2002年11月13日(水) |
フロンティア32話とおジャ魔女どれみどっか〜ん40話(とりこ) |
ひさびさの日記です。いったい何カ月ぶり? 9月頃にはなんとか…などと書きましたが、いまだに状況は変わっとりません。単なる増改築工事だというのに、四ヶ月もあれば終わるって言ってたのに、半年をとうに過ぎても完成しないのはどおゆうわけ〜〜〜?? マジに年越しそうです。勘弁してくれ。 ネットは我慢すれば済みますけど、電話がかかってくるたび子機を持って家の外に出るのは、これからの季節とっても辛いのよー。
しかし寒い思いをしてでも今回は書きたかった。 フロは久々のバカ話で、細田演出のどれみだもんねー! ええとまず今回のフロンティア。 いいねー。やっぱフロはこういうノリが好きだわ。 シリアスなのもいいけど、ギャグと言うよりバカ!なお話の方がキャラが活きる気がするんですよ。特に純平。 泉のお人好しなところとか、友樹のイイ性格もね〜。(ブリザーモン進化後怖すぎ!笑) 黙って走り去る輝二はなんとかならんものか? あれはトレイルモンの墓場じゃなくて脱皮場? 純平はまだチョコ持っていたのか? なんでわざわざアメコミ調? などなど素朴な疑問も湧いてきましたが、最後まで面白かったのでおっけーです。 大和屋さんは前回「そんな都合よくいくわけないじゃん」等と純平に言わせておいて、その後は思いっきりご都合主義な展開、というステキなことをやらかしてくれましたが、今回もベタな「泣かせ」に入るか、と思いきや(爆笑)。いいわあ。 そういや今回進化と技はあっても戦闘無かったな〜。たまにはこういうのもいい。つか個人的にはこっちのが好き。
フロンティアのメインストーリーの方は…微妙、かな。 だいぶ前にあやめが「フロはデジモンシリーズ全部の要素を入れるつもりなんじゃないの?」と言ったときには「まっさかあ!」と一笑に付したものですが……笑えない、かも。 今後を見守りたい…です。
さてさて、どれみです。40話。 『夢のクレヨン王国』(傑作!)を見終えて、当然の如く(?)どれみ無印に移行。11月10日までにどっか〜ん12話(レンタルビデオ出てるだけ)まで追いつきましたよ。どれみ各シリーズもおもしろかったけど、それはまた後にして…とにかく今回は40話です!
一言で言うなら、待った甲斐あった!てとこですか。 いいですよ〜。もう10回は見たかな?いやそんなには見てないか。 でも何度見ても飽きない。見るたびに違った印象を受ける。新しい発見がある。 完成度の高さは相変わらずで、今度は洗練の方向へぐぐーーーっと、こう。 ぼんやり画面を眺め、なんとはなしに会話や音楽を聴いてるだけでも心地よく、じっくり腰を据えて見るとあちこちに色んな仕掛けが見えてきて面白い。 いろんなガラスに、繰り返し出てくる風景。 どれみのBGMっていいな〜と改めて思ったり、美空市って緑が多くて鳥も暮らし易いんだろうなあとか(笑)。じゃなくてヒタキ?(ヒッヒッヒッていうの)の甲高い鳴き声がどれみの独白に重なる効果が何とも。 三面鏡にびっしりと貼られた写真のインパクト。 未来という女性そのものな古い和洋折衷の家。和箪笥とアンティークのドレッサーが一緒に置かれ、使い込まれたスーツケース、チェロ、並んだ靴。 日曜の仕事帰りに寄ってビデオを観ていったあやめはこの階段に並べられた靴に妙に反応してました(笑) 私もちょっとドキッとしましたけどね。あ、見られた、みたいな(^^; 未来さんは明らかにイメルダ系(靴持ち)だけど、そうでなくても靴の収納は課題になりがちですよね?ね? 私は三面鏡の方に反応したかな?あれって大人の女性の象徴に思えて。そういえば昔、母のドレッサーが置いてある一角って何だか特別に感じられたものです。いい匂いがして綺麗な瓶やコンパクトがしまってある。秘密の、禁断の空気が漂ってましたね。そう、未来さんほどでなくても、オトナの女たるもの三面鏡のなかに隠しておく過去の一つや二つ持っておきたいものです。やっぱ洗面所で化粧してるようではいけませんな。
ああまた話が逸れた。こんな調子で、あれもこれもと見所いっぱいなので、道路標識や飛行機雲はもはや「細田守のシルシ」というかファンサービスに見えてきてしまいました。ははは。
言うだけ野暮な突っ込みも。 もうすぐ90の彼が未来さんより若く見えた頃、となると1930年代あたりになるんでしょうけど、あの写真、彼はまあいいとして未来さんの格好は、どうかなあ。時代の流れが感じられるのはいいと思いますが。 それと「も〜っと!」のかよちゃん話で図書館のカーブを描いたエントランスアプローチが気に入っていたので(佐藤順一さんて空間の使い方が上手いなーと思ったです)それが無くなっていたのは残念。(裏門とか?)
そうそう、写真を撮るときのどれみと未来さんの会話がいいんだなー。 横道にそれながら、ちょっとずつ切り返しながら、核心へと近づいてくとりとめのない会話。 魔女になる覚悟を教えるための言葉と感じられた「一緒に来る?」も何度か見るうちにそれだけとは思えなくなってきて。 だって、あんなに真っ直ぐで一生懸命な女の子、それも別れる時期を気にしないでつきあえるかもしれない相手なんだよ? あれは本気じゃないけど、本心だったのだろうなあ。 そう感じてしまうくらい、この回のどれみちゃんはほっぺむにゅむにゅ、でこぐりぐりしたくなるほどのの可愛さでした。
そして最後、橋の上で未来との再会を思ってニコッとするどれみに、何故か安堵の心持ちを感じてしまいました。 葛藤から逃れられて、決意の重圧が無くなってほっとしてるように見えて仕方ない。本人はそれと気付かないでね。 だってまだ小さいんだもの、当然だよね。 自分にまつわるすべてを振り切る気持で必死に走ってきたんだろうなあと思うと。あの笑顔。 は〜〜〜切なすぎる。 まずい、また見たくなってきた…。
あ、いちばん好きなのは「聞こえた?」「聞こえた」から、雨のシーンに切り替わるところです。場面の転換、音楽の入り方、ガラス作りに続いていく流れ、何度見てもうっとりしてしまいます。
ヤバい、本気で見たくなってきたので、この辺で。
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