衛澤のどーでもよさげ。
2004年04月30日(金) 息抜きに。

ぎゅうぎゅう詰めに作業しています。本日早朝などはほぼ錯乱状態でした。「自分が錯乱している」ということが自分で判っているうちに何とかせねば、と思い、少し休憩してみました。夕方からぶっ続けで作業していて窓外が白々と明けた頃、写真を撮りました。




どーして私はこんなに写真が下手なのでしょう。押すだけのカメラなのに。
左が今月の「月刊電撃大王」(メディアワークス)付録の可動よつばちゃん。右はB社ガシャポン「迷宮の十字路」スイングのコナンくん。背後はただいまお気に入りのBOSSデミタスラテ。足許は現在執筆中の連載作第7話初稿です。

コナンくんは青山絵よりもデフォルメがきついですがきちんと似ています。よつばちゃんは可動域が大きくて元気一杯です。デミタスラテはBOSSシリーズの中では一番私の好みです。第7話は……御免なさい。ちょっとつらいです(泣)。

2004年04月29日(木) ゴールデンウィークポイント。

巷ではゴールデンウィークとかいうものがはじまったらしいな。そんなもんわしには関係ないんじゃ。自由業者に赤日も連休も関係あるかっての。けっ。
と、いつもにも増してやさぐれた様子で御機嫌よう。連休に入ってしまったからこの日記を読む人も激減かもしれませんね。それでも書くわしって律儀ね。とか自賛でもしないとやってられねーっての。けっ。と、またやさぐれてみました。

というわけでみなさんはごーるでんうぃーくしょにちをいかがおすごしでしたかよいおてんきにめぐまれましてよかったですねたのしかったですかそりゃよかったですねほいほい。
……投げ遣り。
だってわし、やることぎゅうぎゅう詰めなんだもん。御陰さまで書痙も順調に痛いですよ。この2日間書き詰めに書いていますから(「2日間」てところがアレですが、書けなかったんだからしょーがないっしょ)。

そんな中、うっかり本を購入。「よつばと!」第2巻(あずまきよひこ/メディアワークス)。
……これ、いいわ。和みますね。「結局何もありませんでした」という御話ばかりなんだけど、とても愉しい。第1巻よりもこちらの方が好きかな、わしは。腰巻き(本のカバー外についている帯)に書かれたコピー「ただ、ここにいるだけのしあわせ。」というのが、よく内容を表していると思います。せわしい毎日をお過ごしのあなた(つまり私)におすすめ。

三浦靖冬さんの新刊も出ているらしいのですが、あの人の本は大きな書店でも置いてるか置いてないかぎりぎりのラインなので、遠出せずに近所の書店に取り寄せを御願いしました。「とわにみるゆめ。」(ワニブックス社)。大幅加筆修正が入っているらしいので、それも愉しみです。
三浦さん初(多分)の連載作で、確か昨年1月頃にはじまったと記憶していますが、いま大幅加筆した単行本が出まわっているということは、連載期間が短かったのですね。まあ、連載誌が連載誌なので、ね。それは仕方がないかと。青少年は買うのが恥ずかしいような雑誌だから。でもXにもR-18にも指定されていないのですよね。この点もおもしろいかと。そういう部分を除いても三浦さんの作品には魅力があると思います。

続報。
編集の偉い人 VS うちのやんちゃくん。
【経過】:係争中です(笑)。
いつまで続くのかどちらが先に折れるのか、人ごとのように愉しみです(ニヤ)。どっちもがんばれー。(次回に続く…のか?)

2004年04月28日(水) メロンパンください。

先日からの担当編集氏とのメールのやりとりの中でメロンパンの話が出てきました。とてもおいしそうに焼きたてのメロンパンの御話などして頂きまして、それ以来私の脳裏にはメロンパンがインプリンティングされてしまいました。パン屋で、スーパーで、コンビニエンスストアで、メロンパンを見つけるたびにほしくなってしまいます。今日も買ってしまいましたヤマ○キのチョコチップメロンパン。
……そんなに好きじゃなかったはずなのになメロンパン。メロンパン。

また別の日の御話。親しい人が「メールお知らせラスカルぬいぐるみ」をくれました。プライズマシン(ゲームセンターなどに設置されているクレーンゲームなどの景品を貰えるゲームのこと)で友人が取ったのを貰ったけれど要らないからあげる、と。私の周囲の人は自分が要らないものを私にくれます。……有難いですけどね。
背丈15cmほどのラスカルぬいぐるみとドライバCDとが同梱されていて、ぬいぐるみに内蔵された装置(笑)から伸びているコードをPCに接続して、ドライバをインストールして、簡単な設定をしたらお終い。メールが届くとラスカルが「みゃあみゃあ」と鳴いて教えてくれます。かわいい……かな。

難点はラスカルの内臓(苦笑)のコードが短くてPCラックの後ろの方にしかラスカルを置けなくて「声はすれども姿は見えず」の状態になることです。せめて市販のスピーカくらいのコードの長さがほしかったですね。
「メールお知らせアメディオぬいぐるみ」も一緒に貰ったのですが、それは弟に譲りました。アメディオはやはりメールが届くと「きーきー」言うのでしょうか。それもうるさいな。

2004年04月27日(火) フユソナとユンソナは似ているが違うので気を付けろ。

ほんとうにどーでもよさげな表題でこんちくわ(何挨拶)。

気分が乗ってきたので冗談を言います。とか真似したくなるくらいにただいまだいたひかるさんが好きです。でもいまの芸風を維持するのが彼女は少し難しそうです。がんばって頂きたいとは思います。

姉と映画「キャシャーン」を見たい、という話をしていたときのこと。
私「キャシャーン観たいなあ」
姉「要潤!」
私「唐沢くん!」
……主人公はどうでもよし、ということで。や、私はフレンダーも気になっていますけどね。
うちの姉、何故かただいま要潤くんがお気に入り。仮面ライダーのときも二階堂(動物のお医者さん)のときも何も言っていなかったのに突然どうしたんだろう(純粋に疑問)。

昨日、友人が拙宅に届けものに来てくれました。しかし、私は不在でした。友人は、玄関前に置いてある洗濯機の中に届けものを入れてくれていました。……やるな。流石、私の友人。予想もしなかったぜー。医師の処方がないと入手できない缶入り流動食。+生蕎麦。
実は、このとき実家でも食事の残りものを貰ったところだったのですよ。私の周囲の人たちはみな親切です。私の食糧事情を鑑みて施しをしてくれます。みなさん有難う。

昨日も当日記に登場のうちのやんちゃくん。「Silence revolution」連載作を読んでくだすっているみなさんには御馴染みになりつつある彼ですが、近頃はやんちゃ振りに拍車が掛かってきまして少々手を焼いております。
つい先日(数時間前)には編集の偉い人に楯ついて「この夏は冷房なしで過ごしなさい」という罰を喰らいました。あーあ。素直に「ごめんなさい」しとけばよかったものを。お前、暑いの苦手なのにどーすんのよ。とーちゃん知らないぞ?

