『人生、一度きりよ』

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七倉 薫 /MAIL


2001年12月31日(月) おせちメニュー

おせち料理をつくった。
いや、たいしたものはつくってないけど。

メニューは以下のとおり

・数の子
・たたきごぼう
・鶏の幽庵焼き
・鷄つくね
・煮しめ
・ふくさ卵

おや?
「えびのつや煮」と「祝いなます」と「えび松風」も
つくろうと思ってなかったっけ?
忘れてた。まあいいや。
えびは塩焼きに、大根と人参は煮物にでもしよう。

味見したけどなかなかイケる。
来年もつくっちゃおうかなあ。うん。


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2001年12月30日(日) アナグラム

タモリ倶楽部の空耳アワースペシャル、など眺めつつ。
しかしどうして特番になると無駄なゲストを呼ぶんだろう。
安斎さんとタモリのふたりでやったほうが100倍は面白いのに。

きょうもすこし掃除をした。
洗濯機も2回まわした(でもまだ汚れ物は残ってる)。
それから車でバーミヤンに焼きそばを食べに行って、
なんだかひどく眠くなったので、帰ってきてから昼寝をした。

車に乗っているときにはいつも東京FMを聴いている。
まあ、土日の午後しか乗らないから、聴く番組はかなり限られてるけど。
けっこう「ユーミンのサウンドアドベンチャー」は好き。
リスナーの恋愛相談の葉書にたいするユーミンのコメントが笑える。

「サントリー・サタデー・ウェイティングバー アヴァンティー」は
ドラマ部分でたまに大ヒットを飛ばしてくれる。
さいきん一番笑ったのは、いつも振られてばかりの取手くんが
教授にこぼした愚痴。

「こないださー、友達が『加藤あいに似た女の子を紹介する』っていうから
行ったのにさー、出できたのは『阿藤海』似の女の子だったんだよねー」

素晴らしいアナグラムだよワトスンくん!


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2001年12月29日(土) 光る骨格標本

「エアフォース・ワン」を見るともなしに見ていた。
アメリカ大統領とその家族を救うため、多くの人が犠牲になる映画だ。
アメリカは世界のすべての国に対しても、同様の犠牲を求めているような気がする。
世界のリーダーだから。
でも、世界の多くの人はそんなこと頼んでもいないのに。

きょうは昼頃から部屋の模様がえをした。
本やいらない紙々をいくばくか捨てた。
私の黒い机の上では光る骨格標本が笑っている。

夕方からおせち料理の材料を買いに行った。
「今日の料理」を見ながら、大晦日はおせちを作る。
スーパーで買ったおせちはマズイから嫌いだけど、
自分で作ればもしかしたらウマイのかもしれない。

あ、明日は日曜日か。
鮒子のタダ食い見なきゃ。


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2001年12月28日(金) デミアン神父

午後10時過ぎに仕事から帰ってきて、
ひとり、素ラーメン作ってテレビをつけたら、
デミアン・カラス神父がリンダ・ブレアの母親に泣き落とされていた。
時刻は10時半。
そのあとすぐに、デミアン神父は顔にリンダ・ブレアの緑色の吐瀉物をかけられていた。
11時ごろリンダ・ブレアの首が1回転した。

エクソシスト、はじめて見たよ。そういや。

エクソシストって、悪魔を祓うひとのことなんだと知ったのは、
いつのことだったか。
昔は当然のごとく悪魔のことだと思いこんでいた。
フランケンシュタインと同種の誤り。

じゃあ「オーメン」はなにかというと、「予兆」という意味。
数年前にTOEICの単語集を見て知った。
もちろんこれも悪魔のことだと思ってた。

疑うことを知らないころの話。


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2001年12月27日(木) オトタケくん

いやあ驚いた。
文月さんはなんと、オトタケくんのファンらしい。
ええ、そうです。あの「五体不満足」のオトタケくん。
12/15に発売されたばっかりの
「ほんね。OTOTAKE DIARY 2000〜2001」を
すでに持っていた。
ほう。

