日々是迷々之記
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2004年10月30日(土) どっこい社員旅行【男子編】

週末は社員旅行だった。派遣社員やパート社員も連れてってくれる太っ腹さに感謝するが、この「集団旅行」というのは冷静に考えると異常な世界だ。老いも若きも苗字くらいしか知らないもの同士が同じ会社に勤めているというだけで、一緒にご飯を食べ、移動をし、眠るのである。果たしてそこには「あー来なきゃよかった。」と思ってしまうほどの疲れる時間があったのだ。

移動の道中で私の斜め後ろに若手の男女が座っている。電車に乗った瞬間から酒盛りが始まり、みんなビール片手に赤い顔をしていた。その若手男子(24歳京大卒)が饒舌に語る。

「俺ってホント酒強くてさー。学生時代なんか一晩でボトル一本てフツーでさー。」
「もうこれで栄養採ってるって感じかな。」

私は決してその話に入っていないのに、その話がガンガン耳に入ってくる。女子が、「どんなお酒が好きなんですか?」と別に興味もないんだけど、まぁノリでって声でその自称酒豪男子に尋ねた。(女の子ってこういうの上手やなぁ。)

「俺は焼酎にはちょっとうるさくてさぁ。特に芋かなぁ。最初はガーンと来るんだけど、慣れてくると麦とか飲めないね。マイルド過ぎてさぁ。」

そこでさっきの女子が、どんな銘柄が好きなんですか?と尋ねた。(あくまでノリっぽく。)

「やっぱ白波。それと霧島だね。」

…。あのーどっちも普通に酒屋で売ってますが。まぁ、とりあえずいろいろ試してみてやっぱり白波か霧島って思うこともあるだろう。でもなんとなくそうじゃないような気がして、それは確信に変わってしまった。

さっきの女子のとなりに座っていた、もうちょっと年上の女性が、「あ、私も焼酎好きなんですけど、そば焼酎が好きなんですよね。」と言ったのだった。するとそのエセ酒豪男子は、

「あ、雲海でしょ?あれいかにも女性が好みそうな味だよね。あっさりしてさ。」

「そば焼酎=雲海」ってのが浅いなぁと思ってしまった。その女性も同じように思ったのか、「雲海がポピュラーですけど、どっしりした風味のもあるんですよ。あと、栗で作った焼酎も私好みなんです。ダバダ火振とか。」と言うのだった。すると、エセ酒豪男子語る語る。

「栗ってそれほんとに栗からできてるんですか?芋と麦と米でしょ、焼酎って。聞いたことないなぁ。」

うひー、恥ずかしい。語るんならもっと勉強せーよ。勉強する気なかったら、素直に飲むのが好きなだけでって言えばイイのに。どうして詳しいふりをするんだろう。その後、謎のうんちくは日本酒、ビールにまで及び、「和歌山県に地酒はない。」「日本酒なんでどれも同じような味。」「スーパードライなんていつも水代わりに飲んでる。」などの発言連発。

こういう語りを2時間も聞いてしまい、電車を降りる頃には気分がぐったりしてしまった。その後、そのエセ酒豪男子はスーパードライを片手に昼食(店員さんに持ち込みはお断りしてるんですがとやんわり注意されていた。当たり前。)、そして街を散策、お寺を参拝。お前アル中かよって感じでふらふらしていた。なんかとてもアホっぽい。

帰りの電車では、通路でワインのボトルを割ってしまい、女子がティッシュペーパーを出し合ってみんなで拭き、挙げ句の果てに何かを勘違いしてひとつ手前の駅で降りてしまった。荷物も、切符も持たずに降りてしまい、幹事は困惑。そりゃそうだ。特急で一駅だから普通列車で本来降りる駅まで1時間弱かかるのだ。でも切符がないとどうしょもないので、本来降りる駅でそのバカを待っているしかないのである。

ずっと眠っていた直属の上司は到着した駅で顛末を知り、「自爆テロみたいな男やな。」と一言。

若いと言うことは実は恥ずかしいことではないかとまで思ってしまった今回の旅行。それは男子だけではなかったのだ。女子の話はまた明日。


2004年10月27日(水) ゆずとパイナップル

会社帰りに閉店間際の八百屋兼雑貨屋の前を通りかかった。「ゆず2個100円」とのこと。私は自転車を降り、そのゆずを買った。ほんの少し肌寒い中で、ゆずは冬のにおいがした。

そこから自転車を漕ぎつづけ、家の近所のスーパーに寄った。黒酢を切らしていたのだ。果物売り場で傷がほんの少し付いたりんごを見つけたのでかごに入れた。その傍らでそのスーパーの黄色の値引きシールが貼られたものが目に入る。

