moonshine エミ |
2002年09月30日(月) しもぅた~!! | ||||
風邪をひきかけているようだ! 喉が痛い。ちょっと鼻もぐずってきた。 こりゃ、いかんばい! 風邪をひいとぅヒマげな、ないっちゃけん! 早く早く寝らないかん。明日はライブやし! 最近のMDウォークマンは、David Bowieの1968-1973ベスト。 「Let's Dance」なんかがきっかけになって、ボウイブームが起きてたのはなんとなく覚えてるけど、聞いたことはほとんどなくて、この初期のベストが大好き! 久々に「Lady Stardust」を聞くと、いつも涙腺に来る。 英語はよくわからんので、なに言ってるのかも漠然としてるんだけど、この泣ける感じ・・・音楽ってすごいなあ。 映画『ベルベット・ゴールドマイン』も見ました。比較するもんでもないだろうけど、ノスタルジー系の音楽映画としては、『あの頃ペニー・レインと』よりはずっと好きだ。私は。 そういえば私とデビッド・ボウイとの出会いは映画だった。小学校低学年の頃に、テレビで見たB級ファンタジー映画(?)『ラビリンス』 ボウイは魔王サマみたいな役どころで、お子ちゃまの私には、相当コワかっこよく見えた! 何気なくテレビで見ただけで、話の筋も記憶があやふやだけど、ボウイが恐ろし~い魔王で、でも最後はなんかいい奴っぽくなって、「ああ、かっこいい☆」とホレボレしたのを覚えてる。 あの当時、ボウイは30歳くらいかなあ。また見たいな。たぶんマイナー映画なので、レンタルショップにももう置いてなさそうだな。 |
2002年09月29日(日) 命名 : 結 <ユイ> | ||||
念願の(?)美容室へ。 美容室って時間がかかるので、なかなか行きださない。 やっと、行った。 シャンプーやトリートメントをしてくれる男の子としゃべっていて、近所の子らしいので出身高校や中学の話なんかも出て、ふと 「おいくつですか?」 と聞いたら、19歳だった。19歳って、5歳も違うんだなあ。私も年をとったなあ。くすん。別にいいけどサ。 その後、みえちんのベイビーを見に産婦人科へ行く。 生後4日目、ほよほよの赤ちゃん。 ちっちゃい・・・やわかい・・・かわいい!! 「もー、あたしにはちっとも似とらん。まさしくパパの子だよ。 ピンクの着せてなかったら、男の子にしか見えんやろ? ブッサイク~泣くときなんか、しわくちゃで松尾伴内にそっくり! でもさ、新生児室の赤ちゃん見てたら、この子が一番かわいく見えるんだもんね~。不思議だよ。 泣き声でも、『あっ、ユイだ!』てわかるしね。泣き声だって、うちの子が一番かわいく思えるんだよ~」 と、みえちん、言う。なるほどなあ。 それにしても、私がいる間、一度も赤ちゃんを「ユイ」と呼ばずに「伴内ちゃ~ん」とかって呼んでたのには笑った。 「エミちゃんも、早く作りなよ。もう24だよ」 なんて言われるけど、まだまだそんな状況じゃないよ~! でも、体力的には、今って出産にいい年頃なんだろうなあ。しかし、体力はあっても他が伴っていない二人だ。 子どもを生んで育てるって、大変なことだよなあ。父親も母親もどっちも大変。大勢の人がやってることだけど。 天神に寄って、またMUSIC CITY TENJINのイベントを見ようと思ったけど、時間がなかった。警固公園に行ったしんちゃんによると、昨日の5-6倍は人がいたらしい。トリは、解散が決まっているナンバーガールだったのだ。無料で見られるんだからねえ。そりゃ多いよねえ。 来週からしばらく、土曜や日曜も出勤の恐れ大!なので、しばらくできそうにない買い物などの用事をすませる。日用品や必要な洋服など。 けっこう、疲れた。考えたら木曜の夜からずっと飲みや遊びや用事が続いてて、ゆっくり休んだ感じがしない週末だった。 今日は早く寝よう。 |
2002年09月28日(土) MUSIC CITY TENJIN~街中に音楽があふれる日 | ||||
今日と明日は街に音楽があふれる日! 福岡の中心地、天神にて、「MUSIC CITY TENJIN」というイベントが初めて開催されるのだ。 初年度ということもあって、普段から音楽好きな人以外には事前の知名度はなかったようだが、これはなかなかすごいイベントなのですよ。 開催場所は、Be1、LOGOS、CB、SON、Zepp福岡、イムズホール、ビブレホール、GAYAなど、天神一帯のライブハウス。 のみならず、警固公園、Z-SIDE前、イムズ前、ショッパーズ前などの、野外のステージはもちろん無料で見られる。 サポートイベントとして、アクロス福岡のシンフォニーホールや福岡市民会館ではクラシック、ブルーノート福岡ではジャズのライブも行われる。 参加ミュージシャンは二日間で80組以上! けっこう前から楽しみにしてたんだけど、予想以上にとてもよかった! 天神に着くと、どこからともなく音楽が風に乗って届く。 これはすごい! これは楽しい! 大きなステージから小さいスペースまで、 ロック、ストリート系、コーラスグループ、 いろんな人たちがやってる。 プロもアマチュアもいる。 ただで見られるステージもけっこう立派。 無料イベントがたくさんあるのは素晴らしいことで、ショッピングついでに音につられて集まってくる人たちが、けっこう足を止めて見ていたんじゃないかな。 1箇所じゃなくて、街中でやってる!て雰囲気にみちあふれてた。ムーブメントって感じ。これは、来年からも続いて欲しいな。 で、私はといえば、もちろん今日のしんちゃんとの待ち合わせは、無料ステージが設けられている警固公園前。 狙ったわけでもないのに、ちょうど、ハイリミッツを見ることができた。 今年の6月1日に、キャナルシティでやってたフリーライブを見て以来。 そのときも偶然、通りかかって見たのだ(偶然見たのはリハーサルで、それが何となく良かったので、本番まで1時間近く延々と待って、見たんだけど。) いいライブだった! やっぱりプロだな~と思った。うまい。声が気持ちよくて、ギターの人がノリノリで、コーラスもうまくて、音がすごく良かった。 そしてショッパーズ前に移動して、YADOKARIを見た。こちらは、スピーカーの向きが悪かったのか音があんまり良くなくて、ちょっとかわいそうだった。でも、やっぱり、うまいな~。 明日もあります。また見に行こうかな。 音楽の街、福岡の新しいイベントとして定着したらいいな。 ・MUSIC CITY TENJIN SUCCESION2002 公式HP |
2002年09月27日(金) せめぎあい | ||||
はーーー金曜日。 急遽、先輩とビール&夜ご飯に行くことにする。 なんだか飲みたい気分だった。(きのうも飲み会だったくせに・・・) いろいろ話せる人が会社にもいて、ラッキーだな~と思う。 仕事のこと、会社のこと、いろいろ話した。なるほどなーと、いろいろ考える。 私は今の自分しか生きられないので、今この状況、今この自分の感想しかもちようがなくて、それが他の人とぴったり重なることなんてない。そんなのあたりまえだけどさ。 毎日毎日、気合充分てわけじゃないけど、私はそこそこ仕事にやる気をもってて、これからも、少なくともしばらくは、勉強させてもらいながらいろんな仕事を覚えたいと思ってる。今の会社を手放しで絶賛なんて、ぜーったいできないけど、でも会社ですごいなーと思う人、おもしろいなーと思うことってあるし、正直、どんなとこであれ、自分がそこにいる以上、毎日を前向きに過ごせるように、会社のいいところにできればたくさん目を向けたい。自分の仕事、自分がいる場所にある程度の誇りをもちたい。 だから、「会社員なんて、つまんねー生活」なんて、会社員以外の人が思ってるふしを見ると、チクリと腹が立つこともある。 平凡に見えたって、毎日、山あり谷ありでがんばってんだぞ! できる奴はどこにいったってできる。そういうすごい人だっていっぱい会社にいるんだぞ! 税金だって払ってるンだぞ! 世間から会社員が減って税収へったら、もっと生活しづらい世の中になるんだぞ! なんて、言いたくもなる。 けど、自分の会社っていう一つの社会に何年も何年もいると、自分がいる小さな周囲の状況に慣れてしまって、自分と違う社会にいる人や、今の自分や自分の周囲と違うタイプの人生、変化に対して妙に保守的になって、違うものを受け容れられなくなってしまうもんだなーとも、思う。 いまこんなふうに、考えたってすぐ結論も出ないようなことを、たびたびボンヤリ思い巡らすようなことだって、あと何年もたったらしなくなっちゃうのかもしれない。こんなもんだよ、なんて思って、問いかけることをやめちゃうのかもしれない。 自分の価値基準が、小さな範囲でだけ決まってしまうようになるのは、いやだ。そこはまだ、私も若いんだし。自分で自分の道の幅を狭めてしまうのなんて、つまんない。 相克、なんていったらなんだか大仰だけど。 もっと大きなもの、高みを求める気持ちと、いま自分が立っている足元をかためたい、ささやかな毎日を大事にしたいって思う気持ちは、しょっちゅう、せめぎあう。 こういう時期を多くの人が経験して、「そういうこともあるんだよ」なんて、何年かたったら私も達観するのかもしれないけれど、私は迷って揺れる今の自分の気持ちに忠実に、ぐるっと周りを見渡して耳すませながらも、自分で考えて生きてく。 ぎっしり詰めて書いちった。わざとス。 |
2002年09月26日(木) 財規は俺のパスポート | ||||