2004年04月26日(月) それくらい痛かったのです。

土曜日日曜日とお休みを頂きまして、その上今日は定期通院日です。仕事の仕方忘れるかも(爆弾発言)。
定期通院日ということで定期注射にも行ってきた訳ですが、いつもにも増して痛かったですよ! 月曜日の午前中に病院へ行くものではないなと改めて思いました(休日明けの病院ってやっぱり混むのです)。

で。いつも注射して貰っている病院もやっぱり混んでいたらしく、いつも痛い注射をしてくれる看護師さんはいつもより更に早く注射を終わらせようとしたのでしょうね。ぷっつり針を刺してちゅーっと、とっとと注射液を身体に入れてくれまして。だいたい、筋肉注射は痛いからゆっくりと薬液を送らなくてはならないものなのですよ。痛いから。水性の薬液でさえそうです。私がいつも御願いしている注射の薬液は油脂性のものですから人体には馴染みにくく、水性の薬液を筋肉注射よりも更に痛みが強いのですよ。なのに、ぷっつり刺してちゅーっと。

痛くない訳がないでしょう。どれくらい痛かったかっつーと、身体に針が刺さった瞬間に「ばかやろーっ!」と怒鳴りたくなったほど。忙しくて急いでいると言ってもそりゃーないだろー、と思いつつも怒鳴る代わりに歯を喰いしばりました。
ただいま、注射して貰ってから2時間ばかり経過しておりますが、まだ痛いです。私は怒鳴らずにいましたが、うちのやんちゃくんだったら怒鳴るか叫ぶかくらいのことはしていたかもしれないなー、と苦笑いしてみたりしました。


=== 追 加 ===
夕方になってから歯科医に行きました。左上奥から2番めの歯が昨日辺りから鈍く痛むので。ついでに、右門歯が冷たいものや甘いものが地味にしみたりしたのでそれも訴えてみました。ら、先ず右門歯の神経を抜かれてしまいました。また麻酔注射ちゅー。歯茎に針を刺す、なんて想像するとはげしく痛いのですが、想像よりも痛くないんですよね。
麻酔が効きづらい体質になっているはずなのに、歯科医の鎮痛剤と麻酔はよく効きます。右門歯の上に注射をしたら鼻まで麻痺して鼻呼吸がしづらくて気持ち悪かったです。左の歯が痛いのは抜かずに置いていた親不知が原因で炎症を起こしているので消炎剤を服んでください、とのことでした。また歯医者通いか……。

2004年04月25日(日) 何だかねえ。

誕生日を過ぎること約3週間、やっとのことで運転免許証の更新に行ってきました。現在、エンジンの付いた乗りものを運転してはいけない身分の私ですが、運転免許証はないと困ります。身分証明ができなくなるので。保険証だとあらぬ誤解を受けて厄介な説明だとかしなくてはいけなくなったりもするので使えないのですよ。

朝一番に友人に自動車に乗せて貰って交通センターに出掛けまして、更新申請用書類は到着20分後には提出できたのに、優良講習に呼んで貰うまでに1時間半も掛かりました。何故。やはり問題は性別欄にあったのでしょうかねえ。何だか釈然としないのですが。
でも、ま、取り敢えず無事に運転免許証は手に入ったので、今後5年間は性別をとやかく言われることなく身分証明ができます。

性別欄に関わることで釈然としなかったことは先月もあったのですけどね。障害者手帳所持者は行政から市バスのタダ券が貰えるのですが、障害者手帳記載の性別は「女」なのに市バス券に記載の性別(バスの乗車券に性別記載があるのもおかしい気がするのですが)は「男性」なんですよね。手帳を見せて「タダ券ください」と申請したのですが、写真無用の障害者手帳を見せてなお「戸籍上の性別」ではなくて「見たままの性別」のバス券をくれたということは、性別欄なんてなくてもいいということですよねえ。

2004年04月24日(土) すみませんまた泣きました。

本日、封切日から1週間経過したところで「名探偵コナン」劇場用第8作「銀翼の魔術師」を観に行ってきました。これから御覧になろうというみなさんに観た私から御覧になる際の御注意を少し。

◆過度の期待をしない。
◆割り切って観ましょう。
◆細かいことにはこだわらないで素直に愉しみましょう。

こんなところですかね。
「映画としてどうか」という印象もなきにしもあらずですが、そこはそれ。
ではこの後あぶり出しにてネタばれ感想など少しだけ書いてみますので、「事前情報は一切要らない」と仰る方はあぶり出さないようにしてください。何も知らずに観た方が愉しめるだろうなー、というのは当然だとは思うのですが。CMさえ観ていない方がいいと思います。観ちゃったものは仕方がありませんが。

今作から監督が交代ということで少々心配だったのですが、心配的中です。つくりがまったくTVのもので。カット割りとか話の構成が。観ながら「ここでOP!」とか「ここでCM!」、「ここでエンドロール!」とか考えながら観てしまいました。

2部構成、と考えたらよろしいのでしょうか。ふたつにすっぱり分けられると思うのですよ。つか、はっきり分かれていました。前半殺人事件、後半航空パニック、と。私の正直な感想は「ミステリは要らなかった」です。2回観たのですが、2回めは「早く前半終わらないかなー」とか思っていました。

前半ミステリ部分は、普段推理など自分では全然やらなくてすべてコナンくんまかせの私でさえ犯人が判ってしまうほどのものでして。いえ、稚拙とかいうのではなくて、後半がおもしろすぎたのだとは思うのですが。
前半約1時間のミステリ部分は、基本的にTVのスペシャル版のような構成だと考えれば当を得ていると思います。ですから、それなりに愉しめます。しかしキモは後半の航空パニック部分だと私は絶対的に思います。

キモ中のキモはやっぱり、CMで流れた蘭ちゃんの「あの台詞」です。あれを聞かなくて「銀翼の魔術師」を観たことにはなりません!(断言)
緊迫する状況。極限に立たされる蘭ちゃん。気丈な中に見せるか弱さ。そして、「あの台詞」……ここで泣かずにいられるか! ああせつない蘭ちゃんの芯の強さと一途さ加減。ますます好きになりましタ。素敵。蘭ちゃんにこんなに惚れられている新一さんが非常に妬ま【以下削除】

あとね、あとね飛行機。多少の無理はあるにしても、よかったと思いますの。機長と副長は同じ時間に同じものを食べたりはしないのよ、という大きな穴はありましたものの、挙動の仕方とか管制とのやりとりとか、結構味が出ていたと思いますよー。ここは「細かいことは気にしない」精神でおおらかに。脚本の古内さんだってこの穴とかあの穴とか、判っていながら書いたのだと推測します。いいじゃないの、これで。うるさいこと言わずに。

キャストがすんごく豪華! 戸田恵子さんに柴田秀勝さんに森功至さんに島津冴子さんに……オールドファンにはたまりませんな。特に戸田恵子さんは重要な役だけによい芝居を見せて(聞かせて?)くださいました。劇中劇の発声の仕方なんて身震いしましたよ私は。アンパンマンとは思えない(苦笑)。
山口勝平さんが2回エンドロールに登場するところが何となく笑えたり。


もう少し追記を。
航空機についての智識が幾らかあると、まったく知らないよりももっとどきどきできると思います。でも、詳し過ぎると却って粗が見えておもしろくないかも。
強風が吹いて髪もマントもはげしくばたばたはためいているのに微動だにしない怪盗キッドくんのシルクハットに大注目!(笑) 「お前はムーミンパパか」と突っ込んでしまいました。

2004年04月23日(金) 携帯電話不携帯取締法成立。

携帯電話を携帯しない者の取り締まりに関する法律(携帯電話不携帯取締法)、国会で法案可決。

本日4月23日の衆議院本会議にて携帯電話不携帯取締法が可決。この法律は携帯電話の普及に伴い、国民の大半が連絡の方法として携帯電話を使用することを鑑みて、緊急時に連絡が取れなくなり災害からの救出が遅れたり犯罪に巻き込まれて救助を求める通報が届かなかったりといった事態を未然に防ぐために定められた。

