正確にはあと数時間で。 ああやっと終わる〜終わった〜疲れた〜偉かった〜っ!! この2023年は、とっぉぉぉぉんっっっっでもなく忘れられない年になったわ。
……9月からは何卒安寧安泰静穏康寧でありますようにと希う。あー八十八ヶ所巡礼のライブ行きたい。
2023年08月30日(水) |
見て見ぬ振りしてきたのは。 |
テレビも新聞も雑誌も世間も同じやんwwwww まじでマスコミとかクズすぎてこちらから見てると大草原。
今更何様面してネタにしとるんかクズ共がw てか楽してバカ儲けしようなんて認識がバカホイホイの元凶だっつーんだわ。アホか。足るを知れ。
旦那亡くなってからこっちもうスケジュールが真っ黒ってなくらいに連日ハードな日々だったけど、やっと今日だいたいのことが落ち着いてもうガチで肩の荷が下りたって感じ。いやでもこの忙しさでいろんな感情紛らわせた気もするけど。感覚的になんかもうずっと睡眠時間とか3時間程度だった。ベッドに入っても気が張ってというかやらなきゃいけないこと考えて休まらないというか脳が寝てないというかモザイクが揺れてるというかベースラインがエンドレスというか。
ああでもやっと一息つけるぅぅぅ。 自分で自分を褒めるどころか肩車してリングの上を走り回ったあと投げ飛ばしたい気分。そのあと上田馬之助にパイプ椅子で殴りつけられたい気分。そのあとそのパイプ椅子を奪ってしこたま殴り返して血みどろで勝利したい気分。はー、そのくらいリラックスしてるわ久々に。←リラックスの概念崩壊中。
いや、やりきったあとにこそ真の賢者タイムリラックスが待っているってなもんでしょうよ!!
てなわけでやりきりました。いろんなことやりきりました私。 旦那も父も草葉の陰でヤバイほどゴイゴイスー言ってくれていることと思います。 明日からしばらく読書三昧したいです。ええ。インプットしたい病。
2023年08月25日(金) |
まあ、やるとは思っていたが。 |
早朝に母が2階の私の寝室まで上がってきた。 気配で目覚め「どーしたの?」と声をかけたらこうのたまった。
「玄関のドアあけたらミーちゃんが家出しちゃった〜」
不安にさせたらヤバいので、たいしたーこたーないとばかりに「戻ってくるから大丈夫よ〜」と声を掛け、とりあえずゆっくり降りるよう促した。
鰹節の袋を手に、外に出ると猫の気配はある。 遠くへは行っていない。
家の裏へ回ると瞳孔が開きまくったうちの猫がそこにいた。 声を掛けるとアワアワしている。
鰹節を差し出しつつこちらが猫撫で声など出して呼んでみる。 猫はアワワワワワワワワってな感じで玄関側に逃げた。よし。
そっと玄関に戻り鰹節をチラつかせつつドアを開けた。 慌てて家の中へ戻る猫。 すぐさま餌の器に鰹節を少しばかり入れる。 猫、アワワワワワワという感じで鰹節を食らう。
母「あら〜、ミーちゃん戻ってきて良かった〜」と喜ぶ。 何事もなかったこのように朝食の準備をはじめる私は、ひそかに胸をなで下ろす。
猫は猫で本能の赴くままに外に出たのはいいものの、出たことに戸惑ってアワワワしていたんだろうと思われる。今年近所のボス猫に噛まれて大けがしたことも脳裏によぎったに違いない。
ま、これで懲りただろお前ら。
2023年08月24日(木) |
話す内容が多岐にわたってきた。 |
リピートトークが多かった母だが、ここ最近でぐっと内容が充実してきた。 一日一話くらいは新しい話題が追加されていく感じである。
あと、昔のような「あれ嫌い〜、これ嫌い〜、絶対無理〜、お金貰っても無理〜(ケタケタケタw)」という彼女の持ち味である超絶女子トークも戻ってきた。いい傾向だと思う。
先日はテレビで美空ひばりの歌を聴きながら、思い出したようにこう話し出した。 「そういえば私、美空ひばりの最後のコンサート行ったのよね。歩くのもつらそうで、足下はスリッパだったけど、それでもマイク持って、大丈夫、すぐ近くに私の先生がいる病院もあるからって冗談っぽく言ってた。すごいな、プロだなあと思ったよ〜」
現在の彼女の記憶はあいまいだったりするので定かではないが、スリッパを履いていたということは1989年2月6日の福岡サンパレスだろうかと推測する。※美空ひばり最後のコンサートは翌日の小倉。方向音痴の彼女がいくら友達と一緒とはいえわざわざ小倉まで行ったとは思えない。
「ひばりちゃんと私は歳があまり変わらないから、亡くなったときはショックだったなあ」 ※昭和12年生まれ。母は昭和13年生まれ。
「はじめて聞いたのはラジオでさ、ほんとうに歌がうまくてね。映画は私、洋画のほうが好き(←オードリー・ヘプバーン大好きっ子。彼女が初めて自分ひとりで観に行った映画はローマの休日:1954年)だったからぜんぜん知らないけど、テレビで歌ってるのはじめて見たときに、あ〜これが美空ひばりかーって、本物のスターだなって思ったものよ〜。今あんまりいないじゃない、スターって感じの人」←うちの母がこういうの付け加えるとこ嫌いじゃないwww
とまあ、こんな感じで話は増えるが猫(ヤマト)は今日も変わらずミーちゃんのままである。
あと「ねえ、とうもろこし食べたいよね?季節なんじゃない?」というので一緒に買いに行き、家で茹でて差し上げても、翌日思い出したかのように「ねえ、最近とうもろこし食べてないよね?なんか食べたくない?」と言うのもご愛敬。