部署内での歓迎会。 帰ってきたら12時をまわっていた。 部署の飲み会もけっこう盛り上がるようになってきて楽しかったが、いかんせん、高くついた・・・! 1次会で6000円。ビールしか飲んでないのに(←すぐ、こういうことを言う ( ̄▽ ̄;) そりゃないよ~ 安くておいしいものがたくさんあるのが、福岡の良いところだっていうのに。 しかも、手持ちじゃ1000円足りず、先輩に借りる。だめ大人・・・。 2次会はカラオケ。 うちの部は私(24歳)、後輩の女の子(23歳)あと、34~39の男が4人と部長。 カラオケに行ったら世代ってハッキリするよねー。 久保田利伸(『流星のサドル』時代)、オメガトライブ、バブルガム・ブラザーズ・・・ほんとにバブリーだ。 でも、こういうときしか聞かない歌を聞けるので、年上の人とカラオケに行くのはけっこう嫌いじゃないかもしれない。 替え歌で、 「“財規”(注:財務諸表規則)は俺のパスポート~」 「この広い大空に比べたら、“会計基準”なんてちっぽけなものさ~」 なんて歌ってる。哀愁あふれておかしい。 決算やってる部署なので。 いよいよ決算日だなあ。 10月に入ったら、全ての欲望を捨てて(ウソ。だけど、そんな勢いで)、ノンストップで仕事仕事仕事だ! |
2002年09月25日(水) ミエ、ママになる | ||||
きのう、今日と、MDウォークマンでGRAPEVINEの『LIFETIME』てアルバムを聞いてた。 時々思い出して聞くアルバムなんだけど、良い感じだねー。こういうへにゃっとした声、サウンドも好きなのよね。大人になりきれないって感じの。 友達が、今日、赤ちゃんを産んだ! ミエっていうその友達は、私と同じ年、同じ背格好、誕生日も二日違い、そして名前が「エミ」と「ミエ」。 だもんで、まわりから「双子~」なんて言われてたもんだ。 しかも、しかも! きのうが私の誕生日、2日違いのミエちんは、明日が誕生日。 つまり、ベイビーは、私とミエちんの誕生日の間の日に、この世にお目みえしたってわけ! すごい。なんかすごいよー。 さて、そういやこないだの連休に、HPの更新なんかしてるので、よかったら。 ・a day with camera「筥崎宮の放生会」 ・日記過去ログ自選集「2000年(エミ、大学4年)の冬」 |
2002年09月24日(火) エミ、24歳になる | ||||
おお! 今日はわたしの誕生日です。めでたや。 私は高校生のときからアルバイトをしていたせいか、『誕生日その日に祝ってもらう』ってしなくても何だか平気で(仕事は自分の都合で休めませんからね)、たいてい友達や彼氏にお祝いしてもらうのは「前倒し処理」。 さすがにこの年になって、 「お誕生日だから、アレが欲しい、コレがしたい、何々が食べたい」 なんて欲望もそれほどないし。 今年も、連休明けでもあり、仕事も忙しく、なんら普通の感じ。 それでも、おめでとうって声をかけられたり、メールが次々に届いたりすると、「やっぱり何だか特別な日?」て感じがする。嬉しい。 母親はこういうとき、お赤飯を炊いて、そして必ず短い手紙をくれる。 『若いからって無茶をしないように。飲みすぎ注意』 などと書いてあった。確かに・・・(苦笑) 祝福してくれたみなさん、ありがとう。ココ見てない人もいるけど、私の友達みーんなに、私からも祝福を! それにしても、24年前の今日、母親がガンバッて私を生み落として、まだ若かった父親や祖父母が喜んで・・・という光景を想像すると(なかなかできないものであるが)、すごく不思議な気持ちになる。 祖父母も既に亡く、両親も老いていくから、この不思議な気持ちは年を追うごとに強くなってくる。 この世に生まれた日のことなんて、私は当然、ひとっつも覚えていないわけだけど、その日の周囲の喜びを思うと、しあわせな気持ちになるような気もする。たぶん、祝福されて生まれてきたはず。そして、周りの人みんなに、育てられて今日がある。 ありがとう。 誕生日には、そんな感謝の気持ちを、新たにしたい。 |
2002年09月23日(月) 二人のドライブはスリルがいっぱい | ||||
きのうのチョイ旅。 車を借りて熊本の山鹿までドライブしようという計画だ。 しんちゃんと付き合ってもうすぐ丸5年、二人で県外までドライブするのは(競馬場を除くと)、ななんと、初めて! そもそも車を運転すること自体、半年ぶりになる。 目覚まし時計のセットを間違えて、予定より1時間近く起こされる。得意の二度寝に入ろうとしたが、車をコスッたり自転車に接触したりするイヤ~な想像がぐるぐる頭をまわりだして、起きてしまう(←この辺、まさに小心者。) 何はともあれ出発! 最初の運転は、しんちゃん。この人も、「ごく時々のドライバー」。私ほどではないが、最初は緊張して妙に口数多く、ハイテンション。 しかしそこは男の子、徐々に感覚を取り戻し、ソツなく運転。 途中、癖で思わず34号線方面に行きそうになりつつも(その先には佐賀競馬場がある)、国道3号線をひたすら下り、久留米まで。 ここで、「日本へなちょこドライバーの会」代表、エミがハンドルを奪う。意外にもけっこう落ち着いている。・・・それも当然で、相変わらずルート3をひたすら下るのみ。右折、左折、わき道、バック、いっさいナシ。オートマってすばらしい。 出発後2時間半ほど、山鹿に着く。 温泉地というにはちょっと押しの弱い、でもその辺が私らにぴったりマッチしているのではないかということで選出された目的地、しかし、手ごろな駐車場が見つからない。 「・・・このまま菊池まで行く?」 という話になる。 旅の計画もあってないようなものだったので、すぐさま山鹿にオサラバ。 熊本の内陸部に向かって進む、へっぽこドライバーエミリー。 菊池は山鹿よりも、やや名の知れた温泉地。 おー、着いた。しかし、地図も持っていない私たち。 ここで、中心地におとなしく車を止めればいいのに、なぜか温泉街をややはずれた民宿へ向かってしまう。 別に、『中心地なんて、ケッ』なんて屈折したこと思ってるわけでもないのに、気がついたらちょっと離れたところに行ってしまっているのが、私たちらしい間の悪さだ。 しかし、久留米から2時間弱くらいか、ともかくも無事に着いたのである。なんちゃってドライバーえみちゃん、大満足。 とりあえず温泉に入る。日曜日の真昼間、利用客はモロに地元のおじいちゃん、おばあちゃんが多い。 とりあえず露天風呂もためす。とりあえず気持ちがいい。 とりあえずそこで食事もとる。 菊池というところは、めっきり海から遠い内陸部なのに、何をどうトチ狂ったか『刺身定食』なるものを頼んでしまう私。でも、肉厚で普通においしかった。 そして、ようやくここで、車のアンテナを伸ばす。 妙にラジオの入りが悪かったのはこのせいだったのだ。早く気づきなさいよ、お二人さん。 菊池渓谷へ。菊池の町から20キロくらい離れている。 菊池阿蘇スカイライン?というところだったのか、山道に入ると、エミのダメダメっぷりが遺憾なく発揮される。 カーブに続くカーブ・・・カーブで対向車線に大きなトラックでもいようものなら、「こ、こわい~~~」と叫んでしかし右に寄り過ぎるダメエミ。 スピードに乗り切れず、後続の車たちはイライラ(してたはず。) 「ハンドルを切るのが早いよ」 「カーブの真ん中でブレーキを踏みすぎ」 「なんで今ブレーキ踏んだの?」 等、気の長いしんちゃんは(というか、こんな私に慣れてるだけか?)呆れる様子もなく優しく諭すも、すっかり自信喪失のエミちゃん、ショボン。 「もう、運転せん・・・」 とちょっと頭を垂れつつ、渓谷へと歩き出す。 涼しい。この日はけっこう暑かったのだが、さすが森林、さすが渓谷、涼しい顔をしている。 苔、滝、苔、滝、苔。 苔っていいよね!と絶賛するしんちゃん。 ここには、目の不自由な方々の団体も来ていた。足場の悪い山道だけど、杖を持って、サポートの人たちと一緒にしっかり歩いている。そして、笑い声が絶えない団体だった。 実はこの辺で、既に危機は始まっていたのだ・・・。 気持ちがいいので、つい渓谷に留まりすぎたのがこの後のスリルショーの元凶?でも予定通りの16時半に現地を出発したのだが。 もちろん、ドライバーはしんちゃん。 この頃になると、未来のグッドドライバーの片鱗を見せ始める。しょせん、私とは別世界の人なのよ・・・。と、スネるわけでもなく、CDやラジオを楽しく聴きながらドライブは続く。 が、が、一つの問題にぶち当たるふたり。 今日のレンタカーは、20時までに博多駅近くに返さなければならないのだった。そして、20時でその営業所は閉まってしまう。 「・・・間に合うとかいな?」 そう、帰りの山鹿は大渋滞! 私たちがプイッと菊池まで行ったことに腹を立てたのか、山鹿ったら二人を全然進めてくれないのである。 「ま、大宰府から都市高に乗れば、間に合うやろ」 なんて、楽観的に構えていたのだが・・・。 山鹿に追従したのか、その後の八女も大渋滞! 「・・・広川から、高速に乗っちゃう?」 という案も出されるが、「筑紫野IC出口付近 2kmの渋滞」と電光掲示板(?というのかな? あっそれは競馬場にあるもの?)に知らされ、断念。筑紫野で混むんじゃー、わざわざお金を払って高速に乗る意味もたいしてないのである。 日はとっぷりと暮れ、久留米を過ぎて、ようやく渋滞は解消。 山鹿の怒りも、鳥栖までは追ってこれなかったようである。 「なんか、もしかして、間に合うんじゃない?」 華麗なドライビングを続けるしんちゃん、希望を口にする。 「うん・・・これは、もしかしたら、ギリギリ8時に間に合うかも」 19時半の時点で筑紫野。 このまま太宰府から都市高を飛ばせば、何だか間に合いそうな気もするものの、一応レンタカー会社に電話をしておくことにする。 