私は年の割に白髪が少ない。 しかし全く無いという訳ではないので、鏡の前で見付け次第、自分で根元から切っている。 今日も見付けたので自分で切ろうとしたが、どうも狙いが定まらない。 なので主人に頼んだ。 よく見えないんだよなあ……目が悪いからさぁと言いつつも、最初の数本は上手いこと切ってくれたが、 「あ、なんか黒いのも切れちゃったよ」 ……貴重な黒髪が3本も根元から! 何て事を!
台所で食器を片付けていると、風呂上がりの主人が言って来た。 「いつもごめんね、シオン」 「ん? 私の貴重な黒髪を3本も切った事?」 と訊くと、主人は即座に否定した。 「いや、それは謝らない。僕は最初に『目が悪いからしくじっても知らないよ』と断ったのに、それでも頼んだシオンの責任だから」 なんか、この人のこういう所は物凄く腹立つー!
2019年04月09日(火) |
新札のデザインについて |
新札のデザインが発表された。 アラビア数字が漢数字に取って代わってしまって、正直好きじゃない。 外人への配慮という説があるけれど、そんなの要らねえよ!ここは日本だ! 弱視者への配慮という話もあるが、知るかよ。 そもそも盲人に配慮して額面ごとに紙幣の大きさが違うんだから、それで判別すりゃいいだろ。 人物に関しては、津田梅子の事はよく知らないが、まあ、樋口一葉よりはアリかなと。 野口英世の後釜なので、北里柴三郎もアリ。 けれど、渋沢栄一って誰……? 経済界では有名な人らしいが、私は初めて名前を聞いた。 知らない人が一万円札になっても有難味が薄いし、幾らお金大好きな私でも、拝金主義をここまで堂々と前面に押し出されると辟易する。 もっと、聖徳太子や福澤諭吉の後釜に相応しい、小中学生でも知っているような偉人はいなかったの? 信長・秀吉・家康でいいよもう。
ブルネイで、同性愛や不倫は死刑にするという法律が施行されたらしい。 しかも、聖書でお馴染み「石打ちの刑」になるそうで。イイネ! 早速、人権派を気取った有名人やら国連やら諸外国が抗議しているらしいが、それはどう見ても内政干渉だろ。 同性愛者可哀相、迫害されて可哀相!みたいに感情的になって庇う人も多いんだろうが、お前らもっと冷静になれよと言いたい。 イスラム教の国なんだから、同性愛が御法度なのは当然で、キリスト教圏の連中が自分達の物差しで測ってどうこう言うべきではない。 (と言うかそもそもキリスト教だって同性愛は罪だったのに、ソドムとゴモラはそれで滅ぼされたのに) ブルネイはホモの出国を禁じている訳ではないし、自分達の(同性)愛を貫きたかったら、国を離れれば良いだけの事。 反ホモを押し付けるなと言うくせに、他者にホモを認めろと言う押し付けはする、この二重基準はどうなの。 ホモ嫌いな人間だっているんだよ。 最近多いよね、自分の権利ばっかり主張して、他人の権利は認めない連中。 歩み寄れと言いつつ、自分はそこから頑として動かないみたいな。
言っておくが、私はホモは嫌いだけれど、片っ端から死刑にしろと言っている訳ではない。 根絶やしになって欲しいものの、月の裏側でひっそり生きていてる分には構わない。 堂々と出て来て無駄にアピールしないで欲しい、ただそれだけの事なのだ。
来月から「令和」になるらしい。 私は好きじゃない(キッパリ)。 「令」は使役の言葉なので、「仲良くしろ!」って意味になる訳で、嫌いな奴や自分に害をなす奴と仲良くしろなんて無理だし、そんな風に命令されるなんて真っ平御免である。 今回の元号は初めて中国の古典ではなく日本の万葉集が出典という事らしいが、
「初春の令月にして気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ」
の飛び飛びになった部分から抜き出して繋げたために、良くわからん事になってしまっている気がしてならない。 音が綺麗だから、字面が綺麗だから適当に繋げてみました!的なDQNネーム感が拭えないのだ。 それに万葉集から取った割には音読みだし。日本に拘るならそこは訓読みだろう。 やはり素直に中国の古典から取った方が良かったと思うよ……。
それに「和」は昭和で使ったばかりだよ? 日本人って本当に「和」が好きだよなー。和を以て貴しと為すとか。 私は「和」なんかより、「義」を重んじる社会であって欲しいと思う。
