2006年12月31日(日) みなさま、ありがとね。
紅組司会の貧乳です。
うそと暴言から今年最後の当頁更新をはじめてみました。
本年二〇〇六年は持病の調子はいまひとつよろしくありませんでしたが、運まわりはほんとうによい年でした。
はじめて長野県を訪れる機会を得たり、護衛艦体験航海乗艦券が当選したり、三年に一度しかない
海上自衛隊観艦式参加艦乗艦券が当選したり、その御陰ではじめて横浜市を訪れる機会に恵まれ、更にはかねがねお会いしたいと思っていた
桜井弓月嬢にお会いしたり、大好きなテレビドラマ「
のだめカンタービレ」の撮影にエキストラとして参加する権利を得られたり、実際に撮影に参加できたり、
mixiに招待して貰うことで随分以前にお会いしたきりでそれきりになっていた人たちと再会できたり新しい御友達ができたり、いやはや、ほんとうに愉しい素敵な一年でした。
そのよき年の締め括りとして、昨日は大阪に住むFTMの友人まぁさん宅に寄せて頂いて忘年会に参加してきました。まぁさん御手製のごまめや南蛮漬、味噌おでんなどを、酒など普段飲まない私も薄ーいコークハイをちびりちびりとやりながら頂きました。まぁさんの料理が旨いもので薄めに割ったものとは言え酒が進んで、久し振りに眠剤の力なしで寝つくってことができました。よく寝たよ。
この日はほかにぐんぐん群馬から京都の大学にスクーリングに出てきているもぎちゃんや、地元の友人やっさんとも同席して飲んで喰って語り合いましたさ。おいら四人の中で最年長でアポロキャップが似合い過ぎとか作務衣が似合い過ぎとかおっさん呼ばわりされたりしたけど、おじさん気持ちは青春真っ只中さ! ……あれ?
まぁさんにはたらふく喰わせて貰ったし、やっさんには地元から大阪まで自動車の運転をして貰ったし、もぎちゃんは若いけど苦労人で努力家でぐんぐん群馬から京都に出てきて一生懸命学生だのアルバイトだのしている隙を縫って出てきてくれてしかも夜中じゅう話し相手させちゃって、オレ様だけ飲んで喰ってとっとと寝られるだけ寝て覚醒したら喋るだけ喋って、ゆるゆるで何にもしてなくてごめんぬだ。
新年は、明日からは、もの書きとしても一人の人としても一ト周り大きくなるつもりでいますので生暖かく見守ってくだちい。大きくなると言っても身体の寸法じゃないよ。
……って、今日もちょいと一杯やりつつだから怪しげなことを書いているけど、大晦日だし御祭りだし、いいよね? いいのさ!(自問自答)
昨夜一泊して、午前中に散会。やっさんがぼくの都合のいい駅まで自動車で送ってくれて助かる。そこまではもぎちゃんと同乗。ぼくもまぁさんもやっさんも三〇歳オーバーでもぎちゃんは未成年だったから、何だか重圧感与えちゃわないかなとちょっと心配していたけど、愉しんでくれていたみたいでよかった。
みんな、また宴会しようね。多分オレ様また何にもしないけど(ヲイ)。
午過ぎに帰宅。メールチェックなどしてから寝直し。睡眠障害はこれができる(と言うか、こうしないと充分な睡眠が取れない)んだよね。日没まで寝て、今年最後の入浴をして、一杯引っ掛けつつテレビに某国営放送の色違い歌合戦を映しつつ、この記事を書いています。倖せ者だね、ぼくは。
今年一年ぼくに少しでも関わったすべてのみなさん、ほんとうに有難うございました。御陰でぼくはたったいまもこうして生きていますし、しかも倖せです。
そして多分来年も、倖せです。
【今日の今年最後の吃驚】
ついこの間まで新入りだったよっすぃーが知らないうちについにモーニング娘。のリーダーになっていたこと。
2006年12月30日(土) 取り急ぎ。
今日は午後から出掛ける用事がありますのでこの頁も更新しないつもりでいたのですが、あんまりなものを見たのでちょこっと載っけときます。
この写真で判りますかね?
右側が件の新製品のパッケージで、左側は透明のコップの中に半分近く入っているのがそのパッケージの中身です。
灰色の飲みものって、かなりシュールでないですか。シュルレアリスムは大好きですよ。
でも味はシュルレアリスムではなかったのねん。甘い味が付いた黒ごまの香りがする薄い牛乳っつーか、そんな感じ。
どうせシュールなら味までシュールに(力説)!
【今日の思案橋で思案せず検討】
FOMAに変更しようかどうか検討中。mova、FOMA両方のユーザの意見を乞う。
2006年12月29日(金) 悪くはないが。
ここ半月だか一ト月だかの間、巧く眠れなくて悪夢を見てしまう、という内容のことを書いたかと思います。先週の定期通院日にそれをかかりつけ医に訴えて投薬内容をきっついものに変えて貰ってからというもの、馬鹿みたいに眠り続けてこのまま通りすがりの王子のキッスでも待たねば起きられぬかと思うほどでしたが、よく寝たので調子が悪いのは概ね治りました。何処の国の王子も、もしも通りすがってもキッスは不要なので御気遣いなく。
投薬内容が変わってよく寝られるようになったので悪夢にぐったり、ということはなくなったのですが、
軟式globeの作品の数々が延々と連続再生されるという夢を見て目覚めた朝は、やっぱり疲れていました。眠りながら笑っていたみたいです。腹筋が痛かったから。
悪夢では、ないんだけど、さ。
私のおすすめは第一一作め。下の歌詞が入っている作品です。
---------------------------------------- start↓
(KOIKEのパートは省略)
「私もモー娘。入りたい」
彼女がそんなこと言うもんだから
慌てて履歴書つくったら
自分の写真で出しちゃったー!
(一応受けたよアホだよ)
(つんく♂もさすがにキレたよ)
「英語を話せる人が好き」
彼女がそんなこと言うもんだから
慌ててスクール入ったら
何と彼女が経営者ー!
(勧誘されたよアホだよ)
(早い話がサギだよ)
愛するアイツと会ったのは
去年の夏のホームステイ
「私の国ではこうなの」と
ダチョウの卵を一気飲みー!
(異文化交流アホだよ)
(どこの国だよ教えてよ~!)
この間道行くおばさんに
「それはヅラなの?」と尋ねられた
(そうだよヅラだよ)
(ウソウソほんとは地毛だよ)
---------------------------------------- end here↑
「かし」繋がりで今日つくった御菓子。
林檎を貰ったので林檎を使ったヨーグルトポムポムと、林檎のジャムを一ト瓶つくってみました。
つくるのは愉しくていいのですが、よく考えるとワタクシ一人暮らしですからつくったものは全部自分が消費しないといけないのですよね。これは(ちょっと)困った。
【今日の予告】
明日はおっさん複数と青年とで飲んで喰って宿泊宴会なのでこの記事の更新はお休みです。
2006年12月28日(木) 運動納めのつもりが。
今日で年内のトレーニングジム営業日も最後だ。と思って細かな雹が―――霰って言うべきなのか―――が振っている中、自転車を漕いで出掛けたらジムの職員さんたちは既に大掃除をはじめていらっしゃって、「すいませーん、営業は昨日までなんですよ」……雹だか霰だかの中、同じ道を自転車で戻って、自宅で炬燵に入って仕事をしました。
運動納めだ!と気合いを入れてやる気満々で出掛けたのにな。これから一週間ほどジムトレーニングはお預けです。持病で動けなかった時期を合わせると半月ほども身体を動かせずにいる訳で……初トレーニングはきっとしんどいだろうな。
見たくないかもしれませんが、下図が今日、トレーニングできずに帰宅した後、一人で真面目に仕事をしていた私の横顔です。一人暮らしの自由業者が一人で仕事をしている姿を誰が写真に撮ったかなんて疑問は棚に上げておいてください。
私の仕事場は密閉性が高くて、屋外はびゅんびゅん寒風が吹き荒んでいますが、室内では半袖シャツ一枚で過ごせます。昨日理髪店で調髪して貰ったばかりだから小綺麗です。髭もきれいにあたって貰ってあります。
この日の仕事は小説ではなく或る映画のレビューでした。書いている時間を利用してプリンを試作してみたなんてことは内緒です。
小説だけを書く小説家なんて仕事ができるのはほんとうにごくごく僅かの、限られた人に過ぎず、小説家を名乗っていたって小説以外のものを書かなくてはいけなかったりもします。
況んや作家ですらなくぎりぎり「もの書き」としか名乗れないものをや、です。小説を書くために、小説以外のいろいろなものに挑戦していかなければなりません。
さて、このプリンは見ためはよろしくありませんが、なかなか美味に仕上がっていました。ぷるぷるとろり、であります。満足であります。
【今日の予期せぬ衝撃】
ドラマ「のだめカンタービレ」の菊池くん役
向井理氏が私よりも一ト周りも年少だという事実。
2006年12月26日(火) 本日は雨天なり。
本日は雨天なれど先日購入の自転車乗車時雨具使用補助具「さすべえ」を試用する絶好の機会なり。左様に思いてトレイニングジムに出掛けむとするが、持病のためか気力充実せず。詮方なく帰途に立ち寄るべしと思案せる買いものにのみ出掛け、早々に帰宅す。投薬内容改善により持病の症状も幾ばくか改善されるも、万全なりとは言い難し。
「さすべえ」甚だ便利なり。今後、傘さし等片手運転に対する処罰として罰金等課されるなど罰則の厳しくなるとの由、「さすべえ」にて解決せらるか。
されど、「さすべえ」により雨滴を免れるは自転車を運転する当人のみ。前籠若しくは後部荷台及び後ろ籠等に積載されし荷物までは雨滴を免れず。後ろ籠と「さすべえ」両者を装備することにより我が自転車最強状態と思えど、積み荷の安全を確保すべくは未だ装備足りずと考え得べし。
持病の具合い甚だ悪しけれど、医師との相談と投薬内容の改善により睡眠時間多少増え悪夢減り、些か復調せり。不眠こそ体調を撹乱する諸悪の根源と知る。関係者諸氏には申し訳なきことこの上なけれども、年末年始は熟眠を得ることにより復調せんがため、先立って申し上げた通り冬眠に充てることと決意せり。御了承ありたい。
されど、此頁の記事作成に臨むは体調は如何なれど日々「書く」ことを欠かさば書けぬ日も間近と恐々とものぐるほしく落ち着かざればなり。
日々欠かさず書く。それのみが書ける境地へのただただ遠けれど最短の道と吾ぞ知るなり。
二週間ばかり髭剃らず過ごす。鏡を覗き込む己れの容貌、昭和四〇~五〇年代の滑稽漫画に登場する泥棒に如何にもそっくりなり。次の晴れ間に理髪店に赴くこととする。
【今日の入浴】
久々に自宅の浴室にて入浴。先日友人より譲り受けし入浴剤を湯船に投入。「桜花の香り」。湯上がりの己が身より桜花が香り快し。
2006年12月25日(月) ブラボー!