レンタカー会社のお姉さん、明らかに不機嫌そう。 お姉さん「今日は8時で閉めちゃうんですよ」 エミ 「そこを何とか!」 結局、8時半までは待ってくれる、と言う。 しかし、約束の時間を遅れると、1時間ごとに1000円の遅延金を払わなければならない。それはご免こうむりたい。何より、しんちゃんはスピードを出しすぎるわけでもないのに、妙に集中力あふれる気合の運転で、かなりのスパートをかけている! これは、間に合うかもしれない! 望みを託して太宰府から都市高に乗る。料金所も、5年付き合ってる二人ならではのア・ウンの呼吸で(←言いすぎ。)最短時間で切り抜ける。 都市高速は快適な乗り心地! 60km制限だが、100km出してるだろ~、という勢いで滑ってく車も多い。私たちも急ぎつつ、しかしここで事故っては元も子もないので、80kmくらいで走る。 「さて、都市高ってどこで降りるんだっけ?」 「え? 考えてなかったの?」 「いや、大丈夫。榎田だ」 「大丈夫?」 「大丈夫! 俺についてこい!」 「ついてくわ!!」 (以上、脚色ぎみの会話でした) しかし、これが痛恨のミスだった! 半道橋の出口を過ぎ、さあ、次が榎田・・・と思ったら 『次の出口は 千代』 という無情な標識。 「し、しまった!! 榎田は入り口だけで出口はないんだった!!」 と嘆いても、もう遅い。次の出口まで都市高速を空しく走り続けるしかないのだ。 「千代・・・千代じゃ行き過ぎだ・・・だめだ・・・もうダメだ・・・決定的過ちだ・・・」 しんちゃん、がっくり。 劇的ゴールインが目の前だっただけに、落胆を隠しきれない。 しかし、よく考えたら、たかがレンタカーの返却が間に合わないくらい、長い人生、どうってことない傷なのだ。 待っていてくれる営業所の人々には悪いが、都市高速1個分の出口くらい、4-5分の差だろう。 「もう、いいよ。よく頑張ったよ。さあ、事故らないように帰ろう」 と慰めつつ、千代にて都市高を降りる。(しかし、案外、私のほうもこの時間との格闘にエキサイトしていた) すると、何だか千代から博多までは意外と近い。 普段ここは、自転車や路線バスで通っていたので距離があるものと思い込んでいたが、車で走るとあっという間だ。 「も、も、もしかして、これって、間にあうんじゃ・・・」 また希望の芽がふくらんでくる。 最後の関所はガソリンだ。19時半にレンタカー会社に電話したとき、 「遅れても、燃料は満タンで返してくださいね」 と、お姉さんに釘をさされていたのだ。 しかし、レンタカー営業所の、ほんのすぐそばにスタンドがあったことは確認済。 こ、これは・・・。 鼓動は高鳴り、目が血走って、テンションが上がる私たち。 さあ、そこを左に曲がって、右に曲がって、スタンドはもう、もうすぐそこだ、ガソリンをたっぷり、満腹になるまで注入してやるのだ!! 「なにっ?!」 それは19時58分。 信じられないことにスタンドの明かりが消えている。ま、まさか、こんな博多駅のすぐ近くで、もう営業時間が終わっているのか?! そう、そのまさかだったのだ。 「ハハ、ハハハ、ハハハハ・・・」 脱力に思わず笑いがこぼれた。 「・・・しかたがない。とりあえず、着いたことを報告して、近くにスタンドがないか、営業所の人に聞こう」 そう言って、営業所前に車を停め、私が助手席から降りるのと、営業所のお兄さんが駆け寄ってきたのは、ほぼ同時だった。 車中のデジタル時計は、“19:59”と煌々と光っていた・・・。 「少々割高になりますが、ガソリンはキロ計算もできますよ」 とお兄さん、提案。ぐったりした私たちは、言われるがままに割高の料金を払った。遅延金は取られなかった。居酒屋でビールと焼酎を飲んで、ささやかな今日の打ち上げとした・・・。 ふたり一緒だと、ただのドライブもこんなスリル・ショーになる。この、意味の無い波乱万丈さ。 愉快な一日でありました。 最後に、この日の車中でのBGM。 ・ビートルズの通称ホワイト・アルバム ・スマッシング・パンプキンズのアルバム2枚 ・スピッツの大昔時代のカセットテープ ・フラッシュバック9「とある男どもの熱情」 ・EGO-WRAPPIN'「満ち汐のロマンス」 ・FM DJ:うたいびと はね、福山雅治、松任谷由実 など |
2002年09月22日(日) ありがたやありがたや | ||||
フー、人生、命あってこそ! 無事に帰ってこれた。 良かったあああああ。 まだこんなに面白いことがあるなんて! 希望を感じる。ちゅわくん、おつかれ! 詳しくはまた明日。 |
2002年09月21日(土) 誠意と祭りとタイトル、の、重要性 | ||||
まりちゃんは大学時代、同じ研究室だった友だちだ。 とはいえ、研究室(というより、大学そのもの)に寄りつかない不真面目学生だった私にひきかえ、まりちゃんは今でも勤勉に大学に通っている。大学院に進んでいるのです。 まりちゃんの修士論文のためのアンケート調査に答えるべく、天神で待ち合わせ。 カフェに入って、アンケート用紙を手渡され、おいしいブルーベリースムージーを飲み飲み、記入。その後、録音用のテープを流されながら、ちょっとしたインタビューにも答える。 まりちゃんのアンケートに答えるのは、約3回目。彼女の研究テーマについて、私もそのたびに、チラリと考える。 詳細はまだ知らされていないが(知らされたらアンケート調査に協力できなくなるので)、「対人関係において、心ならずも相手の提案を断るときの、断り方」について調べているらしい。 「友人との約束があるのに、急の残業を頼まれたとき」 「取引先への納品日が重なって、一方を断らなければならないとき」 「体調が良くないので、飲み会の2次会を断りたいとき」 などなどのシチュエーションで、どうやって断るかを問われる。 で、私なりのシミュレーションで答えるんだけど、それで思ったのが、信頼関係を維持していきたい相手であればあるほど、人は断りの正直な理由をいうもんだな。ってこと。 曖昧な言い訳やこじつけの理由、嘘なんていうのは、「ま、この相手には、嘘も方便だな」てときしか使わないもので、 大事な相手には、正直な理由を誠意をもって伝えて、「ごめんなさい、今回はこれはできないけど、でも、こういう点では協力するよ」って方法で接するものだ、人は・・・と思う。自分が断られるほうの立場としても、正直に言ってもらったほうが、納得することが多いように思う。 言いにくいことでもちゃんと言ったほうが上手くいくことが、人間関係には多いんだな、うん。などと、つらつら考えた。 その後、カラオケに行ったり、天神をウロウロ。 HMVにも行く。インディーズコーナーに、フラッシュバック9のCD発見。ちょうど、MDウォークマンにそのCDをダビングしてたやつが入ってたので、聞かせる。まりちゃんとは、一緒に彼らのライブに行ったことがある。今度ライブ見た後、買おうかな。と、まりちゃん、言う。うれしい。 そして、市役所前広場のアジアンフェスティバル会場へ。 福岡市では、9月は「アジアマンス」ということになっている。 >「アジアマンス」は、1989年に開催された「アジア太平洋博覧会~よかトピア」で培われた友情と交流の輪をさらに広げる目的で、その翌年の1990年にスタートしました。毎年9月をメインに、数多くの団体や企業などの協力を得て、福岡市内各所でアジアの文化・芸術・学術などを中心とした、多彩な事業を展開しています。 (アジアマンス公式HPより) 福岡の9月は、お祭りが多い。 市役所前広場では、ほぼ一日中、アジアの国々のライブなどをやっている特設ステージと、アジア各国の屋台。音楽と食に、人々はごった返す。 暗くなって聴くライブ。中国のステージだった。いいスイング感。屋台でタイと韓国のビールを買って帰る。今日はタイの「シンハー」を家で母親・姉と一緒に試してみる。ホップがきいていた。暑い国のビールという感じ。 さて、今日買った本、4冊。 (お給料が出ましたので、自分への罰は、おしまい。) 「発奮忘食対談」東海林さだお・椎名誠 「日本細末端真実紀行」椎名誠 「旅々オートバイ」素樹文生 「羊をめぐる冒険(上)」村上春樹 なんか、4冊とも、タイトルがすごく良くない? これ見ただけで、ワクワクしてくるよ、あたしゃ。(あたしだけ・・・?) タイトルって、大事だな。 村上春樹の最新作「海辺のカフカ」売れてるね~! 春樹さんを好きな人、読んでみようと思う人がこんなにいるんだ、と思うとなんだか不思議な気がするなあ。うむ。 |
2002年09月20日(金) All All Right! | ||||
