uchie◎BASSMAN’s life
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2004年06月30日(水) ■ |
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■STUDIO |
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杉並区のとあるスタジオに空きがあったので、Modな友達と2時間セッションした。 そのあとは、その足で中野まで歩き、Tollyとスタジオに入り歌の練習をした。 ほんの1小節の中に感情の揺れが詰まっていることが、歌ってみて初めて発見できる。その揺れ幅が大きければ大きいほど、表現するのが難しい。ベースだけ弾いてると、ついつい力みがちなところが、こんな気分が含まれていたのかと気付く。
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2004年06月28日(月) ■ |
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■夜が明けるまで |
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きのうのスタジオで上手く出来なかったところを、夜中部屋で練習してみた。歌いながらベースを弾いて同じところを何度も何度も。ゴーシュのように動物達が教えに来てくれれば助かるのだが、エアコンが嫌いで窓を開けて風を通してると、やってくるのは蚊ばかりだ。 曲の練習をしていたら、新曲のアイデアが沸いてきた。ラッキーだ。久しぶりに天才じゃないのかと思って嬉しくなった。 気がついたら夜が明けてしまった。テレビをつけると新しいニュースが流れ、僕は朝食の仕度をした。といってもコッペパンにブルーベリージャムを塗ってかじりつくだけだけど。
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2004年06月27日(日) ■ |
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■指弾き |
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きょうのスタジオでも指で弾いた。なかなかサマになってきたと思う。イメージはやはりクーラシェイカーあるいはオーシャンカラーシーンのベーシストだ。 けどまだ指にタコも出来ていない程度だ。 演奏しながら鏡を見ると、ふと思う。今までと別人のようなスタイルだ。なんだか新鮮な気分なのだ。
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2004年06月25日(金) ■ |
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■音楽とは |
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きょうのバンド練習で、ベースを上手く弾くことも、上手く歌うことも出来なかった。ここ数週間、精神的にかなり参ってるのが最もな原因だろう。音楽はそれがすぐに反映するから恐ろしい。 表現活動というのは自分を信じる力がものすごく必要だ。 昔サザンなどと対バンしていたという元ボーカリストであるマスターがいる店でランチを食べていた時期があった。オールディーズ趣味のホールにはギターアンプと335が置かれている。彼はソウルパンクな僕に、パンキーなどというちょっと恥ずかしいニックネームを付けて呼んでいた。 ある日マスターは相当鍛えたであろう声を腹の底から出し、僕にこう言った。 「おまえ、自分が辞めたら日本の音楽業界にとって大きな損失になると思えるか?」
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2004年06月23日(水) ■ |
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■MICRO KORG |
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もうすっかり夏である。涼しいスタジオへ行って練習したいところだが、最近お金も厳しいので部屋でコーラスの練習をしている。ところで部屋の中で一番涼しいといえば実はユニットバスなのだ。きょうはMICRO KORGを持ちこんでやってみることにした。 便器に座りMICRO KORGを膝に乗せて弾いて、ヘッドホンで聴きながら歌う。こんな姿はとても写真で載せられないな。自分でも可笑しくてしょうがなかった。1時間ぐらいやっていたと思う。やろうと思えばベースを持ち込むことも可能だな。今度挑戦しよう。
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2004年06月20日(日) ■ |
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■THAT'S WHAT I WANT |
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きのうバンドの練習後、友達のDJイベントに行くつもりであった。しかし財布の中は空。 コンビニのATMでおろそうと思ったら時間外で使えず、断念。 いやあ、行く気はあったんだよ申し訳ない。。。 仕方なく部屋でベース弾いていたらカッコイイ曲が出来たよ。
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2004年06月19日(土) ■ |
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■初めてのスタジオで |
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オルガンのジョンコさんの病気が治ってきたということで、きょうはフルメンバーでの2回目の練習を、場所は杉並区のとあるスタジオで4時間行った。 初めて使うスタジオだが、広々としていていい気分だ。ベースアンプをハイハット側ドラム斜め後ろに置くことが出来た。これは前からやってみたかったセッティングだ。こうするとそれほどボリュームを上げなくてもベースのフレーズもハイハットも聴き易いし、ドラマーにもベースが聴き易いかなと。 最初15分ぐらいジャムった。グルーヴィーにサイケデリックに。これがなかなかいい感触で、なんの打ち合わせもなしにこれほど息の合うバンドは初めてだ。 僕らはほとんど休憩を入れずに練習するので、終ったときにはかなり疲れていて、家に着いたときにはまるで1日労働してきたかのような疲労感だった。でも毎日こうしていたいなあと思いながら床に仰向けになると、さっき4時間流れっぱなしだったクリックの音が頭の奥のほうで鳴っているのを聞きながら僕の気は遠くなっていった。随分長く寝たような気がしたが、1時間ぐらいだったみたいだ。起き上がると喉が乾いていたのでコーヒーを煎れて飲んでいると、練習での音が蘇ってきた。いろいろな場面を思い出してはミスったところ上手く出来なかったところが僕を責め立てて苦しめた。 もっともっと上手くならなくては自分の居場所や存在価値を全て失うということを今まで嫌と言うほど経験してきたので、考えれば考えるほど恐ろしくなってきた。