条文には「携帯電話所持者(加入名義人)は外出時には必ず契約した携帯電話を携帯すること」、「携帯電話を携帯しないで外出した場合には罰金3万円または懲役3箇月の刑を科す」、「携帯電話を携帯していても連絡がつかない状態(充電池切れ・着信無視など)が24時間以上続いた場合は不携帯と見なす」など全部で7つの項目が盛り込まれる。なお、プリペイド式携帯電話はこの法律の対象外となる。
本法令は本日2004年4月23日成立、来年2005年4月23日より施行される。

……とか、まことしやかに書いておいたらどれだけの人が信じるのかなー、なんて思ってみたりしています。ここまで読んで信じちゃった人がいたらゴメンナサイ。先日、「携帯電話は携帯しなさい」と怒られてしまったもので、こんな法律ができたら忘れなくなるかもしれないなーと思って想像してみました。エイプリルフールを3週間も過ぎてからの大うそでしタ。

ちょっと余談ですが。
本日4月23日で当サイトは開設3周年を迎えました。これはほんとうですよ? 途中入院して放置状態になったり、肩肘張って運営しようとして半ばで閉鎖も視野に入れたり、現在も仕事の関係で更新が滞ったりしていますが、ま、のほほんと3周年です。
何でこんな半端な日にちに開設したかってーと、私の家にはじめてネットの回線が通じたのが4月23日だったからです。自力でタグ打ってつくったサイト(そりゃーいまよりもっと稚拙なものだったけど)を、早く見せたかったんでしょーね。いま思えばあと1週間ほど待って5月1日とかにしておけば体裁がよかったのにな、と。23日から末日までは試験公開で開設は5月1日ってことにしてしまおうかな、と思ったりもしています。

2004年04月22日(木) 糸状のやつがうぞうぞと。

な、何とか窮地を脱しましたよ。停滞に停滞を重ねてテイタム・オニールとかよく判らないことを口走ってしまうほど錯乱してしまうくらい滞っていた筆が昨夜から今朝にかけてはすらすらと進みまして。この半月ほど「書けねえ〜〜〜!」と悶絶していたのはいったい何だったのかと思うほどです。それがひょいひょいと書けてしまってまるでうそのようです。うそだったのかな(錯)。

取り敢えず一ト段落したので、今日の日中は洗濯と部屋の掃除をしました。ひとりものなので洗濯は2週間に1度程度の頻度で構わないしそれくらいのペースでやっていたのですが、掃除の方は「忙しい」を言い訳に2箇月ほども放置プレイでした。御陰で室内はまるで手入れをしていない空き家のような状態で。埃が積もり放題。ちょっと掃除機をかけるだけで明るくなりましたよ。うっかりそれだけで満足してしまいそうになるほどに。

勿論それだけではいけない訳でして。トイレや水まわりも掃除しないといけません。トイレも恥ずかしながら駅のトイレのような状態になっていまして、拭き掃除まできちんとしましたよ。
一番の問題は台所のシンクでして。暫く使っていなかったので水垢なども付いているだろうと思って洗おうとしたところ。

白っぽい糸状のものがまばらに散っていて、ひとつひとつが、うぞうぞ、うぞうぞ、と動いているんですよ。あ〜ヤな感じだ。これは水切り籠が放置プレイで糸状のものの親が巣にしたがる状態になっていたせいだと思って洗って漂白してみたのです。しかし。
漂白中に洗い流したはずの糸状のものが何処からかうぞうぞと湧き出してきていて。理由は何となく判ったけれど、真実を見るのが怖くてスルーしておいたのですが、どうもキリがなさそうだったので、真実に迫ってみましたよ。

シンクの中にある網籠。そう、こちらの方が食料品の屑がたまりやすくて水分も豊富にあって、カビだのムシだのの温床になりやすいんですよね。見たくなかったけれど、この機会を逃がしたらこれから迎える夏は大変なめに遭うに違いないと思い、徹底的に掃除しました。
……もう、寒くなるまで台所は使わない(決意)ムシ嫌いなんだもん。ぬくい時期はムシが出るからイヤだ。

と、イヤな話をして閲覧者の食欲減退を謀っておいて、私はこれから夕食を摂ります(ヤな奴)。

2004年04月21日(水) 粋。

購読している或るメールマガジンより。

神戸ルミナリエを見に行った人が伝えてくだすった御話。
会場での交通誘導警備員のアナウンスが非常に粋です。御洒落です。芸人でも文人でもなく、警備員なのに。

「お父さんお母さん子どもさんの手を離さないように」
「おじいさんおばあさんお嫁さんから、くれぐれもはぐれないように」
「この頃あまり上手くいっていないカップルも、今日だけは手をつなぎましょう」

大爆笑だったそうな。すらすらっとこのような文句が出てきて会場に来ている混雑で苛立っている人たちを和ませてしまう警備員。粋です。御洒落です。これだけでも大好きですが、まだ続きがあるのですね。

「ここでは止まったり、写真を撮ったりしないでください。ここはあなたの人生そのものです。立ち止まったり振り向いたりしないでください」

おそらく、お寺さんや教会などを拝観しに行ってもこれほど含蓄のある台詞は聞けないでしょう。素敵ですね、神戸の警備員。更にとどめの一ト言が次です。

「ルミナリエは点灯していますが、あなたの転倒は必要ありません」

……おいしいオチやなあ。やるな神戸の警備員。プロフェッショナルです。交通誘導警備員だからと言って交通誘導だけやっていればいいというものではない、というプロの一ト捻り技が効いています。

しかしそれにしても、ルミナリエって神戸で一躍有名になりましたね。イタリア人デザイナーに発注してはじめて公開したのは当市だったのですが。急に有名になったのは公開翌年に神戸に移設されてからのことです。

2004年04月20日(火) キャシャーンがやらねば誰がやる。

「新造人間キャシャーン」が実写映画としてリメイクされましたね。事前情報が手に入らないままにTVCMを見て吃驚しました。でも実写とはいえ、やっぱりほとんどがCG処理になってしまうのね。「映画のすべてはアニメーションであり、実写はその中の特殊な一分野でしかない」という押井守監督の言葉はやっぱり正しいのだなあ、と再確認したりしました。

主人公のキャシャーンを誰が演じているのかはCMを見る限りでは判らないのですが、調べてみると怪ッ体な(いい意味で。≒おもしろい、くらいの意味)配役で。ほかのキャストはともかく、ブライキング・ボスが唐沢寿明くんだというだけで鑑賞欲30%増。唐沢くん好きだ。二枚目も三枚目も善人も悪役も自在にこなしてしまい、違和感をまったく感じさせないという特性は俳優として大変な強みだと思う。その上で自分自身の個性も殺さずに俳優という自分以外になりきってその個性を押し出す仕事を無理なく遂げているところが既に尊敬の領域かと。
ほか、東博士役が寺尾聡さんだとか、謎の男(笑)に及川光博もと王子だとか、この辺りだけでもおもしろい。もと王子は公式コメントの最後に「LOVE」と添えてしまうところが好感度大ですね(個人的に)。