今日のライブのために昨日・おとといと残業を積み重ね、危うく今日行われそうになった部署の飲み会も阻止して延期させたのに、やっぱり残業は免れず。プレアデスに着いたら既に始まっているフラッシュバック9・・・。無念! 「半径30cm Life」から見た。何曲目だったのかな。この曲大好き。新曲も好き。タイトルを教えてほしい。 今日の対バンはどれもなかなか良かった。FB9のあとにやった「バックヤード」「スピンボール☆猫式」、すごくうまいってわけじゃないけど、不思議と心がひきつけられた。特に「バックヤード」は、好きな感じの曲が多かったのでまた見たい。 そしてトリのヤドカリ!! 4年近く前に見たときと、全然違っててびっくりした。私が前に見たときは、「明るく楽しいストリートライブ」って感じだったけど、メンバーが減って二人になって、すごい世界ができあがっていた。 なんというか、すごく根源的な音楽・・・て感じがした。うーん、これは抽象的すぎて表現になってないな。なんか、人間の体の芯に響くみたいな音。といったらいいですか? 一人はギター、もう一人はジャンベ。どっちもうまい! 音がすごくいい。大きい。二人の実力が拮抗してて気持ちがいい。 ひろのぶくんいわく「福岡でいちばんいっぱい客を集められるバンドかも」ということだが、それも頷ける。 マーボゥ、ひろのぶくんと一緒に牛丼を食べて帰る。安いな~、牛丼!! 今週。 よく働いた。途中ヘバッたけど、喉もと過ぎれば何とやら。3連休を控えたこの夜になったら、なかなかいい週だったかな、と思えてきた。ハハハ、いい気なもんだ。 きつかったけど、他の部署の、あんまり話したことの無い人にもいろいろ教えてもらったりして、勉強になった。「教えてください」って言ったら、たいていの人は快く応じてくれる。監査法人の人たちとも仕事の話ができるようになってきた。 来週も頑張れる気がする。おー! |
2002年09月19日(木) 私と体だけ | ||||
暗い涼しい帰り道、ジョギングしている人をけっこう見かける。 くたくたに疲れた頭と体、でも、そんな人を見ると「いいなァ」と思ってしまう。 運動のあとのさわやかな体の疲れが、恋しい。 ささやかな毎日でも心身は疲れて、元気がなくなったりくよくよしたり。 でも、4キロくらい走る頃には、頭の中はからっぽになって、私と対話するのは体だけになる。そうしたら、つまんないこと考える余裕なんてなくなる。息が苦しくなってくるけど、重い頭はリセットされていく。ただ、走るだけ。走るだけになる。 あの感じが、好きなんだよなぁ。 明日は金曜日か。がんばろう。 |
2002年09月18日(水) でも、がんばる。 | ||||
ゆうべの夢の夜! EGO-WRAPPIN'のライブが嘘みたいに、ああッ、一夜明けると憂鬱な仕事。 仕事なんだから楽しくて楽しくて楽しいことばっかりで、ってことなんかないって分かってる。 みんなそれぞれきついことだってさ。 忙しさそのものがイヤなんじゃない。 でも、いろんな部署走り回って、資料あつめて事情や内容を質問して確認して、あっちの話を聞いて伝え、向こうにわかんないって言われたら古いダンボール掘り起こして、開けてみたら私が整理してたはずの資料がぐちゃぐちゃで、何度も何度も行ったり来たりで、そんなこと繰り返してるといいかげん孤独になってきた。あー。 でもここで落ち込んでるヒマないし、お金もらってやってる仕事なんだし、ほんと、自分だけがきついんじゃないし、まだまだキツイなんて言えるほどのことやってないのわかってるし、でもキツイし、本当に進めたい仕事は全然進まないし、ああ、残業か・・・。なんて暗くなるし、しかしこういうときこそ明るくいかなきゃいけないと思うし、昨日、友達の身に起こってる話聞いたのがまだズキズキしてたり、けどそんなそばからまた次々と増えてく仕事・・・。 頭が飽和。 あげくの果てに、チーム内で中間決算作業の分担ミーティング。 こ、こんなに詰まってるんだ・・・。出来るのか?! 無理やろ?! 土日休めんのか?! 「10月は休みないから。うちは」だってさ、まあ4月も休日出勤してたし、ちょっとは想像してたけどさ、これがイジケずにいられましょうか?! あー、ゆうべはあんなに楽しかったのに! 現実はこれだ。まったく。 昼休み、同僚に愚痴をこぼす。 愚痴ったら愚痴ったで、そのあと、そんな自分に嫌気がさす。みんなきついんだ! こんなとき、同じチームに同じ年代の女の子がいたらなーって思うけど、居たら居たで大変なこともあるだろうし、ないものねだりなんてみっともないよ。あー。 午後、10歳くらい年上の、違う部署の女の先輩に 「大変ねー。ほかの部署のヒアリングはキツイよね。わかんなくて当然なんだから、遠慮しないで、いつでも何でも聞いてね」 と言われる。 ううっ(心で涙。) さりげない一言で救われる。 私も周りに優しくなりたい。 鬱々とした心にテンポつけようと、何度も行ったり来たりする裏階段をダダダと早足で、最後3段くらい、飛び降りてみた。誰もいないと思ってやったけど、人がいて、見られてた。「元気だねー。元気がありあまってるね」「元気なんて、ないっすよ~。これぞ『空元気』ってやつですよ~」なんて笑う。またちょっと浮上する。 残業。20時で力尽きて、退社。 帰宅後、拉致事件に関してのニュースや新聞をチェック。 なんて言っていいのかわかんない。憤り、ていうのが一番近い言葉だ、きっと。遅すぎた。本当に遅すぎた。政府も世論も。しっかりしろ、ニッポン!わたし!みんな! |
2002年09月17日(火) dancin' & released | ||||
EGO-WRAPPIN'のライブに行ってきた!@DRUM LOGOS。 スタートは8時なので遅めだけど、仕事が終わったのが7時で、会場に駆けつけて7時半、とぐろを巻いてぐるぐるまわる行列・行列・行列・・・。 すごい人気だ! いやー楽しかった。 歌えや踊れや、踊りまくってきましたよ! 踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃソンソン♪ ぐぐっと熱くなったり、ふわっと浮いてみたり、声はりあげて叫んでみたり。からだが楽しいように踊った。 オールスタンディングの会場なので、チビッコの私には不利な条件だったが、全然OK! こまこま見えるボーカルのよっちゃん、かわいかった。 小さいのに大きい! いつも小さなライブハウスに行ってるので、今日のロゴスでも(スタンディングで200-300人くらいかな?)でも何だか広く感じた。そして天井が高い! ライトがすごくきれいで、メンバーが見えにくいときでも、ライトにずっと見とれて、上向いて踊ってた。 ほんとは、音はもうちょっといいかと思ってたんだけどネ・・・。 オッケー! オッケー! 解放された! そしてライブが終わってから、一緒に行ったゆうきちゃんとちょっと飲んだんだけど、ここでガツンとくる話を聞いた。 私に出来ることはなんだろう? 友だちががんばってることを、いつも心に置いておくことくらいか。 すごく大変で哀しい話だったけど、彼女に感動してしまった。背の高いゆうきちゃんが、いつもよりもっと大きく見えた。 すごい友だちばっかりです。 |
2002年09月16日(月) 映画、ビデオ、本の感想。一気にどうぞ。 | ||||
雨! 一日中の雨。大雨洪水警報まで。 なので、ずっと、家にいた。きのう、持久走しといてよかった。 ずっと書こうと思って書けてなかった、この夏に見たビデオのことなど。 『海は見ていた』 黒澤明の遺稿を熊井啓が映画化。 中洲大洋劇場で見ました。チラリと写真。歴史ある映画館です(たぶん、そんな感じ。) 江戸時代、深川のはずれにあるさびれた町の遊郭が舞台。 わたしは元々、岡場所モノというのに弱いのだが、それを抜きにしたって素晴らしい映画だった。胸が震えた。 キップのいい清水美砂、泣いてばっかの遠野凪子、世間知らずの坊ちゃん吉岡秀隆、やたらダメ男の永瀬正敏、こういう役がハマる奥田瑛二、久々に見たつみきみほと河合美智子、石橋蓮司もラッキー池田も、みんなみんないい演技だった! 泣かせてくれる。 特筆すべきは音楽だ! この映画のテーマとでもいうべき曲、古くさくて頼りなげな音、ほんのりと明るい調べ。 それが、ものすごく哀しい場面や暗い場面にも容赦なく(笑)用いられて、「あんな場面になんであんな明るい曲を?!」て紛糾する意見をネットでたくさん見たけど、私、あの音楽の使い方がすごく好きだった。 シリアスな場面であの明るめの旋律が流れると、何ともいえない気分になった。 かわいそうにねえ、でも生きてくうえで、こんな哀しいことなんて、誰にでもいくらでもあるんだよ。 そんな、優しいあきらめを感じるような曲だった。哀しい場面で哀しい曲が流れるのに慣れてるだけに、あの妙な明るさが新鮮だった。 そしてラスト。 たぶん、あの清水美砂のセリフのために、この映画はつくられたんじゃなかろうか?!と思われるくらいのラストだった。万感胸に迫って、劇場のあちこちから「ほうっ」というため息が洩れた。ちなみに、見に来てるのは若い女の人もいたけど、お年寄りの人も何だか多かったなあ。 これはビデオになったら必ずまた見ます。 以下はビデオ。さらりと。 『梟の城』 司馬遼太郎原作、中井貴一主演。戦国時代の忍者モノ。 これがねー、私には期待はずれで、残念なことでした。 貴一っちゃんはともかく、美しい鶴田真由、凛々しい上川隆也のキャラクターがしっかりしてなかったのが一番ダメだった。葉月里緒菜はグー。 アクションといいストーリーといい、絞りきれてなかった。 でも、まあ、前から見たかったので、とりあえず、見たことに満足。 『サイダーハウス・ルール』 2回目。1回目見たときの感想はコチラ。 最初に見たときよりも、主人公のホーマーが人間くさく感じられて、それがまた良かった。ホーマーは純粋だけど、天使みたく描きたかったわけじゃないよね、監督は。きっと。 『バッファロー’66』 監督・脚本・主演・音楽、ヴィンセント・ギャロ。 なんかよく知らんかったけど、カリスマ的人気がある人で、この映画もミニシアターで大ヒットしたんだって。 で、私の感想。 奇妙です。さすがミニシアター!て感じで奇妙です。 多分ものすごく監督の趣味に走った作品で、マニア向け、カルトっぽいんだけど、なんだか訴えられてくるものがあるような感じもするような・・・。 見てる間は、早送りしたくなるような衝動に駆られたりもしたのに、見終わった後でなんだかいろいろ考えちゃって、ズンとくる映画でした。 