それはそうと、みつをの呪いはまだ解けていないらしく、
きのうお昼にテイクアウトのカレー屋にいったら、
そこに「みつをもどき」の色紙がいっぱい飾ってあった。

わあ。

「やってだめなら もっとやれ」
「しんせつは 荷物にならない 贈りもの」

うーむむむ。
しかも微妙に字が下手。
ヘタウマというよりはヘタヘタ。

これも呪いなのか。


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2001年12月26日(水) ああ荻窪の夜は更けて

6時半に会社を出ようと思ってたのに、
出たのは7時半だった。
7時半って、つまり待ち合わせの時間じゃん、アット荻窪駅。
間にあうわけねー、と文月さんの携帯に電話すると、
ひっじょーに不機嫌な声で「じゃあルミネの本屋で待ってる」ですと。
すまんすまん。

で、遅れること40分で、イン荻窪。
歩いて1分のカフェに向かう。
そこで作家のAKIRAさん主催の忘年会が開かれているのだ。

プレゼント持参(ただし買ってはいけない)とのことだったので、
家にあった「6年の科学」10月号を
「不思議電気実験室」という付録つきで持っていった。

フーゲツのJUNのポエトリー・リーディングあり(チベッタン・レッスン!)、
プラズマ11のライブあり、なかなかの盛りあがり。
でもミッシェルの「おっぱいプリン」のPVが一部しか見れなかったのが残念。

宴もたけなわの頃、まず文月さんが素樹文生氏にアタック。
「ライト兄弟の」と言ったら思い出してくれた模様。
続いてわしもアタック!
「20万の七倉です」。
しかし言葉が続かず、笑顔の3すくみになってしまったので、
早々に退散。

文月さんは次にAKIRAさんにアタック!!
「風の子レラ」の書評をアマゾンジャパンで書いていたので、
覚えていてもらえた様子。
「文章、お上手ですね」なんてほめられ、いい気になっていた。

そんなこんなで荻窪の夜は更けていった。


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2001年12月25日(火) ハスキー!

さみい。

川上信定「本当にうまい朝めしの素」など読みつつ。
ほんとうにんまそうだ。
が、筆者の妻にたいする記述がいちいち気に障る。

たとえば、だしのとりかたひとつで大騒ぎ。
で、しまいには「欲張りかつケチな女」よばわり。
いいじゃんか、妻の舌が貧しくても。
イヤなら自分でつくりゃあいいのに。
素晴らしい味覚の持ち主なんだろうからさ。
すくなくとも、犬のしつけみたいにして教えこむのは
妻ではなく成人するまえの子供(もちろん男女を問わず)
だけにしておくべきだ。

カバーの筆者紹介によると年齢は50代半ば。
そういう年代なのかどうかは知らないが、
身内を公共の場で貶めるひとの品性は極めて下劣だと思う。

ところで、きのう栗原はるみさんのオバサンパーマについて
言及しけど、さっそくきょう、誰かに検索されてしまった。
たぶん料理のコツかなんかを調べてたんだろうな。
ごめんよ、期待はずれで。

でもしかし、
栗原はるみって、どうしてあんなにハスキーボイスなんだろ。
謎はつきない。


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2001年12月24日(月) ナイトメア・ビフォア・クリスマス

朝からBS2で見てしまった
「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」。

ティム・バートン兄さんはいつ見ても悪趣味だねえ。
ブギーの親分の中身とか、いやーん、ちょっとは予想してたけど
やっぱりソレだったのおーん、ってなかんじで良し。

でも「ビフォア」って表記は気取ってるふうでわろし。

トマス・H・クック「心の砕ける音」読了。
クックらしいヒネリは健在だったものの、内容はタイトルほどではなかった。
私のベストオブクックは「夜の記憶」かな、いまのところ。
鳥肌が立ったよ。

どうでもいいけど、どうして栗原はるみさんは
あんなオバサンパーマをあててるんだろう?


