2004年10月31日(日) |
スーパーインディーズ映画祭2004続き(と) |
各監督の作品上映後、舞台の上でトークショー。 司会の小黒さんによる紹介と自己紹介の後、プロ作家と個人作家の差異が無くなりつつある現状についての話・・・が繰り広げられていたらしいのですが、見たいもの全て見終わって気が緩んだのか、途中うつらうつらとしてしまい・・・内容はあまり覚えてなかったり。。。 あーひとつ思い出した。 今みたいに一人でも立派なアニメが作れちゃう道具があると自分一人で作ってみたくならないか?という質問に細田監督がNOと答えたのに対して、小黒さんが「それは現在いい環境にいるからだね」とコメントしたのが印象に残ったな。その場がほんわか和んだような。
トークショー終了後、再度ファンの列ができてましたが、今度は男性が目立ちました。六本木との客層の違いは何なんだ。
その後は六本木から連れて来て下さったお嬢さん方と別れ、トークショーの途中から合流したあやめとかつみさんつむぎさんと焼き肉屋さんでささっとごはん。 終電にギリギリ間に合って、慌ただしくも充実した一日が終わりました。
そうそう、バッテリーラジオドラマ、この日は聞けないなーと諦めていたのですが、MP3持参ののつむぎさんがイヤホン片方貸して下さったので聞けました。ラッキー!展西がいい悪役声してました。 つむさん改めてありがとー。
2004年10月29日(金) |
東京アニメ映画祭とスーパーインディーズ映画祭(と) |
10月27日は一日アニメ漬け〜。
まずはヴァージンシネマ六本木で東京アニメ映画祭の三本を。 11時20分からの上映に間に合うように電車に乗ったのに、震度4の地震でしばらく止まってしまい・・・それと電車で六本木ヒルズ行くの初めてだったのですが、乗り継ぎ検索で一番早かった大江戸線の駅はえーっと思うくらいヒルズから遠く・・・入場した時には始まってました・・・がくし。 とっても久しぶりに見た「ビューティフルドリーマー」は、あれーこんなに面白い作品だったっけ?と首を傾げたくなるくらい、古さを全く感じさせない力のある作品でした。いやーいいわー。ごくシンプルな絵なのになんであんなに艶っぽいんでしょう。お話の持っていき方もいいなー。知っていても乗せられてしまう。押井守やっぱいいじゃないかー。 上映後は監督のトークショー。始めて見た押井監督は・・・ええと・・・カワイイ方でした。 ぼさーとした長髪とくりくりのお目々は、あれだ、長毛種の小型犬でいるじゃないですか、なんとかテリアとかゆー黒い毛でどこが目なのか分からないやつ。じーっと見てるともさもさの毛の間から黒いビー玉がきらりん、と輝くの。あれを連想させる風貌。おじさんなんだけど、ていうかおじさんならではの愛らしさでした(本気)押井ファンてもしかしてかなりの数、監督本人のファンで占められてるんじゃないでしょうか・・・? 質問に対して小さい声でぼそぼそと語る姿もキュートだったわ〜。しかしさすがにインタビュー慣れしてる様子は貫禄が感じられ、おおー巨匠っぽいなー。このトークショーは三回ともカメラが入っていたのですが(主催者のかな?)押井監督だけは一般のプレスも入って来て、フラッシュばしばし焚かれてました。人も一番入ってたかな?場内が暗くなってから入った上に前の方の席だったので確かではありませんが、後ろの方も結構入っていたような。前方は満席でした。
お昼を挟んで「クレヨンシンちゃん嵐を呼ぶ戦国大合戦」。初めて見ます。 うわー、これも面白い〜いい映画だー。オトナ帝国と似たテイストだけど、こっちのほうが好みです(オトナ帝国は万博に何の感慨もない世代にはきっと本当の面白さはわからないんだろうなーという疎外感をどうしても感じてしまう)よく出来た侍映画を見たな〜という満足感がありました。ゲストキャラが人間ぽくてどきどきした。お姫さまなんて声も動きもデビューしたての初々しさで、今後の成長が楽しみな新人女優さんね〜なんて感想を持ちそうなくらい。 トークショーで今後の抱負を聞かれて「できれば実写も」なんて発言をされてましたけど、原監督ならいいかもしれないなーと思いました。
そして今回の本命、デジモンアドベンチャー劇場版二本立て。 ウォーゲームは九天祭前夜祭にて見たので二回目、一作目は初めてです。 うーん。やっぱりスクリーンで見ると違うわ。特に一作目の夜の雰囲気、戦いの迫力はTV画面では充分に味わえないと思い知らされました。や〜一作目いいわー。没入してましたもん。あれ、終わっちゃった、みたいな。 またどこかでやってくれないですかね。これほんと見ないのは勿体ないよー。 細田監督トークショーはまあそれなりで。今まで色々なメディアで見聞きした以上の内容はありませんでした。久しぶりに見たデジモンに対する感慨を熱っぽく語っていたのが印象的だったかな。 残念だったのは前のお二方には締めの質問としていた「予算の制限なく好きな映画を作れるとしたらどんなのを?」というのが無かったこと。ちょっと楽しみにしてたのに〜。 ちなみに押井監督は以前頓挫した?「ガルム」なんたらいうの。40億くらいかかるんだそうです。。。原監督は、特にこれというのは挙げて無かったかな(実写発言もその流れだったかと) ワンピコンテはようやく半分が終わったところだそうです。