パイナップルである。半分で150円のものが100円だった。熟れていて食べ頃のそれは、ねっとりと甘い香りがした。

わたしはうーんと考えた。ぼちぼち冬である。練り物売り場にはおでんの材料が並んでいる。さっきゆずを買った。なのに、パイナップルが食べ頃なんである。しかも100円。あの造形で、とても重い。それが100円なのにいい匂いなんである。きょうびスナック菓子でも100円以上することを考えると、パイナップルというのはとても安すぎる気がする。

私はそのパイナップルをかごに入れた。そして傍らのモンキーバナナも買った。黒酢、豆乳も買ったが、どれもおかずにならないものばかりだ。

スーパーから家まで自転車で10分弱。ライトを付けているのでびゅーびゅーとタイヤをうならせながら自転車を漕ぎ、考えた。新潟県では被災者のひとたちが、ガソリンがなくなることを恐れて、エアコンを停めた車で寝起きしている。なのに、ほんの数百キロ離れた大阪では、晩秋にパイナップルやバナナをおいしく食べている。

日本の豊かさはなんか微妙だ。地震も戦争も台風もテレビの中の出来事みたいで、宇宙人が襲来しても「ふーん」とか言って、リモコンのテレビ電源ボタンを押せばなかったこと、みたいになってしまいそうだ。

もし、私がちゃんとバイクに乗れていれば、大型のオフロードバイクを駆ってヘリコプターが降りることができない集落に今もとどまっている人たちに何か必要なものを運びに行きたいと思う。二人乗りが怖くない人なら、二人乗りをしてそこから救出することすら可能かもしれない。究極の実用車としてのバイクとはそういうものだと感じる。

まぁ、ちょっと肌寒くなっただけで階段でつまずくような体の動かなさでは、そんなこと夢のまた夢なんだろうけれど。ゆずとパイナップルがテーブルの上でそれぞれいい匂いをさせる中でテレビの報道番組を見ながらそんなことを考えた。


2004年10月24日(日) 写真撮影の季節。なのに

結局デジカメは購入したヤマダ電機へ修理を依頼した。戻ってくるまで約3週間。その間に社員旅行、翌週にツーリングの予定を入れている。タイミング悪いなぁ。

でも、写真を撮りたいので、久しぶりに銀塩の一眼レフカメラを出してきた。思えば、前使ったのは一昨年のアメリカ旅行の時である。カメラバッグに入れて自転車で外出。近所の川へ。

デジカメと違い、とりあえずシャッターを切るということはしないので、おのずとよく考えて悩むようになる。シャキーンという音とともに、確実にシャッターの小さな動きがカメラを握る手に伝わる。久しぶりの感覚だ。

いいぞ、いいぞ。デジカメの軽快さ、気負いのなさもいいが、よく考えて一枚を撮影するのも楽しい。ずっと忘れていたけれど。

そういえばこんなんだったなぁと、感覚が蘇る。いいカメラを使えばいい写真が撮れるわけではないが、一眼レフカメラは、「よっしゃ撮ったるで!」という気持ちにさせる。

社員旅行が楽しみだなぁ。


2004年10月23日(土) 電気製品はお疲れ気味

吉本新喜劇を見おわるころ、窓の外は曇り空から薄日が差し始めていた。さて、とマックの電源を落とし、かばんにデジカメと携帯電話、財布とハンカチなどを入れ、自転車で外へ出た。

暑くもなく、寒くもなく、空も青くて気持ちがいい。私は近所の神社で自転車を停め、デジカメを取り出した。が、デジカメは起動しない。「レンズエラー」というエラーが液晶画面に表示されている。電源を入れると5ミリくらいレンズが飛び出すタイプなのだが、それが出て来ないのだ。再度電源を入れ直したが変化なし。以外と早かったなぁと思った。

前のデジカメも買って数ヶ月で最初の不具合が出た。レンズの前にカバーのようなものが付いており、電源を入れるとそれが自動で開くのだが、それが開かなくなった。と、時を同じくして、記憶メディア(スマートメディア)を認識したり、しなくなったりした。結局保証期間内の1年で2回も同じ所を修理した。

今回も買って2ヶ月ほどなので無償修理してもらえるだろうが、よりによって今度の週末は社員旅行である。ホエールウォッチングもあるので、デジカメと水中ハウジングがやっと使えると楽しみにしていたのだが、多分間に合わないだろう。

デジカメはとても壊れやすいような気がする。銀塩カメラも持っているが、使い始めて4年くらい立つが、一度も不具合が出たことがない。デジカメは軽量化やら、コンパクト化が過剰なまでに求められるからいろいろと大変なんだろう。でも3万円とかするものが数ヶ月で故障ってのもちょっとどうかなと思った。

そして、夕方、ふとファックス一体型電話機の子機を見たら、充電中のランプが消えていた。ああ、ちゃんと充電器に乗せてなかったんやなぁと思い、角度を変えて乗せてみたが、やっぱりだめだ。とうとう充電しなくなったのである。