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2001年12月23日(日) 帰省でわしも考えた

帰省というほどのものじゃないけれど、
ひさしぶりに横浜に行ってみた。
小学校時代の友人との忘年会に。

午前中、実家にカニのことで電話したけど、
きょう横浜に行くとは言わなかった。
べつに言ってもどうということはないんだけど。

中華街、なんてベタなところで忘年会。
楽しかったが、違和感は残る。

集まったメンバーは小学校のときの人気者たち。
その後の人生でも人気者でありつづけた人々。

で、そこになぜ自分が。
よくわからない。

小学校から大学、会社まで、見事に一般ウケしなかったわし。
一部のマニアには大ウケだったが。

やつらはマニアなのか?
よくわからん。
ひとつだけ言えることは、奇特な人々だということだ。

友人とはそういうジャンルのひとたちを指す言葉なのかもしれない。

いままで友達と呼べる人は極端に少ない、と思いこんできた私だが、
もしかしたらかなり多いのかもしれない。


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2001年12月22日(土) ちなみにその色は黄色

ああ、さりげなく鬱モード学園。

友人たちとの約束もばっくれて、ひたすら家でうだうだうだ。
なんか根本的にまちがっているような気がするよ。

よく考えてみよう。
ほんとうにさ、このままで良いのかい?
朝晩カップラーメン食べて、ゾンビみたいにぼんやりして。
ってゾンビがぼんやりしているかどーかは知らんが。

この状態の悪いところは、身体がだるくなって、頭がぼんやりすること。
集中力が切れて、満腹中枢がバカになり、ネガティブなことばかりが脳内を駆け巡ること。

ということはわかっているので、とりあえず、身体を動かして、頭をしゃっきりさせれば、ほぼ解決するのでしょう。

というわけで、いまからアブスライダー(のバッタもん)でもやることにします。
有意義でも有益でもなくていいから、すくなくとも楽しい人生を!!

オゥイエー。


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2001年12月21日(金) 文月さんと文生さん

会社で部長と仕事の話してたりなんかしたら、夜の10時になってしまった。
このところ加速度的に皮下脂肪が増えている気がする。

文月さんは明日の編集ライター学校の修了式で「答辞」をするらしく、
いろいろ考えこんでいた。

あ、文月さんの卒業制作は来年の2月1日発売の「編集会議」に載りますよん。
乞立ち読み!

AKIRAさんの忘年会が12/26に荻窪であるらしい。
素樹文生さんもゲスト出席かあ。
いっちょ行ってみるかなあ。

とかとか。

はあ、さっきカップラーメン食べてから昼寝したので、胃がもたれてます。


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2001年12月20日(木) マーケット

先週、日記を数日書かなかったら、面白いくらい劇的に、読んでくれる人が減った。
ついでにMY登録してくれていた人も、ひとり去っていた。

いやあ、なんか不思議ですね。
マーケットの反応を見てるみたい(って実はわしは資産運用関係の仕事をしてたりするので)。

先週のトピックス(って株価指数じゃないよ)を少々。

14日の金曜日は会社のクリスマスパーティ。
抽籤会でワインが当たった。
宴たけなわの頃に見知らぬ男が話しかけてきた。
「あの、どこかでお会いしたことないですか?」
し、知らん。と思ったが、
よくよく話してみると中学時代の後輩らしい。
悪かったね、当時からまるで顔が変わってなくて。

その日の帰り、電車の網棚にカバンを置き忘れて、
翌朝、佐倉くんだりまで取りに行く羽目になった。
ま、見つかってよかったよ。
往復2時間かかったけどね。

戻ってきたデジカメで記念に佐倉駅を激写してみたりした。


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2001年12月19日(水) 闇について

千石イエスのおっちゃんは、今年死んでたんだね。

いま、「東電OL症候群」を読んでいる。
どうしてひとの心の闇というものは、こんなにも他人をひきつけるのだろう。

犯罪者の心理とか、拷問とか、死刑とか、毒薬とか。
そういうものに昔からとても興味があって、本もいっぱい持っていたから
いま警察に踏みこまれたらマークされちゃうかも、
なんて宮崎勤事件のとき、ひそかに思っていた。