今日は降誕節。同時にドラマ「
のだめカンタービレ」最終話放送日。
カレシとかカノジョとか、そんな面倒なものがいなくてよかったと、負け惜しみでなく思った今夜。愉しいドラマだった。
こんなにテレビの連続ドラマにのめり込んだのは、一五年振りくらいだと思う。いや、あのドラマも結構一生懸命見ていたけど、ここまで熱心には見ていなかったと思う。
ブラボー! コンダクター千秋!
ブラボー! R☆Sオーケストラ!
ブラボー! ドラマ「のだめ」キャスト&スタッフのみなさん!
ブラボー! 「のだめ」ファンのみんな!
燃え尽きた……暫く真っ白な灰のままでいさせてください。勿論、白目むいてます。
【今日のこっそり】
「のだめ」最終話の直前に見ていたコナン映画第七作のラストでも泣いてました。せつない……(つ△`)゚+。
2006年12月24日(日) シングルベール。
クリスマスイヴー。
投薬内容が濃くなって少し気分がよくなったので、今年のクリスマスも一人ぼっちだけど、スイートポテト風味簡単チーズケーキをつくってクリスマス気分を満喫してみました。
これも先日つくった簡単チョコレートブラウニー同様、mixi内「簡単なお菓子を作るぞ♪」コミュニティで教わったものです。レシピが簡単そうだと「やってみようかな」って気になりますわな。
甘藷を蒸すなりレンジでチンなりして加熱してマッシュ。室温に戻してやわらかくしたクリームチーズに生卵と生クリームとレモン汁を混ぜ合わせてなめらかになったら、甘藷のマッシュを混ぜる。混ぜたら炊飯器に入れてスイッチポン。きちんと火が通ったら冷蔵庫で冷やしてでき上がり。
甘いのが好きな人は砂糖を入れるといいけど、出来合いの生クリームを使うならそれに砂糖が入っていて甘いので、そんなに甘くなくてもいい人は砂糖なしでいいと思います。
炊飯器って偉いよね。
【今日の漫才は】
若手漫才師ではNON STYLEに注目しています。
2006年12月22日(金) 暫く冬眠します。
定期通院日。
持病がひどくなってどうしようもなくなってきたので外出できるかどうか危うかったのですが、何とかホルモン注射の病院と心療科医と両方行ってきました。自転車で一五~二〇分ほどで辿りつける場所に病院はあるのですが、自転車を漕ぐ気力が出ず、電車で行ってきました。電車の中や病院の待合室でパニック発作を起こしそうになって冷や冷やものでした。
今年最後の通院日なのに症状が一気に悪化しているものだから、年末年始に何処の病院も相手してくれませんという状態になっても(パニック発作や鬱病がひどくても救急病院では受け付けてくれません)大丈夫なように、かかりつけ医先生は「少しきつめにしておきましょう」と効き方が強い薬を択んで増やしてくれました。
その内容はこれまでの薬にプラス以下の通り。
メイラックス1mg×2錠
ドグマチール50mg×2錠
ピーゼットシー散1%0.2g+
ヒベルナ散10%0.2gの混合散×1包
上記を朝・夕それぞれ食後に追加。
これだけ服んだら確実に眠くなります。つまり、パニック発作を起こしたり不安や恐怖心で衝動性を抑えられなくなったりして苦しい思いをするくらいなら一日中眠っておきなさい、ということです。かかりつけ医曰く「暫く冬眠しましょうか」ってことで。
とにかく、起きていてもまともにものが考えられなくて、何かを考えると結局「どうしようどうしようあわわわ(゚△゚ ≡ ゚△゚)」になるのが落ちなので、そうなるくらいなら飯も喰わずに眠っている方がよかろう、と。
こんな訳で、暫く眠ったままでこの頁も更新しないかもしれません。了承願います。
気になるのはドグマチールという薬。こいつは副作用が困る。胃粘膜の血流を促して胃腸の動きを活発にする。これを主作用として胃薬として処方される場合もあるのですが、抗鬱剤として処方されるときはそれは飽くまで副作用。
胃腸の調子がよくなるのならいいじゃないかと思うかもしれませんが、その結果お腹が空きやすくなるのですよ。これまで満足していた分量を食べていても常に空腹感……それを満たそうとして食べると過食になる。ひどくすると生活習慣病の引き鉄にもなる。怖ろしい。
そのほか、ドグマチールは女性ホルモン様の働きをすることもあって、生まれつきの男性でも長期服用により胸がふくらんできたり乳汁が出たりすることがあるそうです。死にそうなほど痛い思いをしてせっかく乳房を切り取った身としては、できれば服みたくない薬の一ツです。
冬眠前に一ト活動。
mixi内「簡単なお菓子を作るぞ♪」コミュニティで教えて貰った簡単チョコレートブラウニーをつくってみました。とっても簡単。板チョコレート三枚と生卵四個でできちゃう。
板チョコレートは砕いて湯煎なり電子レンジなりで溶かして、卵黄と混ぜる。卵白は泡立ててメレンゲにする。砂糖は入れなくていい。メレンゲと板チョコ卵黄を混ぜ合わせたものを炊飯器に入れてスイッチポン。ほら、この通り。
冷やせばしっとりした感じ、温かいうちに食べるとスフレみたいな感じです。
味は板チョコレートの味だけで充分甘い。あんまり甘くない方がいい人はビターチョコレートやカカオ濃度が高いチョコレートを使いましょう。
生クリームとか粉糖とかで飾りつけをするともっといいのかもね。
……こんなに簡単にできていいのかな。っつーくらいに簡単にできて旨いです。
【今日のエ゙ュ゙ー】
「
よつばと!」第六巻第一八一頁中段、電気ドリルの駆動音が「エ゙ュ゙ー」。……どう発音するのだ?
2006年12月21日(木) メモ程度ですが。
現在、ものを考えるということができる状態ではないので簡単に思ったことを書いておきます。
何故そんな状態なのか知りたい方は前日や前々日付の当頁を御覧ください。
交響楽の花形は、やっぱりティンパニーだと思う。ブラ1(ブラームスの交響曲第一番)第一楽章の冒頭なんてとても荘厳で恰好いいが、もう直ぐ終わる某ドラマ(いま更伏せてみる)エンディングテーマに使われている「ラプソディ・イン・ブルー」のティンパニーも聞き逃せない素敵さだ。
交響楽ではないけれど、すぎやまこういち先生作曲の「帰ってきたウルトラマン」の締めの部分もティンパニーが恰好よくて身震いするよ。
怖い怖いと世間で評判の「リング」だとか「呪怨」だとかの、いわゆる「Jホラー」は全然怖いとは思わないけど、
AC(公共広告機構)のCMスポットは怖い。特に夜中には見たくない。なのに夜中に沢山放送されている。余計に怖い。「AC~♪」というサウンドロゴだけでも怖い。
怖いからテレビを消してラジオを点けて仕事していたら、ラジオからも「AC~♪」が聞こえてきて、夜中に「ヒイィィィ!」と楳図かずお先生風に悲鳴を上げてしまう罠。
【今日の遅ればせながら】
二週間ほど前にようやくさすべえを装備しました。私の自転車ただいま最強状態。
2006年12月20日(水) 明らかにおかしい。
眠ると悪夢、眠らないと倦怠感と頭重感とときどきパニック発作(小)。もうどうしていいやら……。
そんなときにはいろいろなところが変調していて、眠いのに床に就くのが著しく面倒だったり、腹が減っていなくてその上胃が痛いのに異常なまでに食欲が高まって缶入り味付け海苔を一ト缶一気喰いしてしまったり(喉乾く……)、何か判らないけど怖いから低く長く「うー」と唸り続けたり(声を出している間は少しだけ不安がましになる)。
おかしいよね。尋常じゃないよね。正常じゃないよね。自分で判るんだけど。自分で判っている間に病院へ行ってかかりつけ医と相談したいんだけど。
建物の外に出る気力がない。身体が動かない。誰か人と会ったらそれがたとえ見知らぬ通行人でもパニック発作起こしそう。
予め処方して貰っている頓服薬を服んで一時しのぎしているけど、数が限られているし続けて服むと効かなくなってくる。どうしよう。どうしよう。
「どうしよう」と思うことの大抵は「どうにもできないから何もしないで何とかなるのを待つ」のが最も正解に近いのだということも判っているつもりだけど。
ものを考えることができません。つまり原稿を書くなんてことはとてもじゃなけどできなくて、今年中に少なくともあと一〇〇枚は書き進んでおくつもりだったのがそれどころじゃない。
締切はいつも通りやってくる。書き手の体調なんか関係なくやってくる。編集者にだって読み手にだって書き手の体調なんか関係はない。
ほんとうは、こんな景気の悪い話をこの頁に書きたくはないのだけど。
書かないと壊れてしまいそうです。今日のこの頁で気分が下がった人にはほんとうに申し訳ないです。御免なさい。
取り敢えず異常食欲と過食だけでもどうにかしたいのだけど、何か方法はあるのかな。
【今日の甚だ不快】
「友達を大切に」と最後にクレジットする某ケータイ会社のCM。いじめじゃないか、それ? がんばれキミちゃん。
2006年12月19日(火) サゲ↓サゲ↓凹 Night ☆ミ
今日の表題はDJ OZMA風にネ!
