いきあたりばったり
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2007年09月14日(金) は・・。はぁ。

久しぶりの日記に、ここんとこずっと胸に占めていた問題を、
吐露しようと思います。

ただ、自分の立場上の問題もあるので、あんまり本音はかけないんですが。
正直戸惑っているいまの状況を書かせてください。


ずっとバレエを教えてもらっていた先生が教室を去られることになりました。
私は、ううん、一緒にバレエを習っている友人達は、
本当にみんな先生のバレエが好きで、先生のバレエを踊れる幸せを一緒に分かち合ってきたので、
本当に寝耳に水な出来事だったと思います。

思いつく理由はいくつかあって。
でもどれもこれも推測だし、言葉にしてはいけないんだろうなと思います。


私は、ここ1週間ずっとぐるぐるしてました。
私の中の経過を順を追って話すと、
それとなく交代がありそうな気配を感じたのは、8月頭ぐらいでした。
「バレエを教えてみないか」
という話を、教室のオーナーさんから頂いて。
このときは具体的な話なんかなかったので、何年も先のことだろうし、
単純に「おもしろそう」と思っていたのですが、お盆明けくらいに、急にその話が具体化しました。
その時に、あれ?
と思ったのですが、まだ先生が辞めるという話までは聞いていませんでした。
8月の終わり。
先生の教えている一番小さい子のクラスを変わりにやらないか、という話を頂いたときに、
初めて先生が9月いっぱいでお辞めになることを知りました。

でも、私は大きな勘違いをしていて。
このときは、小さなこのクラスだけをやめるんだなぁと思っていたのです。

けれど先週。
私たちのクラスの後任の先生が見えられていて、私たちのクラスも辞めるんだ・・・
ということが分かって、凄く動揺しました。
でも、9月いっぱい。
まだ2週間ある。
そう思っていたんです。

今日の昼。
正式にお教室の小さいこのクラスの担当を引き受けたその時に、
先生が辞められるのが1週間早まったことを知りました。

自分の中で、後から後から追い立てられるように現実が迫ります。
どう受け止めて良いのか、どう反応して良いのか。
ただ泣くのはまだ早い、そう思うだけでずっとぐるぐるしてます。


先生の何が好きで、なんて全部なんでしょうが、
なによりも私は、先生のバレエに対峙する姿勢が大好きでした。
先生に教わることが出来ないことも、先生のバレエが踊れなくなることも、
悲しくて仕方がないのですが、
自分が先生の姿勢と違う道を一歩踏み出すことになるんだなぁ・・・
ということが、ずっと心に引っかかっています。
先生に背くとか、裏切るとかそんな大きなコトではきっとないんだろうけど、
そんな後ろめたさを感じずにはいられなかったり。
そんな自分の中の矛盾を解消できずにいて。

そんなとても、個人的な問題と、本当に本当に、当たり前のようにあった毎週のレッスンがなくなってしまう。
その哀しさと辛さが、自分の中で折り合いもつかず、混ざりもせず、胸と心に居座って、自分もバラバラです。


私は、このことをみんなよりも早く知っていて、みんなにも伝えたくて、
でも伝えられなくて、先週から、1レッスン1レッスン泣き出しそうで、苦しかった。
のど元まで出かかった言葉を何回も飲み込んで、妹にも言えなくて。
今でも突然告げられるより良かったのかも知れない。
こっそりみんなに伝えるべきだったろうか。と後悔し、悩み。
でもダメだ。
わかんない。
そういう問題じゃない気がする。
という自分がいる・・・。





踊ることは好きだ。
やめられないと思う。
でも、どこかで先生以外には教わりたくないという強い思いがあって、
先生が教室を去ることも、
やっぱり先生から公表されるまで信じたくない自分がいて、
先生から聞いても、それでも信じられない自分がいる。

あと2回。
あとたった2回。

私はきっと、違う教室へ先生を追いかけると思う。
本音はいますぐでも追いかけたい。
ただ実際には、何年かはかかるだろうけど。
それでも!先生が、もう10年は教え続けると言って下さったから。

でも今は消化も昇華も出来ない思いがずっといろいろにぐるぐるに廻り続けている。


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