バカバカしい人生、愚かな生き方、そんな男なのに、ラスト間近、トイレかなんかの鏡に向かって一人、「生きられない」と泣くシーンが頭に残りすぎた。うーん、何だったんだろう!? とにかく、あまりにもわけわかんなくて、それが面白い映画だった。 予定調和ばっかりに慣らされちゃいけないなーと感じたよ。 なんかあと一本見た気がするんだけど、思い出せない。 しかも結構おもしろかったような・・・。 私の記憶って、しょせんこんなもんなのね。 連休中に読んだ本。 高村薫『李歐』 李歐のあまりのかっこよさにクラクラしながら、4時間で読了。 拳銃マニアの主人公、中国はじめ大陸の裏組織との駆け引きとか、ハードな展開ではあるんだけど、男の心をもわしづかみに掴むセクシーな李歐、男同士の愛情(ただし肉体関係は多分ナシ)、甘々大団円のラストなど、これって男の人はどんな気持ちで読むんだろ?と思ったり。 でも、李歐、かっこいかった~~~~! 「惚れたって言えよ」言うよ!言いますとも!! 浸った。 保坂和志『草の上の朝食』 村上龍や柳美里に比べるとずっと地味だけど、芥川賞作家。好きです。『プレーンソング』の続編。続編だかなんだか、どこが区切りなのかさえ、どうでもいいんじゃないかと思えるほどにユル~い物語。好きだなあ。 今作では、前作に無かった主人公のセックスシーン(シーンと言うほどでもないけど)があったけど、予想通りのさらっとした書き方だった。いい感じ。 山本周五郎『つゆのひぬま』 『海は見ていた』の原作を含む短編集。私は映画→原作、って順番をたどるのが好きだったりする。逆だとがっかりすることのほうが多い(^-^; 山本周五郎の短編を映画にしたのって多いよね。すごい作家です。シンプルなのに、味わい豊か。 さあ、では今から、『濱マイク』の最終回。 あたりはずれはあったけど、楽しませてもらった3ヶ月だった。さみしいなあ、終わっちゃうの。 |
2002年09月14日(土) 祭りの日に | ||||
福岡市東区箱崎は、私が大学時代に、連れのしんちゃんと二年間暮らした町だ。 連休初日、今もそこに住んでいるしんちゃんと、その町で開かれている、筥崎宮の放生会へ。 博多三大祭りのひとつだ。 全国各地での「放生会」は、「ほうじょうえ」と読むらしいのだが、ここ箱崎では、「ほうじょうや」と呼ばれている。 1kmの参道に、700軒くらいの露店が出るこのお祭り、規模の大きな縁日といった感じか? お参りをして、ひととおり参道を歩く。 普段とは打って変わった人ごみの道、路上駐車の列。けっこう遠くから来る人たちだってたくさんいるってことだ。 庶民の娯楽だって事欠かない世の中だが、こういうお祭りに対する人々の態度って、変わらないもんだな~、と、なんだか不可解なような、安心するような、妙な気持ちになる。 なんにせよお祭りは楽しげな雰囲気だ。 しかし、露店でお金を使うこともなく、するりと帰途に着く私たち。あろうことか、コンビニなんぞでビールを買って帰る。だって露店、コンビニより高いしさあ。 パソコンやギターやカメラなんかも用いつつ、だらりと楽しく過ごして夜になり、アンシャンテへ。 いいライブってなんだろう? などと他愛ない話をしながら3時間半。お酒を控えめにした成果で、二人で4000円にも満たない金額だった。かなり嬉しくなる。 この前、放生会に行ったのは、4年前だった。大学2年生のとき。 やっぱりしんちゃんと一緒に行った。そのときも、お賽銭以外のお金を使わず、夕ご飯は焼き鳥屋「家康」で食べた。 その頃は箱崎に住んでいて、バイトが休みの日曜日かなんかに部屋にいると、向かいの道を昔っぽい扮装をして何か神輿みたいなのを担いだ人々が通りだして、びっくりしたものだった。 何となく付けていたテレビでは、モーニング娘。が「LOVEマシーン」を歌ってた。 |
2002年09月13日(金) 愛のカタチ。 | ||||
タイトル、なんか、J-POPにありそうな感じじゃない? こんな歌。笑 ゆうべ見に行った“フラッシュバック9”のCD、ライブが終わってからその場で買った。 聴けば聴くほど、明るいオブラートで包まれた中身のちょっと苦い部分がじわじわ出てきて、それがまたじわじわと沁みこんでいって、「うーん、効く~!」て感じ。 ライブでも盛り上がる「Kiss me Agein!」て歌が大好きで、歌詞カード見ながら聴いてたらグラッときた。 『かわいいかわいいオイラのベイベー もう一度 キスしておくれよ Chu Chu Chu Chu Chu』 ていう、ノリも良くてラブラブっぽい、明るい歌なんだけど、そのあとの歌詞がさ。 『オイラがめちゃくちゃビンボーになったら 君を質屋に入れてもいいかな? オイラがめちゃくちゃビンボーになったら わりぃけど風呂屋で働いてくんねかな?』 て、言うんだよね。わたしここが、前からなんか、凄く好きでさ。 これさ、風呂屋って、なにも銭湯の番台に座るってわけじゃなくて、つまり、女の人しかできない、泡のお仕事ってことだよねーたぶん。 ・・・て、なんかこれ、ひどい男みたいやん! と思いました? まあ次を聞いて。 『君は僕の不自由の中で生きててよ 不自由ばっかが不自由じゃないなら 僕のそばにいな』 あ、これも自分勝手っぽいと、思いました? まあ、まだ歌は続くのよ。 『君がめちゃくちゃビンボーになったら 俺を質屋に入れればいーんだよ 君がめちゃくちゃビンボーになったら 俺は朝から晩まで働くよ 僕は君の不自由の中で生きてるよ やさしさなんかは信じてないから 君のそばにいる かわいいかわいいオイラのベイベー かわいいかわいいオイラのベイベー チューしなきゃ眠れやしねぇぜ~~~~!』 どう? どうかしら? 私は、なんかこの二人の世界がとっても好きなんだけどね。 お互いが、相手がいるからこそ、不自由な思いをする。 男だから女の子に尽くすとか、女の子は守られるのが当たり前とかって間柄じゃない。 どちらもおんなじように、苦労だってする。 質屋に入れちゃったりフロ屋で働かしたりって言うくらいだから、ちゃんちゃら勝手っぽいことだって、時にはあるだろう。(モチロンこれは詞なんだから、実際そんなことになっていいわけない!なんて反論はナンセンスよ。) でも、それを不自由とだけ感じるわけじゃないから、そばにいる。 そんな感じ? そんな感じだと思ってるんだけど。 「君のため」「あなたのため」なんて、甘々じゃなくてただの理想でも犠牲でもなくて、 人間くさくて、きれいごとじゃなしに、とにかくガッチリ結ばってる感じ。 「しょーがねーなー、ったく」なんて言いながら、でも好きだからなー、って感じ、チューせずにいられない感じ。曲も、そんな勢いがビシビシ伝わるようなノリです。 一蓮托生な、対等で、勝手だって言える、相方な感じ。 かっこいいな、そんなカタチ。 そんな恋もいいな。いろんな形があるな。恋人の数だけ。 あー、曲をお聞かせできないのが残念だな。みんな、ライブ、見に行こう! いいバンドです。遠方の人は、希望があれば、CDダビングして送りますよ。買ってもいい!て人は、アルバム7曲入り、1200円です。なんて、宣伝・・・。 さて、睡眠時間3時間ちょっとで、出社。 寝る寝る星人の私としては、驚異的。 うしっ!と気合を入れて、勢いつけて減価償却(^-^; かなり黙々とした仕事です。 資産規模を考えると、エクセルで減価償却計算してるのって、けっこう珍しいことのような気がするがどうなんでしょう。小さな会社だったら経理ソフト、もっと大きな会社だったら、ちゃんとシステムがあるのかな。でも、エクセルって相当賢いね。もっと使いこなしたい。 ともあれ、減価償却には結構詳しくなったよ。有形・無形固定資産問わず、一括償却資産だろうが、中古資産を取得しようが、資産の種類を振替しようが、償却方法を変更しようが、もー、なんでも来いだ! なんてね。 |
2002年09月12日(木) キメちゃいたいんだぜ | ||||
ぽっかり仕事の谷間ができた、木曜日。 午後、社内の勉強会。税務セミナー。講師は、私のマンツーマンの先輩。 「寝たら死刑」と言われ、気を引き締めて臨む・・・が、10分ほど意識が遠のいたのは認めよう。ゴキゲンをとるために、休憩時間に飲み物など、お出しする。てへ。お調子者なのは私のいいところ・・・カナ? そして仕事を適当に放り出し(←あの、流してね。)、JAJAへ。 マーボゥと合流。 ビールをぐびっとな。 今日は8時半過ぎて始まった。平日でもこれか。チケットには7時半開始って書いてあるのに! これぞJAJA時間。もう急がねえぞ。 DJはボボさんという人だった。私好みのファンクな曲がいっぱいかかった。うーん、いい感じ。 フラッシュバック9。 お客さん少ないし、ライブいっぱいしてて疲れてるだろうし、今日あたりそろそろ、やる気ダウンしてるかな。と思ったけど、もしかしたらちょっとそうだったかもしれんけど、やっぱり、見に行ってよかった。 ドラムの9さんに今日はすごく目がいった。やっぱり大きな音が出せるとこっていいよね。デジャヴの和気あいあいした感じもいいけどね。爆音ベイベー。 ウーララ。 これがもうもうもう、すごかった。 初めだったけど、もっと早く見るんだった!て思った。 ブルージー。かなり激しいブルージーさ加減だった。私、こういうの、大好きなんだよ。 平日だったしお金ないんで我慢したけど、缶ビール3本はイケる音楽だった。もっともっと酔いながら見たかった。 ボーカルの人、すごく上手い! これまで博多で見たボーカリストの中で、一番って言ってもいいかも。強い。ひきずりこまれる。 どこまでもロックしてる感じの人だった。迎合しない感じ。怖い人もいいなー、と思った。 それにしても、いいライブをやってるのに、お客さんが少ないってことほど悲しいものはないなー、とちょっと思った。 もっと宣伝したらいいんだろか? お客さんに愛想ふりまいたほうが、リピーター増えるんだろか? 何かそれもちょっと違う気がする。でも、たくさんの人に見てもらいたいって思ってるようなバンドだと思うんだけどな、二つとも。むむむむずかしい。 今日は初めての人ともお話した。 あかねさん、きれいで大人っぽいのに、なんだかすごくキュートな人。フラッシュさん、私が会社員だというと「ほんと?ほんと?」と何度も聞いてたけど、そんなにOLっぽくないかね?(ニヤリ。)ウーララのドラマーさん、むちゃくちゃいい人! 音楽とのギャップがステキ。もー、絶対また見たい。 マーボゥと、主に自転車泥棒の話などしながら地下鉄で帰る。 音にのまれながら、なんとなく、覚悟を決めたい。と思った夜だった。 ・・・でも、なんの? |
