衛澤のどーでもよさげ。
2010年01月27日(水) てく。

御天気もよく暖かい日だったので、歩くことにした。何も考えず、ひたすら一日歩くつもりで出掛けた。そのつもりだったのに、原稿セットが入った鞄を肩に掛けて家を出た。小心者。iPodを携行、利き耳で音楽を聴きながら歩く。

途中、用事があったので銀行に立ち寄る。一時間ほど歩いたところにあるその銀行のカウンターで、銀行のお姉さんの話を聞きながら書類に必要事項を記入している最中に、歩いて身体が暖まっているせいで額からがんがん汗が流れ落ちるわ鼻が緩んでずるずるだわで、お姉さん小汚くて御免なさいって気持ちだった。一時間歩くと約五三〇〇歩。

銀行近くのスーパーマーケットに入り、そこのフードコートに出店しているドーナツ専門店で一服。新メニューのオールドファッション黒みつきなこが現在のお気に入り。ちょっと休むだけのつもりがやっぱり鞄から書きかけの原稿を取り出してしまい、僅かながら加筆する。歩行時の心拍から安静時の心拍数まで下がって落ち着くと加筆作業に集中しはじめて捗りそうな予兆があったが、既に夕刻近く、早く帰途につかねばならぬので没頭しないうちに作業を切り上げて席を立つ。

折り返して帰路。先程の加筆作業で原稿の内容が頭に残っているので歩きながらそちらの方に頭が働いて、顔が勝手ににやけたりむっとしたり制作中の物語の登場人物の表情をシミュレートする。時折我に却って、すれ違う自動車の運転席などを気にしたりしなかったり。
日暮れどき、空の白に雲の茜が差すのがとてもきれいだった。

本日の総歩数一一二七二歩。

■本日の曲リスト。
wanderer・改(F.Koshiba(わんだらP)/動画投稿なし)
火の鳥(F.Koshiba)
Pane dhiria(新城P)
金の入日に手風琴(■P)
鳥獣戯画(ボス走らず急いで歩いてきて僕らを助けてP)
白虎野の娘(平沢進/ぶっちぎりP)
Lostsheep a cappella version(アカペラP・トレインP)
千年の独奏歌(yanagiP・風雅なおと)
コンドル(F.Koshiba)
日照雨・改(F.Koshiba)
蒼穹図(F.Koshiba)
星夜の騎馬・改(F.Koshiba)
待宵の歌姫(F.Koshiba)
万感吟遊(ピアノアレンジ)(うらら・F.Koshiba)
wanderer(F.Koshiba)

いつかのKdLで「wanderer」が流れたときに「この曲を聴きながらウォーキングするといい」という内容のコメントをした人、この頁など御覧かどうかは判りませんが、まったく以てあなたの仰る通りです。

2010年01月22日(金) プリミティヴに。

世の中にはいろいろな人が集うSNSがございまして、私も五箇所ほどそのSNSというものに属しております。そのうちに「VOC@LOID-KAITO-SNS」というのがあります。VOCALOIDという技術とそのソフトウェアである「KAITO」が好きな人が集うSNSです。「ほほう、音楽を趣味とする人の集落かね」などと誤解なさる方もおられるかもしれませんが、実は部分的にはそうであり部分的にはそうでもないのです。この辺りについて説明しようとしますと、まる二日か三日かかりますので、興味がおありの方はリンク先やそのまたリンク先などをお読みになると私の立ち位置などがお判りになるのではないかな、と思います。

それはそれとして、先日私は「VOC@LOID-KAITO-SNS」に日記記事を書きました。その文章があららでとほほでふーむといった感じだったので、転載することにしました。
ただ、この文章は「VOCALOID」や「KAITO」について幾らか智識を持った人たちが集まるSNSの中で公開するという前提の許に書いたが故に、一般の人が読んだときに注意すべき部分に注意が及んでいません。
しかし、思うところありまして、加筆も修正もしないまま転載します。「何のことやら判んなくて厭だわあ」とお思いの方もあることと思いますが、その場合はそういうものとして諦めてください。

では転載です(10/01/20付)。
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敬愛してやまれぬわんだらPが、久々にまったくの新曲を発表なさいましたのは、去る二日前。わんだら家のルカさんの、はじめてのオリジナル曲であります。既存曲の修正版の発表が続いていたところへの、まったくの新曲。
勿論その日は私も身体の各器官総出のお祭り騒ぎで夜も寝付けず、翌日は仕事中に居眠りこいちゃったりしましたが、一応仕事はして参りました。