そういえばそんな類の本たちも、
なんどか引っ越ししてるうちにいつのまにかどこかに紛れてしまったなあ。
家人がブックオフに持っていってるのかもしれないが。

さいきん勤勉なサラリーマンなので、
ちょっと疲れてきている。というか、脳が停滞している。

たまには異常犯罪モノでも読んでみっか。
あ、そういえば「神は銃弾」は読んだっけ。
読みにくいけど、なかなか面白かった。「斧」よりもね。


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2001年12月17日(月) 掃除機

日曜日は家人の掃除の日だ。
毎週、邪魔にならないように、部屋の中をあちこちに移動しながらやりすごしている。

掃除機、というものが私はキライだ。
がちゃがちゃとした音を出すし、床を傷つける。そしてあの排気。

そう、その排気のおかげで掃除の間はこのくそ寒いのに窓を開けなければならない。自分としては窓なんか開けなくてもいいじゃん、くらいに思うのだけど、家人にしてみたら言語道断らしい。

吹きっさらしの部屋のなかで雑誌を眺めていたら、風邪ひいた。
でもゆうべ9時間半寝たらなおった。
それともキムチ鍋が効いたのか?

元気になったから、のんきに生春巻きなど作ってみた。
巻きが甘くてボロボロだけど、んまい。

さて今年もあと8営業日。
2002年の正月に向け、おせち料理でも作ってみっか、
なんて野望を抱いてもいる年の暮れ。


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2001年12月12日(水) 忙中忙あり。

ドナルド・E・ウェストレイク「斧」など読みつつ。
いやあ、もうあと20ページしかないのに、ラストの予想がまったくつかない。
これはきっとすばらしい小説にちがいない(じゃなかったら大ハズレか)。
著者の名前にミドルネーム(のイニシャル)が入ってるのも、なかなかイカス。
なぜイカスかは小説を読むとわかりますよーん。

さて、きのうの豪勢な買い物の代金はすべて一時立て替えである。
あとでまとめて請求するのだ。もちろんタクシー代もね。
社長の気が急に変わって予算が大幅カットになったら、たぶん倒れるだろう。

ところで今日は英会話だった。ひさしぶりに出席した。そのあとまた仕事に戻ったけど。
先生は金髪のマイクという男性で、オーストラリア人。
「ナショナル・パスタイム」のボーカルだったアンディに顔が似てる、って知らないか。「GIオレンジ」も知らない?
どっちも15年位前にパッと散ったイギリスのバンドなんだけど。
そういや、あのころパッツィ・ケンジットなんか可愛かったなあ。
吉川ひなのちゃんみたいな感じでさ。

ああ。プチ出社拒否したい。
さいきんあまりにも忙しすぎて、心を亡くしておりますので。


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2001年12月11日(火) いま見たら、手にマメができてるやんけ

仕事をムリヤリ切りあげて、クリスマスパーティの景品を買いに行った。

まずは会社の近くのJTBでディズニーシーのチケット+食事券と旅行券3万円分を買う。

それからとりあえず恵比寿に移動して、ソニープラザでクリスマスっぽいお菓子など50個。
それを木曜日までに会社に配送してもらうように頼んでから渋谷へ出た。

で、ビックカメラでPS2とデジカメとMP3ウォークマンを買って、
これも木曜日までに、と配送を頼んで今度は東急ハンズへ。

時間はまだ8時前だ。順調順調。

サンタの衣装や抽選箱、包装紙やシールなんかを買い、ついでに
部長たちに頼まれた景品を3つ買った。
どーせ、これも配送だもんねえ〜、なんてお気楽に重いものばかりを買う。

中国茶器初心者セット+お茶、卓上炭火コンロ+備長炭+火起こし、パスタマシーン+チーズおろし器。

ところがハンズのお姉さんは非情にも
「お届けは金曜日です」と言う。

そこをなんとか、とゴネてみたが、駄目だった。

しかたない。
買ったものをぜんぶ持ってタクシーをひろい、会社に戻った。

ぜいぜい言いながら会社に着いたのが9時半。必死の思いで倉庫に運び込んで、やっと休憩。自販機で冷たいお茶を買う。
ふう。
で、近くの中華料理屋でちょっとご飯を食べて、家に着いたら12時だよ。