……おじさん疲れてるんだよう orz
浅眠、短眠、入眠障碍、もろもろ取り合わせて出てきた上に、以前にもこの頁に書いた悪夢も洩れなく混ざり込んでいます。
眠くて眠くて眠りたくてたまらないのに眠れなくて、やっと眠ったと思ったらごく僅かな時間で目が覚めてしまって、その短時間の間に何と人生の厭な体験をすべて凝縮したかのような厭で苦しい夢を見るのです。目が覚めた途端にぐったりさ。
僅かな時間で目が覚めるからもう一度眠ろうとします。なかなか眠れない。何とか眠るとまた悪夢。今度は眠くてたまらないのに眠るのが怖くなります。
今年になってはじめてこのような経験をしましたが、今回がはじめてではなく、夏頃にも同じことがありました。それがはじめてのときです。
そのときに、心療科のかかりつけ医に相談してみたのですが、薬の調整で睡眠時間や睡眠の深さを調整することはできなくもないけれど、夢の内容まではどうにもできません、とのことでした。
実はいまも眠くて眠くて目眩がしているのですが、床に就くか就くまいかを迷いつつキイボードを叩いています。どうせ悪い夢を見るのなら「うわあっ!」と叫びながら「がばっ」と汗びっしょりで起き上がる、というベタベタな体験もしてみたいな、なんてことを考えながら。まだそんな余裕があるんだね。
こんなこと告白されても(´・ω・`)知らんがなですよねー。
ついでにもっと(´・ω・`)知らんがなってことを報告してみる試み。
昨夜放送のドラマ「のだめカンタービレ」第一〇話の撮影にエキストラ参加したワタクシですが、冒頭五分ほどの間(放送開始からオープニングタイトルまでの間)に映っていました。
それはそれは、待ち針の頭よりも小さく。しかもスロー再生して目を皿のようにしてなおかつ予め何処にいるかを把握してから見てやっと「これかもね?」ってくらいに、ちらっと。
だからという訳ではありませんが、
DVD-BOXは既に購入するつもりでいます。もう制作に取り掛かっているらしいです。
しかし、ほぼ一日掛けて撮影した場面が放送では五分ほどになってしまうんですねえ。撮影した半分は使われていないし。
【今日の腹具合い】
下り坂ごろごろ急降下。
2006年12月18日(月) それはえーんかい。
冬だし年末だし間もなくクリスマスだしとにかく飲んで喰わねばなるまい、ということで、同級生たちと調理したり芸術したり破壊したり喰ったり喰ったり喰ったり映画鑑賞したり調理したり喰ったり喰ったり後片付けしたりしました。昨日の話です。ちなみに観た映画は「
いかレスラー」です。ぼく以外みんな女の子なのに。
先日、ドラマ「のだめカンタービレ」の撮影にエキストラ参加した折りに買った土産を同級生たちに手渡したら袋叩きにされそうになりました。ぼくの同級生はみんな「のだめ」ファンだからです。取り敢えず白目むいて「ぎゃぼーっ!」と悲鳴を上げて吹っ飛んでおきました。
今日のメインはちらし寿司。クリスマスだから。
上の写真はでき上がり図ですが、これは実は手間が掛かっているのですよ。米を六合使っています。そのほかに具を沢山混ぜたり乗せたりしているのですが、その具も当たり前にはしないのがぼくたちです。
上の写真はツナ缶です。業務用です。一緒に写っている醤油さしと比較して頂くと判ると思いますが、でかいです。缶側面の「内容量」表示を見てみたら一七〇五グラムと書いてありました。一.七キログラムですね。これもちらし寿司に混ざっています。
一.七キログラムもあると流石に全部を寿司に混ぜ込むこともできないので、急遽パンを買ってきてサンドイッチなども拵えてみました。
クリスマスパーティも兼ねていますからケーキも欠かせませんね。これも粉を練るところから始めてみんなでつくりました。湯呑みに入っているのはミルクココアホイップクリーム添えです。何て甘い生活。
そしてクリスマスに相応しく西瓜のジャックランタン。屋外では北風びゅんびゅん吹いています。そんな日に暖かい室内で西瓜で魔除けとは何と風流なことでしょう。
これ等を六人で六~七時間掛かって食べました。食べました。食べました。
そして翌日の今日、ぼくは胃が痛くて碌に仕事ができずにいます。普段の食事を制限しているのにいきなり沢山喰うから胃が吃驚した模様です。自分で「ばーかばーか」と思いました。
ちょっと以前に自分が書いた小説の中に「長い時間食べていなかったのに急に沢山食べたら胃が吃驚するからやめておくように」と注意する人を描写した憶えがあるのですが、書いた本人がそれに背いてちゃ駄目じゃあないか。
と他人ごとのように思いました。いつまで経ってもオトナじゃないなあ。
【今日の疑惑】
「雰囲気」を「フインキ」と勘違いしている人は、「雰囲気」という漢字を書けないのでは?
2006年12月17日(日) 事実。
ファンタジー小説を「逃避文学」と呼ぶ人とは、ぼくは友達にはなれない。
【今日の年末だし】
おれは言いたいことを我慢しないぞ。「もう一二月ですがよろしくおねがいしわす」とか。
2006年12月16日(土) だってそうだろ?
