夏休みがあったし今月は行かずに済むかと思っていたが、8月の最終週、乞われて妹の所に行って来た。 汗っかきの両親から生まれた甥っ子はやはり暑がりで、夜は冷房をかけないと眠れない。 もっと涼しくして!と言うのでエアコンをガンガンかけたら、こっちが寒くて凍えそう。 このままお部屋涼しくしとくから、一人で眠ってね……と部屋を出ようとすると、ダメ!と言う。 仕方が無いので押し入れから毛布を出して、甥っ子が寝付くまで私はそれに包まっていたが、暑がりにも程があるだろうよ。
今回の滞在中も、私が夕方少し早めに保育園に甥っ子を迎えに行って、帰宅したら2人でガツンとみかんを食べて涼むという流れだった。 無くなっちゃったから今日は帰りに買って行こうね〜と、スーパーの駐車場でチャイルドシートのベルトを外すと、甥っ子は 「ちょっとまって、くっついちゃった」 と言って、半ズボンの裾から手を突っ込んで何やらゴソゴソして、 「よし、だいじょうぶ!」 降車しようと、その手で私に縋ろうとしたので、私は、 「待て待て待て! 頼むからその手で触らないで!」 急いでウェットティッシュを取り出して甥っ子の手を拭いた。 綺麗になった手を繋いでスーパーの入り口に向かう間、甥っ子は喋り続けた。 「ぜんぜんきたなくないよ。 あのね、おしっこがでてくるあなにさわらなければだいじょうぶ。 あなにさわらないようにして、こうやって(ジェスチャー付き)はがしたから、きたなくないんだよ!」 次第に熱が入って声が大きくなっている事に、本人全く気付いていない。 丁度スーパーの出入り口からは買い物客が出て来るところだった。 「うん、わかったから。少し声のトーン下げようか……ほら皆に聞こえるよ」 と甥っ子の耳に口を寄せて言うと、甥っ子はハッとしたように口を手で覆った。 一応恥ずかしい事だというのはわかってるんだな……。
2019年08月20日(火) |
人を不穏な気持ちにさせる演奏 |
主人の夏休みが終わって、昨日から平常運転。 先週前半は私の実家に行って、後半は自宅でゴロゴロ。 妹には、お姉ちゃん達も暫くここ(実家)にいたらいいのにーと言われたが、暑過ぎて無理です。 実際、週の後半にはこの夏の最高気温を叩き出していたらしいし、さっさと帰って来て大正解であった。
そんな訳で、自宅でゴロゴロしながらTV番組の録画を消化していた訳だが、今月上旬にNHK−BSでやっていた早朝のクラシック番組。 新進気鋭の若手なのかな、ちらほらと名前を見かけるピアニストなので録画してみたのだが、色々と微妙であった。 まず、公開収録地の紹介とか要らねえ! 住んでる人より牛の数の方が多いというトリビアなんかより、クラシック番組なんだから音楽流してくれよ! そして残念ながら、肝心の音楽も微妙であった。 耳に馴染のある名曲の筈なのに、溢れ出るコレジャナイ感。 一緒に聴いていた主人に言わせると、 「何て言うか、ここじゃないだろって所で強調して来るよね……。 音楽ではなく朗読に喩えると、アクセントの位置がおかしいんだよね。 だから聞いてて不快と言うか、不穏な気持ちになる、心をざわつかせる音楽になる」 あーそれだそれ! そこそこ名の売れたプロなんだから上手い筈なのに、下手糞に聞こえてしまうのはそのせいだったんだわ。 ドヤ顔のピアニストはフランソワみたいに新解釈を目指しているのか知らないけれど、私には合わなかったので、途中で録画を消した。
それより、今NHKのサイトを調べて愕然としたのだが、昨日と今日とでルガンスキーやってたのかよ!! うわあ、こっちを録画したかったわ……自分の運の無さを嘆く。
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