2020年08月18日(火)
セクスィー☆妊婦ヌード
夏休み明けの昨日、主人は休暇を取った。 そして2人でドライブ。 ……と言っても行き先は整形外科である。 今住んでいる所には藪しかいないので、山を越えて隣町に行かなければならない。 腰が痛いだけなら他人の運転する車に乗るより自分が運転する方がましなのだが、主人は膝にも痛みを抱えている。なので私が運転して連れて行く事に。 夏休み直前に膝の水を抜いて貰ったので、今回はその後の受診。序でに腰も診て貰ったところ、骨には異常無しという話であった。やはりぎっくりなのだろう。 膝にはヒアルロン酸を打って貰い、痛み止めと腰用の大きな湿布を処方されたのだった。 いいなあヒアルロン酸。私も顔が痛いと言ったら打って貰えないかな……。 昨夜貼った湿布を剥がして欲しいと主人に言われ、ベリベリと剥がしたら、 「なんでシオンはそう乱暴なの! 痛いよ、もっと優しく剥がして」 と今度は文句を言われた。毛が生えている訳でもないのに痛いらしい。 「なんかヒリヒリするなぁ、痕付いてない?」 と姿見の前で横向きになる主人に、思わず吹き出してしまった。 「ねぇ、何で鏡の前でポーズ取ってんの!?」 姿見の前で上半身裸の体を横に向けて、丸い大きなお腹を抱えて顔だけ鏡に向ける主人が、昔、雑誌の表紙を飾ったデミ・ムーアの画像と脳内検索で一致してしまった。 「完全に妊婦ヌードだよね!」 笑い転げる私に、 「シオン酷い! 腰に湿布の痕が付いているか見ようとしただけなのに! 首も腰も痛くてこれ以上体が曲がらないだけなのに!」 と言って、主人はシャワーを浴びに行ってしまった。
JR東日本で、新幹線料金半額キャンペーンというのがあるらしい。 流石の私も心が動いたが、1箇月以上前にネットで予約しないと駄目なのだとか。 えー、面倒臭い……ひと月も先の気分なんてわかる訳無いじゃん。 なんか体調悪いからお家で寝ていたいという日だってあるし。 政府のGoToキャンペーンにしろ、あの手この手で人を移動させて、経済を活性化させようという事なのだろうけれど、ここで武漢肺炎のおさらいをしておこう。 ・飛沫どころか空気感染する ・ウイルス保持者と同じトイレを使っても感染する ・湿度や温度などの条件が揃えば、ウイルスは1週間ほど生き続ける ・持病持ちや老人は重症化し易いが、若くてもその虞がある ・子供は全身の血管に炎症を起こす虞がある ・回復しても後遺症が残る虞がある ・軽傷で済んでも、味覚・嗅覚障害は元に戻らない(ヤク中の破壊された脳味噌が元に戻らないのと同じ) 私が聞いた話はこんなところか。 中には、罹ったけど何ともないよーピンピンしてるよ!という人もいるだろうが、そんなウイルスあるもんか!とパーティーに参加した結果罹患して、「本当だった……」と言いながら死んでいったアメリカ人もいるという。 要は運次第なのだが、高を括っている人々には是非、「もし自分が罹ったら」だけではなく、「もし誰かにうつしたら」を考えて欲しい。 症状が無くてもウイルス保持者である場合がある。もう市中感染が広まって、ウイルスの足跡を追うのは不可能になっている今、自分が感染者である可能性もあるのだ。 無自覚の状態で誰かに接し、その人に感染させてさらにそこから広まったら? その先で誰かを死なせる危険性を、是非考えて行動して欲しい。 旅行や外食をしてパーッとお金を遣って経済回そうぜ!と考える人もいるようだが(そして私が知る限り、それは大抵男性。ヒーロー願望が強いのかね……)、そのビジネスモデルはもう諦めた方がいい。 愚かしい事に、日本政府はこれまで政策として日本を観光立国に!と国を挙げてやって来てしまったために、面子もあってなかなか方向転換出来ないのだろうが、その泥船にはもう見切りを付けるべきだ。 人の移動による経済活性化ではなく、別の方法を見付けた方がいい。 ……それが何かと言われても、私は専門家ではないので困るのだが。 通販部門は売り上げを伸ばしたらしいので、人の移動ではなく物の移動や通信部門に期待という事になるのだろうけれど。 