『ま』 2003年04月10日(木)
きょうは懐かしぃ&珍しぃ人とご飯食べた。 そのコとは小学校から中学にかけて同じトコに通い、学年に同じ名字の子がいたから名前の最初を取って『タ○ベのマ』&『タ○ベのミ』と呼んで区別してた。彼女は『マ』の方。小学校4年生のとき隣同士の席になったときには結構話したけど、遊ぶグループは違ったしその後はクラスも離れたから友達というよりただの同級生ってノリだった。 あぁ、でもたまぁに座間キャンプで遭遇して挨拶交わしたりはしてたなぁ。 そういや、彼女もブラック好きでウチのお姉ちゃんが結婚した頃、 ひょっこり東紅苑に一人で食べに来て、順子の長話につかまってたっけ。
そんな彼女と偶然にバッタリ会うことが2回続いた。 最初はオダサガのスーパーで買い物中。
お姉さん元気?
と言うところから始まり、去年のいきさつをかいつまんで説明。 2度目は先週末、ベースでアリッサ&順子と買い物中。 ポストオフィスで働いていると言う彼女に、軍のベネフィットの件で あれこれグチったら、なんと翌日彼女の上司に相談してくれていた。 今の世の中人が困っていても知らんぷり決め込むのが普通なのに、 たいして仲良くなかったあたしのグチを聞いて動いてくれたことに とても驚きスゴク感謝し、世の中捨てたモンじゃないと思った。 ずっと人付き合いって煩わしいと思っていたあたしだけど、 ここ1〜2年は『熱く生きる』をテーマにしてますもんで、 こういう誠意ある人に会うとたまらなく嬉しくなる。 だから、半ば強引に食事に誘ったのであります。 気づいたらノンアルコールで4時間も話してた。 話題はつきることなく出てきた。
でもさ、楽しい話だけじゃないんだよね。 小学校の時好きだった、頭良し顔良しの転入生K森君の意外な過去 を聞いてせつなくなったり、歩いて5分ほどの距離に住んでいた同級生が 何年も前に事故死していたり、強く見えた彼女自身も
あたし、あの時いじめられてたんだよ
って。なかなかヘビーな話だったけど、彼女は笑って話してた。 あたしも中途半端な子供だったから、意地悪されたりすることあって、
なんであたしばっかりこんな仕打ち???
なんて思ったりしたもんだ。 結局自分のことで精一杯で、好きなコの苦境にすら気づかなかった。 きっとその時期同じクラスだったらあたしも加害者側についてただろう。 子供の世界は時に残酷で、理不尽かつ酷い仕打ちを受けることがある。 彼女はそれを痛いほど経験し、でも折れることなく、 さらに他人を気づかう素晴らしく真っ直ぐな人だった。 今更勝手ではありますが、「お友達リスト」に加えさせていただきます。 でもさ、30過ぎてなお『タ○ベのマ』って呼ぶのは失礼よね?
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