さて、この後はテアトル池袋へ移動です。 コヒナタさんあおばさんとお友達お二人に付いていきました。(恵比寿に出るのが一番早いんだってー) SFMの上映に間に合うように移動〜ですが、私たちが出る時も監督にサインを求める女の子の列が続いてました。そういやお客は殆ど女性でしたねえ。ある程度予測はついていたけどここまでとは。びっくり。 あと、チケットは発売当日完売だったはずなのに後方の席ががらがらだったのはなぜ?前方はほぼ埋まっていたから尚のこと気になるー。
池袋の劇場に到着。 「DEAD LEAVES」の途中から見られました。途中でも充分でした。 後のトークで、今石監督にとって、がんじがらめの制約を振り切ったストレス発散作品だった、というのはなるほどと思いました。 年に一回くらいは見たいかな〜こういうの。
「あかね雲」=太鼓隊。 来年あたり流行るかもしれません。太鼓隊。
そして待ってましたの「SUPERFLAT MONOGRAM」 ・・・来て良かった。 またどこかでやってください。 このままでは上映直前に「いま仕事終わったー」とメールしてきたあやめが不憫です。 勿論デジモンも見られず・・・目と鼻の先にいながら哀れだ。。。
今日はここまで。眠い。
2004年10月25日(月) |
あさのあつこサイン会とかバッテリーラジオドラマとか(と |
たまには日記を書こう。
今朝五時半に起きてコンビニにアフタ買いにいった帰り道、雁の群を見ました。 あーほんとにくの字形だな〜隊長がちゃんと先頭に立ってるな〜ぐにゃぐにゃ形を変えながら飛んでくの面白いな〜2,3日前に見た魔女宅のあの場面ってそのまんまなんだな〜等と思いながら眺めてました。 現在でか赤リボンとネコ耳&しっぽ製作中です。。。
17日はリブロ池袋まであさのあつこさんのサイン会に行ってきました。 つむぎさんの情報に誘われて…ご一緒させてもらいました。ありがとう〜 こういうサイン会に参加するのって初めてで、これまでは特に行きたいとか思ってなかったのですが、つむさんの日記に書かれたひぐちアササイン会の様子がとても楽しそうで行ってみたくなったのですね。 で、良かったですー緊張して何もお話しできなかったけど(情けなー…)作者と直に会うのってほんの一瞬でもいいもんですねえ。また機会があったら行こうと心に決めたのでした。 そしてちゃんとお話しして握手もしてもらってるつむぎさんがヤベーカッコイーと思ったのだった。
NHK FMでのバッテリーラジオドラマ、聞き逃した回もありますが、楽しんで聴いてます。最初、巧の声が妙に老けて感じられて・・・もうちょっと高い声をイメージしていたせいかな…明るくて元気なのも違和感…これってやっぱり他のキャストと違い過ぎるせい?…と思ってましたが、もう慣れました。生意気なところがいいですね。それが崩れるところはさらにいいですね!(第五回) 豪が…凄いですね。前評判聴いていてもびっくりでした。私も含め大方の豪イメージを裏切るキャスティングでしょうが、これだけ可愛けりゃぜーんぜんオッケーです。ええ。 今週は二巻ですよね。たーのーしーみー。
2004年10月04日(月) |
MIND GAME再び(と) |
またまた観てきました。四回目。。。 だってだって、吉祥寺バウスシアターでのアンコール上映初日に湯浅監督と細田監督の対談があるっていうんですものー!こーれは行かないと! 日にちが迫っていて行けるかどうか危ぶみましたが、何とか行けて良かった〜。 それでも到着は上映ぎりぎりだったので、さわさんがチケットを買っておいて下さって助かりました。ほんとありがとー! なにせ満員御礼立ち見ありで、入場できない方もいたんですから。 対談は内容よりも、お二人の和やかな雰囲気が印象に残りました。 湯浅監督はいい意味で子供っぽい感じの方でした。きっとおじーちゃんになってもああいう風なんだろうなあ。 細田監督もとっても楽しそうに話していて・・・あんなににこにこしてるんですから、ワンピ、順調なんですよねーうんうん。(まだコンテ半分も終わってないそうですが・・・)
四度目のMIND GAME、やっぱり面白かったです。四度目にして初めて気が付いたこともあったりして…何度観ても楽しめるなあ。 今回は本当になーんにも考えず画面を観ていたので、冒頭から最初の一区切り、脱出から閉じた世界へ、そして最後の大脱出、のおおまかな流れがやっとわかりました(鈍・・・)中盤のあり得ないあれこれが最後の怒濤の展開を支えているんだなーとも。 閉じた円環と無数に分かれる枝葉。邯鄲の夢、蜘蛛の糸、袖擦りあうも多生の縁、情けは人の為ならず……なーんて言葉が観終わった後ぼわーっと浮かんできたり。(まんますぎ…;) 牛乳とアメンボのエピソードは「千と千尋」の靴を連想しました。 思い出せなかった記憶を取り戻すよすがとなったのは「お母さんに教えてもらった小さい頃の話」だったわけで、娘に対する関心が薄そうに描かれていた母親がちゃんと語っていたことによって娘が救われたように(あれ観て「語ること」についてしばらく考えてた)西くんも母の鋭いチェックや退屈な授業の断片に助けられたんだなあと。
まあそんなようなことを。
上映後も楽しく過ごさせて頂きました。 先日のバーベキューオフでも思ったけど、「好き!」のパワーって凄いなあ。そしてその「好き」を形にしようとしてる人はみんな素敵だ。それぞれ立場や表現は違っても、伝わってくる熱気に圧倒されます。 なんだかちょっとあてられて、自分も頑張らんとなーなんて気持ちになってみたりしました。 そういう意味も含めて、ご一緒頂いた皆さん、ありがとうございました。
|