これまで築き上げて来たものを守りたい気持ちはわかるが、新しいワインは新しい革袋に入れろって、イエス様も言っていた訳だし。 外国人がよく口にする「雇用を奪う」という言い方が、私は嫌いだ。奪われたら別の仕事を探せばいいじゃん。 むかーしドキュメンタリーで見た話。イギリスだったかなあ。とある新聞社が活版印刷をやめて新しい手法(コンピューター?よく覚えていない)に変える時に、仕事を奪われると言って労働者達が強硬に反対した。 新しい方が便利でミスも少なくなるから古いやり方が廃れる、それだけの事なのに、この労働者達は「自分の利益」を優先するんだ……と何だか驚いたのだった。 カムイ伝にも似たような話があった。千歯扱きが発明されて、後家さん達が仕事を失ったと。ウイキペディアを見ると、千歯扱きの異名は「後家倒し」だという。 その千歯扱きも、今は使われていない。新しい農機具に取って代わられている。 そういうものなのだ。
2020年08月13日(木)
正気なのかドゥテルテ……
ロシアが世界初の武漢ウイルスワクチンを開発したらしい。 ワクチンというのは通常、動物実験の後に3段階の対人治験が行われてから、初めて承認されて市場に出回るものだという。 ロシアのプーチン大統領は「うちの娘にも打ったよ。一寸熱が上がったけれど、すぐに元気になったし大丈夫!」と安全性をアピール。 そして今年の10月から、最終段階の治験をロシアと並行してフィリピンでも行うのだとか。ドゥテルテ大統領も接種する気満々らしい。 自分とこだけでなく、他国民をも使っての大規模人体実験を始めるとか、まさにおそロシアである。 というか、ドゥテルテ大統領もそれでいいのかよ……。 このニュースを聞いて思ったのは、 ・そのワクチンって効果あるのかね ・効果が無いならまだマシ、危険性は無いのかね ・お幾ら万円ですの? ・日本がフィリピンみたいじゃなくて良かった あと、ロシアでまだマシだったかなという事。 中国だけはワクチン開発に成功しないで欲しい。 中国が高値で世界にワクチンを売り付けたりしたら、それこそマッチポンプ。 それだけは絶対に許しちゃならないと思う。
今年の夏休みは特に予定無し。 旅行も里帰りも無し。 近隣にある主人の実家にすら行かない。例年なら食事会ぐらいするのだが、義母が武漢肺炎恐怖症で、お前ら来るなと(笑)。このご時世なので、これは正しい姿勢だと思う。 庭先でいいから訪問して、家庭菜園の夏野菜を分けて欲しかったんだけどな……。 インドア夫婦なので丸一日自宅に引き籠もっていても全く苦にならないのだが、主人がぎっくり腰を発症。 出掛ける予定を立てていなくて良かったと思った。 横になっていた方が楽だと言うので、主人は寝室に引き籠もり、私は居間を占拠。 暑いので、両方の部屋のエアコンを稼働させている。 次回の電気代が怖い。
COVID-19という名前が付いた後も暫く、香港ニュースでもアメリカニュースでも「Wuhan coronavirus(武漢コロナウイルス)」とか「Wuhan pneumonia(武漢肺炎)」と呼んでいたのに、2月中旬辺りから「novel coronavirus」「new coronavirus」に変わってしまった。 どこかから圧力でもかかったのかなー(棒)。 WHOも「差別に当たるから特定の地域を名前に入れちゃ駄目」という馬鹿みたいな理由でCOVID-19とか馬鹿みたいな名前を付けちゃったし。だったらスペイン発祥でもないスペイン風邪はどーすんだよと。 さて、中国ニュースを見ていると、「新冠」という言葉が出て来る訳だが、北海道の新冠(にいかっぷ)の事ではない。 「新」型「コロナ」ウイルスの事らしい。 「武漢」の名前は入れるなと関係各所に圧力かけて(或いは金で買収して)おきながら、無関係な他国の地名を入れるとは何たる事か。 先々月だったか、株式会社コロナが新聞広告を出したと話題になっていた。 「コロナではたらくかぞくをもつ、キミへ」という、おそらく子供向けに平仮名で書かれた文章である。 これを考える人も、これを絶賛する人も、如何にも日本人っぽい。 私も一応、記録を辿れる限りは生粋の日本人なんだけどね、なんかこう、そうじゃねえだろ!という感想しか出て来ず、もどかしい思いをしたのだった。 以前にも書いたが、これは「新型コロナウイルス」と言い続けたマスコミや行政のせいである。 最初から「武漢肺炎」と言っときゃ、コロナに迷惑かかる事は無かったのに。 株式会社コロナも新聞広告に金出すぐらいなら、最初から各所に抗議すりゃ良かったのに。 新冠を第二のコロナにしてはならない。 冗談ではなく、日本政府も北海道知事も新冠町長も、株式会社コロナもコロナビールもトヨタも、皆が一致団結して中国に正式に抗議すべき案件だと思う。