2002年09月11日(水) on my way to・・・ | ||||
きのう、大学時代の友達から、結婚式の招待状が届いた。 今朝、さっそく返信ハガキを出す。出席。 友達のウエディングドレス姿ってのは、どうも想像できない。 だからこそ、本番、あんなに感動するのかもしんない。 なんにせよ楽しみ。 しかし、結婚か・・・。 なんかどうも、自分は結婚しない気がする。 自分は、生涯、子どもも持たない気がする。 でも、こんなふうに考えてるってことは、私の場合、 「結婚、しなくても大丈夫。子ども、できなくても大丈夫」 ていう、シミュレーションを今からしてるってことで、深層心理では、いつかはしたいと思ってるのかもしんない。間違いなく、今はしたくないけど。 好きな人と大手を振って一緒に暮らせる、ていう点では、結婚てやっぱり素晴らしいと思う。「愛する人と堂々と人生を歩んで生きたい」て言った、宇多田ヒカルの気持ちもわかるよ。 いろんな人のいろんな生き方見てると、何がしあわせかっていうのは、ほんとわかんないなーって思う。 安定が幸せなのか? 冒険か? 平凡か? 追求か? 妥協は必要か? それを「歩み寄り」とかって呼んで受け容れるべきなのか? むずかしい。むむむむずかしい。 自分にとっての正しい努力をしていきたい。でも、それを見極めるのが難しいんだよね。 自分に問い続けることをやめないようにしなきゃ。 そういえば、今日のハモネプで、福岡のア・カッペラーズが全国大会優勝した。彼らのこと特別に応援してるわけじゃないけど、やっぱり地元民としては、福岡は音楽の町!ていう自負があるので、ちょっと嬉しかったな。 |
2002年09月10日(火) 行ったり来たり | ||||
会社を休む。 と、言いましても、貧血の悪化ではありません。むしろすっかり治りました。やっぱり、女の子ちっくな体調の悪さだったようです。 財布と一緒になくなった、運転免許証の再交付のための有休。 「来月、再来月は絶対行けんよ。今のうちに行っとき」 と先輩に言われたので。あーあ、来月ってどうなるのよ。 ま、それは置いておいて、噂にたがわぬ、試験場の待ち時間の長さ。どうにかならんのかね。しかも、手数料、高いってば。いったいいくらの粗利益だ?! なんだかんだと、原価が高いんでしょうか? よくわかりません。 今日のために買っていた本を読みふけりながら、待つ。 初めての高村薫だ。『黄金を抱いて翔べ』。 時間つぶしのための読書のはずだったが、案の定読書がメインになってしまって、 「再交付のみなさ~ん!(なんか100人くらい居たぞ。案外、なくす人って多いのか)」 とかって呼ばれて並んでる間もページから目が離せず。 9時半に申請書を出して、受け取ったのが11時半過ぎ。 その間、本は半分過ぎまで読み進んだ。 その後、天神へ向かう。 いろいろとお買い物。新しい財布は、ANNA SUIにした。1万円の割にはしっかりしてる。蝶のマークが気に入った。華麗! バッグ、ジーパン、メガネも買った。ジャケットを探しているが、いいのが見つからない。あと、靴ね。毎度のコトながら、サイズがない・・・。22.5センチのこの足、恨む。引き伸ばしてほしいくらいだ。 途中、スターバックスでスコーンとアイス・ラテを飲みながら、また30分ほど続きを読む。 できあがったメガネを受け取り、本屋に行って、次の高村薫をよっぽど買おうかと思ったがやっぱり今月は自分への罰を優先しなきゃ、と思って自重。(その割には、本よりよっぽど高いものを次々と買った今日だったが・・・) 帰りの電車の中でまた、続きを読む。家に着いて、はー、疲れた。と思いながら最後まで読む。 何だか非常に濃い一日だった。用事や買い物といった行動の世界と、銀行本店の地下に潜入して、工作したり爆破したりしながら金塊を盗む本の世界とを、凄いスピードで行ったり来たりした。 すっかりハマった、高村薫。すごい作家だ! 人気はやっぱりダテじゃない。世の中にはまだまだ面白い本が無限にあるのだなあ。 |
2002年09月09日(月) くらり、くらくら | ||||
日曜日の貧血、さらに悪化。 家を出るときは何とも無かったのに、会社に着く頃には息も絶え絶えに(←マジ!)。 めまい、吐き気、体が自分のものじゃないみたいだった。 始業時間過ぎても、言葉を喋るのも億劫で、本当に「これ、やばい。マジでやばいかも。帰ったほうがいいかも・・・」と真剣に考える。視界がやけに狭くて、暗い感じ。トイレの鏡見たら、我ながら真っ青だった。 でも、「コイツ二日酔いだな」って思われそうなので、周りに言い出せない。 くそぅ、酒飲みだってバレてると、こんなときに困る。 ていうか一瞬、本当に二日酔いかと自分でも思ったよ。いや、ゆうべは一滴だって飲んでない。あたしは無実だ~!! 貧血がこんなに辛いものだとは思わなかった。こんなの初めて。いったいなんだっていうんだ。昼ごはんを食べる頃から、だんだん治ったので本当に安心した。でも、来月もこんなだったら、病院に行ってみたほうがいいのかな。血の道の病気って、ちょっと怖いよね。 とりあえずポパイ並みにホウレンソウとか食べないと。でも、いま、ホウレンソウって高いんだよね~。 |
2002年09月08日(日) メガネ、メガナー、メガニスト | ||||
土曜日の後半、楽しい記録。 天神へ。 新しい財布を買おうと物色したが、気に入るものが見つからず。 以前に使っていたものが、どんなに良いものだったのかを痛感させられる。 高校生のとき付き合っていた人に貰ったものだ。フェンディだった。今まであんまり考えたことが無かったけど、あれは結構高かったんだろうなあ。でも、高いだけあるよ、フェンディ。耐用年数が長い長い。まだまだきれいだったもん。 というか、しんちゃんと付き合いだして(途中別れたりしつつも)もうすぐ6年目に入るっていうのに、そんな昔の彼氏から貰った財布をまだ使ってた、というのが何だか凄い。そういえば、しんちゃんの財布も高校時代に付き合ってた彼女に貰ったものじゃないか? とにかく財布はまた今度。 ということで、可愛いブラウスを発見して買う。 久しぶりにChild Womanで買ったのだが、紙袋がこれまた可愛くて感激した。こういうカジュアルブランドって、大好き。ファッションはまだまだ、遊び心を大切にしたい。いかにも「私OLです」て感じのファッションは、まだ何年かあとでいいナ。中身が追いついてないし。 新しい季節の洋服や小物を見るのは本当に楽しくて、ハァ、もっとお金があればいろいろ買えるのに。まーしょうがない。 その後しんちゃんと合流、ビックカメラへ。 MDウォークマンを買う。結局ソニーを選んだ。消去法で選んだ感じだったけどね。他のとこの製品は、どこかしらダサいとこが目に付いてねぇ。 財布をなくした際に、ビックカメラのポイントカードもなくしていたので、溜まっていたポイントを引き継ぐ形での再発行をお願いする。 若い店員さん、一生懸命に再発行の手続きをしてくれた。それが店員さんの仕事といってしまえばそれまでだが、面倒なことをお願いして、けっこう時間がかかって、こっちも恐縮した。お互いに恐縮してておかしかった。パソコンを買ったときといい、あそこのビックは面白い店員さんが多い。これまでのポイントが3000円分以上残ってて、ちゃんと引き継いでくれて、早速今日のお買い物に使った。 ジークスのマックで腹ごしらえをしつつ、ウォークマンを箱から出してセットする。感激! やっぱりお買い物は嬉しい。大事にしようっと。 バスで店屋町へ移動。 デジャヴでライブを見るのだ。marbleさんとひろのぶくんと一緒に座る。 足の傷を見せる。二人のびっくりする様子を見て、満足する私。ばかだ。 最初にichibitっていうギャルバンが出た。みんな20歳いってないんじゃない?ていう感じだった。親御さんたちも見に来てた。 うーんかわいい! 若いってすばらしいよ! もはや、上手い下手の問題じゃないよね! 時々もたつく演奏も、恥ずかしそうなしゃべりも、ぴょんぴょん跳ねるアクションも、何もかもかわいいよ! かわいくてしかたがないよ! オッケーオッケー! これからもっと練習して、ライブして、うまくなってくんだろうな、あのコたち。一年後くらいにまた見たい。 そしてフラッシュバック9登場。早速ichibitのマネして飛んで踊るフラッシュさん・・・。好きだ。 ライブは、これまで見た中でもしかしたら一番良かったかも。まーこれって、見るがわの問題でもあるかもしれないけど、でも今回のは、ほんとに良かった。