自分で変えようともしない奴の何かが変わることなんかあるもんか。
手前だけが不倖でございますって風なツラを見せるのは、おれは厭なんだよ。
【今日の安上がり】
うなだれ丼が好きだ。項垂れ丼じゃないぞ。
2006年12月14日(木) むっきゃーっ!(撮影その2)
一二月一三日に
青葉台フィリアホールにて行なわれましたドラマ「
のだめカンタービレ」第一〇話撮影にエキストラとして参加した御話の後編です。文中で第一〇話(一二月一八日放送分)の内容に触れていますので、ネタバレいやんの方はお読みにならないよう御注意ください。
撮影に一ト区切りがついて、休憩が三〇分ほど貰えましたが、この間に用便や食事やらを済ませておかなければなりません。一五時に近い時間でしたが昼食はこの時間です。携帯電話のバイブレーション音まで拾ってしまうという高性能な撮影用マイクが私の腹の虫の声まで拾いませんかと多少不安でした。
エキストラの食事はエキストラがそれぞれ自分で用意するように、と予め指示がありました。御弁当をつくってきた人や買ってきた人、パンで済ませている人、ファミリーマートと「のだめカンタービレ」のコラボレーション商品「
裏軒クラブハウスサンド」を食べている人など、いろいろでしたが、私は
ウィダーインゼリーで済ませました。カロリーを摂るために「エネルギー」と筋肉を落とさないために「プロテイン」とを各一ツずつで、計二七五キロカロリー。動きまわるような役ではないから大きなカロリーを摂る必要はありません。たとえゼリーでも二ツ飲むとお腹一杯になるよ。
ホール内は飲食禁止で、ロビーの外に出て行ってもいいけれど時間はあまりないから、エキストラのみなさんはロビー内で食事していました。椅子は数が限られているから、ホール入口の階段に鈴なりに腰掛けていて、しかもエキストラは女性の数が多いものだからホール入口前階段は段数は少ないけれどまるで雛飾りでした。
B日程参加の人がいなくなると、フィリアホール内の人数は半分くらいになってしまいます。そこでキュッと詰めてすわることになります。詰めた結果は下図の通り。
休憩明けは先ずロビーの場面から。演奏を終えたのだめは観客席に千秋センパイの気配を感じ取ったものの、まだ対面していません。ロビーに探しに出ます。その場面を、どうやら観客席出口に近いところにすわっている人から何人かを呼び出して撮影したらしいのですが、大半のエキストラはその間約一時間、観客席で待っていました。
ステージ上は機材もスタッフも役者さんの姿もなくなり、「思う存分ピアノを撮影してください」とのことだったので、写真を撮ってきました。
これが! これがッ! マラドーナピアノコンクールで使用されたピアノだッ!(荒木飛呂彦風)
……はァ。
ヤマハのグランドピアノですね。基本的に撮影中は携帯電話及びデジタルカメラ等での撮影は厳禁ということになっていたのですが、それは「撮影現場」や「役者」を撮ってはいけない、ということだったのですね。私は会場内は一切撮ってはいけないのかと思っていましたよ。
さて、一時間ほどロビーの場面撮影待ちをした後、再び撮影はホール内へ。今度はマラドーナピアノコンクールの結果発表(二次審査)の場面です。
ステージ上にコンクール役員とホワイトボード、観客席にはハリセン江藤先生と奥さんのかおりちゃん(白石美帆さん……顔小っさ!)、のだめ、ハリセン一門坪井くん、のだめのライバル悠人くんとその母君がおります。前出の座席表参照のこと。
観客役のエキストラの仕事は、結果が発表される前の緊張感とざわつき、ホワイトボードに結果が貼り出されたときの一喜一憂(観客はみんなコンクール出場者の関係者だから)、審査通過者への拍手など。また、ステージ上のコンクール役員や観客席後方の取材記者たちもエキストラの中からピックアップされた人たちです。
最初はコンクール参加者の配置が左右均等だったので、その一喜一憂に合わせて周囲もリアクションして、それをすべて撮影する予定だったようですが、尺に収まりきらないらしくて舞台上手に近い方、つまり私がいる方の半分はほとんど撮影されないことになりました。悠人くんやのだめ周辺に大きなリアクションが振り分けられることに。
貼り出される「結果」は二枚の紙に番号で四人ずつ書かれていて、悠人くんものだめも二枚めの後半にそれぞれの番号があります。つまり、番号が明らかになる度に誰かが歓喜の声を上げるけれど、それはのだめではない、はてさてのだめは審査を通過できるのか?という緊張感が演出される訳です。その緊張感の最高潮が番号の最後から二番めの、悠人くん親子がよろこぶ場面です。
悠人くんは千秋センパイとは違った意味でオレ様なので、自分が通過したことが判っても大きなリアクションはせずに「当然だ」という顔をしていますが、ナイスオーバーリアクションは悠人ママ。声量もあって動きも大きくて悠人くんに「ひしっ」と音が聞こえそうな勢いで抱きつきます。「ああ、芝居というものはこうやってやるものなんだ」と思わせてくれる演技です。
その素敵に大仰な演技が勢い余って、悠人くんの特徴ある「あの髪型」のカツラをずらしてしまってNG、というハプニングも。「ヅラ直し待ち」時間が。こ、これって貴重な体験中の貴重な体験だと思います(((゚□゚)))。ヘアメイクさんがささっと寄ってきて手早くかつ丁寧に直してくれます。
最後に発表される番号がのだめの番号。よろこびに叫ぶかおりちゃん、言葉にならないよろこびに震えるのだめ、へなへなと脱力してしまうハリセン江藤……ですが、その前に、悠人くんが審査を通ったと判ったときのライバル心剥き出しのリアクションが入ります。そのときに、出ました白目! いや、これは本番では使われませんでしたが。
「白目」という表情をわざわざ入れるドラマはこれまでになかったのではないでしょうか。それが、いまや「のだめや千秋くんのように白目やりたい」という人が巷に現われるほどの白目ブーム。……はい、私も「のだめ」第九話で「よろしく御願いします!」と挙手敬礼で白目ののだめを見て真似しましたとも。それ以前にも「ガラスの仮面」ごっこでよくやってたけどもさ。
このときの白目はのだめだけだったらしいのですが(私の立ち位置からはよく見えなかった)、ハリセン役の豊原功輔さんが監督氏に「白目は要りますか」と訊ねていたのが印象的でした。
のだめ審査通過のよろこびと、へなへなハリセンの「何とかなったわ……」という台詞のピン抜き場面、そしてのだめの身体越しにのだめの手にある出場者番号が入ったカード、それ等を撮り終わってフィルムの確認が終われば、役者さんたちの出番はお終いです。エキストラよりも少しだけ早く現場を立ち去るときに、のだめ役の上野樹里嬢が「先に帰ります~」と観客席に手を振ってくれました。か、かわいい……っ!
「のだめ」第七話で練習中のR☆Sオーケストラに差し入れにきたときに見せた「良妻のだめ」のような風情でひらひらと手を振る樹里嬢。これは、「女の子として」とか「タレントとして」とか、そういったかわいさではなく、何と言いますか、川原泉先生風に言うと「おにぎりにして転がしたいかわいさ」です! 場内一斉に拍手でお見送り。
拍手をしながら私は「おじさんは生命ある限りあなたを応援するよ!」と決意しましたともさ。
それからほどなくエキストラも撮影終了。一八時までの予定が一七時四〇分で終わりました。記念品を頂いてフィリアホールを後に。
記念品はフジテレビのクリアファイルと「プリごろ太」のコースター三枚組。コースターは原宿にあるという「cafe de のだめ」で使用されているもののようです。
フィリアホールが入っている青葉台東急スクエアを出ると、外は雨が降っていました。夜行バスの往路便が出るまでに時間があるから横浜の街を見ようかと思っていたのですが、その案却下。取り敢えず電車で横浜駅まで戻って、前回訪れたときに
桜井弓月さんに連れていって貰った高島屋内の「
横濱001」に立ち寄って友人たちに簡単な土産を買って、横浜駅構内でこれも桜井さんに教えて頂いた
崎陽軒の「シウマイ弁当」七一〇円也を夕食として買って、そのままバス乗り場であるYCAT(横浜シティエアターミナル)の待合ロビーに行きました。
シウマイ弁当は焼売はともかく米飯が旨いとのこと。
YCATと同じ建物の同じ階にコンビニエンスストアがあるのでそこで「日経エンタテイメント」を買って、ロビーの椅子でそれを読みながらシウマイ弁当を食べました。御行儀が悪いとお思いかも知れませんが、私は食べるときに何かを読んでいないと落ち着いて食べられないのですよ。だからコンビニエンスストアで見繕った中で一番読むところが多そうな「日経エンタ」を買ったのです。
「横濱001」で土産のついでに、これも桜井さんがおいしいと仰っていたのを思い出して「
雅芋」を一ツだけ自分用に買ったので、デザートにそれを頂く。シウマイ弁当とこれで満腹。横浜気分を満喫したような気になりましたが、ハマッ子のみなさんは「それは違う!」とかお思いではないかな、とも考えたり。私だって「小鯛雀寿司」と「みかんサブレ」を喰って「紀州を堪能した」とか言われたら「あかんやん」て言うもの。
「日経エンタ」はほんとうに読むところが多くて、YCATに着いてからバスが出る少し前までの三時間ほどが巧く潰れました。
バスの出発は二二時三五分。乗車したら目的地到着まですることはないし消灯されてしまうので、音楽を聴くか寝るかくらいしかできないのですが、寝るにはちょっと時間が早いかな、と思っていました。
でも、バスが出てさほど時間が経たないうちに眠ってしまいました。それほど身体が疲れたようには感じてはいなかったのですが、やっぱり疲れていたのでしょうか。
今朝七時に、予定よりも三〇分ほども早く地元に到着しました。二日続けて車内泊だったので、帰宅して直ぐに洗濯機をまわしながら風呂に入りました。
【今日の誰か教えて】
攪拌器(泡立て器)の正しい洗い方は?