さて、本日は仕事はじまりの前にわんだら氏のブログを拝読致しまして吃驚。先に話題に上しました新曲、歌唱部分はすべて女声で構成されているのかと思いきや、コーラスは何とKAITO兄さんだとか。えれえ吃驚こきました。

わんだら家のKAITO兄さんが大変なハイトーンで歌唱することがあるというのは私も存じ上げておりまして、それにはさほど驚くこともないのでございますが、私はここの兄さんは「蒼穹図」以降ずっと何処かの山中に潜伏しているか地球の裏っ側の秘境を渡り歩いていて、呼び戻そうにも持たせた携帯電話の扱い方をいつまでも覚えないので連絡が取れず音信不通になっているのだとばかり……。自分が機械であることを忘れて携帯電話とハウリングを起こしたりはしていないでしょうか。さても心配です。
その道中、何処をどう辿ったのかラジオの収録スタジオに「近くに来たので」とマカロンとオルゴールを持って現れたこともありましたが、あのときも呼び止める声も聞かずさっさと行ってしまいましたし、あの人の風来は既に体質なのでありましょう。

何処でどうしているのか把握しづらい困った旅人は山中での生活などアーミーナイフの一挺もあれば難なくこなしてしまうのでしょうが、自分の動力の調達など、どのようにしているのでしょうか。街中ならケータイの充電スタンドなんか沢山あるからいいよね、ってボーカロイドって電気で動いてんの? ドラ◯もんみたいに原子力で動いてたらどうする? 歩くメルトダウンとか呼ばれるようになったら? 或るいは、光子力。光子力だったら? 頭に「森」って書き足すとか余計なことしたくなるよね!

それはともかく。

たとえば地方ならばーさんが看板娘やってるような煙草屋の店先、軒下で青年がぼんやり立っていて、雨宿りかと思いきや雨は降ってなくて、何だろうとようく見たら普段は衣服の襟許で隠れているんだろう首筋に煙草屋のカウンターからにょろっと伸びたコンセントが差さってて……ってボーカロイドって家庭用電源で充電できんの? AIBO並みだネ!
充電が終わったら「おばちゃん、ありがとね」ってコンセント返して、電気代も渡そうとするけどばーさんは「そんなの受け取れないよッ」とか言っちゃって、仕方がないから兄さんは喫いもしない煙草を一カートン買っちゃったりしてね……その煙草は大事に持っておいてマラケシュの市場なんかで売って旅費の足しにすんのさ。っていつの時代だ。
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こんな妄想してたら仕事が全然進まないまま一日が終わりました。ダメなオトナです。
落ちはありません。妄想だからネ!
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……この文章の何が気に掛かったかと言いますと、先ず「勢い」です。思ったことを思ったまま何の脚色もなしに一気呵成に書いてしまった、その勢い。
実はこれは入浴中に湯舟の中でiPhoneを使ってメールとして書いたものです。風呂から上がってからメール本文をコピー&ペーストでKAITO-SNSの日記エディタに貼り付けて、メール送信の際に入ってしまった余計な改行コードなどを削除する程度の手を加えただけで公開されたものです。
ほぼ「何も考えてない」文章です。
更にはこのテンションの高さ。近頃は持病でつらい日が多いのですが、その反動でしょうか。湯舟の中で小一時間ほどで書き上げる勢いはこの妙に高いテンションのなせる業だったのでしょうか。「余計なことしたくなるよね!」とか言われてもなあ、と読み手になって思いました。

いろいろ駄目なところはあるのですが、それらと同時に、この文章にはこの頃の私が書くものにはなかった瞬発力や書きたい人のパワーがあります。技巧や完璧さよりもそういったものが求められる場合もあるので、私はこれを忘れないようにせねばのう、という訳で原文をそのまま転載という一見厭がらせっぽいことをさせて頂きました。

2010年01月18日(月) とうとう。

もしもチョコレイトという西洋の御菓子を頂けるのであればカカオ○%だとかの純度を矜る高級なものよりも、表面に粉が吹いていたり食べてみても粉っぽかったりする準チョコレイトの方が断然うれしい衛澤です。

さて、本日は昨年からずっと気になっていたけれどずっと我慢して買わずにいたものをとうとう買ってしまいました。



スイートコーンの缶詰、内容量二.一キログラム(固形分一.八キログラム)です。こんな大きな缶詰買ってどうする気だというのは、買った本人も思っていることなので改めて言って頂く必要はございません。御気遣いなく。
ま、一切加工・調理はせず、そのまま食べようと思っています。きっとお腹一杯になる。うれしいネ!