70年代のタツノコプロ作品はリメイクされることが多いようです。それだけ時代や世相や新たな思想、理想などが盛り込まれた重厚な作品が多いということです。私が幼い頃に「キャシャーン」や「ガッチャマン」は本放送されていましたが、いまにして思えばお子さまが見るには重いテーマや細かい演出がとても多かったようです。現代に於いて大人向けにリメイクされるのも判るような気がします。

「たったひとつの生命を捨てて生まれ変わった不死身の身体、鉄の悪魔を叩いて砕く、キャシャーンがやらねば誰がやる」という芥川隆行氏(故人。芥川龍之介の孫に当たるナレーター)の名ナレーションの文句もそのままに使われているところがオールドファンにはうれしいところです。TVシリーズでは次回予告の最後に必ず「キャシャーンがやらねば誰がやる」とくっついたのですが、その度に一緒に見ていた私の姉が「私がやる!」と宣言していたことも懐かしい思い出です(卒業式風)。
……フレンダーは誰がやるの?(素朴な疑問)

2004年04月19日(月) 忘れがちで。

近頃、気が付けば「まばたき」を忘れています。何だか眼がしみるように痛いなあ、と思ったら大抵しばらくの間まばたきをしていなかったりします。先日TVで映画「迷宮の十字路」を見ていたときも、1ロール(CMからCMまでの間)中ずっとまばたきをしていなくて、CMに入るたびにそれに気付いて「うー」とか言いながらまばたきを意識的に繰り返したり目薬をさしたりしていました。

昨日も高校生時代の友人たちとの会合にて「太鼓の達人」をプレーイしたのですが、1曲終わるまでまばたきしていなくて1曲ごとにやっぱり「うー」とか言いながらまばたきを繰り返していました。「まばたきしろよ、自分」などとツッコんでみても忘れるものは忘れるもので。普通は無意識に何回も何回もしてしまうものなのですけどね、まばたきって。

顧みてみると、どうも「画面」を見ているときにまばたきを忘れているようです。紙の上の仕事のときはそんなことはありませんから。TV見たりコンピュータゲームで遊んだりPC作業をしていたり、そんなときにまばたきを忘れて眼が乾いて痛いから勝手に涙が出てきて泣きながら画面を見ていたりすることが多いです。
そういえば、ゲームボーイ(初期ロット)が発売されたばかりの頃、テトリスを泣きながらやっていたことを憶えています。パーツの落下速度が上がってくるとまばたきなんぞしている暇もなかったし、適度に上手に遊べたから長い時間ゲームオーバーにならなかったしで。

ただいまの仕事は紙作業主体ですが、泣きながらやっています。……だって、進まないんだもん(ぐじぐじ)。とーちゃんの何が悪いんだよう。お前等何で今月はそんなに仲悪いんだよう。

2004年04月18日(日) テキトーでよござんすよ。

季節に一回は高校生時代の友人との会合を持つように気を付けています。今日も花見を名目に見る花もないのに花を見る気もないのに集まりました。主に飲み食いが目的となります。この集まりも長いこと続いているなあ。やってることは学生時代から一切変わってないや。あはははは(乾)。

花見が名目だから一応弁当などを各自つくって持ち寄って、などして一ト通り食べて腹が一杯になったところで半斤のパンを取り出して「ハニートーストをつくるぞー!」と宣言する女子がいたり。いま喰ったばかりで腹が一杯だろうと突っ込んでも「だってつくりたいもん」と強行する女子もいたり。ああそうかいじゃあつくれよ、という段になって
「どうやってつくるんだろう?」
「さあ。」
とか怖ろしい会話をする女子たち。いつものことだから気にはしませんがね。

ハニートースト。それはパンをくり抜いて耳と白い部分とをそれぞれに焼き、白い部分は蜂蜜に浸し、その工程の後白い部分を耳に戻し、アイスクリームなどをトッピングして食べる甘いデザートのようなもの。しかし、その甘い名の響きとは裏腹に、豪快なアウトドア料理でした。
中をくり抜いたパンの耳はオーブンに入りませんから、ガスバーナーで焼きます。ガスバーナーを扱うには危険物取扱と溶接の免許が必要になりますから、それ等の免許がない人はつくろうとしないように御注意です。調理師免許は特に必要でもありません。ガスバーナーを使うときは必ず屋外で。屋内でやるとパンだけでなく建物まで焼いてしまいます。



(↑屋外にてガスバーナーでパンを焼く風景)


蜂蜜が要るぞ、という段階になって「蜂蜜がない」とか言い出す女子。直後に私に匙に入ったシロップ状のものを差し出して舐めさせる女子。
「大丈夫?」
「大丈夫だろう」
私の返答を聞いて調理に戻る女子。おそらく、私に味見をさせたメイプルシロップは蜂蜜の代用品にしようと見つけ出したもので、いつからキッチンに存在するのかが定かでなかったのでしょう。

でき上がったものは、豪快な見栄えです。味は、しっとり甘く乙女好みです。メイプルシロップを使用した時点で「ハニー」トーストではなくなっていることは集まったうちの誰ひとりとして気付いていません。細かいことを気にしないのはとてもいいことです。食べている間の雑談に
「ハニートーストって、かつてはマハラジャのメニューにあったんだってね。」
「マハラジャに通っていた頃、飯島愛ちゃんがよく食べたってTVで言ってた。」
という話を聞きました。ナンパな兄ちゃん姉ちゃんが集う場所だと思っていたマハラジャがこのようなワイルドな食べものを供していたとは。ただのディスコではなかったのだなマハラジャ。やるなマハラジャ。などと思いつつ、完食致しました。

「つくり方を知らなくても何とかなるもんだねー。」
「食べられるものができてよかったよねー。」
……ああ、はい。何もレシピ通りにきっちりせずに記憶だけを頼りにつくってみても、ちゃんとおいしく食べられるものができたではありませんか。テキトーでよござんすよ。ほんとうに。

2004年04月17日(土) やっぱりまた泣いた…!

本日4月17日は「名探偵コナン 銀翼の魔術師」の封切日ですが、諸般の事情(便利な言葉)により観に行けません。しかしその代わりと言っては何ですが、昨日はTV放映された前作「迷宮の十字路」を観ましたよ。ええ、昨年劇場公開時に3回観ましたがそれでもまだ観たいと思えるよい作品でしたから。何せ、せつないのですよこの作品は。

わたくし地元の劇場で2回、作品の舞台となる京都で1回観まして、3回とも泣きましたから(-_-///)。「ベイカー街の亡霊」に憤慨しているときでしたから、余計にあのせつない青山節がうれしくて。しかも主題曲である倉木麻衣嬢の「Time after time」が声質とともに更にせつなくて、エンドロール直前の蘭ちゃんの表情を見ると「フランダースの犬」の「ルーベンスの2枚の絵」のシーンを見たときと同じように条件反射で泣いてしまうカラダになってしまいましたとさ(伝聞形)。

あー、こうやって昨年公開分を見ると今年の劇場版も直ぐ観たくなるよねー、今日公開なんだよねー、仕事ほっぽり出して観に行っちゃおーかなー、などと小悪魔のウィスパー(何故英語なのだ)に負けそうになったりもしましたが、遅れに遅れまくっている原稿の状態を見たら現実に引き戻されてそれどころではなくなりましたとさ(またも伝聞形)。

と、人ごとのように伝聞形を用いて現状を話すという行為は、自分自身の問題であることを否認しようという心理状態の表れなのでは、などと自分で分析してみる試み。

2004年04月16日(金) 難産なんざんす。

とーちゃんもーだめだー!(さあみなさん、御一緒に!)