2006年12月13日(水) ぎゃぼーっ!(撮影その1)
また横浜に行ってきました。片道九時間かけて。
前回は
二〇〇六年度海上自衛隊観艦式予行演習参加艦に乗艦させて頂くために取材の名目で行ったのですが、今回は給料こそ出ないものの一応仕事をしに行きました。
ドラマ「
のだめカンタービレ」第一〇話撮影にエキストラとして参加してきたのです。
撮影場所は
青葉台フィリアホール。ここで、主人公のだめが参加している「マラドーナピアノコンクール」の後半部分の撮影が行なわれました。私を含む集まった五〇〇人ほどのエキストラはこのコンクールの観客役です。
私が住む街から横浜市まではバス一本で繋がっています。それに乗ると約九時間で着きます。地元を撮影前夜二一時三〇分に出発、横浜駅に翌午前六時三〇分に到着します。横浜駅から青葉台までは電車で約四〇分。七時三〇分にはフィリアホールが入っている建物
青葉台東急スクエアに着いてしまいました。しかし撮影は午前午前一〇時三〇分から、エキストラ受付は一〇時一五分からで、七時三〇分では東急スクエア自体がまだ開いていません。
地上階のスターバックスだけは午前七時から営業していたので、そこで「本日のコーヒー」を頂きながら東急スクエア開店時間を待ちました。入店時には私ともう一人しかいなかったスターバックス店内は、一〇時も近くなるとエキストラらしき人たちで大混雑に。エキストラは予め「ジャケット着用などのいい恰好で」と服装の指定を受けているので身姿でだいたい判るのです。
受付開始時間と集合(撮影開始)時間、そして集合場所だけを伝えられていたので東急スクエア開店後に店内を通ってフィリアホール正面玄関に赴けばいいのかと思いきや、入場は関係者用裏口からでした。さいわい、私はmixi内「のだめカンタービレ【ドラマ】」コミュニティで「建物裏側から入場」の情報を分けて頂けたので直ぐに行くことができましたが、これがなかったら暫くうろうろしてたかも。「のだめ【ドラマ】」のみなさま、有難うございます。
関係者用入口から入り貨物兼用と思しき大きくて装飾のないエレベータに乗せられてフィリアホールが入っている五階まで。第九話で「ねぐせドレス?」と呟いた審査員オクレール先生役の方と同乗してしまいました。背、でっかいよオクレール先生。
エキストラはA日程参加者とB日程参加者とに予め分かれています。A日程は一〇時三〇分~午後一八時の拘束、B日程は一〇時三〇分~一五時の拘束。私はA日程参加でした。
ホール内の席取りはA日程参加者から前へと詰めていったようで、下図のような場所にすわることになりました。
丁度、私が席に着いた辺りにステージ上にのだめ役の上野樹里嬢が例の「ねぐせドレス」姿で現れ、それだけで満場の拍手! 思わず手を打ち鳴らしてしまうくらいにかわいいんですってば、ほんとに。テレビで見るより確実に五割増しはかわいいです。
うひゃー、生のだめだあ。私がいた前から六列めって、結構ステージに近いんですよ。かわいさの波動のようなものを感じましたデスよ(のだめ口調)。
(※註:ここから先は来週一八日放送分の第一〇話の内容に触れます。ネタバレ御免の方はお読みにならないように御願いします)
ここでは、第九話の終わりにのだめがコンクールでショパンのエチュードを弾いている途中に幼馴染みの悠人くんを見つけてしまい、それによって幼少時のトラウマが蘇り、演奏がぐだぐだになってしまった、その続きの場面を撮影しました。
ぐだぐだのままショパンを弾き終えて、ぐったりするのだめ。続いて演奏するはずのドビュッシー「喜びの島」を弾きはじめる様子がない。どうしたのかとざわめく観客。そわそわするハリセン江藤先生、そして千秋センパイ。うつろなのだめは観客席の方(ハリセンがいる方)へと視線を向けるが、その視界には千秋センパイが。我に却ってドビュッシーを弾きはじめるのだめ。千秋センパイを見つけたのだめはよろこびに満ちて「喜びの島」を弾く。その演奏にうっとりと聴き入る観客。演奏が終わると場内大喝采!
……という場面を、一〇時三〇分から一五時の間に撮影したのです。この場面だけを、いろいろな角度から、何度も同じことを繰り返して撮影するのです。
撮影はカメラを二台使用しますが、お互いが映り込まないように、かつさまざまな方向から撮影しないといけないので、カメラの位置を変えつつまったく同じ演技を何回もして、複数の視点の撮影をすることになります。
たとえば、のだめの背中越しにのだめの正面上方(二階席)にいる悠人くんを捉えたり、悠人くん視点でのだめを見下ろしたり、ピアノを舐めてのだめの表情をアップにしたり、客席から(千秋視点で)ステージを捉えたり、或るいはのだめ視点で客席を見たり。
このように視点が変わるので同じ場面を何度も撮影することになりますし、一回の撮影の度にリハーサル、カメラテスト、本番と同じことを繰り返します。とても時間がかかるのですね。撮影前の前説(事前説明)でスタッフ氏が「九話の放送が終わったのにまだ一〇話の撮影やってまーす」と半ばネタとして仰っていましたが、これだけ手間がかかればぎりぎりにもなるよな、って。
何度も同じことをするので混乱したのか、或るときには本番カットの声がかかったところで上野樹里嬢が「あ、いまの本番だったんですね」ととぼけたことを仰いました。とぼけ具合いがのだめテイスト。
こういう台詞が出てくるということは、リハーサルもテストも本番も同じ気持ちの入れ方で御芝居しているってことですよね。テストだから、本番じゃないからって手を抜いていない証拠です。流石。
樹里嬢は、実は素からのだめっぽい人のようで。
撮影と撮影の間、機材の移動の時間などで現場で待っていなければならない間、ずっとピアノにさわっているのです。じっとしていない。御芝居に必要な演奏の手振りを練習したり(このときは鍵盤を叩いて鳴らさない)、実際に鍵盤を叩いて音を鳴らしてみたり、何か弾いてみたり(ピアノを習っていたことがあるそうです)、ときどき観客席に手を振ってみたり、とにかくじっと待っているだけということがない人でした。
ちなみに撮影用のピアノは音は出るものの、響かないように調律してあるみたいです。大きな音が出ない。
この撮影は主にのだめの演奏の場面なので、のだめ、千秋、ハリセンの三人が登場しますが、台詞らしい台詞がありません。ショパンを弾き終えたのだめがうわごとのように呟く「千秋センパイ……ドビュッシー……」だけです。
だから客席で演奏を見ている千秋役玉木宏さんは台詞がなくて、また観客の一人としてすわっているだけのときはすっかりエキストラの中に溶け込んでしまっていて、席の位置を知っていても探さなければならないほどでした。「千秋くん溶け込みすぎ!」と何度か胸の奥で突っ込んでしまうほどでしたが、いざカメラが向いて、ステージ上ののだめを心配する演技をはじめた途端に昇り立つ役者オーラには息を呑みました。しかも台詞がないのに心配と安堵を短時間に表現しなければならない演技ですよ。遠目に見てもすばらしかった。
すわっているだけのときは(私から見て)遠くにいるハリセン江藤役の豊原功輔さんの方が存在感が強くて判りやすかったのですが、芝居がはじまると何のそのです。
私は玉木さんの外観から想像するより低めの声が好きで、声が聞けないのは残念だなあと思っていたのですが、一度だけスタッフとのやり取りで喋る声を聞くことができました。
ステージ上ののだめが観客席の方を見て、観客席の千秋センパイがのだめを見つめて、という場面で、お互いを捉えていなければならない芝居のとき。カメラは千秋役玉木さんだけを捉えるのですが、彼の視線を定めるために映らないけれどのだめ役樹里嬢がステージ上にいます。
樹里嬢「でも、ここから(玉木さんの)顔、見えませんよ」
監督氏「そっち(玉木さん)からはこっち(樹里嬢)の顔、見えてる?」
玉木さん「照り返しで見えません」
お互い見えてない。通じ合っちゃう場面なのに。とほほと思いつつも、その低い声に萌え。
玉木さんからはステージ上に置かれた照明やレフ版や、ピアノに映り込んだ照明光のために樹里嬢の顔が見えなかったらしいので、対策としてピアノ用の椅子を一旦よけて、機材の下駄やスタッフの踏み台として使われているらしい木箱に監督氏が自分の上着を被せたものに樹里嬢をすわらせて少しだけ顔の位置をずらして見えるようにする、ということをしていました。
撮影と撮影の合間にピアノ前に腰掛けた樹里嬢が観客席のエキストラ一同に質問。
「原作読んでる人~」
観客席で一斉に挙手するエキストラ。
「ドラマ見てる人~」
原作読んでる人よりも沢山挙がる腕。腕。腕。観客席でスタンバイ中の玉木さんも挙手。一同笑。
「どっちも手を挙げた人~」
「どっちも手を挙げなかった人~」
と続けて質問する樹里嬢。この質問の仕方だと「手を挙げられない人」がいないことになるんですよね。喋り方と言い気のまわし方と言い、幼稚園の先生志望ののだめと被って微笑ましい(*´ー`)。
更に続けてスタッフ氏「一昨日(テレビ放送された映画版)NANAを見た人~」
この「NANA」が放送された枠というのが「のだめ」放送枠の丁度裏だったのですね。しかしそこで。
「あっ、いま玉木が手を挙げました!」
うれしそうにのだめ口調で指摘する樹里嬢。スタッフと役者が仲がよく、いい雰囲気で撮影が進められているのがよく判る一場面でした。
ステージ上で演奏するのだめ、その演奏を見ている観客とを概ね一緒に撮ってしまいます。ステージの奥からのだめ越しに観客席を見る位置にカメラが設置される画面なので観客のリアクションも概ねここで。ショパンが終わってぐったりしたままなかなか次の曲を弾きはじめないのだめを訝ってざわつく様子や、ぐだぐだショパンとは一変して名演奏となるドビュッシーに心地よく聴き入ってしまう様子などの芝居が要求されます。
忘れてはいけない、勘違いしてはいけないことは、前説でスタッフ氏も仰っていましたが、我々エキストラはその他大勢役ではありますが必要とされて役者として現場にいるのであって、撮影見学に来ているのではないということ。指示・指導をきちんと聞いて芝居を実践しなければなりません。
ざわつく内容などは即興です。具体的には提示されないのでエキストラ一人一人がその場で考えて口に出します。「ざわざわしてください」という指示は出ますが同時に「ざわざわって言わないでください」という注意もわざわざあります。
演奏中ののだめを捉えるステージ上からの視点を撮り終えると、今度は観客席にいるハリセン江藤と千秋センパイのそれぞれの表情を撮ります。先に撮った「ざわざわ」や「心地いい」の途中の場面なので、エキストラはそれぞれの場面に合わせてやはり同じ芝居を要求されます。ざわつく声の素材は既に撮り終えているので「口パクでざわざわしてください」という場合もあります。のだめが演奏を終えた後の拍手も「音を出さない拍手」が必要な場合もありました。
「ざわざわ」や「拍手」、それからのだめ演奏後の「喝采」は我々エキストラがそれぞれに出した声が素材になっているので、私が画面に映っている確率は著しく低いですが声はほぼ確実に入っているはずです。第一〇話エンドロールにクレジットされる「全国ののだめファンのみなさん」には私も含まれております。ハイ。
のだめが演奏を終えて拍手喝采を受けるまでの場面を撮り終えると、千秋センパイ役玉木さんは撮影終了。一旦控え室に戻るハリセン江藤役豊原さんと一緒に退場する際に観客席に手を振ってくださいました。私の近くの席にいたエキストラ女性は「玉ちゃんかっこい~」と目がハートでした。
役者さんが一旦引き揚げて、最後に「のだめ腕」の撮影。ピアノを弾いている手先をピアノスタントのお姉さんが演じます。
樹里嬢もピアノを弾く腕の動きを充分に練習していますが、流石に「天才のだめ」の指の動きまではこなせません。そこで演奏の専門家が手先部分だけ代役をするのですが、その指の動きはまさに「鍵盤の魔術師」です。撮影中は集音能力が高いマイクを使用するため静かにしていないといけない(携帯電話のバイブレーション音まで拾ってしまうので電源オフの指示がありました)ので固唾を飲んで見守っていましたが、「はい、OK!」の声が掛かると同時に会場内一斉に拍手。何の指示もないのですが、思わず拍手してしまう指使いだったのです。
B日程、つまり一五時までに予定されていた撮影はこれでお終い。時刻は一四時四〇分、少し早めに終えられたようです。B日程参加のみなさんはここまでで解散し、A日程参加者は約三〇分間の休憩に入ります。ここでやっと昼食です。
この記録も後半へ続く。
2006年12月11日(月) あ、あ、あーっ!