なんでとうとうかと言うと、2年くらい前から、普通に乗せただけでは充電せず、ちょっと前傾したように置かないと充電できなかった。夏頃はついに充電器に丸めた紙を貼り付けて、3センチほど浮かせて斜めに置かないと充電できなくなった。で、とうとう、今日はどうにもこうにも充電できなくなったのである。

かばんに子機と充電器を入れて、近所のジョーシンへ行った。修理をしたい旨を告げると、修理の見積もりに1050円。修理の場合は最低でも7000円くらいはかかりますとのことだった。ちょっとそれは高いなぁというのが正直な気持ちだった。ただの電話機なら3000円とかで売っているのに、子機だけ、しかも充電部分という電話本来とは何も関係のない部分の修理が7000円というのはよっぽど愛着がないと難しい値段だ。

「携帯電話みたいにじかに接続できるタイプの子機のファックスってあるんですかねー。」と聞いてみた。そのほうがトラブルが少なそうだと感じたからだ。そしたらそんなものはなく、一部の機種で子機に接点がなく、プラスチックのつるんとしたものを充電器に乗せると充電できるタイプがあるとのことだった。原理はよく分からないが、そういえばだんなさんの持っている充電式電動歯ブラシは下の部分が普通にプラスチックだけなのに、充電ができるようになっている。そういうものらしい。

まぁ、寿命を考えると5年くらいですかねーと店員さんは言った。うーん。メーカー側もそれが分かっているなら、携帯電話みたいにいざとなれば直に接続して充電できるようにすればいいんである。なんでそれができないんだろう。

こんな感じでデジカメに電話の子機と、夏バテのご様子である。いやはや。何気なく使っているものだけれど、ないとやっぱり不便である。ってそんなこと当たり前かぁ。


2004年10月22日(金) 人生の時間

今日は会社に久しぶりの人がいた。それは上司で8月の初旬に体調を崩し、即入院、手術、リハビリをし、どうにか社会復帰にこぎつけたといった様子で、若干左半身を引きずるようにして会社に来ていた。

病名は脳梗塞。年齢は40代なかばである。私は今32歳。干支が一回りしたらわたしも40歳半ばだ。そうか、そんなことが起こる可能性があるんだ、と漠然と思った。

今の私はそれなりに収入も増え、やっと遊ぶ余裕ができたなぁといった感じだ。20代前半の頃は遊ぶ気だけはまんまんだが、全然お金を持っていなかった。

30歳を過ぎて、どうにか余裕が出てきた。アウトドアやパソコンに関しては長くやっていると道具が揃ってくるので、何かをやってみるにしてもそれほどお金はかからないというのも大きい。寝袋、ザック、自転車、キャンプ道具なんかは長く使えるのだ。最近はとうとうフォールディングカヤックにテレマークスキーまで手を出してしまった。

どちらもそこそこうまくなったら海外のフィールドに出たいなぁと密かに考えているが、もし、40代で体が思い通りに動かなくなるとしたら、私の時間はホンの10年ちょっとしかないのだ。

もちろん、40代で思い通りにならなくなるか、80代でもしゃきしゃきしているか、それはその時にならないと分からないが、毎日一駅手前で地下鉄を降りて歩いて通勤していた上司が倒れたことを思うと、運動しようがしまいが、誰にでもそうなる可能性はあるのだ。

だからといって焦れば成果が出るとか、楽しいとかそういうものではないのだが。ただ、あらゆることが起こる可能性というのがすこしだけ私を暗い気持ちにさせる。

白髪が増えたこと、歯に物が挟まること(特にニラとか)、そして明るいだけの未来を思い描けないこと。それが歳をとった証拠なのかなぁと感じる。あと何日か何十年か分からないけれど、確実に毎日短くなっていく人生の時間を、どれだけ納得できるように使っていけるだろう。

と、今日はガラにもなく真面目なことを考えてしまった。それほどまでに杖をついた上司の姿は衝撃的だった。でも、戻ってきただけで社内の雰囲気が和む。そんな人なだけに運命って…と思わずにはいられなかった。そんな私の思惑なんか全然関係なく、奥さんに付かず離れず、見守られながら現れた上司は、きっと多分幸せなんだろうなぁ。


2004年10月19日(火) その後のモンベル

前回の日記を書いてから、私の欲しいブーツをモンベルのwebショップで見てみた。すると「完売」らしい。入荷する前から完売ってどーよ?と感じたので、今回の顛末をモンベルにメールしてみた。

数時間後に返事が来たが、具体的に何をどうするって事はなく、スタッフ間で情報の共有ができていないことを詫びる内容だった。で、こちらから提案したこと、スキー用品などの季節商品はメルマガやwebサイトで入荷状況を知らせるというのは、貴重な意見として前向きに検討してくれるらしい。

メールの返事は早いし、内容もとりあえずは誠実だ。でも、これくらいの対応はどこのネット通販サイトでもやっていることだと感じた。メルマガで新入荷の商品のお知らせをもらうと、趣味のものを扱うサイトならすぐにページを見に行っているし。