主人と出かけた序でに、ミニストップに寄ってみた。 ミニストップのテイクアウト系デザートはハズレが無くて好きなのだが、自宅近くに店舗が無いため、そう頻繁に食せる物ではないのだ。 店外に、「完熟アップルマンゴーパフェ」なるデザートの幟がはためいている。期間限定、これは絶対に美味しいに違いない! これ食べよう〜と2人でワクワクしながら店内に入って、レジで注文しようと口を開きかけると、カウンター上部のデザート一覧パネルの「完熟アップルマンゴーパフェ」には「売り切れ」の文字が……。 何も買わずに、そのまましょんぼりと店を出たのだった。 「どうする? 道の駅にでも行ってソフト食べる?」 「いや、もうマンゴースイッチが入っちゃったから、別のミニストップに行く」 という事で、少し離れた別の店に行く事にした。 しかし、そこもまた売り切れ。 店員に訊くと、次の入荷は未定だという。 「こないだテレビで紹介されたんで、凄い人気なんですよ〜」 商品紹介パネルには「ジョブチューンで紹介されました」とか何とか書いてあった。 あの手の番組は主人が好きでよく見ているけれど、この前の土曜日は違うのを見ていたので全然知らなかったのだ。 つーか余計な事してくれるなよ、ミニストップもジョブチューンも。そんな宣伝しなくても、ミニストップのデザートは美味しいって十分知ってるんだから。 主人がマンゴー大好きなので、食べさせてやりたかった……そして私も食べてみたかった。
2020年08月09日(日)
差別問題に摩り替えるな
暫く前に、最後の牙城・岩手でもとうとう武漢肺炎感染者が見付かったとか。 関東に遊びに行ってわざわざ感染者と同じテントで寝泊まりしたとか、東京からの人間を飲食店で接待したとか、あーあ馬鹿だねーとしか。 つーかこのご時世に飲食店で接待とか、東京の人間も断れよ。ただで飲み食いしたかったんだろうけど、仕事上でも必要最低限の接触に留めておけば良かったのものを。 結局、ウイルスを拡散させているのは、その殆どが、想像力の欠如した馬鹿なんだろうなあと思う。 そして、岩手の感染者を出した会社には、さっさとそいつをクビにしろ等の電話がかかっているとか。 青森では、東京から帰省した男性の家に、「さっさと帰って下さい」の手紙が投函されたという。 これだから田舎は、とか言う人がいるけれど、地元住民の不安は当然だと思う。 都会にお住まいの皆様は、これ等の電話や手紙を「嫌がらせ」「中傷」と言うけれど、このご時世に危機意識の薄い人間に対して腹を立てるのは当たり前だろう。 ただ、感情をぶつけるだけでは駄目で、きちんと理性的に抗議すべきだとは思う。 感染の可能性がある他県の人間と不用意に接触してウイルスを持ち込んだ危機意識の薄い社員をクビにするかどうかは会社が判断すべきで、こんな馬鹿クビにしちまえと憤るのは理解出来るが、電話して怒鳴っても意味が無い。 青森の手紙の差出人は、感情を交えずに淡々と何故迷惑なのかをきちんと説明すれば良かったのだ。 そして青森に帰省した男性はその10日前の検査で陰性の判定を受けたそうだが、その期間に感染している可能性もあるのだから、その10日間に徹底して自己隔離している場合以外、この検査結果には意味が無い。 これ等の記事を読む限り、記者は感染者達を「差別」を受けた「被害者」扱いしているが、彼等は地元住民にとっては「加害者」になり得る。だから排除しようとしているのだ。 これは「差別」の問題ではなく、「公衆衛生」の問題だ。 感情ではなく理性で、問題を分けて考えるべきであろう。 