何だかんだ言って右往左往二転三転紆余曲折した結果、テレビ買いました。安ーいアナログ機を。いま販売されているデジタル対応機を買っても実際に地上デジタル放送がはじまる頃には型遅れになってしまうのだし、その頃には現時点の最新機と同等の機能の機械が半額くらいで買えそうだ。それに、その頃にどうしても見たい番組があるかどうかも判らない。
でも、たったいま現在、ぼくには見たい番組があるのさ。ドラマ「
のだめカンタービレ」ね。原作が好きで、なおかつドラマ版も第一話から見ていて全話おもしろいので残り三話だけ見られないなんて厭だったんだよう(ノ△`)。
だから、今夜に間に合うようにテレビを買ったのさ。今夜もちゃんと見マスよ千秋センパイ(声:上野樹里)。
前段落に関係あるようなないような話を。
今日の午過ぎに、急に横浜市に行くことが決まりました。慌てて横浜行き夜行バスの乗車券を手配しました。用事があるのは一三日の日中です。一八時で用事は終わる予定ですが、飽くまで予定です。
明日の夜、夜行バスで出発して、一三日の早朝に横浜に着きます。同じ日の二二時三五分発の夜行バスに乗って帰ります。
という訳で、明日と明後日と、もしかしたらその次の日のこの頁の更新はお休みさせて頂きます。横浜で何をしたかは、きっと帰宅後にこの頁に書くと思います。何しろはじめての経験なので。
【今日のがっかりだよー!】
酸素缶は、思ったより頭がすっきりしなかった。
2006年12月10日(日) えいえんにちかくえんえんと。
「
ナタラディーン」が大好きで、あんまり大好きだからこの曲が収録された
CDを買ってしまいました。
で、あんまり好き過ぎて「ナタラディーン」だけを延々とリピート再生。これ一曲だけをBGMにまる一日仕事してしまうことも。
ところで、私が住んでいるマンションは壁が薄くてお隣さんの生活音がまる聞こえなんですよ。ということは、お隣さんも在室中は延々「ナタラディーン」を聞いている訳で。
何となく新興宗教チックなかほりを感じているかもしれませんが、怪しげな儀式を執り行っている訳ではありません。ときどき曲に合わせて「いいいい~」とか唸ったりしますが、御祈祷している訳ではありません。だから通報しないでくださいお隣さん。
【今日の孤独な練習】
チアーキィ! もっトもっト音楽に没頭しなサイと言ってマース!
……駄目だ、まだミルヒーじゃない。
2006年12月09日(土) 遁すれば通ずることも。
「逃げても問題は解決しない」とか「逃げるのは卑怯だ」と言って、「逃げる」ことを許さない人はかなり多いようだけど、ぼくは逃げられるのなら逃げてもいいのだと思う。
但し、逃げて逃げ続けて、最後に辿り着いた先で直面したものからは決して逃げられない。そのときは戦うのだという覚悟は必要だと思う。追い詰められた先での戦いに遁走する隙などないし、決して負けてはいけないからだ。
でも決して「逃げたら負け」ではないし、「負けよりも勝ちが偉い」訳でもない。
【今日のじわじわ発覚】
玉木宏くんの声に萌える。
2006年12月08日(金) うきゃーっ!
今日のこの頁の記事を全部書き終わって「登録」ボタンを押したか押さないかの瞬間に何故かブラウザがフリーズ&強制終了 orz
何とか書いた内容を脳内ハードディスクからリカバリしてみます。
定期通院日。「通院日」と口に出す度に「
ツインビー」が頭に浮かんでしまう衛澤です。病院に行ってきました。
いつもの通り心療科に診察券を出しておいて、待ち時間を利用して別の病院にホルモン注射をして貰いに行く。年末年始の休診日を確認していくようにと看護師女史に念を押されて休診日カレンダーを見てみると、今月三一日から来月八日までが休診。休み長い。
注射は年内にもう一回して貰う予定になっているが、この日程だとその次の注射まで三週間ほど開いてしまう。いつもは二週間ごと。ホルモン注射の間隔はきちんと定期でないとホルモンバランスを崩して身体がしんどくなってしまう。
こんなときだけでもパッチ剤を出して貰えると助かるのだけど。
過眠は治まったけれど日中の眠さが消えない、と心療科のかかりつけ医に訴えてみる。深夜は頭が冴えている。典型的鬱者状態。日照時間が短くなって紫外線を浴びる量が少なくなったからかもね、とのこと。つまり「冬期鬱」。春眠の頃を過ぎるまで眠いのが続くかも、と。それなら鬱者らしく昼夜逆転生活をした方が楽か。
しかしそれだとトレーニングジムに行けなくなる。仕事は日中でも夜中でもできるがジムは日中しか開いていない。日用品の買いものや掃除洗濯なども日中でないとできない。そうすると、午近くに起きて早朝近くに就寝という現状を維持する努力が妥当な落としどころか。
買う買わないは別として、病院帰りに家電量販店に立ち寄ってテレビの品定めをする。地上デジタル対応機への切り替え時期の真っ只中、ほんとうはこんな半端な時期にテレビを買いたくはない。地上デジタル放送が定着して対応機の品質が安定して安価になってから買い換える予定だったのだが、今回のテレビ急逝は不慮の事故だ。
しかしテレビが見られなくても生活に困ることはない。むしろ原稿に集中しやすくていいかもしれない。どうしても見なくてはならない番組などないのだし。
強いて言えば、ドラマ版「
のだめカンタービレ」の残り三話と、毎日のニュースと「
ちちんぷいぷい」が見られないのが、ちょっとつらいか。
テレビが点いていないと部屋の中が幾らか暗く感じられるのも寂しいと言えば寂しい。
これで一度は書いた草稿の八割方は復元できたと思います。
【今日のこだわってみる】
「KAT-TUN」は「カトゥーン」ではなく「カツーン」と発音すること。
2006年12月07日(木) さかむけーる。
洗濯ものを干してもなかなか乾かないのにウェットティッシュはいつの間にか乾いてしまっている部屋に住んでいる衛澤です。引き出した途端に呟く「ウェットじゃないじゃん!」Σ(゚□゚)
昨年のいま頃だったか、「
サカムケア」の御話をこの頁に書いた憶えがあります。サカムケアは透明な水絆創膏なのですが、どう考えても「
タミヤセメント」にそっくりだ、と。
刷毛付き蓋が付いた容器と言い、匂いと言い、塗るときの感触と言い、肌や爪に付いたものが乾いた状態と言い、それを剥がすときの感触と言い……両者はとてもそっくりです。
晩秋から春先にかけては度々手指に逆剥けができてサカムケアの御世話になったものですが、湿度が高い季節はさほど逆剥けにもならないものですから、あまり使わなくなりました。そのまま抽斗に片付けていて、最近また逆剥けができはじめたので塗ろうと思って出してきてみたらば。
サカムケア、どろどろねばねばになっていて、とても塗れる状態ではありませんでした。こんなところまでタミヤセメントとそっくり……やっぱり、やっぱり
うすめ液が要るんだよ。と、モデラー時代の遠い記憶が叫んでいます。
手指の逆剥けには普通の粘着テープの救急絆創膏を貼っておいてもいいようなものですが、私はダンベルやバーベルを使ったウエイトトレーニングを割りと高頻度で行なうのでそのときに不都合がでてきます。
ウエイトを扱うときにダンベルやバーベルのシャフトと摩擦して、粘着テープの救急絆創膏は直ぐに剥がれてしまうのです。「剥がれる」=「すべる」でもあるので、高重量のウエイトを扱うときは危険です。足の上にウエイトを落としたりしたら間違いなく骨折します。
やっぱりサカムケアは必要。うすめられないから、今季は新しく買いました。来年のいま頃、また同じことを考えているかもしれません。
という訳で「サカムケアうすめ液」販売希望(`△´)ノ!