まぁモンベルはネット通販の店ではないのだが、実際の店員さんにあんまり知識がないし、店舗は結構街の真ん中にしかないので、ネット通販サイトを充実させるのは意義があることだと思う。

創業当時のシュラフ(いわゆる寝袋)しか作っていなかったころと比べると、商品数は膨大で、登山、カヤック、スキー、バイク、自転車の用品にウェア、ついでに登山靴やテントまでモンベルブランドで展開している。大阪の中小企業がとりあつかえる限界を超えているような気がするが。多分全商品を把握しているバイト店員はいないだろう。そんな気がする。

一気に日本の代表的なアウトドアメーカーになったはいいけれど、これからどうなっていくのか。静かにその行く末を見据えたいと思う。がんばってください。


2004年10月17日(日) おい、こら、モンベルよ。

前回は伏せ字にしたけれど、今回はちゃんと書くことにした。

土曜日はテレマークのブーツを見に、モンベルのとある支店に行った。先週の火曜日に問い合わせたら、週末には全モデルが揃うと言われたのだ。ちょうどだんなさんも帰ってきていたので、どのグレードにするのか見立ててもらうのにちょうどいいなぁと一緒に向かった。

店に入るなり、テレマークのブーツを見せてください、と言うとまだ入荷していないと言う。ヨーロッパで作って、船便で来て、石川県の倉庫に入って、それから出荷されるので11月中旬以降になると言う。先週の火曜日に問い合わせたら週末に入ると言われたから見に来たのに、と言うと、ああ、そうですか、すいません。と言うではないか。

何がすいませんなんだか。うちは近いからいいけれど、モンベルの直営店は街のまんなかにしかないので、他府県からはるばるやってきている人も多いと思う。それでもすいませんで済ますつもりなんだろうか。

多分、火曜日に問い合わせたときに対応した人間が適当なことを言ったのだろうが、入荷日が未定なら未定でそう言えばいいじゃないか。適当な日付を言って店に来させないで欲しい。

最近、モンベルにはがっかりさせられてしまうことが多い。バイトだと思うが「テレマークのブーツ」の意味が分からない店員がいたり、似たようなインナーシャツの違いを聞いたら知らなかったり、たびたび唖然とさせられてきた。こないだ改装し、改装セールのお知らせを送ってきた某アウトレットも置いている支店はアウトレットを店の片隅の照明も当たらないところに山積みにしてあり、ろくに商品も探せなかった。(これに関しては、メールで問い合わせたところ、その部分だけはまだ改装中だったらしい。でもみんなそこから明るいところに商品を引っ張り出して見てたけどなぁ。)

これ以上、モンベルの適当な物言いにつきあう気もないので、モンベルで扱っているメーカー(クリスピー)のブーツはあきらめて、別のメーカーにすることにした。日本橋のICI石井スポーツに向かう。ここでは三大テレマークブーツブランドの残り二つであるガルモントとスカルパを扱っていた。

残念ながらスカルパはかなり幅が細めなので私の足には合わなかった。が、ガルモントの方は大丈夫だったので、別のグレードのものを予約した。入荷は11月上旬であるようだ。

そんなこんなでモンベルの店には振り回されたけれども、とりあえずブーツは手に入りそうだ。しかし、モンベルって昔はそんな店じゃなかったと思うんだが。商品の増えすぎで売る方が全然把握しきれてない、というのが本音のような気がする。擁護する気はないけれど。


2004年10月15日(金) 安いことはよいことだ。が、しかし。

ぼんやりとブログサイトを巡回していたら、気になることがあった。それはとある専業主婦の人のブログなんだが、とりあげるネタも面白いし、読ませる文章を書くので、わたしはほとんど毎日見ている。

その人の近所のコンビニがつぶれたことに関連して、「近所の商店(米穀店、酒屋、本屋など)ってみんなあんまり行かないよね?だいたい週末に大型店舗でまとめ買いするし。それに、野菜なんかに関しては、安心なものを作っているからと言って、スーパーならひとつ98円のものを、298円でなんか買えません。」みたいなことが書かれていた。

私はそれを読んでちょっとくらい気持ちになった。お財布から出て行くお金を少なくすることだけが節約であると唱えられていると思ったからだ。

確かに近所の商店の価格というのはスーパーのちらし価格より高いことが多い。夜遅くまで開いてないし、日曜日に休みだったりもする。が、それでも私はスーパーで米は買わない。安さで言えば、もっと安いところはいっぱいあるし、出所がはっきりしているものを食べたいという感覚があるからだ。近所の米屋ではいろいろと努力をしていることが感じられる。一番安いお米は産地を変えて、ブレンド具合を変えて、その旨を表記しつつ、いつも同じ値段だ。それよりちょっと高いものはいつも値段が違う。水加減のアドバイスをしてくれることもある。