私の考えでは、この問題に限らず、「差別」問題に摩り替えようとする奴は大抵信用ならない。 BLM運動などは、その最たるものだ。 最近は「差別」「ハラスメント」を盾にする事が、葵の御紋の印籠を掲げるようなものになってしまっているが、それでも怯まないトランプさんかっけーと思ったのが、今年5月のこの会見。1:40辺りから。VIDEO “I'm not saying it specifically to anybody. I'm saying it to anybody they would ask a nasty question like that.” (別に誰か特定の人に言っているのではない。 私はそういう意地悪な質問をする人には、誰に対しても言うのだ) 因みにトランプ大統領は「激怒」していないので、この扇動的な見出しを付けた産経の担当者はあまりにも恣意的で、報道に携わる者としては三流にもほどがある。
レバノンはベイルートの大爆発。 きのこ雲って原爆のイメージだったけれど、原爆じゃなくても出来るんだ……。 動画を見ると、大爆発の前に、現場で消防のヘリが飛んでいる。 最初の爆発で消火活動していた消防隊員達は、あの大爆発に巻き込まれて全員行方不明になったと昨日のニュースで言っていたけど、死亡者150人超の中に入ってるんだろうな。 数千人が怪我、数十万人が住む場所を失ったらしい。 早速フランスのマクロン大統領が現地を訪問していて、何でかなと思ったけれど、フランスはレバノンの旧宗主国なのだそうで。へー。 ゴーンがフランスとレバノンの国籍を持っているのはそういう事だったのか。 それとブラジルだっけ。 蓮舫も吃驚の三重国籍って、随分欲張り過ぎだろゴーン。 さて、そんなレバノンに対して国際社会から支援の手が寄せられるとかで、何だか違和感を覚えてしまった。 今回の大爆発は確かに悲劇だが、人災である。 昨年おフランスで起きたノートルダム大聖堂の火災でも思ったが、自然災害なら兎も角、人災に対して支援ってどうなんだろ。 人間が惹き起こした事なのだから、まずは当人に責任を負わせるべきではないのだろうか。 大聖堂なら、火災を起こしたとされる溶接工と施工会社が賠償して、足りない分を支援するならフランスとキリスト教社会がやれば良い。 今回の大爆発なら、出火原因を作った奴(死んでるだろうけど)、硝酸ナトリウム保管場所の管理責任を負う者或いは組織、それから国。 国際支援をどうしてもって言うなら、それらを全部やってからの一番最後ではないのか。 被害者は確かに気の毒だが、今回の事故に限らず、「可哀相だから支援」というのは何だか違う気がするのだ。 個人が寄付したり支援したりするのは勿論自由だが、国際支援となると話は別。 元は皆様の税金なのだから、他国の財布を当てにするのも、他国にホイホイ恵んでやるのも止めて頂きたい。 ところで今回の爆発、疑惑の目を向けられたイスラエルは真っ先に否定。 イスラエルが関与したと思われる攻撃に関していつものイスラエルなら、 「♪〜(´ε` )」と白を切るところ、今回は「うちじゃない!」と慌てて否定したので、どうやらイスラエルの仕業ではない模様であるとニュースで言われていて、なんか笑った。
今住んでいるド田舎ではなかなか良い歯医者に巡り合えないので、都市部の歯医者に行ってみた。 今後も通うかも知れない事を考慮して、交通の便の良い、駅の近くから潰そうかと。 2〜3箇月伸び放題だったので、序でに散髪にも行った。 いつも通っている店は一寸遠いし、いつもの担当者は本日お休み。 出直すのも面倒なので、駅の近くで一度に済ませられるように、ネットで予約した美容院に行ってみたのだが、これが割と当たり。 最初は、一寸微妙かな……と思っていたのだが、ここはこうして、ここはもっと切って、とお願いしたら、その通りにやってくれたので満足。 いつもは、素人がプロ相手に口出しするのは烏滸がましい気がしてなかなか言えないのだが、思い切ってお願いしてみて良かった。 言ってみるもんだね! バスケ部員みたいな(あくまでイメージ。因みにバスケ苦手……ボールが当たると痛いし突き指するしドリブル出来ないし)すっきりショートにして帰宅したら、主人にも好評であった。 「いいね、その髪型。伸びてモサモサになってたから、ほんと良かった!」 「あなたの事だから、『永野みたいだよ』って言いたくて仕方なかったんでしょ。知ってる」 「うん、すっごく言いたかった! でも以前言ったらシオンに怒られたからさー。 ♪ピカソより、普通に、ラッセンが好っきー!」 やっぱり言いたかったんだな……。 今度からは伸びすぎる前に、こまめに散髪に行こうと心に誓ったのだった。