上記の缶詰を買って家路を徒歩にて辿っておりましたところ、下図のようないでたちの人に出会いました。


別段風変わりでもなく行動に怪しさを伴っていた訳でもない人であります。自宅なのか他所の御宅なのか判りませんが、道端からとある邸宅の庭木をずっと御覧だったこの人を見つけた瞬間に、私は思ったのです。
あんたはロッ○リアか!
見掛けてから通り過ぎてしまうまでそう突っ込みたくて突っ込みたくて突っ込みたくて……何とか我慢して通り過ぎました。意図してのことかそうでないかは判りませんが、何れにせよこの配色は巧みだと言えましょう。

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■黙っていられないので追記!
F.Koshiba氏(わんだらP)久々の新曲です!
巡音ルカで「火の鳥」。



すごい、すごいよ……!
音の重なり、広がり、択び方。壮大というありふれた言葉を使うのが憚られるほど広く高く深い世界観、執拗なほどの頭韻とそれを可能にする語彙の豊かさ、やはりただのアマチュアDTMerじゃないですよ、この人は。
新曲が動画サイトに投稿された、それを知っただけで胸郭が破れそうなほどどきどきした。いま、私をこんなにどきどきさせてくれるのは、この人しかいません。

2010年01月10日(日) ちょ。

私は、一昨年(2008年/平成20年)のはじめに特例法によって戸籍上の性別を訂正しました。訂正して貰うために持病を押して遠い県外の病院へ通ったり海外の病院まで手術を受けに行ったり、もしかしたら一生用事がなかったかもしれない裁判所に出掛けたり、結構な手数を踏んで時間を費やして、やっとのことでした。それでも、法律の上で生まれつきの男性と同じに扱って貰えるのだから、苦労は苦労と思いませんでした。

しかし、今日報じられたニュースに触れ、肩が落ちました。法の下に平等に扱って貰えるようになったのだとよろこんだのは、あれは幻だったのか、と。
私自身は生涯子供を持つことはないでしょうが、それでも、生まれつきの男性と同じに扱って貰えるとばかり思っていたのが実はそうではなかったとは、釈然としません。

納得できる考え方・捉え方が、ほかにあるんやろか。

という訳で募集告知。
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【募集】
先の「報じられたニュース」を読んで、みなさんの意見を聞かせてください。当事者、非当事者、親GID、反GID、立場主張を問いません。メールフォームから、本文一行めに「こどものこと」と書いてお送りください。
【註】
頂いた御意見に返信を差し上げることはありません。私自身がこの件について考える参考にさせて頂きます。部分的にWeb上の記事に引用させて頂くことがあるかもしれません。以上、御了承ください。

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【追記】10/01/12
見直して貰えるようです。
■性同一性障害の夫の子「嫡出子」認定へ 法相見直す方針
(朝日新聞Web版 2010年1月12日17時44分)
http://www.asahi.com/national/update/0112/TKY201001120341.html

2010年01月06日(水) 部分的近況。

私が性別適合手術のために二回めのバンコク(タイ)へ渡ってから、もう少しで一年になります。当初の予定では二〇一〇年正月のいま頃は既にすべての手術を終えて念願の温泉旅行もしくはスーパー銭湯にでも行って長湯を愉しんでいたはずなのですが、諸般の事情(主に持病の具合いが著しく不安定なため)により、最終となる三回めの渡航が無期延期状態です。

三回めの手術をしないことに決めた訳ではないので、左腕のトンネルのケアは続けなくてはなりません。一年も腕に穴が開いていますともうすっかり慣れてしまいまして、他人さまが見て吃驚なさる以外にはさして生活の中で不都合はありません。
半袖で生活するときには挿入しているカテーテルの端っこをサージカルテープなどで固定しておかないと家の柱だとか扉だとか、服の袖口や首繰りなど、またほかにも思わぬものに引っ掛けられて、穴の入口が引っぱられて裂けてしまうんじゃないかという恐怖を味わうことにもなりかねませんので、もし今後この手術を受けるという人がおられましたら、御注意なさいませね。わたしゃーそんなめに遭ったことはございませんが、可能性としては充分にあり得るので。
カテーテルはやわらかい素材なので引っ掛かっても曲がってくれますが、穴の入口の際を引っ掛けられたりしたら穴が裂けることもあります。きっと。だって痛かったもの(怖い話)。