そして酒屋さん。これは缶入り以外は酒屋で購入したほうがいいと思う。まともな酒屋なら、温度差の生じやすいところにワインや日本酒を置いたりはしないからだ。ちょっと高いものなら紙に包んで静かに置かれていて、売り手の美味しいものを味わってほしい。という意志が感じられる。

最後に本屋。大きな書店は確かに楽しいが、書店員がよくない場合が多い。質問してもあんまり即答してくれないし。週刊誌一冊買うのにレジに並ぶのもめんどくさい。一方、町の本屋は楽しい。こんな本もあるで!とか言って、買った本と関連するものを見せてくれたりするし、袋も断りやすい。(まぁ、大型書店で袋なしを許可したら万引きと見分けがつかないというのもあるんだろうが。)

そんな感じで町の商店というのはそれなりに良さがあると思う。確かに半分白くかちかちになったガムを売ってるおばあさんの雑貨屋とかもあるが、大半の店は食べるのに必死で店を運営しているはずだ。

うちはまぁ下町なのでこんなことを思うのかもしれないが、「商店なんかみんなあんまり行かないっしょ。」と断定されてしまうのは少しかなしい。もし、将来商店や、商店街がなくなって、北米みたいにショッピングモールでしか買い物ができなくなったら、それはそれでつまらないのですよ。どこにいっても同じようなものしか売ってないし、チラシ価格は談合価格だし。

と言うわけで、安いことはいいことだけど、ホンの100円とか安いだけでスーパーに行かずに、その100円の価格差はどのへんで生まれ、どういったメリットデメリットがあるのかちょっと考えてみるのもいいと思う。ってそんなことをのんきに考えられるのは、私が子供のいない主婦だからかもしれない。家族がいたら食事とかって大変らしいからなぁ。


2004年10月14日(木) 「美人は誰でもなれる。」のか?

会社帰りに本屋に寄ると、ある一冊の雑誌があやしいオーラを放っていた。その雑誌はanan。表紙にはでっかいゴシック体で「美人は誰でもなれる。」とある。これまた立ち読みせずにはおられないキャッチである。

ぱらぱらとめくってみた。うーん。つっこみしろ満載である。

まず目に付いたのは「美人はゆっくり動き、ゆっくりしゃべる。」って本当だろうか?ほどほどにてきぱきしているほうがよさそうだが。ここで関西の女子は半分くらいが美人から脱落だ。

次が、「お酒の席でちゃんと自分の飲みたいものを言う。」それが美人の条件らしい。わたしも同じの、じゃだめなんだそうな。でもこれは空気を読んだ方がいいと感じる。上司を筆頭におっさん連中が「水割りネ!」「あ、じゃ、ボクも。」「もうひとつ。」「こちらにもお願いします。」この流れで、「バーボンロック、ダブルで。」とか、「立山を冷やで。」と言うべきなのか。

最後に気になったのが、「好きな映画を3つ、言えるようにしておく。」ことが必要とのこと。これはかなり難問だ。いくら日曜日の昼下がりに「ミナミの帝王」を毎週見ているからと言って、「ミナミの帝王」「となりのトトロ」「踊る大捜査線Theムービー」などと口に出せるかどうかはその人のキャラ次第。同じ「好き」でも「レオン」「ニューシネマパラダイス」「ベルリン天使の詩」とでも言った方が美人ぽいような気がする。(まぁ、気取ってる気もするけど。)

そんな感じでぱらっとめくったが、全体的に「いかにして美人なわたし」を演出するか、に終始している印象だ。実際に顔が美人かどうかは二の次なようだった。「雰囲気美人」を目指そう、みたいなことがコンセプトなんだろう。わたしはもちろんその雑誌を買わずに棚に戻した。

明日あなたの周りで、突然ゆっくりとしゃべりだす女子がいたら、きっと彼女はそれを読んだに違いない。


2004年10月13日(水) 四文字熟語でわかる人生と恋愛

とあるブログに、「四文字熟語といえば、何が最初に思い浮かびますか?そして、2番目は?」みたいな設問があった。ほうほうと私が思いついたのは最初の方が弱肉強食、2番目が唯我独尊。で、これが一体何かというと…。(以下は四文字熟語を思い浮かべてからご覧下さい。)






最初の四文字熟語が「人生観」、次の四文字熟語が「恋愛観」なんだそーな。

ってことは、私の場合、「弱肉強食な人生に、唯我独尊な恋愛。」かなり問題があるんではないだろうか?