2020年08月06日(木)
武漢肺炎の感染を広めてはならない理由
吸入器の中身が無くなったので、隣町の呼吸器内科に行って来た。 武漢肺炎への恐怖が薄れて気が緩んだのか、待合室の老人達が増え始めていた。 今日の待ち時間は1時間半ぐらいかな……とスマホで時間潰し。 やっと診察に呼ばれたので、お薬が無くなったので出して欲しいという事と、安価なゾロ(後発品)でお願いしたいという事を伝えた。 しかし先生はゾロの存在を知らなかった模様。専門医なのに。 「あの薬って後発品出てるの?」 「出てるんです。そっちだと千円ぐらい安いと聞きましたので、出来ればお願いしたいのですがっ」 看護婦さんに(昭和の時代で止まったこの個人医院、いまだに「看護婦」呼び。師でもないのに「看護師」呼びなのは如何なものかと思うので、そこは好き)「今日の治療薬」を持って来させて調べ始める先生。 「へー……あるんだねえ。 でもうちでは扱ってないから院外処方になるけど、この辺りだと薬局にも置いてないんじゃないかなあ。一寸訊いてみますね」 と、自ら近隣の代表的薬局に電話をかけてくれた。しかも2件。先生優しい! しかしどちらの薬局でも取り扱っていないとの事で、ゾロは諦めて、先発品を買って帰宅したのだった。 所用で寄った、別の比較的大きな薬局で訊いてみたが、そこの薬剤師もゾロの存在を知らなかった。 私がその薬を処方して貰っていたのは、この春まで通っていた他県の病院で、ゾロの存在を教えてくれたのは、その地区の薬局の人だった。 そこだって都会って訳では無いけど、大学病院の近くだったから、医師も薬剤師も薬に詳しかったのだろうか。 こっちだとド田舎だから情報が入って来ないのかも知れないが、専門家なんだから少し勉強して欲しいなと思った。 ところで、先生が教えてくれたのだが、武漢肺炎の上陸以降、呼吸器系の薬は品薄なのだという。 今までの付き合いがあるので、薬屋もこれまでの扱い分は回してくれるが、それ以上はなかなか難しいのだと。 「どういう仕組みなのか、どこかに取り上げられちゃって、こっちには回って来ないんですよねえ」 と、気のせいか、先生は陰謀論を匂わせるような発言をした。 つまり、武漢ウイルスが日本で更に広まって肺炎患者が増えると、私のような喘息患者は罹患しなくても薬に困る事態になる可能性がある訳で。 あちこち移動してウイルスを広めようとしている人々はどうか、自分だけ罹って医療機関に頼らずに自力で治すか、或いは死ぬかして頂きたい。 頼むから、他人にうつさないで欲しいのだ。
2020年08月05日(水)
お赤飯炊かなきゃ!(違)
夕食後、洗い物をしていると、 「シオン、一寸来てくれない?」 と風呂上がり(と言っても暑いのでお風呂ではなくシャワー)の主人から呼ばれた。 はー何だよこっちだって仕事してんのに……と洗面所に様子を見に行くと、主人が血の付いたタオルを見せて来た。 「タオル汚してごめんね。でもどっから血が出てるかわからないんで、見て欲しいんだ」 お腹側も、背中側も何とも無い。 しかし足許には点々と続く血の跡がある。 そして主人の内股に流れる血。 「取り敢えずもっかいシャワー浴びて、血を流して来て。ここで立っていても床が汚れるだけだから」 と主人を風呂場に追い遣り、ティッシュの箱を用意する。 「流したよー」 と主人が風呂場から洗面所に侵入しようとするのを押し留めて、 「上がって来ないで、そこに立ってて。はい後ろ向いて。 脚閉じない! 開いて前屈みになって」 後ろを向かせて内腿の間に手を入れて、左右にパパン!と叩いて脚を開かせた(鬼)。 