もちろん、例によって英会話の宿題はやってない。
もうシラン。


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2001年12月10日(月) ダメージ

さっき、健保組合の機関紙をぱらぱらと眺めていたら、
「うつ」について書いてある箇所に遭遇。

いわく

  「うつ状態」は「うつ病」ではありませんが、
  2〜3年続くと脳がダメージを受けてしまい、
  「うつ病」になってしまうことがあります。

うわ。

「うつ病」って「脳がダメージを受けた状態」だったんだ。
ダメージって、あんた。

なんか脱力。
こーゆーのも「ダメージ受けた」っていうのかい。

しかもきょうは佐藤友哉の2作目(エナメルがうんたらかんたらってやつ)
なんて読んだから、それだけでもダメージ受けてんのにさ。
キツイっす。
パイパー麻耶雄嵩な作風、嫌いじゃないけど。


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2001年12月09日(日) 人生

きのうようやくFF10が終わった。
ラスボスも召還獣を使ったらあっけなく倒せてしまい、ゲームバランス悪いぞ。
でももう終わらせたいからいいや、ってな気分。

きょうは幕張まで車で家人の携帯電話を買いに行った。
「フォーマがいいなあ」とか言ってたけど、値段見てやめた。
ほぼ6万円もしやがる。

んでふつうの携帯を買って、登録に2時間もかかると言うので、イトーヨーカ堂(わあ、一発変換できた!)に行って暇つぶし。

家人はなにか企んでいるらしく、名刺を作成した。

帰り道、すっかり暗い夜の風景を、車窓からなんまいも写真に撮った。
家に帰って見てみたら、大量のゴミみたいな意味ナシ写真の中に、ほんのちょっとだけグゥな写真もあった。

私の人生みたい〜やねぇ♪
なんちて。


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2001年12月08日(土) 死んでるみたい

文月さんといっしょに、渋谷の「ブック1st」に行った。
花田編集長とライターの小松成美さんのトークショウがあったので。

会場がひどく狭くて驚いた。
立ち見を入れても50人程度だろう。

小松成美さんは頭が良く、勉強家で、想像力が豊かな女性だった。
しかも美人、というオマケつき。

インタビュアー、かくあるべし、と思わせる見本のような人。
「ビートルズが愛した女」の取材の際には、アストリット・Kに
"I want to see you"なんて中学生程度の英語で、7ヶ月間も取材申し込みの手紙を書いたらしい。

情熱。

それを目の当たりにしても動かない自分の心に、
「死んでるみたい」
と思った。


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2001年12月07日(金) 欲望

たのしいことをなにか考えようと思ったけど、
たのしいことがなにも考えつかなかった。

さいきんは腹の底からつきあげてくる欲求というものがない。

1年ほど前までは、
うおー、デパート丸ごと欲しーぜえ、とか、
世界各国、どこでも行ってみたいぜえ、とか、
美味しいレストランで値段を気にせずなんでも注文したいぜえ、
なんて、考えてた。

で、いまは以前より小金持ちだ(もちろんデパートは丸ごと買えないけど)。
だから欲しくない。

つまり、それらの欲求は金の代償としてのものだったのだ。
欲望のない人生は発展のない人生だ。

お金の大好きな人がお金を持つというのは、
じつは、あんまり幸せなことではないのだね、と感じた。
(それが小金だとしてもね)


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2001年12月06日(木) いちおう電話はつながるらしい

笠原真澄「もぎたて果林舎設立物語」など読みつつ。

この本は、ライターである著者が、仲間とともに自ら興した出版社の設立記録、なのだが。
いやあ、どう考えても潰れるでしょう。
ここまでピントがずれてると、見事だとしか言いようがない。

事業に失敗する要素を完璧に満たしている。

1.イキナリ設備投資(下北沢に一軒家の事務所を借りる。しかも家賃33万円。はは)
2.イキナリ社員を雇う(何人も!)
3.設立にあたりいちばん苦労した人の著作を、ねぎらいをこめて初回出版物に決める。
おまけ.「美人出版社」として売り出すために、洋服を買いまくる。

たぶん、破滅が好きな人たちなのだろう。
金持ちのお遊びならいいけど、本を読むかぎり、みんな貧乏そうだし。

この本を貸してくれた人が、この出版社に電話してみたところ(なんのために?)、
誰も出なかったという。

あ、でも留守電にはなってたって。


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2001年12月05日(水) 23位

えび兄ちゃん田中さんと三崎丸へ。

もしかしたら彼はわしが寿司好きだと思っているのかもしれない。
いや、タダメシならなんでも好きだけど。

田中さんは来年結婚するので、その式場のパンフレットを見せてもらった。
なぜか毎日持ち歩いているらしい。

ちなみに田中さんは部長だ(さて何歳でしょう)。
きのう社長に呼ばれて
「わが社23人の部長のなかで、君がいちばん部下からの評価が低いんだよ」と説教されたらしい。

部下って、わしら?