なんか新しいものを掴んだみたいな彼らだった。あ、そういえば、しゃべりで「これからはブロードバンドフラッシュバック9になります」と言ってたな。 50分、8曲か9曲くらいやったのかな? いつもながらにあっという間に感じるライブだった。それって重要なことだ。「チューしなきゃ、眠れやしないぜ!」 終わって、marbleさんたちと、「いやいや、良かったね、こっち来て」と胸を撫で下ろしあう。実は、金曜日の深夜、1時間以上にわたって延々と電話でしゃべりながら、今夜フラッシュバック9に行くか、「たま」に行くかを散々迷っていた私たちだったのである。「たま」って、あの「さよなら人類」のたまですよ。あの二者択一に悩んでたのは、デジャヴの中でも我々だけだっただろう・・・。かなり熱く悩んだ。 ランニングかメガネか?! 最終的にはメガネを選んだわけだが(フラッシュバック9は、メガネ率100%のバンド。)、正解だった。でも、たまもちょっと見たかった。ライブ、おもしろいらしい。たまの方に行ってたら、すっかり洗脳されて「ランニング買わなきゃ・・・ランニング・・・」なんて、うわ言のように呟きながら帰っていたのだろうか。 デジャヴ出たらブリスコのベースになったわちさんがいた。スタジオで練習やってたらしい。声が枯れてた。歌ってるんだな・・・。 しんちゃんと、みちみち写真を撮りながら帰る。蚊に刺される(私だけ。) 赤信号の横断歩道を渡ろうとしたら、おまわりさんに注意される。お仕事ごくろうさまです。 そして今日、日曜日といったら体調が最悪で、本当に苦しかった。おなかが痛くなるのはいつものことだけど、こんなに一日中貧血っぽかったのは初めてだったかも。 ふらふらしながら薬局と本屋に行く。具合が悪くてもやっぱり、本屋チェックは欠かせない。財布を失くした自分への罰として、次のお給料日までは本は(あんまり)買わないことに決めている。今日は1冊だけ。8月22日のお給料日以来、まだ2冊目の購入だ。初めての高村薫。火曜日に読む。楽しみだ。 |
2002年09月07日(土) 泣く | ||||
会社が休みの日、目が覚めて最初にするのは、「本を読む」こと。ベッドの中での行為です。 鷺沢萠の「駆ける少年」を手に取った。久しぶりだ。 これには三つの短中編が入ってて、どれも、ベースが暗い。 こんな暗い話、20歳そこそこで書くこの人が私は好きでしょうがない。 読み終わって、かなり自分も暗い気持ちになって、ベッドに転がったまま、ウダウダいろんなこと考えた。 私はこの本が好きで、この「好き」って気持ちは、共感にすごく近い。登場人物たちの哀しみが、たぶん本当に、痛いくらいに分かる。分かる、と断言できる。 だけど、分かってしまう自分を、弱い気持ちの日には悲しく思う。これは・・・多分、分からない人も大勢いるんだと思う。傲慢になってるわけでも被害妄想でもなくて、それが現実だなあってわかってる。 この哀しみを自分のものとして分かる人と、分からない人。そこに横たわる埋められない溝、そこに立ちはだかる越えられない壁。仕方がないことだ。人生、いろんなことを自分で選べるけど、選べないことだってあるんだから。この本の哀しみは実感として理解できても、私に理解できない哀しみだってある。ということも、だいぶ大人になった私にはわかってる。 でもそれで何か、すごく泣いてしまったんだよねぇ・・・。 こんな激情、時々やってくる。もてあますよ、まったく。 欠落感。孤独感。不安感。 あーあ。 でも、泣くのって、人間にとってすごく必要な行為だと思う。そう考えると、男の人って泣きにくいから、かわいそうかも。 ひとしきり泣いたあとって、けっこう気分が変わる。しゃんとするか、てへへって自分に照れるか、疲れて寝ちゃうか。 今日は照れつつ、しゃんとした。 この哀しみが満たされる日なんて来ないと思ったほうがいい。本当につらくなるのはこれからだ。 でも、生きてく。なるべく楽しいふうに。汗して働いて。 楽しい土曜日の後半は、また明日書きましょう。 |
2002年09月06日(金) “Simple and Clean” 宇多田ヒカル | ||||
仕事のあと同期と飲みに行く。 (大丈夫です今日は財布も記憶もなくしてません) しゃれた造りで実際以上に空間を広く感じるような、はやっているお店。 宇多田ヒカルの曲がずっと流れていた。 そうやってBGMとして聞いて、あらためて「いいなー、宇多田ヒカルって。」と感じる。 味わって聞いたらすごく味わい深く、こうやって流して聞くとものすごく心地いい。 宇多田ヒカルのすごさってのは、「職人」としても「芸術家」としても素晴らしいところだと思うな。あの若さで両方もってる。それを才能と呼ばずに何と言う? 宇多田ヒカルが書く詞には、いたずらに聞く人を驚かせるような激しい言葉や、薄っぺらい理想や、露骨な反骨精神、それらがなんにも見られない。 表現方法としては実は簡単なそういうものは、若い人は無意識のうちに手段として選びがちだというのに、彼女はそれとは無縁だ。 素直な印象。 シンプルでわかりやすい言葉を選んで使っているから、何となく心地よく流しちゃいそうになるけど、曲全体を聴いたら、すごく雰囲気が伝わる詞になっている。 言葉を重ねていくことによって、ちゃんと厚みが出て、なおかつ言葉にされていない感情まで自然と伝わってくるような作りになっている。 大量生産のピークに達していた時期の小室哲哉の詞を挙げるまでもなく、平面的な歌詞の曲はちまたに溢れてる。どんなにエキセントリックな言葉をつかっても、ただ表面をツルっと撫でただけのような。宇多田ヒカルの詞はそれとは真逆で、一見普通だけれど奥行きがある。すごーくたくさんのひだがある感じがする。 音の感じもそれと似ていて、一聴してわかるような凝りまくったアレンジやメロディーはそんなにないけれど、通して聞くとゆらゆらと快感が湧きあがってくるような曲が多い。 すごいな、と思う。 若さ、若いうちにきらめく才能っていうのは、尾崎豊にせよ椎名林檎にせよ、何かしら激しいもののはずなのだ。たいていは。 こんなにも浮き足立ってない、深いものを、もう4年も世の中に発表し続けてきて全然質が落ちてないのがすごい。 もちろん彼女の父親をはじめとした一流のプロたちが集まったチームが、協力に彼女のサポートをしているとしても、あの詞は宇多田ヒカルが書いたものでないはずがない(だって、それだけ落ち着いているにも関わらずちゃんと若い!若い感性が溢れてるもん!)ように、きっと曲づくりだって中心に居るのは彼女に違いない。 そして、宇多田ヒカルの曲は聞き方を要求しない。 部屋で一人で歌詞カードを見ながら味わうのも、この夜みたいに広いお店でお酒や食事、おしゃべりのBGMとして聞くのにも、どっちにもピッタリ、しっくりハマる。 リスナーの年齢や性別も、たとえばあれだけ売れてる浜崎あゆみと比べても、広い範囲にわたってるはずだ。 懐が広い。すごく大きく、腕が広げられている。 公式サイトの宇多田ヒカルからのメッセージを読んでも、音楽雑誌のインタビューを見ても、ものすごい力を感じる。感じる力と表現する力。前向きな心と時々弱い気持ち。的確な比喩表現をいっぱい使える。ユーモア。コミュニケーションしようとする姿勢。 私は音楽を聴いてると、音楽に感動したり「すごい!」て思っちゃうと、そこで鳴ってる音楽と、それを作った人が別物だなんて、絶対思えないから。 生まれてきて生きてきて何年も、生きている環境があって積んできた経験があって、それが音楽と関係あるものでもないものでも、全部ぜーんぶがルーツとしてあって、そして作られる「音楽」だと思ってるから。 それは、たとえば、いつも笑顔がすてきで誠実な態度のお嬢さんが、「きっと親御さんもいい人なんだろうねえ」って想像されるのが普通であるのと、ちょっと似た気持ちかもしれない。(うーん、これはちょっと違うところもあるたとえだなあと思うけど)。もちろん、音楽だけでその人を「わかった気」になりはしないけど、一人の人間がこの世でいろんな人と関わって生きていてその上で音楽をやってるんだから、音楽とそれを作った人が縁もゆかりもない(?)わけない、と思ってる。 結婚の報告にあたって彼女のHPに記された言葉、 「なにが起こるか分からない世界なら、全ての確信は希望であり、また希望こそが最大の確信でもあると思うのです」 『今』を大事にしてる気持ちを、こんなにも素直に書ける才能に、感嘆せずにいられない。 そんなこんなで、宇多田ヒカルさん結婚おめでとう。 ★ちなみに、知ってる人も多いと思うけど、“Simple and Clean”は英語版『光』のタイトルです。 あの曲を“Simple and Clean”という言葉で。こんなセンスが大好き! |
2002年09月05日(木) 足を活かす | ||||