「サカムケアリムーバー」もあればなおよし。あと「サカムケアカラー」とか「サカムケアマイルド」とか「サカムケアスーパーライト」とか「サカムケアカロリー1/2」とか「サカm(誰か止めろー!)
【今日の悩みどころ】
新しくテレビを買うか、二〇一五年くらいまでテレビなしで生活するか。テレビよりシュレッダーが欲しいけど、シュレッダーでニュースは見られない。
2006年12月06日(水) 年末に記録を(その2:服薬編)。
今年も持病の波が大きく変化した一年でした。持病は鬱病ではなく躁鬱病なのではないのか、と度々他人さまから言われるのですが、今年は自分でそう疑ってしまうくらいの高低差でした。現在は落ち着いています。先日この頁に書いた過眠もほとんどなくなりました。
現在の投薬内容を記録しておきます。
他人が服んでいる薬になんて興味がない人の方が多そうですが、服薬中の人には何らかの参考になるのではないかな、と。
すべてかかりつけの心療科医の処方です。
朝食後:
トレドミン25×2錠
半夏厚朴湯×1包
昼食後:
トレドミン25×2錠
半夏厚朴湯×1包
夕食後:
トレドミン25×2錠
半夏厚朴湯×1包
パキシル10mg×1錠
眠前:
ハルシオン0.25mg×1錠
ロヒプノール2mg×1錠
頓服:
セルシン5mg×1錠
このほかにマルチビタミンやマルチミネラルの類いと、プロテインやクレアチンなどの筋肉の発達を促すためのサプリメントを摂っています。これは処方には含まれません。これ等は医薬品ではなく「食品」なので。
昨年九月に海外で性別適合手術を受け、その際に一時断薬をしました。帰国後に既に出はじめていた症状に合わせて処方し直して貰ったのですが、先ず訴えたのは喉が締まるような詰まるような感覚がずっと続いていることでした。神経の緊張から起こるらしいです。これをやわらげるのが半夏厚朴湯という漢方薬です。「はんげこうぼくとう」と読みます。
ほかに、焦燥感や強い不安、不眠などに対応するためにいろいろと試して貰いましたが、結局手術前に服んでいたトレドミンに戻すことで落ち着いています。私の身体にはよく合っているようです。副作用もほとんどありません。
パキシルは、今後も手術のために断薬しなければならない機会が控えていることを考えると、かかりつけ医も私自身もあまり使いたくないと考えていたものです。離脱作用が強く出る薬だからです。
離脱作用とは、別の言い方をすると禁断症状です。飲み続けていたものを急にやめると副作用が出るのです。パキシルの離脱作用はインフルエンザ様の症状、つまり発熱や頭痛、関節痛などです。飲み忘れたために頭痛と倦怠感に悩まされたことがある私は、離脱作用が顕著な体質のようです。
でも、私の鬱症状とパニック障害を抑えておくにはとても合っているようです。
眠前薬も、浅眠や過眠や不眠などの睡眠障害の症状が入り乱れて出ていたのでいろいろ変えて貰いましたが、やはり手術前の処方に戻りました。ロヒプノールはサイレースのジェネリック薬です。
頓服は、主にパニック発作が出そうになったときや出てしまったときに服みます。セルシンは服んでから効果が出るまでが早い薬で、だいたい三〇分もすれば効いてきます。外出するときには御守り代わりに持っていきます。
セルシンには注射薬もあって、鬱のために入院していた頃にはよく御世話になりました。筋肉注射をします。注射薬は昂奮しすぎた人に鎮静剤として使用することもあるようです。
薬を処方通りにきちんと服むことも大切ですが、鬱病の症状を出さないためには必要な栄養をきちんと摂ることも肝要です。鬱症状が出ると食欲が失せますが、胃が受け付けるなら食欲がなくても喰うべきです。喰わなければ症状がひどくなることの方が多いです。
何年か前まで手掌の上でじゃらじゃらと音が立つほど沢山の錠剤を服んでいたものですが、随分少ない薬で済むようになりました。薬自体もさほどきついものを使わずに済んでいます。
欲を言えばトレドミンを毎食後二錠服んでいるのが一錠に減ればいいな、とか、薬がなくても充分な睡眠が取れるようになりたいな、とか贅沢は幾らでも出てきます。でも、あんまり贅沢は言わないでおこうという気持ちでいられるので、まあいいです。
よくなるならよくなった方がいいけど、いまのままでもいいよ、って。
【今日の訃報】
テレビ急逝(-人-)。
2006年12月05日(火) ナルシしずム。
うがー(`□´)!。
雄叫ってみました。正しく言うと「雄叫びを上げる」なのですが、私が高校生時分に聴いていましたN島Mゆきさんのオールナイトニッポンというラジオ番組では「雄叫る(おたける)」ってことになっていました。
いまや国語審議会のメンバーでもあるN島さんが使っていた言葉なんですから、いいじゃありませんか。ねえ。
さて、うがー(`□´)!と叫びつつ今日はトレーニングジムでウエイトを上げたり下げたりしてきましたよ。やっぱり身体を動かすと気分がよろしいです。
以前に「これだけは何故か愉しくない」とこの頁で愚痴をこぼしました腹筋運動も、近頃愉しくなってきました。体脂肪が落ちて堅く張った筋肉にさわれるようになってきたこと、「腹筋が張っている」という実感を持てるようになってきたことが愉しさに繋がっているようです。
「低負荷×高回数」よりも「高負荷×低回数」の方が私の性分には合っているようです。寝たり起きたりの反復運動を「面倒くさい」と思わないうちに終われるのがいいですね。
大抵のトレーニングジムの壁には、大きな鏡が設置されています。ウエイトを挙上する姿勢が正しいかどうかを確認するためのものなのですが、ボディビルディングを主目的にトレーニングを行なう人などは自分の体型(各部筋肉の発達具合い)を確認するためにも利用しています。ときどき鏡の前でポーズを取りながら自分を見ている人は、概ねこういう人です。競技用の筋肉をつくるために鏡を見ているのであって、ただナルシシズムに浸っているだけではないのでその点、理解してあげてください。
私が利用しているジムでは
スミスマシンの正面に鏡が据えてありまして、私はこの器具を使ってバーベルスクワットをやっています。正確に言うとスミススクワットですが、細かいことは言いなさんな。
さてさて、スクワットをやっているときに気付いたのですよ。おいらの脚、恰好よくなってきたじゃないか。
言ってもまだぽよんとしてはいるのですが、以前よりは体脂肪が落ちたのと二年ほどスクワットやカーフレイズなどを続けて筋肉が発達してきたのとで、割りと引き締まってきたようです。締まるところは締まって、張るところは張っています。「ボンキュッ」というのとは違いますけどね。脚(膝下)だから。
うっひょーかっこいーじゃんおれ。
そうでも思わないことには思えないことには、「わざわざ金を払って重いものを持ち上げに出掛けている」ことがときどき虚しくなってしまいます。
て訳で、ナルシシズムは適度に必要ですよ。
【今日の怪我の功名】
豚汁に七味唐辛子を入れようとして容器を取り違え、カレー粉を入れてしまう。……案外旨い。
2006年12月04日(月) 変人じゃなくて恋人?
昨日に引き続き
霜月楓さんから「恋人バトン」なるものを頂いて参りました。バトンシリーズの回答は久し振りですね。以下、淡々と回答。
----------------------------------------------------- ここから↓
Q1:今付き合ってる恋人はいますか?
A1:います。いまも直ぐ傍に。
Q2:その恋人と付き合ってどれくらい経ちますか?
A2:一年半と少し。
Q3:この恋人と付き合ったキッカケは?
A3:「おれにぴったりの相手がいるはずだ!」と思って探しまわって、やっと見つけた。存在を知ってから実際に会うまで、ちょっと時間が掛かった。
前の相手を嫌いになった訳ではないのだけど、どうしても足りない部分というものがあって、それはお互いにどうすることもできなかった。
Q4:この恋人以外に過去にどれくらい恋人いました?
A4:ひとり。この相手に出会うまでは「恋人なんて面倒だ」と思っていた。
Q5:一番長く続いた恋人とはどれくらいですか? それはいつ頃?
A5:まる二年くらい。いまの相手と出会う直前まで付き合っていた。
Q6:逆に一番短かった恋人とはどれくらい?
A6:いまの相手が一番短い。でも、これからがとても長いんだと思う。多分ずっと好き。
Q7:恋人を色に例えるなら何色ですか?
A7:すっきりとした黒。時折、深く澄んだ青色を垣間見ることも。
Q8:恋人との思い出があればどうぞ!
A8:はじめて会う約束をしてから実際に会うまでに日にちがあって、約束の日が待ち遠しくて仕方がなかった。そんな風にやっと出会えたのに、ときどき自分一人だけで出掛けてしまって、周りの人から「ちゃんと連れていかないと!」って怒られたりする。でも、長い旅に出るときには存在感を強く感じたりもするなあ。
Q9:浮気願望はある?
A9:全然ない。他所の子にはてんで目が行かないから興味を持つことすらない。結構一途です。浮気は面倒。決まった相手と長く付き合いたい。
Q10:今の恋人に一言!!
A10:あんまり気に掛けてないように思うかもしれないけど、ほんとうは大切に思っています。当分手離す気はないから、よろしく。
Q11:まわす人
A11:はいはい、どんどん持って行って!
----------------------------------------------------- ここまで↑
うわあ。結構のろけてしまってますか(´□`)?