オチつかないけれどこのへんで。


2004年10月12日(火) ブーツは本当に手に入るのかっ

こないだの続きでテレマークスキーのブーツ購入までの話である。

今日、会社の帰りにとあるアウトドアショップに立ち寄った。ぼちぼち今年モデルの靴が入ってるかな?と思ったのだ。さらっと店を見たが、スキー道具は一切見あたらなかった。あれ、まだ早かったやろか?と思いつつ店員さんに、「テレマークのブーツを見に来たのですが。」と申し出た。

すると、店員さんは、「テレマークというメーカーのブーツですか?」と聞く。…。いや、普通のテレマークスキーをしないひとがテレマークの意味が分からなくてもしょうがないと思うが、アウトドアショップの店員がテレマークを何だか知らないってのはどうかと思う。でもこんなところで怒ってもしょうがないので「いえ、テレマークスキーで使うブーツです。」と答えた。

今度は、「どちらメーカーでお探しですか?」と来た。私はこのショップの会員になっているのでカタログを持っている。そのメーカーでは、Cというメーカーのブーツしか扱ってないのだが。そこで「Cしか扱ったはりませんよね。」と思わず言ってしまった。店員さんはハッとして、奥に聞きに行った。

すると戻ってきて、そこの支店ではスキー道具を扱っていないこと、扱っている店舗に聞いたが、工場の生産待ちで、入荷は11月中旬もしくは12月に入ってからの入荷になるとのことだという。

スキーブーツが12月の入荷ってそんなことあるんだろうかと思ったが、ないのならしょうがない。私は家に帰った。

家に戻ってから、ブーツの正確な入荷日を確認しようとそのショップのホームページを見た。すると、そのブーツは入荷待ちでも何でもなく、普通に商品としてオンラインショップに載っている。あれあれ?と思いつつ、扱っているらしい実店舗に電話してみた。すると、今はハイエンドモデルしか置いてないが、週末には全モデル揃うという。

…。いったい夕方に行った店の店員さんはなんだったのだろう?結局何にも分かってなかったか、適当に言っていたのだろう。バイトだろうが何だろうが、給料をもらってるわけだからちょっとちゃんとして欲しいと思った。

まぁ、半袖でスキーブーツを買いに行くのも変な客だと思うが…。(自転車通勤だとまだまだ半袖で寒くないのだ。)


2004年10月11日(月) 布地をたくさん

今日もいい天気だった。起きるなり、シーツ、タオルケット、枕カバーを洗濯機に入れ、昨日購入したTideで洗う。干すときにほんのりいい匂いがした。洗濯物を干し終えて、5日前に仕込んだ塩豚を圧力鍋で茹でても、まだお昼前だ。自転車で街へ出た。

まずはお気に入りの和食器&雑貨の店「我楽屋おかめ」に行く。このちいさなお店は、全体が私好みのもので埋め尽くされている。無骨なかんじの和食器に和布を使った小物、手拭い、石けんなどが並んでいる。焼酎お湯割り用に、内側に線が入っている、大きな湯飲みのようなものが気に入ったが、今日はカバンが小さいので、手拭いを一枚だけ買う。本当は目移りしてなかなか選べなかったのだが、欲しいものはひとつづつ買う方が好きなのだ。

この手拭いは半分に切って、布端をまつり縫いしてハンカチとして使う。吸水性が良く、すぐ乾くので、お気に入りだ。一枚の手拭いから2枚のハンカチのようなものができるのでちょっとお得な気がする。

その後、無印良品へ。ここはビル全体が無印良品という好きな人にとっては夢のようなビルだ。ここではテーブルクロスを物色。うちのテーブルに合うサイズは4500円くらいしたので、買わずにおく。ただの布きれが2メートル足らずで4500円って高いような気がする。

まぁ、自分で作るか…。と思い、近所の「とらや」という布地屋へゆく。ここで藍染めのブルーと紺の細かい模様の入った布と、エンジのピアノカバーのような雰囲気の布を買う。藍染めの方はなんと120cm幅で1メートルあたり100円。エンジのほうは280円。

布を切ってもらっている間、その辺の棚を見ていたら、さらしの布が売っていた。値段を見てみると、10M保証で680円である。10M保証というのは最低10メートルはありますよ、という意味らしい。幅は35センチくらい。これも一緒に買った。

夕焼けの中家に帰り早速手拭いとさらしを切る。切り口を三つ折りにして、アイロンで折り目を付ける。そしてかがる。テレビを見たりしながら4枚分のハンカチ風のものができた。さらしの方はふきんとして使うつもりだ。

そんなに手芸が好きってこともないのだが、たまにこうやって針仕事をしたくなる。学生の時は授業でやるのがかったるかったが、一人で自主的にやるのは楽しい。

結局一人で遊ぶのが好きなんだと思う。ホームページを作ったり、料理を作ったり、手芸をやったり、自転車でうろうろしたり。バイクツーリングも結局走っている時は一人だ。

もうすぐ冬が来る。こんどは編み物の季節なのだ。


2004年10月10日(日) ドンキでうろうろ

昨日とはうってかわって晴天の今日、私は美容院に行って10年ぶりくらいにパーマを当てた。結果は良好。以前当てたのは20歳過ぎの頃で、当時は髪の毛を梳くとかシャギーを入れるというのがそんなに一般的でなかったので、私はヘビ女のごときぐりぐりアタマになった。