9月からこの忙しさ。「みんなで無事に年を越せるんでしょうか・・・」と思わず口走ってしまう。「おれ無理かも」と真顔で先輩。(私の10倍くらい働いているはず。)本当に体調が悪いようだ。純粋に体を心配する気持ちと、「あなたまで倒れたりしたらココはどーなるのー!?」という不純な心配の気持ち。 さ、帰ろう。と更衣室に行って、帰りの電車の時間を時刻表で見てみる。 と、今から着替えて駅に向かったのでは絶対間に合わない!というような時間の電車。そのあとの電車は20分以上あと、つまり9時過ぎ。 ああッ。 どうしよう、どうしよう・・・と30秒くらい考えて、決意。 怒涛のスピードで着替え、制服は適当に折ってバッグへ放り込み、一応鍵や財布などをちゃんと確認して、会社を飛び出す私。 そう、週一ランニング歴一年、最初は2キロから始めて、この夏には6.5キロまで走れるようになりました。健全な脚力と心肺持久力を持ってます。 しかし、問題は、今日の足元。 ヒールが細くて5センチはある、華奢なミュールだったんです。 でも、今週に入って毎日こんな時間まで残業だし、とにかく早く帰りたい。 私がどうしたか? ええ、靴を脱いで、裸足で走りましたよ。夢中で。 赤いエナメルのかわいいミュール片手に持って、ドラマのように。 さすがに恥ずかしいので、距離的には変わらない、裏道を通りましたけど。 アスファルトってやっぱり裸足じゃちょっと痛いね。でも、履いて走るよりは全然マシ。 結果、発車時刻の3分ほど前に駅に着き、無事に電車に乗り込みました。 ほっ。 すがすがしい気持ちでした。何だかスッキリしました。 |
2002年09月04日(水) 勇気を使うことの難しさ。 | ||||
忙しくって元気もなくなる夜です。 帰宅時間も遅く、なんもする時間がない! 通信教育の添削課題・・・。資金運用表なんてどうやって作るんじゃ~~!! あれよあれよと下がってる日経平均株価。 銀行の株価もどんどん下がる。どうなることやら。 ちょうど今やってる仕事にも、中間決算に向けての減損検討、管理債権がらみの処理などがあって、全く暗くなっちゃうよ。 世の中どうなっちゃうんだろ。全然明るさ見えてこないんだけど。 それでもヴィトンに行列つくってるこの日本って、どういう国なんだ? ふぁぁ、平井堅、「大きな古時計」でチャート1位か・・・。 なんでこの人、(私から見て)かっこ悪いことばっかすんのかなァ。 内面のノスタルジーを商品化するタイミングが、今か?! 商業的には、カバーブームにもボーボー火が付いてるから、今!ていうタイミングだろうけどさ、平井くん自身はどこに向かってるんだろ。 音楽性がもう長いこと、全然アグレッシブじゃない。せっかくいい声持ってるのに。「楽園」みたいな曲をもっと聞かせて欲しいよ。MTVアンプラグドでも勿論歌うんだろうね、この曲。まあいいけど・・・。好きじゃないから聞かないだけのことだけど。彼の需要の高さに私はびっくり。 今日、21時30分くらいに家の最寄の駅に着いた。 改札に歩いていくホームで、若い女の人がひとり、ホームに膝をついてうずくまっていた。 降車した人波は、彼女のところでちょっと速度を遅めて、でも流れていく。顔の赤いおじさんが「酔っ払っとるよ~」とか呟いて通り過ぎる。あんただろ。 先週の事もあって他人事とは思えず、足を止めた。吐いている様子は無い。でも、ぴくりとも動かない。 「大丈夫ですか・・・?」 と声をかけたのは、チェックのシャツを着てリュックを背負った若い男の子だった。彼女は反応しない。みんな振り向きながら、でも通り過ぎてく。 なんどか彼は声をかけ、彼女がやっと顔を上げた。 「大丈夫です、貧血ぎみで・・・。ちょっとじっとしてたら、治ります」 割にしっかりした様子で彼女は答えた。 酔っているふうではない。むしろ、顔面蒼白とはこのことだ!というような、青い顔だった。 彼女が顔を上げたとたん、ちょっと足を止めて彼女を覗き込んできた人たちの多くが、決まり悪そうに顔をそらせて歩き出した。 私も、人の流れの最後に付いて、改札を通った。 なんだか自分にも周りにも腹が立って、心の中で舌打ちした。彼は遠慮がちに、でも背をかがめて、まだ何か彼女を気遣う言葉をかけていた。 自分の心に浮かんだ行動を起こす勇気、その勇気を使わなきゃ。 |
2002年09月03日(火) ぷっち自己分析 | ||||
あんまり調子の良くない一日。なんせ忙しい。イヤな感じに忙しい。 私があんまり近しくない人によく言われる褒め言葉。 「しっかりしてる」 「社交的・明るい」 「賢い」 親しい人によくされるダメ出し。 「いいかげん」「ぐーたら」 「そんなことも知らないの?!」 ・・・やっぱり猫っかぶりなんでしょうか。 あと、自分では、明るいか暗いかって二者択一だったら、暗い、と思う(^ー^;A 絶対言われない褒め言葉。 「無邪気」 「おっとりしてる」 これは、どっちも目指してないので、全然OKです。 友達にも無邪気っぽい人は多くない。無邪気な人を見ると時に疲れる・・・。 言われて一番うれしい褒め言葉。 「かわいい」 やっぱりこれですよ~女の子は。顔のことだろうと中身のことだろうと。 ときーどき、言ってくれる人がいるけど、たとえお世辞でも、「かわいい」って言ってくれた人のことは、老若男女問わず、絶対に忘れません!! 「え? 言ったっけ?そんなこと」と後で言っても、あとのまつりだからね。絶対忘れんけん。 かといって、かわいくなるために努力するのは嫌いで、人前で化粧とかするのもかなり嫌い。 昼休みの化粧直しとか、しないといけないのはわかるんだけど、けっこう嫌。極力最小限にすませます。鏡を見ている自分、というのを人に見られるのって平気ですか? みなさん。あれってけっこう恥ずかしくないですかー? 私の美学(そんなもんあんのか?!)には合いません。 香水が好きでないのも、それと近い理由のような気がする。香水をつけてる自分、ていうのが恥ずかしいっていうか・・・・。 ちなみに化粧直し、相方の前でするのは全然平気。むしろ、女子トイレとか女子更衣室のほうがイヤです。みんな平気っぽく長々としてて、不思議だ。 |
2002年09月02日(月) キッスを。 | ||||
財布は見つかりません。 事情を話して仕事を1時間あまり抜け、今朝キャッシュカードの再発行の手続きをしてきました。 はからずも、銀行まわりなんてしてしまった。 キャッシュカードは2枚しか入れてなかったと思ってたのに、3枚入れてたことに、今朝になって気づいた私。ダメです。 でも、銀行って素晴らしいね! 窓口に用があることなんて滅多にないから、お姉さんの対応のすばらしさに感服したよ。どちらの銀行も感じよかった。マニュアルっぽくなくて、でもさばけてて、優しかった。サービス精神って素晴らしい! 郵便局は銀行のお姉さんよりはドライだったけど、充分充分。なんせ、再発行の手数料がただ!ってのがいいね。 やっぱり、人と人との関係って大事だねぇ。 ちょっとした言葉で励まされたり、優しい気持ちになったり、 「わははは~」って笑いとばされて、「そっかー大したことないんだ、こんなの」って救われたりだね。 もちろん重々、反省はしてるけど、 人生、山あり谷あり、これはちっちゃな谷だなァきっと。まだまだ。 浮上しました。 仕事がイヤな感じで慌しいのも、日常に忙殺されていい感じ(^ー^;A 掲示板に書き込みしてくれたみなさんサンキュー! みんなに花束を! そしてキッスを! 今夜、酒を解禁しましたよ(はやい。) さて、今日の濱マイク。 なんだかんだで、浅野忠信の演技を初めて見ましたが、イメージ通りでした。 このドラマ、夫婦で出演が多いので、いつCHARAが出てくるかと冷や冷やしてましたが(?)。 「1分間700円」てタイトルは、いまいちでないですかー? 乾いた銃声と、パシャッていうシャッターの音の関係は、うまいなーという気もしつつ。画面も音楽も色も、全体的に抑えた感じだったので、緊張感がある部分が際立ってドキドキしたことです。 柄本明は元々死期が迫ってた、と解釈していいんでしょうか? |
2002年09月01日(日) リセットの9月 | ||||
そんなこんなで嵐のまま9月になりました。 当分かかりそうな事後処理の数々。 キャッシュカードの再発行・クレジットカードの再発行・運転免許証の再発行・いつもの店に行っても、当分は「あのぅ・・・ポイントカードをなくしちゃったんですけどォ」と言わなければならない。 だいたい、カード類の再発行にせよ、本人確認資料である運転免許証も一緒になくなったし、鎖国中の私はパスポートも持ってないし、保険証で代用きくのかなァ。写真が入ってないよ。先に免許証を再発行しないとダメ? でも、試験場がアホのように不便なとこにあるし、これから仕事忙しいし、どう考えても抜けてあんなとこまで行くってのは不可能。不可能だよ~! 仕事。といえばこれまた気が重く、今後は私も後ろ向きな業務に携わらなければならないようだ。あーん。明日の人事異動、うちに新しい人が来る。いい人だって聞いてるけどどうかな。まだ一度もお会いしたことのない人なんだ。 それから失くしたMDウォークマンについては、会社でいつも仲良くしてくれてる先輩が、使っていないCDウォークマンをしばらく貸してくれるらしい。ああ、温かさ。人の温かさよ。 ともかく、財布、たかが財布がなくなっただけで、生活ってかなりリセットされる。お金を失くしたっていうだけじゃなくって。 交番に行ったのも、考えれば生まれて初めてだった! (そして交番で思い切り嘔吐した私って・・・。) いろんなとこに電話したり、カード作成したときの書類引っ張り出したり、聞かなきゃいけないこと整理したり。 社会のいろんなシステム使って生活してるんだなーて実感した。 はー。正常な生活に戻れるのはいつだろ? 今回の失態で発生する損失金額の予想。 財布に入っていた現金:22,000円 新しい財布購入代:10,000-20,000円 新しいMDウォークマン購入代:15,000円 カード再発行等手数料:5,000円くらい? 今週末に読んだ本は鷺沢萠のエッセイ4冊。 酒飲みでバクチ打ち、タフなおねーさんだ。かなり慰められた。 |
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