妹宅から帰還。クタクタのヘトヘトである。 木曜日の夕方、甥っ子が腹痛を訴えて熱もあるという事で保育園から連絡が入った。久し振りのお迎え要請である。 お腹の真ん中がヒリヒリと痛むらしい。 夕食の最中とそのきっかり1時間後に吐いた甥っ子は、 「あしたほいくえんいけない……むり」 と予言。果たしてその通りになった。 整腸剤と解熱鎮痛剤を飲ませたから今日一日様子を見れば大丈夫!と言い残して妹は仕事に行ったが、昼前にどんどん熱が上がって38.5度に。 これは病院に連れて行った方が良いのではと思ったが、妹に電話をするも繋がらない。 小児科の診察券で診療時間を確認すると、午前中は正午まで、午後は3時からとある。 時刻は既に11時50分、間に合わない。 慌てても仕方ないので、妹からの折り返しの電話を待ちながら出掛ける支度をする。 様子見と言われたし、車は妹が乗って行ったので、一日甥っ子と家にいるつもりで顔も洗っていなかったのだ。 自分だけ軽めの昼食を摂っていると、妹から電話が入ったので、そういう訳で小児科行って来るわーと報告。 それでもまだ1時間半もある。 眠くなって来たので、甥っ子の寝ている布団に潜り込むと、「だめ、はいってこないで」と言われた。 ええ……居間の方が暖かいしテレビもあるから特別に甥っ子に貸しているだけで、そもそもこれは私の布団なんだけど。 アンタの布団じゃなくて私の布団だからいいの!と言って無理矢理潜り込んだ。 しかし30分もしないうちに、謎の腹痛で目が覚めた。 横隔膜の辺りを下から沢山の針でチクチクと刺されるような感覚が30秒から1分ぐらい続いて、すっかり眠気が吹っ飛んでしまった。 甥っ子を着替えさせ、タクシーを呼んで小児科に行ったところ、見立てはウイルス性の胃炎であった。 確かに、吐きはしたが下痢はしなかったからな……飲ませるべきは整腸剤ではなくて胃薬だったのか。 念のためにインフルエンザと溶連菌の検査をしておきましょう、これらが原因だと出すお薬が全然違って来るので、と先生が長い綿棒を取り出すと、それまで大人しかった甥っ子が突然、 「なにするの!」 と叫んだ……検査だよ。 嫌そうにしていたが甥っ子は我慢した。泣きも騒ぎもしなかった。 腹痛と高熱で元気の無かった甥っ子が一瞬元気を取り戻したのはこの時と、お昼が軽過ぎて空腹を紛らわすために私が舐めていた飴の匂いに気付いた時だけだった。 「あっレモンのにおいがする。なにたべてるの?」 と言った時は、いつもと同じ目の輝きだった。 後は兎に角グッタリしていた。 歩ける?と訊くと「おなかいたくてむり……あるけない」と言うので、移動中はずっと抱っこ。 15kgもある甥っ子を抱っこして歩いていると、私の脚が短くなりそうだった。自慢の美脚があああ。
そして今朝、甥っ子は7時前に起きて来た。 「シンカリオンみるの!」と……私はもう少し寝ていたかったのだが、仕方がないので甥っ子を布団に入れてやって、TVを付けた。 甥っ子がアニメを見ている間に顔を洗う。 妹はまだ寝ていた。どうやら昨夜は2時間置きに「おなかいたい」「のどかわいた」と起こされていた模様……新生児の授乳か。 薬は飲んでいるが、甥っ子はまだお腹が痛いと言う。昨日よりは元気そうだが、まだ保育園に行ける状態ではないので、妹が仕事に行っている午前中は私が見る事に。 と言っても甥っ子の相手はTVの子供番組に任せて、家事の合間にポカリスエットやウィダーinゼリーを与え、アイスノンを替えて熱を測るぐらい。 気が付くと2時間以上TVを見せてしまっていたので、そろそろ消して目を休ませようね、と言い包めて横に寝かせると、まだまだ見たがったものの、甥っ子はすぐに眠ってしまった。 妹が2時間置きに起こされたという事は、甥っ子もまた細切れにしか眠れていなかったという事なのだ。 熱は最高で39.5度まで上がったが、それでも昼には薄い味噌汁を飲めるようになり、少しずつ食欲が回復して来た様子。 この分なら明日には普通の食事でもいいかなーと妹は言っていたが、1日半も断食状態だったんだから、明日一日は病人食の方がいいと思うよ……と言い残して来た。
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