uchie◎BASSMAN’s life
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2005年05月26日(木) ■ |
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■the freaque’s live vol.9 at GARAGE |
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めずらしく、他のバンドのリハーサルの一部始終を見ていた。 それで気がついたのだが、ステージに上がるだけで誰もが魅力的な存在ではないか。ライブハウスのスタッフの人でさえ魅力的に思える。人間って面白い。なにも無理に何かを表現しようとしなくても、顔や体型、服装や髪型で十分そのひとが表現されているし、それ以上他人に伝えなければならないことってあるんだろうか?それはちといい過ぎか。とにかく仕草を見てるだけでも面白い。細かく観察して、このひとはこういう人なんだろうなあといろいろ想像してみた。 見せることを考えなくても、見えるものはたくさんあるのだなあと気がついた。そのかわり、普段の行動やこだわりが形として全て出ていくわけだから、本番のステージでどうこうするよりも、普段どんな風に暮らしているかということの方が重要だ。じたばたしたところでもう遅い。 だからもう何も考えずにステージに上がった。これからもきっとそうだろう。毎日いろんなこと考えて頭を抱えているのだから、ステージの30分間ぐらいからっぽの方がちょうどいいな。
リハ−サル後、カフェで料理が出てくるのを待つフリーク。
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2005年05月19日(木) ■ |
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■ヘブンズドアにて |
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待ちに待ったmy way my loveのライブを見た。 前からサイトを見てかっこいいなあと思っていたのだが、USツアーをやっていて日本でのライブは1年振りだそうだ。 オープニングアクトはギターベイダー。これも初めて見るけど、インパクトのあるバンドだった。男女のツインボーカルで、白人のキーボードプレイヤーがいるのだ。この男がまた、弾いてないときは後ろに腕を組んで微笑みながら客席を見渡してるのが、なんとも愛嬌があっていい。 さてUSツアーのビデオが30分ぐらい流れ、やっとmy way my loveが登場。 1曲演奏するなりエンディングでギターボーカルの村田氏がいきなりドラムセットにダイブ。ドラムセットが崩れ、しばらくギターの轟音がなり響いた。思いがけない出来事に呆然。こんなライブは見たことがない。 最後の2曲でもまたもやダイブ。まったく予期せぬダイブに、轟音の中立ち尽くす他のメンバー。最後はギターを叩き壊し、ビルが崩れ落ちるような重低音でこの現代アートのようなショウは終った。
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2005年05月11日(水) ■ |
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■the freaque’s live vol.8 at red cloth |
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今回のライブは、ある意味いつもと方向性を変えたライブだ。バンドをよりクールにするため、このひと月リズム練習を中心にスタジオリハを重ねた。 今まではオモテでリズムをとっていたが、ウラでとるように練習した。リズムをとる足の動きが全く逆になるのだ。それをカラダ全体で表現していく。ウラで首を引きオモテで顎を突き出す。オモテのときに腹筋を使って腰を入れるのが重要だ。 これを実際に本番でも行った。いつもの倍は神経を使う。全身が絶え間無く動き、 カラダでグルーヴを掴む。 とはいえエフェクターの切り替え時にモタってしまったのが悔しい。 テンポが140も超えるとウラで足を動かすのはまだ難しいので、今までダウンピッキングでいっていたところをオルタネイトにしてウラを強調。 もちろんこのような基礎的な変更だけでなく、今回は大きくセットリストも変更。 今まで最後にやってた曲をいきなり1番頭に。そして真ん中に新曲“keep me flying”を発表。 コード進行は60年代のリズム&ブルース的だが、アプローチはいたって感覚的。 ベースに限って言えば、A1はメロはルートとパッシングノートでロングトーンとミュートで勝負。A2はグリスでミドルのポジションまで持っていきメロディックに主旋律にはさむ。 しめの部分は8分で均等にルートで盛り上げつつ実はこっそりマイナーでパッシング。 B1は気持ち16フィールでソウルフルに。シメのフレーズは主旋律に沿いつつも呼応する形で。 B2は同じコード進行だけど奏法をガラっと変えてアルペジオ。これはビートルズの“becouse”でジョンが弾いてる鍵盤の影響が大きい。 エンディングはAと同じコード進行だが、コードの繋ぎに3度5度で上げていき全く逆の印象を持たせた。こんな簡単な理屈で大きな変化をつけられるからBASSは凄い。 最後はギターの進行はそのままにベースはワンノートのリフへ。これは理論的になんていうのか分からないけど、The Whoの“ババ・オライリィ”のシンセのようなものか。今時で言えばコールド・プレイか? と、いろいろやってるのだが、まだまだ細かいとこを練習しないと難しい。新曲の割にうまくいった方ではあるが。
1番目出演ということもあり、お客さんもほんとうに少なかったんだけど今までで1番いいライブだったんじゃないかな。ただ正直演奏中寂しい気持ちでいっぱいだった。大勢の人を楽しませられるような人間になりたいんだ。もうただそれだけ。 前は他人のことなんか考えちゃいなかったけど、年々サービス精神が旺盛になっていくんだ。人は人に認められないと生きていけないという意味で。
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