いや、表題を御覧になった途端にへなへなーっと来ませんでしたか。いやもお難産もいいところでして。連載作の下書き原稿がなかなか生まれませんよ。そろそろカラダの方が逃避行動をはじめておりまして、巧く動かなくなっています。何だかいいカンジに病人ぽいです。俯せに布団の上に倒れておいて「ふふふふ腐」と含み笑いをしたりしてかなりアブナい人になってますよ。

布団に突っ伏して倒れているとうちの1番やんちゃくんが遠慮なくぎゅーっと背中を踏みつけてくれたり。「くたばってる場合じゃないだろ」てな感じです。いや、私もそうは思うのですがね。何分アタマもカラダも巧く働きませんでして。そんな言い訳っぽいことを考えていたら「駄目だとか言ってる暇があったらやることやれよ」と更にぐいぐい踏み込まれる訳です。いやほんとにキミの言う通りさ。とーちゃんキミには頭が上がらんよ。

て訳で背中がちょっと痛いのです。「1番やんちゃくん」とか書いたけど「2番」がいるかってーとそれはちょっと難しい問題でして。とーちゃんを踏んづけるよーな奴はひとりしかいない訳で。

……ああ、明日は「銀翼の魔術師」封切日だなあ。観に行けねーよ、けっ(やさぐれ)。

2004年04月15日(木) 春〜の〜せい〜。

それはきっと春のせい。
原稿が進まないのも寝ても覚めても眠いのも私のアタマの中が生温いのも、すべて春のせい。そう、何もかも春のせいです。そういうことにしておきましょう(責任転嫁)。
しかし、締切は順調に近付いてきております(BGM:ジョーズのテーマ)。どないしたろか。

ニュースサイト情報。
公開時期が秋にずれ込んでしまった宮崎駿監督の最新作「ハウルの動く城」の主人公ハウル役は木村拓哉くんに決定。……大丈夫かよ!
「気弱な魔法使い」ハウルの声を「自信満々生意気喋り」の拓ちゃん(古いファンでないとこの呼び方しないよね;)がやるのか! つか、俳優としてどうかはともかく、彼に声優が務まるのか?! 声優業未経験だからといって慎吾ちゃん(姫ちゃんのリボン)に「声優ってどうよ?」とか訊いても駄目だぞ!(爆)
……何となく鑑賞欲が減退……(ファン激怒発言)。
いや、宮崎監督が起用したのだから信用すべきなのかもしれないけれど。宮崎監督は有名無名を問わずキャラクタに合った配役をしなさるので、これはこれでいいのかもしれないのだけど。でもなあ。

本日4月15日はTHE ALFEEの○幸(マルコウ)さんこと坂崎幸之助さんの御誕生日だそうです。何と本日で50歳ですとか。とても50歳には見えませんですね。お若くていらっしゃる。私の生まれ年にデビューなすったのですもんね、THE ALFEEさんは。「メリーアン」が大ヒットしたのは私が11歳のときでした。

2004年04月14日(水) パンを揚げたらフライパン。

拙宅には「パンを焼く機械」がありません。だから、どうしても「焼いたパン」が食べたいときはフライパンで焼きます。バターは豊富にあるのでフライパンに流し込むようにひいてそこに食パンを伏せるように放り込みます。揚げ焼きっぽいです。パンを揚げ焼きする道具だからフライパンかなー、とぼんやり考えた春の早朝、みなさま如何お過ごしでしょうか司会の森光子でございます(3時のあなた)とか考えていて今日の表題です(深謎)。
ほんとはフライパンじゃなくてフライドブレッドとかになるのかとも思ったりしますがそんなこたちーとも気にゃしない私は母国語を純粋に愛する日本人。

稲葉アニキには悪いとは思いつつも「春眠AKATSUKIを覚えず」(違)という感じで眠気が取れずに一時的に筆が進んだもののまたもや長期間に渡って停滞中。ものすんごく仕事に支障を来しています。あるのは眠気ばかりで眠ってみるとよく眠れるかというとそうでもなく。これは眠気さえ飛ばせばどうにかなるのでは。
と薬物に頼ってみるという安易な方法を取ってみることにする(あまりよくない)。あの有名な「モカ」を、少々お高いけれど試してみる試み(しまった単語が被ってしまった…)。値が張る上に苦そうなんだけど、背に腹は変えられん(変えてみたいけど)ので。

書きたくて書きたいことも沢山あるし書かなければならなくもあるのに書けないのはつらいです。きっつー。

2004年04月13日(火) からころ。

起きたらとってもいい天気で、一日一回は陽光を浴びた方がいいという医者の勧めもあったしで、散歩に出掛けてみました。毎日ウォーキングに出掛けるコースを、今日は散歩です。いつもはトレッキングシューズで歩く遊歩道を今日は下駄履きで歩いてみたのです。

私は毎年ゴールデンウィークを迎える頃には靴下を履かない生活に移行するのですが、今年はやけに暖かいので早くもその体勢に入っています。去年はサンダル履きでずっとウォーキングを続けていましたが、そろそろサンダルもくたびれてきていて足の甲など擦り剥いたりするし、長い間持ってはいるけど履いていない素足用の履きものがあるので、今日はそれを履いてみました。二枚歯の下駄です。

下駄というと「からんころん」とかいう足音がするものだと私は思っていたのですが、実際にそういった足音を立てて歩く人もいますが、私が下駄履きで歩くと「かっ! こっ!」という足音になるんですよね。下駄の風情なしとは言えまいか。これは自衛官歩きの癖で膝を高めに上げて膝下を大きく振り出すという歩き方のせいです。多少、踵を引き摺り気味に歩いてみると「からんころん」という音がします。どちらにせよ、足音のうるさい履きものです。擦れ違う人の8割方が私を振り向いてくれました。恰好が珍妙だったせいかもしれませんが。黒いアポロキャップに紺色の作務衣に下駄履き、という姿は街を歩くには少ーしめずらしかったでしょうか。当人は好奇の目も気にならず気分よく歩いていたのですけどね。

陽差しも強くなりはじめ、風は心地よく、途上で見られる桜花もほぼ散って緑の葉が目立ちはじめています。桜は花が咲いている時期は勿論きれいですが、私は葉桜も満開の桜花に劣らずきれいだと思います。そして桜のチップでいぶした薫製も好きです(微妙にズレてはいないか)。
昨日、2箇月振りに理髪店へ行って「一番短いスポーツ刈りで!」という散髪職人泣かせの注文をして(坊主でないのに限りなく短くする必要のある髪型は難しいのだそうです)仕上がった頭はその髪の短さのために陽光が頭皮に直に当たって暑いです。4月中旬にして早くも初夏の御様子。夏が来るとアレだね、釣りに行きたくなるねー。行ってる場合じゃないんだけど。

2004年04月12日(月) E気持。

♪A、B、C、A、B、C、A、B、C、D、E気持♪というコーラスではじまる(コーラスは歌詞ではないからJASRACの権利には抵触しませんね?)、ふざけているとしか思えない「E気持」という表題の歌謡曲が、1981年にリリースされまして大ヒットしたという事実を知っている人も最早や当日記をお読みの方の中にも少ないのでしょうね。先ず表題から笑かしてくれるこの曲、作詞は何と阿木耀子さんだったりするのですよ。こんな愉快な詞もお書きだったのですね〜。ちなみに作曲は筒美京平氏。ヒットメーカーですね。「気持ち」の仮名を送っていないところが当時の私は気持ち悪くて仕方がなかったのですが。

