。
けど、ブログに書いたとおり、会社で小さな出来事があって、ちょっと考え込んだぞよ。というか、仕事をしていると、やっぱり日々、感じるものがあるね。少しずつ、内部成長している感はあり。それをどう生かしていくか、っていうのが難しいところ。

さ、早めに寝よう。
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2007年02月07日(水)  キッチン。

今が普通の状態じゃないのか、あるいは自分にとって常態に戻ったのかはわからない。ただ、書きたいから書こう。ブログもご一緒にどうぞ。

仕事が忙しくて、なんとか急ぎのことを終えただけで積み残して帰ってきて、ビールを飲んでほろ酔いで『キッチン』(吉本ばなな)を読み始めた。

もう100回くらい読んでる気がする。そうすると当然、「なんでこんなに好きなの?」と考える。

最初に読んだのは、デビュー作であるこの作品が本になったときだった。私はまだ小学生で、5歳年上の姉が買ったものを読ませてもらった。そのときに既にいっちょまえに感銘を受けて、お気に入りになった。姉がいち早く社会人になって実家を出てから、自分で新たにこの本を入手した。それからももちろん何十回も読んで、ハードカバーだけ持っているとベッドで読みにくいので、結局、文庫本も買った。

こんなことは、ほかの小説に対しては、ほとんどない。それだけ、私はこの人の書く小説、とりわけ「キッチン」が好きなのだ。

出版当時に評されたように、今では普遍のベストセラーでも、当時は、異形のものである。あまりに淡々としていて、過度な表現を避けられている分、つるんとしてて滑らかだ。だからこそ、小学生だった私にも、読めたのだと思う。確かにそのころは、「みなしごになっても、人の好意を受けて、なんとかなる人生。」みたいなふうに感じていた。心のきれいな人たちの綾なす物語、のようにとらえていた。

それが、20年近く、何十回と読み返すにしたがって、その奥にある人生の理不尽さ、宿命的な悲しみや、人間の根源的な孤独、みたいなのを感じるようになった。これは、私が大人になったからそう読める、というのもあるだろうが、この、センチメンタリズムに流されない淡い印象の長くない物語に、もともとそれだけの奥行きがあったからだと思う。もちろん、私が作者のその意図に、同時代の人間として共感できる素地をもっていたからだとも思う。

そして、私がこの短い小説を好きで何度も何十度も読み返すのは、あまりに感受性が豊かな少女の頃から親しんでいた、とか、普遍的な人間の状況が示されているから、とか、っていうだけではなく、淡々としているからこそ実はとっても絶望的な状況から、確かに希望へと向かう道しるべを描こうとしてるからだと思う。しかも、その道しるべというのが、「キッチン」という名が示すとおり、人間が生きるために必要な、「食べること」を源としてるからだと思う。

いま、途中まで読んだんだけど、長くないお話なので、これから続きを最後まで読んで、寝ようね。
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2007年02月06日(火)  税務・会計という経理の両輪?

試験勉強に飽きてブログを更新したところですが、それでも休憩は終わらず、続いてこっちも更新だ!

今日、平成19年度税制改正の要綱を改めて読んでいたんですが、
『こういった場合、従来は仮払消費税にて経理していたが』ていう部分を読んで、ぴくんときた。
なんか、いい気持ち。「経理処理をしていたが」っていう意味あいを、「経理する」っていう一言の動詞であらわすのが。
「経理する」って意味の英語の動詞があるのかな?
こういった言い回しは、たぶん税務独特のものだと思われる。
会計基準なんかでは、見たことのない言い回しだから。

「経理」と一言で言うと、一般の人には、会計も税務もいっしょくたに考えられるものだが、わが国においてはそのやり方も当局も、厳然と区別されているのだ。どちらかを理解したから、もう片方もすべて理解できるという単純なことでは、とうていない。ここに、経理人の苦悩があるわけで。

会計における決算書に税務を反映させるための考え方が、名前だけは(?)有名な、かの「税効果会計」ですね。銀行を救っている悪名高き(?)繰延税金資産、とかってやつも、この税効果会計によってもたらされています(とても大雑把な説明ですが。)

私の上司の名言に、
「決算書を読む力と、決算書をつくる力は、同一ではない。」
というのがあります。
それは、もう4年くらい前に、日常業務のふとした一コマで彼が何気なく口にした言葉なのですが、非常に印象に残っています。
詳しい解説を彼はしなかったが、

●たとえば営業マンや審査部のように、他社の決算書を読む機会が多い人であっても、決算書を作成しろ、と言われたらそれはできない。
 という、経理人としての“誇り”

と、

●たとえば私のように、とある法人に属してその会社の決算書をえんえんと毎年作っているからといって、他社の決算書(のみ)を見て、疑いなくその財務内容が全て把握できるわけではない。
 という、経理人としての“戒め”

という、ふたつの意味がある言葉だと私は解釈しています。

最近、ボイルした野菜やきのこ類にとろけるチーズを適量のっけて、オーブンで焼いて食べるのがちょっとした自分内ブームです。野菜そのままで食べるよりはカロリーも高そうだけど・・・美味しい。
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2007年02月05日(月)  過ごす日々

2月になってますね。
私はといえば、賢ちゃんとのことを考えて悩みつつも、日々を過ごしております。

日々を過ごす、それは、限りなく発生する雑務を、地道に辛抱強く片付けていくこと。
時間が経てばお腹がすくし、ごはんを作れば生ごみや洗いものが出るし、2,3日ごとに洗濯物はたまるし、部屋は日々散らかるし、仕事はあるし、等々。時間はまったく、私たちに完全に足を止めることを許さないわけです。それこそが人生というものだし、だったらそれを、人生の救いだと思ってやったほうがいいですよねー。

ああ、それにしても、突如、試験勉強しなくちゃならなくて(何も突如じゃないんだけど、まったく甘く見てて、手をつけたのが今夜なので。)、困ったものです。本が読みたい、お風呂にゆっくり入りたい。
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