情熱の赤いバラ 2003年09月06日(土)
「30を越えた女は、自分磨きに精を出す」
良くある月刊誌の見出しみたいだけど、 あたしも例に漏れず、英会話を習い始め、 体質改善のために友人宅へ毎週マッサージにも通い続けた。 そして、今日、新たな習い事を始めました。 それは、
フラメンコ
東紅苑常連さんの娘さんが、 彼女の通っているフラメンコの先生に
焼き肉は、東紅苑に限ります!
と紹介してくれ、先生一家が食べに来たのがきっかけ。 そこには、ハーフの女の子(7歳)がいて、 あっという間にアリッサの良いお友達になり、 良く食べに来てくれるようになったんだ。 で、アリッサはその教室でバレエを習うことになって、 あたしはフラメンコになんとなぁく興味があったから話を聞くと、 月謝は11,000円とのことだった。 それなら、マッサージも辞める(11月に友人が嫁ぐため)ことだし、 何とか出せると思われ...
おっし、あたしもやってみるか〜
なんて軽い気持ちで入門クラスを下見に行くことにした。 電話で何を持っていけばいいか聞くと、 靴を貸してくれるとおっしゃるのでご厚意に甘え、手ぶらで行ってみた。 スタジオ一番乗りで待っていると
K子さんですね?お話しは先生から聞いてます。
と、フラメンコ入門組担当の先生が入ってきた。 知り合った先生じゃなかったのでとまどったけど、 返って恥ずかしがらずににしっかりと習えそうだ。
えっと、足のサイズは24cmくらいですか? あぁ、それならこれを履いてみてください。 どうですか?ちょっとキツイくらいが丁度いいです。 あ、いいですね。こちらは、17,800円です。
流れるように、彼女は言った。
マジすか?(汗
本気で焦った。 とりあえず、月謝払うために諭吉君2枚は入れてたけど。 こんなことなら、ネットオークションで用意しておけば良かった。 心を悟られないように顔を作りながらも、激しく動揺した。 その時、何人かの生徒が入ってきた。 すると、
あ、ちょっと待ってください。 やっぱり今日は、K先生の靴を借りてください。 ○×さん、先週この靴でしたよね?
と、どうやら先週入ったばかりの人にその靴は渡った。ホッ=3
来週までに、ネットで安いの探そう!
なんて安堵もつかの間。
先生)これが、フラメンコ用のカスタネットです。 パリージョと呼びます。 えっと値段は。。。いくらでしたっけ? □▲さん、いくらだったか覚えてますか?
生徒)えぇと、たしか5000円くらいだったかと。。。
は?! カ、カスタネットが5000円?
先)そうだったかしら?☆○さん、覚えてます?
生)ちょっと覚えてないけど、6000円くらいでしたっけ?
値上がった。
先)あ、▲※さんこの前買ったばっかりでしたよね?
生)6、7千円だったと..スミマセン忘れました。
ヒ〜! そういや、りんこが「フラメンコは金かかるよ」って言ってたっけ。 もっと下調べしておけば良かった。
先)ん〜、あ。K先生に電話繋がった! もしもし?パリージョはおいくら万円でしたっけ?
マジで恐ろしくて笑えない。
先)えぇ、はい、わかりました〜。
で、どうなの?いくらになったの???
先)6,300円だそうです。 お代は、今日でも来週でも結構ですよ。
やっぱ、冗談じゃないのね?これは、貸し出ししないのね? 貧乏OLには微妙に辛い金額。 嗚呼、習うと言って、ここまで来てしまった以上今更引けない。
ま、これは必要経費だよね。 揃えちゃえばそうそう壊れるものでもないだろうし。 今払うのも来週払うのも一緒だよな。。。 さよぉなら、諭吉君ツインズ。いつかまた返ってきてね(涙
一生懸命自分に言い聞かせた。
さて、レッスン開始。 まず、パリージョの持ち方&鳴らし方から始まった。 なぁんだ楽勝ジャン。はい次、足のステップ。 うん、これも覚えちゃえば簡単。。。? なんだか全然運動量足り無いんすけど。
後半はあたし達まるっきり初心者組と、 コスチュームからバシッと決めてる方々に別れての練習。 音楽が鳴り、決めてる方々の踊りが始まった。
すげー、皆なりきってんなぁ。 しかも、なんだ?今までのと全然動き違うじゃん。 手は指先まで細かく動いて、顔や体の角度に気をつけ、 足は別のリズムを刻みながらの移動&ターン。 おまけに早ぇ〜!! さっきの3倍速? こんなに覚えきれんのかぁ? 無理無理無理無理(汗
目が点になりました。 これで、入門クラス? あたしには超上級に見えるんですけど! 本日2度目の冷や汗で情熱の炎も消えそうっす。 いや、でもパリージョ買ったし、 (踊れるようになったら)気持ち良さそうだし、 三十路の手習い、がんばりやす!!
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