またどうしてこのような古ーい歌謡曲を話題に引っぱり出してきたかと言いますと、やっと今朝から進み出した原稿を書いているときに流していたラジオからこの曲が流れてきまして、それにとどまらずうっかり歌い出してしまった私が1コーラス分1箇所も忘れることも間違えることもなく歌いきってしまえたからです。早や20年以上も前の曲なのに平気ですらすら歌えてしまったのがあまりに恥ずかしくて(周りに誰もいなかったけど)頭を抱えてしまいましたとさ。と伝聞形で言ってみました。

頭の中が生暖かくて原稿がなかなか進まなかった旨、今日受診した心療内科の担当医先生に相談してみましたところ、事情を判ってくれている先生は直ぐに「では、はっきり覚めやすい眠剤を服んでみましょう。要らなくなったら服むのやめても大丈夫ですからねー」と言って少し処方を変えてくれました。
書痙でしんどいですと訴えたら、「職業病ですねー」と湿布薬も出してくれました。私がGID当事者であることももの書きをやっていることもすっかり判ってくれている先生はとても強力的、いや協力的で有難いです。

て訳で私の右腕にはここ1週間ばかり湿布がぺたぺたです。「腕を失っても書いてやる……!」とか言うと恰好いいですか? 気持ちとしてはそうなのですが、恰好いいことを言っても似合わないのであんまり言いたくなかったりもするのですけどね。

2004年04月11日(日) バネが来た!

えー、つまりは「Spring has come!」ということで(違)。
実は来たのはバネではなくて春だったりするのですが、この春という季節はなかなか厄介なのです。木の芽時、という言葉もありまして、この頃合いというのは心身ともに正常動作している人でも不調を来しがちなのですね。私のような神経病みなどはもっとえらいめに遭ったりもする訳です。眼が覚めているのに身体や頭がはっきりと覚めなかったり、鈍い頭痛が続いたり、身体が重怠かったり。そんな状態になったりして、何が困るかと言えば、私の場合はやはりどうしても「原稿が書き進まない」ことです。

「さあ、書くぞー!」と意気込んで万年筆を構えて原稿用紙に向かって4時間5時間経っても一ト文字も書けない、って、どれだけつらいか判りますか? 書きたくて、書こうという気持ちも書く時間も場所もあるのに書けないのですよ。厳しいです。そんな難儀な花曇りの午後。……ちょっときれいにまとまりましたか?(自賛)

無料で「Opera」というブラウザをダウンロードしてみました。今日の当日記はそのブラウザからアクセスして書いております。書いた結果は閲覧しているみなさまには何ら変わりはないとは思うのですが。使い勝手はいいのかもしれないけれど……うーん。
このブラウザ、Internet Explorer 35%と Netscape Navigetor 65%を混合したようなブラウザで。見やすいのか見づらいのかよく判らんです。メーラー機能がくっついていたり、それは便利ではあるし、表示フォントも見やすいです。でもね。

NNでさえ動作するJavaScriptが無効だったり、ルビタグが効かなかったりするのですよ。NNも無効なJavaScriptが沢山あってルビタグが効かなくて、ルビ作家(勝手にカテゴリをつくるな。そして自称するな)の私としてはこのようなもので閲覧されると困るなあ、というのが正直な気持ちです。

拙サイトの表示なんて、レイヤーの位置指定が無視されたり別ウインドウのサイズ指定がまったく無視されたりで、滅茶苦茶さんです。世の中のブラウザがIEに統一されるか、各ブラウザの有効なJavaScriptやCSSやタグが統一されれば言うことはないのですが。
私が連載を持っておりますデジタルノベル「Silence revolution」(御購入はこちら→Digital Create)や拙サイトはIEで御覧ください。でないと、いろいろと不都合があります。

で。
この日記帳はエディタにプレビュー機能が付いていて、書いている途中でも現在書いている分がどのように表示されるかがおおまかに見られるのですが、Operaでは見られない様子です。一旦投稿送信して、妙な表示の具合いだったら編集し直さなければならん訳ね。使えねーっ。
頼むからブラウザの仕様は統一してくだされ。IEの仕様でね。

今日、無料版をダウンロードしたけれど、プロダクト版を買う気にもならないし、今後起動することもなさそうだなあ、Opera。NNも動作してほしいJavaScriptやCSSが多過ぎるので早いところ淘汰されてほしいです。NNユーザさんには聞き捨てならぬ暴言かもしれませんが。Webデザインするときに複数のブラウザを意識しなければならないのは厄介なんですよ。

2004年04月10日(土) いろいろあるさ、いろいろね。

本日は私が小説を連載しておりますデジタルノベルソフト「Silence revolution」第4号の発売日です。まだ購入申込をされていない方は直ちにこちらへどうぞ→Digital Create
このデジタルノベルプロジェクトに参加が決まってから参加中の現在に至るまで、いろいろなことを経験しました。これからもいろいろあると思います。それもまたつらかったりだけど愉しかったり。で、「いろいろあるさ、いろいろね」と。これは植木等先生のアルバムの表題でもあります。植木先生だから深く頷けてしまう、そんな感じの表題ですね(しみじみ)。
発売分は、総号数の3分の1を迎えました。1クールですね。現在執筆中の原稿は第6話にまで至っております。総話数の半分ですね。折り返しです。これから更に盛り上げていく予定ですので、いまからでも遅くはありません、どうぞ御購読ください。

「名探偵コナン 銀翼の魔術師」の予告CMを今日やっと見ました。ここ暫くTV見ている暇なんぞなかったもので、見る機会を逃がしていたのです。で、びっくらこいたのですが、今作から監督が替わるのですね。これまで7本の劇場版すべてを手掛けてきたこだま兼嗣監督から現在TVシリーズを統括している山本泰一郎監督へ。
劇場版はこだま監督、TVシリーズは山本監督、と、分業制で余裕を持って制作できる体勢を取っていたのはよい手法だな、と思っていたのですが、監督が替わるということで少々の不安を感じたりもしています。第6作(ベイカー街の亡霊)で脚本が変わってワタクシ大激怒の展開だったのですが、第7作(迷宮の十字路)で古内一成さんに脚本が戻ってほっとした上しみじみせつない展開に泣かされたりしました。また、同作ではフルデジタルへの移行ということで不安がありましたが、今作では監督交代ですか。長いシリーズですからいろいろあるとは思いますが、内容以外でもどきどきさせられます。
封切日(4月17日)に観に行きたいとは思っていましたが、いまの私のスケジュールから言うと先ず無理そうです。

映画絡みでもうひとつ。
ニュースサイトで発見の記事。「キアヌ・リーブスがフィリップ・K・ディックのSF映画に?」。フィリップ・K・ディックの「暗闇のスキャナー」の映画化に、キアヌ・リーブスさんが出演することになるそうです。キアヌさんもフィリップ・K・ディックも好きなので、実現するならぜひ観に行きたいなとは思います。
ディックの名を知らない人は割りと多くてそのことに驚くのですが、その作品は案外みなさん御存知のはずなのです。「暗闇のスキャナー」以外にも「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」とか「流れよ我が涙、と警官は言った」とか。特に「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」はハリソン・フォード主演で映画化されて大ヒットしたので、多くの人が御存知のはずなのです。表題が「ブレードランナー」と原題とはまったく違ったので判りづらいのかもしれませんが。