「肛門からの出血は無いわね……んじゃ裏返し。こっち向いて。 ……あった、ここだ!」 引っ掻きでもしたのか陰嚢に傷があり、そこから出血していた。取り敢えず、悪い病気ではないらしいのでホッとした。 ティッシュで拭いてみたが、すぐに血が出て来る。 「暫くこのままおさえといて」 と股間をティッシュで押さえさせておいて、私が体を拭いてやる。 「さっきの血塗れタオルでいいわね。裏返しゃ大丈夫でしょ。 てか何でまた肩からシャワー浴びたの? 上半身は何ともないんだから、下半身だけでいいじゃないのさ」 と主人の体を拭きながら文句を言うと、 「だって、さっき血で汚れたタオルで体を拭いちゃったから、洗って綺麗にしないとと思って」 と言うので思わず舌打ちをしてしまった。 「馬鹿なの? アンタはいつも風呂から上がったら、真っ先にケツから拭くのかね? 掃除と同じく『上から下へ』が基本でしょうが! 大体自分の体なのに出血箇所がわからないって、人を呼ぶ前にまずは眼鏡かけて探しなさいよね」 このタオルも洗濯機投入前に手洗いしなきゃだし、ったく面倒臭え!と思いながらなので、ついつい扱いが雑になる。 拭き終わったら、全裸のままの主人を居間に連行し、絆創膏を貼ろうと主人の手を退けたが、出血が止まっていなかった。 「このまま絆創膏を貼ったところですぐに血で濡れて剥がれて来ちゃうから、もう暫くそのまま押さえておいてね」 と忠告したのに、1分も経たないうちに様子を見ようとして手を放す主人。 そしてまた出血……人の話を聞いてないのかと。 「ねえ、なんか着たいんだけど。それに、座りたい……」 と主人に言われたので仕方なくTシャツを被せ、直では嫌だったのでタオルを敷いた椅子に座らせた。夏なんだから、全裸で立ちっ放しでいいのに。 数分後には出血がおさまって来たので、絆創膏を貼ってやった。 毛はどうする?剃る?切る?と訊いたが、そのままでいいと言うのでそのまま貼った。 翌日の風呂上がり(と言ってもシャワーだが)、絆創膏を貼り替えるために剥がそうとしたら、主人が悲鳴を上げた。 苦しみを一瞬で終わらせるために(言い方……)一気に剥がそうとしたら、自分でやると言うので任せる事に。 「こんなに抜けた……」 と涙目になりながら、主人は絆創膏を見せて来たが、見なくていいから。捨てていいから。 「出血は無いみたいだけど、念のためにまた絆創膏貼っとく?」 と訊くと、彼はぶんぶんと首を横に振った。 貼るのはいいけど、剥がすのが嫌だそうで。
主人の今年の健康診断の結果が来た。 何と、肺に影があるので要精検との事。 本日、主人は仕事を休んで、隣町の内科に出かけて行った。 昼頃に一旦帰宅して、一緒に昼食を取った。 内科医院でレントゲンを撮り直したところ、昨年撮った写真には無かった影がやっぱり写っていたと言う。どうやらロイヒつぼ膏の剥がし忘れではなく、本当に影らしい。 なので、午後から隣町の総合病院で、今度はCTを撮るそうだ。 「肺癌じゃないといいけど。乳癌だったらどうする? レアとは言え男性でもなるんでしょ、乳癌」 「乳癌……職場に言い難いなぁ。奥さん乳癌ですか大変ですねって言われて、いや僕がです……って、なんか嫌だな。 シオンが前立腺癌になるのと同じぐらい嫌かも」 「前立腺無いから!」 馬鹿馬鹿しい話でゲラゲラ笑ってから、主人はまた隣町に出かけて行った。 結果が判ったらすぐメールで報せてくれるかなと思ったら、部屋の隅っこで主人の携帯が充電器に繋がれたままであった。 携帯電話なのに、何故携帯しない……しかもこういう時に限って。 夕方になって主人が帰って来た。 結果は、問題無し。 血管か何かが影になって写っていたらしい。 他の内臓に嚢胞があるとか結石があるとかも判ったらしいが、今のところ命に係わるとか手術が必要とかいう事は無いらしい。 取り敢えず、ホッとした。 無職なのに未亡人になったらどうしようと思ったよ。 主人がいない人生なんてかなりつまらないので、是非とも頑張って私より長生きして貰わないと。