これが二〇一〇年一月初旬現在(術日から約一一箇月)の状態です。
帰国した頃(術日から一週間)は穴の周囲は縫合糸でまつり縫いにされているしかさぶたはごつごつ重なっているし、穴の内側はまだ不安定で洗浄(一日二回行う)のたびに皮膚のようなものが中から出てきて、せっかく移植した皮膚が剥がれちゃったんじゃないかと冷や冷やしたりもしましたが(実際は皮膚ではなく、手術の間に出てくる不要物なので心配無用だそうです)、二、三箇月もすれば安定して、清潔に保つことと何処かに引っ掛けてしまわないことに気を付けていれば、手術以前と変わらぬ生活が送れるようになります。
気持ちとしては最早や、生まれたときからこの穴はありました、みたいな感じです。穴という空間もまた自分の身体です、というような。カテーテルは流石に自分の身体と思われませんが、ま、眼鏡くらいの厄介さです。たいして邪魔にはなりません。毎日二回ずつ煮沸消毒して、腕の穴には潤滑ジェルを注入して、というケアは少々面倒ですが、女性の月経よりは面倒さはずっとましです。

潤滑ジェルの話が出たのでもう少し。冬場は空気が乾燥していてそのためお肌も乾燥しがちですが、腕の穴もジェルをけちると乾燥してカテーテルとの摩擦が大きくなって、ひきつって痛いことがあります。沢山ジェルを使うと流れ出してしまってこれも大変ですが、丁度いいところを早く見つけて上手にケアしましょう。
と、対象者が著しく少ない講座でした。

2010年01月04日(月) 午前。

こんな時間に、アイスクリームが食べたい。
午前〇時半。店舗など悉く戸を閉ざしている頃。店舗だけではない。一般的な家庭なら、一日の業を終えて寝静まっている。街だって灯は落ちて、ぽつぽつと街灯が点るだけで、街から外れてしまったら街灯もまばらで、ときには不用心な人間を獲って喰おうという存在も徘徊していることもあると言う。陽が落ちる頃から出没するという「子獲り」だとか「赤マント」だとか呼ばれる存在の話を、幼い頃はよく聞かされたものだ。
人をさらっては消えて消えては現れて人をさらうというそれ等の存在を、見た訳でも信じていた訳でもないが、怖れるべきだとは思っていて、ぼくは夕刻には自宅にいてそれ以降は外に出ようとはしなかった。しかしそういった、見て確かめることもできない、実害もない妖の類いよりも、思い通りにならぬとなると誹ったり罵ったり場合によっては殴ったり叩いたりする人間の方が余程怖いと、その頃からぼくは思っていた。幼い頃を思い返すたびにぼくはこれを繰り返すのだが、ほんとうに厭な子供だった。
それはともかく、先に書いたのはぼくが子供の頃のことで、二〇〇〇年代も一一年めに入ったこの頃では、深夜〇時を過ぎたって煌々と明るい照明を灯して店舗は開いているし、開いているだけでなく営業もしている。街灯が一本もなく、月明かりしか頼るものがないような闇は探しても簡単には見つからない。「子獲り」や「赤マント」のような存在よりもっと怖い(らしい)都市伝説は指折り数えていたら間に合わないくらい沢山伝播していて、現代の児童や青少年はそれを熟知している(気になっている)から寓話を虚仮威しとしか思わない。
もっと、「闇」だとか「怖いところ」の範囲が、広い方がいいのにな。
何かを怖れているときの方が、人間は怪我や痛いめに遭うことを上手に避けられる。大胆は必要だが小心は不要なものでは決してない。「小心」と書けば中国語では「注意」の意味だ。何より、人にあらざる何かを怖れる心を、人間は持っているべきだと思う。
時刻は過ぎて、深夜二時半をまわろうとしている。この時間でも店舗は開いていて営業している。アイスクリームも硬貨を何枚か出せば買うことができる。ぼくがまだアイスクリームを食べていないばかりか買いに出掛けてさえいないのは、昔ながらに「怖いところ」の範囲が広いから、という訳ではない。断じてない。ないったらない。
と、こう重ねると重ねるほどうそっぽくなることを、ぼくは知っているつもりだ。