観たい映画は沢山あるけど、お金も時間もなくて儘なりません。忙しさにかまけて滋養摂取を怠ってはいけないのですけどね。

2004年04月09日(金) 互いが互いを必要としている。

今日はじめてTVでTMGを見ました。TAK MATSUMOTO GROUP。マイケル・シェンカー・グループを意識したバンド名でしょうか。TAK親方の好みはもろに私の姉と同じです。エアロ・スミスしかりディープ・パープルしかりクリームしかり。でも何となくマイケル・シェンカー・グループというよりは明石昌夫バンドの雰囲気かと思ったり。明石さん元気かなー。近頃情報が少ないけれど。

TMGにはTMGの、稲葉ソロには稲葉ソロの、それぞれのよさはあるのだろうけれど、私にとっては「B'zのすばらしさを再認識する要素」でしかなかったりするんですよね。
松本節のせつなさ、はげしさ、ロマンティシズム……そういったものたちを十全に引き出すことができるのは稲葉浩志の詩とヴォーカルだけだと思いますし、稲葉浩志の奇態とも言える詩を詩として歌詞として完全体に仕立て上げることができるのは松本節だけだと感じます。松本節に稲葉詩以外の詩が乗っていてもあまり気持ちを動かされることもないし、稲葉詩が松本節以外の曲に乗っていたら聴けたものじゃないし。それぞれのソロを聴いて、「やっぱりB'zがいいよなあ」と改めて思う訳です。

ま、御本人たちもそれは重々お判りなのかもしれなくて、今日届いたファンクラブの会報を読んでみるとそのようなことを発言していましたね。でも「もうちょっと待って」って(笑)。
会報に同封されていたチラシ。
都響スペシャル「東京都交響楽団 Collaboration 2004 松本孝弘“華”」於サントリーホール……行きてーっ! 都響と一緒にTAK親方が演奏するんでしょ?! 想像するだに素敵だ……! ああ、聴きたい! でもサントリーホールって東京なんですよね。遠いス。しかも7月17〜20日。連載の締切日です(爆)。

会報と一緒にバースデイカードも届きました。毎年ほしくないものをくれるよね(笑)。それがプレゼントの基本ですが。
親方の祝辞はまあまあフツーです。でも稲葉アニキ……「どうしましょう♪」とか言われてもなあ(大爆笑)。

2004年04月08日(木) 授業参観のような。

当日記をお読みの方はすっかり御存知のことと思いますが、私はただいまデジタルノベルプロジェクトに参加しておりまして、毎月連載小説の原稿を納めています(詳細はこちら→Digital Create)。プロジェクト内では発行月よりも2箇月分先の原稿が公開されます。同じプロジェクトに参加しているほかの作家さんや挿画家さんに先に読んで頂いて、問題点の指摘や御感想など頂く訳です。

作家にとって、作品やその登場人物は実子同然です。自分の子供がほかの親御さんたちの眼に触れて、どのように扱われるのか、不安でもあり、愉しみでもあります。締切日数日後のプロジェクト内原稿公開は、月に一度の授業参観のようです。ほかの人のお子さんの様子を拝見したり、自分の子がほかのお子さんや親御さんの前でどのような振る舞いをするのかどきどきしたり、親同志で子供たちについて話し合ってみたり。書くことに次いで愉しい時間です。

ほかの作家さん作品の登場人物の動きや成長振りは、自分の子のことのようにうれしかったり微笑ましかったりはらはらしたりどきどきしたりします。また、自分の作品やその登場人物がほかの作家さんにかわいがって貰えたり親しまれたりするのは、とてもうれしいことです。また、親身になって叱って貰えるのも有難いことです。
先日はうちの子を心配して貰えたり、わざと名を伏せて書いておいたのに「この子でしょ」と看破して頂いたり(うちの子をよく判ってくだすっている証拠です)と、うれしい経験もしました。自分の子を大切に扱って貰えるのは、自分が大切にされるよりももっとうれしいことです。

もの書きやっててよかったなあ、と思える瞬間のひとつです。

2004年04月07日(水) 修羅場でGO!

腐破葉波端。と誤変換のようで実は変換の難しい笑い方をしてみました。アタマぐるぐるだから仕方がないでしょ。徹夜で大変なんですよ。というのは昨日の話なのですが。

何だか誕生日早々に完徹で原稿上げたりしてまして。寝ないで昼までかかって取り敢えず納稿して、そのまま洗濯したり糊付けしたり布団干したり(とってもいい天気だったから)、もう直ぐ運転免許証の更新日なので(て本来は誕生日が期限なのですが)眼鏡の度の調整に出掛けたり、出掛けた先でレンズ削って貰っている間ちょっとだけゼイタクに外食してみたりで昨日はくたびれ申した。でもLッテリアのエビバーガー2種同時喰いしてほんのり倖せだったのさ。てんちょ気分で。

で。そーやって1本読切を納稿したからと言ってゆっくりしていられるかと言うと、そりゃーとんでもない話でして。今月は少なくともあと180枚は書かなくてはならないのですよ。寝てる暇も喰ってる暇もないでしょ。とか言いながらちゃんと寝たり喰ったりしてますが。寝たり喰ったり書いたり、です。それ以外のことはほとんどできません。物理的に。だから御免なさいの人も沢山いますが、諦めてください(きっぱり)。

腕が怠い(書痙のせい)とか一時期眠れていたのに眠剤を服んでも眠くならなくなったとかいろいろありますが。
取り敢えず、私は元気です(声:高山みなみ)。
昨夜は近所の公園で夜桜を見ました。桜は、夜に見た方がきれいなのかな、と思いました。何せ桜の木の下には死体が埋まっていますからね。この事実を御存知なかった方は梶井基次郎の作品集をお読みください。

さーて、まだまだ書くんですよー。利き腕が疼いても万年筆はフル稼働なのです。背中が痛くなるのが難儀です。

2004年04月06日(火) おめでとう!

おめでとう、私! ありがとう、私!
という訳で本日4月6日はわたくし衛澤の誕生日であります。昨年33歳になりましたが、今年も33歳になります(何)。ええ、わたくし「永遠の33歳」でございます(半端)。永遠にゾロ目です。永遠に三十路です。若いのかおっさんなのか判らないところが御愛嬌でございます。

て訳で早々と御誕生日贈呈品などをくだすった方もおられまして。
まいど御世話になっております、デジタルノベル「Silence revolution」発行元「Digital Create」の編集のエラい人(御本業はCG制作)はその秀れたる腕で以て創り上げた壁紙をくださいましたよ。3日前に(笑)。すみませんね、貴方の大嫌いなしょーいちくんが私と3日違いの生まれで。でも私のせいではありませんし(逃)。
いえいえ。まことに以て有難うございました<(_"_)>
あ、館長も日付変わる早々におめでとう電話ありがとね(^^)ノシ
何歳になろうとも、誕生日を憶えていてくださる人がいて祝ってやろうという気持ちを持ってくださる人がいるというのは、とても有難いものです。

誕生日だろーが平日だろーが赤日だろーが、締切付きの原稿抱えているもの書きはずっと仕事してなきゃいけないんですけどね(やさぐれ気味)。
いえいえ。御陰さまでとっても忙しくて一杯書きものができて私は倖せです(ほんとう)。手首が痛かったり(書痙)大腿部が痺れたり(脊髄損傷)するのも我慢できます。私は書けることがうれしいのです。

新しい一年も書きますよー!

