taidanarunichijyou
見てみますか?

2013年05月02日(木) 5/2

「BARで一人のみ」
を、始めたのは多分上京してきてすぐ。くらいから。

ある人に連れて行ってもらったお店は
小柄で物静かな店主がひっそりとやっている
いわゆる「隠れ家」的なBARだった。

家から近い&仕事帰りにも寄りやすい立地であり
すぐさま私はそこに通う客になった。

元々お酒は好きでも嫌いでもなく
強いか弱いかで言えば
「ふつう」だと思う。

ただ、酔ってもテンションはあがらない。
コーラを飲んでも酒を飲んでも
気分的には同じだ。

でも、その店の雰囲気が好きで
1年のうち300日弱は通ったのではないだろうか。
大晦日、元旦もそこですごした。

ボトルをあけるのは
3日に1本にしなさいと言われた事もあった。

「隠れ家」に通う飲み友達も沢山出来た。

その店が長い休みに入り
私のボトルにいつもぶら下がっていた
ブライスの人形は
「ちゃんと保管してあるよ」との事だった。

だけどもう、それを受け取る事は出来ない。

まあ元々長生きしそうには無かったけどさ。
なにもそんなに
急いで逝く事もないでしょうよ。


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すみれ