「評価が低いかどうかはともかく、23人の部長のなかで、いちばん子供っぽいことは確かでしょう」
となんのフォローもせず食べまくった。

面白いひとなんだけどね。

スカルプケアもしてるらしい。
ムコ入り前の身だしなみ。


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2001年12月04日(火) なんだっけ?

12/4の記憶がない。

あ、そうそう「キッチン・コンフィデンシャル」を読み始めた。
それから、NHKドラマ「光の帝国」を見ながら英会話の宿題をやったんだった。

って、もう終わっちゃったじゃんか、いちにち。


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2001年12月03日(月) スキキライスキ

真保裕一「夢の工房」などよみつつ。
家人が買ってきたから読んだのだが、やはりこのひととはテイストが合わない。

ちなみにテイストが合わない作家は「宮部みゆき」「東野圭吾」などなど。
たぶんもっといるのだけど、とっさには思い出せない。

理由は「いい人そうだから」。

偽善っぽくてイヤなのではない。本当にいい人そうだからイヤなのだ。
真面目で実直な姿勢が行間から匂い立ってくる。
「道徳」という言葉を思い出してしまう。「常識」とか。
や、それは自体は悪くはないのだけど。

たぶん「切り取りかた」なのだろうね。
そのひとの本質的な部分が、私の求める「小説」像とは一致しないのであろうよ。
けっきょくは「なんとなく」としか言いようがないのだけど。

とかいいつつ、それぞれ5〜10冊ずつくらい読んだことがあるので、
じつはファンなのかもしれない(ウソ)。
イヤなのに読ませてしまうその力量はたいしたもんだ。天晴。

んで、じゃあ、テイストが合う作家って誰なのさ、と問われても思いつかない。
好きな作品は多々あれど、その作家を手放しでスキスキ言えるほどの情熱はない。

あ、でもクレイグ・ライスとか好きかも。
いや、ほかにもいるだろうけど。


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2001年12月02日(日) 反省のようなもの

ああ、ラヴリィに晴れた1日だったのに、魔がさしてFF10をやってしまった。
反省。というか逆にもっとプレイしてさっさと終わらせたい。
もう飽きたよ。

しかし、さいきんのRPGは長いね。
すこし前まではだいたい50時間やれば終わったのに、ドラクエの7なんて100時間やっても終わんなかったし、FF10も、もう70時間かかってる(でもようやくラストダンジョンにたどり着いた)。

短すぎても拍子抜けだが、長すぎるのもダレる。
それに、もちろん時間は有限じゃないわけだし。

カレンダーも残り1枚。
今年はいったいなにをしてたんだろうか。ううむ、む。


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2001年12月01日(土) 朝マック

朝マックを食べたくて、10時40分頃に車でマクドナルドに行ったら、10時30分で終わっていた。
あれ、11時までじゃなかったっけ?

非常にがっかりしたが、気をとりなおしてチキンタツタを頼んだ。
すると「すこしお時間がかかってしまうんですが・・・」とのこと。
「あ、いいですよ」べつに急いでないし。
でもレジのおばさんはじっとこちらを見つめたまま困ったように言う。
「いえ、ですからお時間がかかってしまうんです」
「・・・つまり、注文できないんですか?」
「はい、そうです」

って、それなら最初からそう言えよ!

遠まわしに言うことが丁寧だと思っているのだろうか?

あ、いま思い出したけど、「すいません」の一言もなかった。
仮にもメニューとして掲げている以上、それを切らしていたら謝罪するのが普通であろう。
そのひとが自分の頭で考えつかなかったとしてもだよ、それくらいマックは「完璧なマニュアル教育」で叩きこんでるんじゃないの?

と、なんだか今日は意地悪な気持ちになったのでした。
こんな日も、たまにはある。


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七倉 薫 /MAIL

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