2004年04月05日(月) 上を向いて歩こう。

上を向いて歩けば、つらいことも考えない。つか、考えられない。人間はそのようにできている。気分が重いときには俯きがちなのはそういうことだ。逆境はいつもある。それでも空を仰いで歩こう。空はいつも頭の上にある。
……逆立ちしたり天地がひっくり返ったりしていなければね。

て訳で(どーゆー訳だ)予想以上に忙しくなってしまいましたよ。まるで売れっ子作家のよう(笑)。
て、「まるで〜よう(笑)」がネタになってしまうところが哀しいのですが。

飯を喰う暇や風呂に入る暇や寝る暇を失っても腕や脊髄を傷めても。
それでも私はもの書きなのですよ。
書くと言ったら書くのです。
改めないと言ったら改めないのです。


それがもの書きだと私は思っておりますが、間違っていますか。
「私と原稿、どっちが大事?!」とか訊かれたら迷わず「原稿」って答えるし。誰に訊かれてもね。

2004年04月04日(日) 苦悩。


急遽、大急ぎ原稿の仕事が舞い込んで、コンテ切ったり資料集めたりで大変。先に書いた原稿が没喰らったので、その代替原稿を用意しなければならない。厄介なのは、既に編集さんだけでなく同業のみなさんにも一部、その没原稿が公開されてしまっているということだ。

半端なものは書けない。それはいつだってそうなのだけれど、「前のを没にしてこれを活かします」というときには「前の」よりも「これ」の方がずっとよいできであることが必須条件となる。両者が同程度のできだった場合、「前のがよかったなあ」と言われる可能性の方が大きかったりするからだ。「同程度」では「前のがよかった」になる。凌駕してはじめて「前と同じ」になる。「これの方がいいね」と言って貰うには、「前の」を大きく越えたものを書かなくてはならない訳だ。

てことで、それなりのできに仕上げなければならないのでコンテの段階で悩んでいた訳だが、悩んで頭抱えて布団に突っ伏していたら、最上段に挙げた図のような恰好のまま眠ってしまっていた。

眠るか悩むか、どっちかにしろ自分。

2004年04月03日(土) 男泥ズム。

先日、「鋼」仲間で「コナン」仲間の友人に先行予約して貰っていた「鋼の錬金術師」第7巻特装版(荒川弘/スクウェア・エニックス)を受け取りました。特装版には特別付録が付いています。御洒落な(笑)2004年版スケジュールブック。お年頃の私(うそ)にもうれしい、とても忙しい(はずの)荒川アニキからのおまけプレゼントもこっそり付いています。

とても男泥なアームストロング少佐ポートレイト。

素敵。ダンディ。とっても。私としましてはもとの表紙(エド&アルのカラー画)よりも男泥なアームストロング少佐ポートレイト表紙の方がうれしかったりもします。……しかし、少佐がおすわりの椅子、すげーでかいんだろうな。エドなんかだとよっこらせと登らなくてはならないかも(笑)。

いつも御世話になっていますジェントル紳士(被ってる被ってる!)の編集者Fさんにおもしろいサイトを教えて頂きました。こちら
リンク先さんには中途階層にリンク貼ってしまって申し訳ないのですが、ま、日記の中なので許してください。

で、閲覧して頂きたいのは「エイプリルフール企画」でして。過去4年間の「本気のうそ」が拝めます。私が常々撒き散らしているようなちまちましたうそではありませんことよ。今年の分もとってもおもしろかったのですが、もうサーバから下ろされてしまった御様子。後日、同じページに「2004年度版」として掲載されるでしょうから、憶えていたらまた覗いてみてください。
私のおすすめは、2003年版です。ここにも男泥ズムを感じますな。

うそをつくならこれくらい気合い入れてうそつかないと駄目だよねー。
私なども「うそをつく職人」に当たりますので(毎月のように原稿用紙何十枚分ものうそをついているのですから)、このうそつきさん精神は見習わないといけないなあ、などと思う次第です。


=== 余 談 ===
本日4月3日は彼の誕生日です。「彼」が誰であるか判った方はそれなりの祝い方などしてやってください。「おめでとう」を言っても石礫を投じても、どちらに対しても一様に差別することなく彼は睨んでくれることと思います。何たって「ヤな奴」だから。

2004年04月02日(金) あいやー。

郵便物を2通ばかり出そうと上着のポケットに入れて自転車で出掛けた。郵便ポストの前に着いたときにポケットを探ったら、2通の封筒はどちらもなくなっていた。

がちょーん。

何処へ行ったんだろう。ま、見れば「未投函の郵便物」ということが判るだろうから、誰かが拾ってくれたらそのままポストに入る可能性は大きいが。
でも、車道で落としていたとしたら、轢走されてぐちゃぐちゃのぱー、になってるだろうなあ。うーん。

まあ、いいか(いいのか?!)。

今日の私は3時間ほどしか寝られなくて多くのことは考えてられんのよ。いまは仕事仕事。眼ェしょぼしょぼするけど、書かなきゃならんのよ。それがもの書きよ。うん。て、もしかして新日記2日めにしてかなりいい加減なこと書いてますか、私?

まあ、いいか。「どーでもよさげ。」だし(ほんとうにいいのか?!)。

2004年04月01日(木) びっくりした?

毎日日記を読みに来てくださる方、または以前読みに来てくだすっていて今日また久々に読むぞ、と思って来てくだすった方はちょいと吃驚なすったかと思います。いままでページ切り替えだったのがいきなり別ウインドウとか開いちゃったりして。ちょっとやってみたかったのですよ。トップページにJavaScript処理が増えたのは少ーし痛いかな、とは思うんですけどね。当サイトのトップページはそれでなくともJavaScript一杯でダウンロードが重いのにね(自爆)。

ちょっと日記帳を変えてみたかったのですよ。これまで使っていた日記に不満があったのではないのですが、もっと使いやすそうな日記帳を見つけたので。この日記帳は「掲示板をつくったついで」とかじゃなくて「日記のために」つくられたCGIらしいです。そして、提供社さんの中には「日記読み・日記書きのコミュニティ」があったりします。ほんとに「日記のため」、「もの書きのため」の機能が充実しています。

「草稿保存」ができたり(うっかり抹消が防げます)、日付や送信時間に関係なく特定の日付の日記が書けるし(未来日記も可能)、タグでカスタマイズできるし(有料版のみ)、使い勝手がよさそうだったので、ひとつ買い取ってみました。5年以上使い続ける肚づもりがあるなら、それほど高い金額ではないので買い取ってもいいかな、とか思いました。好きにつくり変えることもできるし。

今日はたまたま、初ページでもあるしで長文を書いていますが、今後(これまでもそうだったけれど)仕事との兼ね合いであまり長文は書けなさそうだし、小さい表示にして短文でもあまり寂しくないようなレイアウトにしてみました。
年度はじめの第1日、新しい日記帳ではじめまして。今後もどうかよろしく。


【後日追記】
この日記帳を借りてから7箇月間はJavaScriptでトップページから別ウインドウを開く処理で表示させていたのですよ。当時はJavaScriptを「組む」のが愉しくてやたらとJavaScriptだらけのページを沢山つくっていましたが、そうすると「重い」ページができてしまって閲覧なさるみなさんに負担が掛かるということがやっと判ったのと、サーバ移転に伴い画面もプログラムもシンプルなものに仕立て直したかったので別ウインドウ処理はやめました。


エンピツユニオン


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