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■ 紅葉の香り漂う霜月に
命を削るような慟哭を吐いてた 初夏
そして今、ここには鮮烈な感情はない
・・・それは、内に激しく渦巻いていた「わたし」が 身体という有限を超えて外へと向かい、 そこで消化されているからだろうか
精神さえ侵すほどに ひどく自分を消耗していると思う
自由だった心は、どこに行ったのだろう・・・ 足を止めて、振り返らないと、 それすら気付かなかったかもしれない
ただ、今はこれでいい。 出来うる限りの力で、やりたい方向へ進めている。
そう、信じるだけ。
2002年11月05日(火)
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