それから10数年。技術は進歩してる。ショートに切ってパーマなので、北島三郎みたいになったらどうしようと心配したが、全然そんなことはなく(当たり前?)普通になった。気をよくした私は久しぶりにドン・キホーテへ行くことにした。通称ドンキ。

関東地方ではかなり流行っているらしく、芸能人のヒトも行ったりするらしいが、わたしが一度だけ行った印象では、「なんか疲れる店。」である。が、今日は敢えて行くのだ。というのは、友人がネットの日記で「ダウニー最高!」と書いていたのを見て、それを買ったドンキに行きたくなったのだ。ダウニーとはアメリカのスーパーで売っている柔軟剤なのだが、アメリカっぽく、大胆で分かりやすい日なたのいい匂いがする。

柔軟剤に1000円。というのは高いが、干したあとに取り込んで顔を埋めるとほんわりいい香り。そういえば、カナダに住んでいたときは乾燥機に入れる香り付きシート(バウンスという)をつかってたよなぁ、と思い出し、懐かしくなったので敢えて疲れるドンキに向かうのだ。

今日行ったのは前とは違う店舗。郊外店らしく、ちゃんと駐輪場があってよかった。中に入るなり、ローラーシューズ子供の洗礼を受ける。ううう…。鍋に毛布にシャンプーに、相変わらず無秩序だ。やっとのことで輸入物の洗剤コーナーを発見。残念ながらダウニーは詰め替え用しかなかった。例の乾燥機に入れるシートを発見。が、うちには乾燥機がないので買わずにおく。その代わりに粉石けんのTideが特売だったので購入。これもいかにもアメリカンな匂いがする。明日はこれでシーツとタオルケット、枕カバーを洗おう。

Tideと、カップのスープパスタ「ピリ辛あんかけパスタ」2個100円、それにベルギーのお菓子、「ロータスオリジナルカラメルビスケット」を購入。成城石井より100円くらい安くてちょっと得した気分だ。

ま、いいよね、たまにはドンキも。そんなことを思った。いやはや現金なもんである。


2004年10月08日(金) 運動音痴の秘密

会社帰りにいつもと違う道を自転車で走っていたら、スキー&アウトドアの店があった。よく見ると、テレマークのブーツを売っているではないか。珍しい!と思い店に入ってみた。すると、そこはテレマークの店、ではなく、パウダースノー遊び全般を扱う店だった。スノーシュー、モーグルスキーなどを扱っていた。

私のテレマークブーツは革ブーツなので、今年はプラスチックのを買おうかなーと思っていたのでじろじろと見たら、あるにはあるんだが、滑りに徹したモデルしか置いていなかった。うーん、残念と思いつつ、別のメーカーorトレッキング寄りのブーツはないのか聞いてみた。サイズは?と聞かれたので、うううと思いつつ正直に25センチですと答えた。

すると店員さんは、え?という顔をして、まぁ、測ってみましょうと言って、体重計にものさしが付いたような板を持ってきてくれた。靴を脱いで乗ってくださいと言われて私は乗っかってみた。すると衝撃の事実が!

なんと、足のサイズは靴下をはいた状態で23.3センチしかなかったんである。が、幅は25センチの人の標準の幅。そうか、長さはそんなに小さかったのか…、と私は呆然とした。店員さんは申し訳なさそうに、「スカルパ(その店で唯一扱っているテレマークブーツのメーカー)は特に幅細ですからねー。」と言ってくれた。そのとおり。うちのダンナさんがそのスカルパのブーツを履いているのだが、27.5センチのブーツのくせに、私が足を突っ込もうとすると、入り口がもの凄くきつく、やっとこさ中に足を押し込むと足の甲が圧迫されてスキーどころではない。で、つま先はじゃんけんができるくらい豪快に余っている。

思えば、今までものすごくでかい靴を履いてきたのだ。小学校の時はサッカー部だったのだが、スパイクは小五で24センチ。カナダのレンタルスキーで借りたブーツは27センチ。(それでも足が痛くて泣いた。)、バイクのモトクロスブーツは一応日本人の木型を使っているので24.5センチを履いている。(だんなさんも同じモデルを履いているが、中敷きを入れてバックルを一番締め込んだ状態で履いている。イヤミなやつだ。)

「スキーのブーツはフィット感が大切やからな。」とだんなさんは口癖のように言う。だからといって、足を突っ込むこともできないブーツがいいわけない。

なんかめんどくさいなー、スキーシーズンが始まる前からこんな調子では先が思いやられる。今年こそは華麗にテレマークターンを決めるつもりでいるのに。2シーズンがんばって靴伸ばしスプレーで伸ばした、旧時代的革ブーツで行くしかないのだろうか?