でもね。
〓〓〓「恋人バトン」ルール〓〓〓 !!!!!!!!注意!!!!!!!!!! この恋人とは、携帯電話のことです!! いかにも人間のようにバトンは書いてみてください!!!! |
ということなんですよヲホホ。
物語関係の創作をやっている人って、こういうの好きですよね。擬人化とか、最後には落ちをつけるとか、ネタを仕込むとか。私も御多分に洩れていなかった訳で、おもしろいと思ったのでこのバトンを貰ってきた訳です。訳です。
ちなみに、私が現在使用している携帯電話は
premini-Ⅱ(SO506i)。着信ランプがアクアブルーです。静かに闇の中で光るんですよ(B'zファン限定コメント)。
機体が二ツ折りではないこと、カメラ機能が搭載されていること、デザインがシンプルであること。これを求めると先代(確かSO502)では間に合わなくなったので機種交換したのです。リリース直後で品薄だったために予約してから入荷までに時間が掛かりました。
ジョグダイヤル大好きなので、ジョグダイヤルがついていたらもっと好きなんですけどねpremini-Ⅱ。先代を択んだ決め手はジョグダイヤルでした。
【今日の如何にも系】
外が明るいうちは原稿用紙を開いても筆が進まないんですよ。
2006年12月03日(日) 短い……。
起床して、寒いけどいい天気だなあなどと思いつつ御飯食べたり掃除したり、ちょっとぼんやりしながら昨日買ったかにぱんの残りをコーヒーと一緒に頂いたりしていたら、日が暮れてしまいました。一日が短くなりましたねえ。
て、起床が午に近い時間だからかもしれませんが。午近くに起床して早朝近くまで起きているのですよ。深夜から早朝の時間帯が原稿に集中しやすいので。この時間帯は冬場は一番寒いので手が冷たいのが難です。
そんな、あっと言う間のホリデイでしたので特に書いておかねばならぬということもなく。
かにぱんをかじりつつやってみた
ゲーム検定の結果など貼り付けておきます。これは先日、
霜月楓さんのブログで見掛けたものです。おもしろそうだったので挑戦。
これでもワタクシ一九八〇年代まではゲーマーだったのさ。「ブロック崩し」から「バーチャファイター」までの間ね。経由するのは「ドラゴンクエスト」、「ウィザードリィ」辺り。
+++ ゲーム検定 成績発表 +++
あなたの総合得点は54点 全国平均 53点
全国順位 52016位(121662人中)
--ジャンル別得点表------------
0_________50__________100%
ハードウェア ■■■■■■■■■■■■■■■■
ゲームシステム&テクニック■■■■■■■■■■■
キャラクター ■■■■■■■■■
ビジネス ■■■■■■■■
雑学 ■■■■■■■■■
----------------------------講評---------------------
あなたは「ゲーム大臣」
これだけの知識があれば、たいていのゲーム好きの人間とは楽しく会話ができるはず。しかし、この先、もっと深く広い知識を得ることで、世界はさらに広がるだろう。
貴方がもっとも詳しいゲームのジャンル:ハードウェア
貴方がもっとも詳しいゲームの年代:90年代前半を中心としたゲーム発展期
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へえ。
「ほぼ平均」ですな。ゲームを離れてもう二〇年ほどにもなるから、もっと成績はよろしくないかと思っていました。
【今日の解せぬ】
煙草のパッケージに書いてある警告文は、どうしてあんなにも不自然な日本語なのでしょうか。英文直訳みたいな。
2006年12月02日(土) しばしり。
三、四日手入れせずに放っておくといい感じに泥棒髭が生えるようになった衛澤です。
プチ断食が終わって、先ず食べたいと思ったものはホットケーキでした。ホットケーキミックスを買うと沢山食べてしまいかねないので出来合いのものを購入しようとコンビニエンスストアに行ったのに、何故か
かにぱんを買ってしまいました。
一二月に入ってようやく当地方も寒くなってきました。なのに私の部屋にはまだ蚊がいます。何故だ。
やたらに外耳が痒いのは蚊が耳の中に入って刺しているからじゃないか、とまで考えてしまうほど、夜中に耳許を蚊が飛んでいます。
【今日の話し合ってみた】
挿入って必ずしも要るものではないと思うけど、やっぱりしたいよな?
2006年12月01日(金) 年末に記録を(その1:運動編)。
本日から坊さんも走る師走です。「師走」の「師」は教師のことではなく僧侶のことなんですよ。と、各地で沢山の人が仰っているであろうことを如何にも自分だけが知っていることのように言ってみたのは、プチ断食三日めの衛澤です。過眠がひどいのでついでに断食してみました。
※はじめて私の日記をお読みになる方へ……私は鬱病持ちで、その症状の一ツとして睡眠障害を持っています。睡眠障害は(私の場合)全然眠れない不眠と、全然起きられない過眠とがあり、周期的に不眠と過眠が訪れます。過眠は全然起きられなくて(ずっと眠っていて)食事も摂れないので、断食するには都合がいいという訳です。
本日からmixi日記に当頁の記事を転載していきます。御挨拶のような自己紹介のようなものも兼ねて、現在のトレーニング内容を記録しておきます。一ツ前の段落にいままで書かなかったような註釈を付けたのはmixiからのみ私を御覧の方への配慮です。
記録と言ってもたいしたことはしていませんが、この人はいまこんなことやってるんだ、くらいに思っておいて頂くとよろしいかと思います。
トレーニングジムに通うペースは平均して隔日。AメニューとBメニューに分けて交互に行なっています。ウォーミングアップとクールダウンの有酸素運動はA・B共通メニューです。
◆共通メニュー
1)トレッドミル若しくはエアロバイク 20分/しんどくない程度(ウォーミングアップ)
2)カーフレイズ(ふくらはぎ) 95kg(片方ずつ)×10回×3セット
3)シットアップ(腹筋) 最大傾斜×10回×3セット
4)エアロバイク 110w/h×20分×2セット
※ウォーミングアップはできるだけトレッドミル(ランニングマシン)を使うようにしていますが、設置台数が少ないので塞がっていることも多く、そういうときはエアロバイクで代替します。
※カーフレイズを共通メニューに組み入れている理由は、特にありません。何となく毎回やっています。
◆Aメニュー
1)バックエクステンション(背筋) 23.5kg×10回×3セット
2)ラットプルダウン(肩・背中) 45kg×10回×3セット
3)ショルダープレス(肩) 17.5kg×10回×3セット
4)アームカール(上腕内側) 15kg×10回×3セット
5)サイドレイズ(肩) 10kg×10回×3セット
6)レッグエクステンション(大腿部表側) 35kg×10回×3セット
7)ケーブルプッシュダウン(上腕外側) 7.5kg×10回×3セット
◆Bメニュー
1)バーベルスクワット(躯幹部及び下半身) 60kg×10回×3セット
2)アップライトロウイング(頚部・肩・背中) 17.5kg×10回×3セット
3)サイドベント(腹部外側) 30kg×10回×3セット
4)ロウイング(背中) 40kg×10回×3セット
5)レッグカール(大腿部裏側) 25kg×10回×3セット
6)バタフライ(胸) 50kg×10回×3セット
7)レッグアダクション(大腿部内側) 45kg×10回×3セット
こんな感じ。各メニューをこなすとだいたい二時間半くらいかかります。起床後食事を摂って、一服してからトレーニングジムに出掛けて上記メニューに取り組み頭を目覚めさせ、帰り掛けにシャワーを借りて入浴を済ませ、帰宅後から就寝までは途中に食事を挟みつつ原稿作業、というのが私の毎日の過ごし方です。ジムに行かない日は掃除や調理など家事にその時間を充てます。
ジム通いは昨年二〇〇五年の四月からはじめました。ウエイトトレーニングをはじめたのは一月から。自宅に10kgのダンベルがあるので、最初はそれに慣れることからはじめました。10kgではもの足りなくなったのでジムへ。
何故トレーニングをはじめたかと言うと、とある媒体に小説を毎月連載していた二〇〇四年の一年間は「眠っている」か「トイレで用を足している」か「食事をしながら原稿を書いている」か「原稿を書いている」か、という四通りしかない生活をしていて、そのために一気に15kgも肥ってしまい、生命の危機を感じたからです。運動不足で身体は動きづらいし、体重が増えたために座骨神経痛にもなってしまいました。これは危険です。
現在は、増えた15kgのうちの11kgが減り、座骨神経痛はなくなりました。トレーニングの御陰で肩凝りもなくなり、二、三時間なら歩き続けられる体力もつきました。
原稿は、いまだに紙の原稿用紙に万年筆で書いています。速ければ三〇分に四〇〇字詰一枚程度、遅いと三時間に一枚程度の速度で書き進みます。ひどいときは一〇時間ほど机に向かっていながら一行ほどで終わってしまう日もあります。これまでの最速は八時間で三〇枚。
納稿時は紙の原稿をデータに直します。二度手間だとは思うのですが、モニタの上のファイルでは何かと勝手がよろしくないので、ずっとコクヨ「ケ-35」原稿用紙を横にして使っています。紙面が薄い緑色で目にやさしい原稿用紙です。書き上がったらキイボードで打ち込みます。「書き写す」だけなら手で書くよりキイボードの方が速いです。
【今日のしばしば】
声が出なかったり、相手が全然こちらに気付かなかったりで、言いたいことが伝わらないという夢をよく見ます。