覚醒剤取締法違反などで逮捕&起訴されていた歌手の槇原敬之に、懲役2年執行猶予3年の有罪判決が下った。 再犯なのに執行猶予ありとは、随分生温いと思う。 日本は犯罪者に甘過ぎ。中国を見習って、薬物関係は死刑で良いと思う。 マッキーと言えばオカマの金ちゃん。 初犯の時に裁判で、金ちゃんとは別れるって言ってたのに、結局別れていなかったのか。 のりピーも裁判で、介護の仕事をやるとか宣言したくせにそんな事は無く、あっさり芸能界に復帰したし。 昨年逮捕された沢尻エリカも、女優は辞めるとか裁判で言ってたけれど、どーせあれも嘘なんだろ(鼻ホジ) もうね、裁判官は被告人の改心宣言を真に受けちゃ駄目だと思うの。幾ら何でも騙され過ぎでしょ。 そもそも芸能人、特に女優や役者なんてのは演技が仕事なのだから、反省した素振りなんて考慮に入れちゃいけない。 だったら逆に、反省した素振りが無いなら減刑しないのか。 反省とは何か、何を以って反省の態度と看做すのか、裁判官の胸三寸なのか。 それっておかしくない? 人を殺しても、殺すつもりはありませんでしたと言えば傷害致死になっちゃうとか、なんだかなーと思うのだ。 裁判官によって判断が違う、裁判って不公平だな。 もっと言えば、上級国民なら逮捕されない。 法の下の平等と言いながら、日本の法律は不公平だと思うのだ。
シオンの作ってくれた布マスク気に入ったーと主人に言って貰ったものの、来たる秋の花粉症シーズンに備えて、使い捨てのサージカルマスクを買わねばならないと思っていた。 主人のお気に入りのマスクがやっとネットに出回って来たので買ったのだが、そのお値段、武漢肺炎以前のなんと10倍……!(吐血) しかし仕方ない。主人のための必要経費である。 以前は送料無料になる金額にすべく纏めて買っていたのだが、古くなったマスクは接着が弱くなってプリーツが取れてしまうという現象が起きたため、去年から2〜3箱ずつ買う方式に変更したのがいけなかった。 プリーツなんて取れたらミシンで縫えば良かったのに! やっぱり買い溜めしとけば良かったと、今年に入ってから物凄く後悔したのだった。 石油ショックかよと主人にどれだけ揶揄されようが、鼻紙も便所紙も床ワイパー用シートも、買い溜めは正義と心に刻んだ。 問題は収納場所な……もそっと広い物件に住みたい。
こんなに祝福したくなる離婚報道は、高嶋弟以来かも。 今回は、女優の杏が俳優の東出棒と離婚。 彼らの交際が報道された数年前の時点で、どうせ話題作りの交際報道なんだろと穿った見方をしていたが、実際に結婚してしまったので、なんでこんな男と……?と首を傾げてしまった。 それほど夫の方には俳優としての魅力をまるで感じなかったし、もしかしたら杏にしか見せない家庭人としての素晴らしい面があるのかもなどと思っていたら、二十歳そこそこの小娘と不倫、しかも家庭人としてもウンコだったという証言が次々に出て来たので、離婚アドバイザーでなくとも損切を全力でお勧めしたい案件であった。 種付けだけしといて子育てはしない、家事はおろか自分の食事の用意もしない、機嫌が悪くなるとプイっと遊びに行って外で羽を伸ばすとか、配偶者として失格だろこいつ。 しかもあの会見。妻と不倫相手とどちらが好きかという質問に即答出来なかった挙句、回答を拒否。素直とか正直とかのレベルではなく、ただの馬鹿だろこいつ……。 一体どんな教育を受けたらこんなクズになるんだと思ったら、こいつの母親まで「息子と離婚しないでやって」と嫁に頼んでいたとか。 ああこりゃ駄目だわ、こんな馬鹿親子とは縁を切るべし。 しかし縁を切っても、その血筋を受け継ぐ子供を3人も拵えちゃって、つくづく残念だなあと思う。 杏の母親も不倫男と結婚していたし、男を見る目が無い呪われた血筋なのか。 彼女は美人ではないけれど品があって、女優としては割と好き(でも声の演技は駄目なので、二度と声優の仕事は引き受けないで欲しい)なので、次は良い男を捕まえて欲しい。 クズの血を引く子供が3人もいてはなかなか厳しいだろうが、それでも幸せにしてくれる人がいればいいなあ。 などと書いちゃうと、女は男に幸せにして貰わないといけないのか!男女差別!と煩いのが昨今は湧きそうで、うかうか慣用句も書けない世の中って嫌ね。