2004年10月04日(月) 郵便配達のなぞ

先日のことである。会社の郵便受けを開けたら普通の郵便物に混じって、「翌朝10時便」が入っていた。これは、ゆうパックのもっと厳密なやつというか、発送した翌日10時に相手さんに届けます。というやつである。もちろん、ゆうパックと同じように、受け取りにはんこかサインが要るぶんである。なんでこれが郵便受けに入っているのか?

受け取り印があるべき所を見てみた。すると、ボールペンで「8:58に持ってきましたが留守でしたので、郵便受けに入れておきます。」と書いてある。うーん、いいんだろうか?せめて営業時間内に来いよとも思うし、そもそも、9時始まりの会社で8時58分に誰もいないってことはないし、受付は9時まで電気を点灯させないが、ドアは鍵がかかってないので、入って誰か呼べばいいんじゃないだろうか?

まぁ、受取人も何も気にしていなかったようだが、送ったヒトは可哀想だなと思った。B5の小さな封筒一つで520円?くらいだったから。

それともう一つ、疑問に思うことがあった。夕方、マンションの1階の集合ポストを見ると何か大きなものが入っている。というか、押し込まれていた。チラシかな?と思って、数字のダイアル式の鍵を開けて、中を見ると、友達の旅行のおみやげの円い筒が定形外郵便で来て入っていた。500mlのペットボトルくらいの大きさだった。

うちの集合ポストの大きさは、コロコロコミック1冊程度の厚みしかない。しかも入り口は細長く、少年ジャンプは入るか入らないかくらいの厚みしかない。そこに500mlのペットボトルサイズのものが無理矢理押し込まれ、入っているのである。

郵便配達のヒトは、このポストの鍵の番号を知っているのだろうか?鍵をした状態で、入り口に手をかけ引っ張ってみたが、ちょっと開きそうにはない。とすると、鍵を開けて入れたとしか思えないのだ。

…。何だか気持ち悪い。管理人に聞きに行って番号を教えてもらって開けていても嫌だし、何故か鍵の番号をその配達人が知っていたとしても嫌だ。まぁ、たまたま私が鍵をし忘れてた、と思うべきかもしれないが、うちの鍵は扉を閉めるとロックされて、もう一度同じ数字を回し直さないと開かない。

まぁ、郵便局に直接問い合わせればいいんだろうが、神経質なやつだなぁと思われるような気がする。

以前、ゆうパックの集荷を頼んだら、取りに来たヒトが何も持っていなくて往生したこともある。オークションをやっていた時で、5個くらいまとめて発送するし、重量もだいたいしか分からないので、はかりと台車を持ってきてくれと頼んだら、何も持ってこなかったのだ。ったく、何を聞いてるんだか…。と思いつつ、私もそのヒトと一緒に車まで荷物を運ぼうとしたら、結構です。と言う。お客だから遠慮してのことだろうが、落っことされても嫌なので親切な人の振りをして一緒に運んだ。(まぁ、おじいさんだったし。)

全体的にもうちょっとちゃんとしろよな…と郵便局には言いたい今日このごろである。


2004年10月01日(金) ときめきの牛丼。がしかし…

近所を自転車で走っていたら、すき屋の垂れ幕に「牛丼」と書いてあった。久しぶりである。牛丼。別に大好物!ってわけでもないが、たまに食べたいなーと思ったりする。何となく自転車を停め、何となく店内に。

店員さんは別のお客さんの相手をしていた。そのとき、ふとメニューが目に止まった。牛丼に決めていたはずなのに、なんとなくメニューを見る。ハーブチーズ豚丼、キムチ豚丼、合いがけカレー、魅力的なメニューが写真付きで目に飛び込んでくる。その時、店員さんがやってきた。

「ご注文は何にいたしますか?」「あ、はい、辛口豚丼セット、並盛りで。」

牛丼を頼むつもりで辛口豚丼を頼んでしまった。セットにすると辛口豚丼にお漬け物とみそ汁が付いてくる。初めて注文した辛口豚丼とは、普通の豚丼に赤くて辛いソースがかかっているものだった。ベトナムラーメンにかける辛いソースに味が似ている。

U字型をしたカウンターの向かいには、おじいさんがもくもくと食事をしている。丼単品だ。私感だが、男性は単品で注文することが多いように感じる。が、すき屋の場合セットにすると白菜のお漬け物とおみそ汁が付いてきて丼単品の70円アップにすぎない。注文する方が得な気がするが、そうでもないのだろうか。

辛口豚丼セットは必要にして十分なボリュームだった。実はこの前にファーストキッチンの前も通りかかっており、「ザ・ハンバーガー」にもちょっと惹かれていたのだった。モスバーガーの匠味シリーズみたいなもんである。どうしようかなと思いつつ、年寄りだもんで夕食をパンで済ます(しかもそれなりに高い。)ことに抵抗を感じるので、ファーストキッチンには行かなかったのである。

こんな感じで激しくでたらめな主婦の晩ごはんはさっくり済んでしまったのだ。


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