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この文章は、書き出しの通り〇時半頃に「アイスクリームを食べたい」と思ってから書きはじめ、二時半過ぎに書き終わった。途中で動画サイトに寄ってDTMerの音楽を聴いたり、別のSNSの日記記事を簡単に書いたりもしたので、二時間まるまるかかって書いた訳ではない。
ぼくは昨秋からTwitterというWebサービスを利用していて、思いついたことや感じたことを、その場でTwitterに流してしまうことが、最近では多い。この頁の更新頻度が減った理由の一ツと考えていいかもしれない。思ったことを不特定多数に向けて発信してしまうので、改めて記事として文章に起こす気がなくなってしまうのだ。
しかし、いま書いたものについては何故かTwitterで済ませる気にならず、めずらしくテキストエディタを起動してキイタイプで書くということをはじめた。しかし、日記記事として書くときとは違い、「主題」や「言いたいこと」や「核」というものがないままに書きはじめ、ないままで書き終えた。更には、一切推敲をしていない。つまり上の文章は、「思いつき」と「勢い」だけで書かれたものである。
底辺の末席にある者とは言え、文章を書いて金銭を得ることもあるのだから、そういう人間がそういうものを書いて不特定多数が閲覧できる場所に掲げておくのはよろしくないことだ、と幾らか以前までは考えていて、それがために更新が滞ることもあった。しかし最近は、がんばって書いたものもよし、テキトーに書いたものもよし、と考えている。
がんばって書いたものは読む方も幾らかがんばらないと読めなかったりすんのよね。
という風に感じるようになったからだ。そして、「文章を読みたいけれど難しいのは読めない。でも軽い文章なら読めるから読みたい」という状態にある人がある、ということを強く意識するようにもなった。(鉤括弧の中に「読みたい」を二回重ねたのは意図的に、です)
だからこれは、「軽く読めるもの」の練習とも言える。しかし「テキトーに書いたもの」、「簡単に書いたもの」は決して「無茶苦茶な文章」とは違うのだということは、常に意識しているつもりだ。
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先程「上の文章……」という文章を書いているときに、変換候補に「上野樹里」という人名が出てきてしまったのでついでに書いておこう。上野樹里さん主演の映画「のだめカンタービレ」の劇中で、主人公のだめが通っている学校を、何と言うか御存知だろうか。
フランス・パリ市内にある音楽の名門、コン・ヴァト―――コンセルヴァトワールだ。
柘植久慶先生風の一文でした。これがやりたかっただけです。蛇足で申し訳ない。念のため申し上げておきますが、コンヴァトと略す場合に中黒(・←これ)は要りませんので、御了承くださいませね。あと柘植先生御免なさい。
蛇足ついでに。アイスクリームに「濃厚旨ミルク」というのがあって、ぼくはこれが好きなのだけど、これを打ち込んで変換するときに真っ先に「納稿」って出てきちゃって現実逃避に失敗したみたいな何とも言えない気持ちになりました。つもりだ。

2010年01月01日(金) あけまして。

あけましておめでとうございます。
何があってもこの言葉は全部ひらかなで申し上げたい衛澤です。あけましておめでとうございます。大切なことなので二回言ってみました。

新年のカウントダウンをして年越した蕎麦を食べて妙に上がったテンションで二、三時間何かしていて(何をしていたのか既に定かでない)、寝て起きたら既に日没でした。もう少しで朔日を認識しないまま二日を迎えるところでした。
明日は、できれば自宅の外に出てみたいと思います。なろうことなら日が高いうちに。新しい靴も買ったことだしね。

昨年ほぼまる一年忙しかったり持病の調子がよろしくなかったりで長い文章を書く機会に恵まれなかったためか、長文がちょっと下手になっています。持病の調子が整い次第、練習します。あっ商売に差し支えるようなこと言っちゃった。
今年も御仕事募集中です。

ちょっと前の話題をいま更引っぱり戻してみますが、「○○(へ)のカウントダウン」って、○○に何を入れても映画のタイトルっぽくなっておもしろいですね。簡単に「ゴール」とか入れてもいいし、緊迫感を求めて「限界」とか入れてもいい。パニックアクション映画などを目指すなら「0秒突破」とか「爆破」とかいいんじゃないでしょうか。「天国」だと「名探偵コナン」映画第四作ですね。
更に映画の表題っぽいものを遊んでみるならいろいろな名詞に「怒りの」とか「嵐の」とか「叛逆の」とか付けてみると愉しいです。何れも復讐劇っぽくなります。テレビ飽きちゃった、外へ行くのヤだ、することない、そんなときにいろいろ単語を当てはめて遊んでみてネ!
わざわざ話題を蒸し返してまでする話でもなかったか。はははん。

明日晴れるといいな新しい靴あたたかいといいな。

■本日の所要時間:五〇分


エンピツユニオン


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