2023年08月22日(火) |
85歳だから今日教えた新しいことを明日も覚えているとは限らない。 |
高齢母の観察日記はなかなか進歩がないが、ちょっとでも進むとやたらとほっこりする。
1日から同居を開始して、今日はじめて自分の衣類が入っている引き出しの場所を私に聞くことなく自分で開けた。
わりと感動する。
もちろん今日たまたま正解しただけで、明日は「どこだっけ?」という可能性はある。
それでもはじめての正解に遭遇したのはなんだか嬉しい。
トイレの「流す」はシールを貼ったりもしたが、正答率が半々なのでこれは諦めて早々に自動洗浄にした。 ボタンの場所を覚えている日と覚えていない日があるのは、場所がトイレだけに本人が恥ずかしいだろうし戸惑うだろうから、自動洗浄ボタンをオンにしたわけだ。 こればかりはうちが元からフルオートトイレで良かったと心から思った。
お風呂の使い方は前半覚えていたが、先週は「シャワーが止まった〜」と3回程聞いてきた。シャワーの手元スイッチをうっかり動かしたのが原因である。固定しとくかな。
先日は靴を買い換えた。 今まで履いていたものと全く同じでないと絶対嫌だと言うのでさんざん探し、ようやく見つけた。廃番にならないことを祈るばかりだが、それにしても高齢者のくせに私よりヒールのある靴を履こうとする根性は見上げてしまう。
エアコンは勝手にスイッチを切られると熱中症が怖いので、リモコンを隠した。
アレクサは博多弁ではなく、何かに命令する合図のようなものということは最近やっと覚えてくれた。←私が「アレクサ」と言うと「なーに?」とアレクサより先に返事をするのでアレクサが混乱しまくっていた。それはそれで面白かったが。
服を買いに行ったら「これいいね、欲しい」というので買ったものの、翌日ケタケタ笑いながら「やーだ、こんなの私着ない」と言われた。これは再び「あら、これいいね〜」と言われるその日まで引き出しに眠ってもらうことにした。
猫はミーちゃんで確定した。ごく稀に「チビ」とも呼んでいる。猫(ヤマト)はどっちでも気にしてないらしい。
猫を探し回ってちょっかい出しては笑い、会話で笑い、好きなものを美味しそうに食べ、唱歌やペギー葉山を楽しそうに歌う。
十分ですよ。 忘れても覚えられなくても安心してボケちゃっててよ。 忘れたことを忘れてても私が覚えてるから大丈夫よ。
また唐津に大好きなけいらん買いにいこうね。←先週買いに行ったことはとっくのとうに忘却の彼方w
2023年08月07日(月) |
楽しんでくれて何よりです。 |
母との同居は12年ぶり。 どこからどう見ても順調に老いた85歳なので、多少同じ話を繰り返すとか新しいことを覚えられない等々はあるものの、元々彼女は若い頃からちょいとおとぼけで面倒くさがりで方向音痴なので、さほど気にならない。 また昔から好き嫌いが激しくこだわりも強い「私コレじゃないとダメなの〜」系女子だったので、未だにヒールのある靴じゃないとイヤだとかババくさい服はイヤだとか、挙げ句の果てには「私そんなにおばあさんじゃな〜い」などとケタケタ笑いながら言うので、もう吉本新喜劇レベルの定番ギャグとして聞くのも慣れた今では、毎日飽きない日々を送っている。
日々観察していると、いろいろ現状がわかってくる。 膝が痛いだの腰が痛いだのと言うことはない。 足下がおぼつかない等もない。 風呂、着替え、排泄、食事に介助は必要ない。 食事も問題ない。 頭痛も以前ほどは起きないらしく鎮痛剤を必要としない。
転居したことでしばらくは混乱するかと思ったが、2日で慣れた。 トイレの水洗ボタン等はわかりやすいようシールを貼った。 自宅に高齢者用のワンタッチダイヤル付き固定電話を設置したら、大変喜ばれた。 お風呂の使い方はすぐ理解した。 買い換えたバッグや服や財布を自分のものと理解するまで2日。 てことは、だいたい2日で受け入れるということだ。
猫の存在はとても喜んでいるが、彼の名前がヤマトであることだけは覚えない。 頑なに「ミーちゃん」と呼び続けるのでこれはもう諦めた。 仕方が無いので現在私は、ヤマトとミーちゃんの頭󠄀をとって「ヤミー」と呼んでいる。 猫は猫で私がヤミーと呼べば振り向いて「ニャ?」と返事をするので、まあ順応性が高いように感じる。 猫じゃらしの使い方を教えたら、楽しそうに遊んでくれる。母も猫も。
まあ、一週間でここまで慣れてくれれば上出来なんじゃない? と、仏壇の旦那とその横に新たに並んだ父の位牌に線香をあげつつひとりごつ。 そして並ぶ位牌の二人は仲良く享年79歳。 ふふと笑む。
楽しんで生きるよ、私も。
2023年08月02日(水) |
いろいろありすぎて……夏。 |
我、突如未亡人に相成候。 夫、倒れてから愛息到着まで奇跡的に頑張り、面会後安心したかのように他界す。 見送る我等、生前本人が望んでいた通りの理想的愛深き弔いを完璧に遂行。 一段落し息子都に戻るも、残されし我本体奥底にぽっかり空いた穴のないウルトラナニカの有るを知る。
てなわけで老母(age85)を自宅に引き取りこのナニカを埋めることにす。←今ここ。
未亡人から親孝行人へと華麗なる転身。 まだまだ頑張るぞい☆彡
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