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2004年06月18日(金) ■ |
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■PICK |
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高円寺のスタジオにて3人で練習した。この頃スタジオ練習の間隔がやけに長く感じる。以前仕事で忙しかった頃は、次の練習まで1回もベースに触れないなんてことがよくあったのに。 ところで今日はピックを持って行くのを忘れてしまった。いつもはジーンズのポケットに1、2枚入ってるもんなんだが。スタジオで慣れないピックを買うべきか、指弾きをやるか歩きながら考えたが、指弾きを練習するのもいいなと思った。そういうことは今まで何度かあったが、指がすぐに疲れてカウンターにピックを買いに行ったものだ。でも今日はなんとかピックを買わずに済んだ。 こういうことがきっかけでいろいろ気付いたりする。今までは指弾きでフレーズを弾きながらコーラスをやるなど全く出来なかったのだが、いつの間にやら出来るようになっていたりする。いや、このレベルで出来ているというのは語弊かもしれないが、ピックで弾くよりもうまくいってる部分も多々あるのだ。というかピックより簡単に太い音が出て楽だなと思うところもある。 ライブで2曲ぐらい指でいこうかなあ。もともとベースを始めた頃、指弾きがあるというのを知らなかっただけだからなあ。それは言い過ぎか。
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2004年06月15日(火) ■ |
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■オードリー展 |
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BUNKAMURAで開催されたオードリー展に行った。 写真と映像とファッションという内容で、特に実際に身につけていたドレスや靴やアクセサリーが多数出品されていて、その前に立つと非常にリアリティーを感じる。 個人的には60年代に彼女がウェディングで着たワンピースが好みだ。色といいデザインといい60s Modeanを象徴している。驚くほどシンプルでポップなデザインなのだ。それだけに彼女の清潔感あるスタイルが際立っている。 また『ローマの休日』で実際に使用されたVespaが展示されているのには驚いた。あちこち錆びて風化しつつも、この美しいスクーターに乗っていたんだと思うと、目の前にその姿が浮かんでくるようであった。
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2004年06月14日(月) ■ |
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■food menu of industrial |
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夜、Tolly邸にてご馳走になりながら昨日のスタジオのMDを聞いたりした。悪くないね。 その後、ビールを飲みながらTHE WHOの最近のツアーのビデオを見せてもらった。もう歳をとって力を失ったのではないかという僕の勝手な想像を、完全に打ち砕いてくれた。センス・技術、共に世界一のバンドだと断言できる。 エントウィッスルまでもが亡くなってしまったので同じようにはいかないだろうが、来月の来日が楽しみだ。ザック・スターキーの活躍も見逃せない。彼はドラムを叩く為に生まれた天才児だ。
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2004年06月13日(日) ■ |
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■小さなスタジオの中で |
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高円寺のスタジオでバンド練習をした。これがまた小さな部屋で、ドラムセットもベースアンプも小さかった。まるでワンルームのアパートのように東京の狭さを象徴しているようだ。 この狭い部屋の中で3時間もクリックに合わせてひたすらリズム練習をした。久しぶりに指が痛くなり、だんだん余裕がなくなってきて正直辛かった。クリックが揺れて聞こえるようになり、何度も脱線しそうになる。その度にきのうライブハウスで会った友達の言葉を思い出す。 こんな練習でも一瞬一瞬がライブのように感じるんだ。誰にも知られずやっているけど、目の前に観客が見えるときがある。だから君に聞かせたいと思ったら、しくじることはできない。
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2004年06月12日(土) ■ |
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■at 251 |
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251でクライフ・イン・ザ・ベッドルームのライブを見た。ここ1年ぐらい最も注目しているバンドだ。今回は251のTRI-CHORDという企画だった。他出演はHi-5,detroit7。 detroit7は今時の表現で言うなら“ヤバイ”というやつだ。ローファイなグランジテイストといえばここ数年多かったかもしれないが、このバンドは女性ボーカルギターで、歌もギターもパワフルだ。目をつぶって聴いてると、ちょっとキーの高い男性ボーカルにも聞こえるぐらいの力強さ。英語の発音もいい。ポスト、ラブサイケデリコか。まさにデトロイトでジャンクな匂いを放っているバンドだ。 そしてクライフ・イン・ザ・ベッドルーム。ああ、まったくかっこいい。このバンドを見ていると、自分がまだバンドをやりだす前のロック少年だった頃に気持ちが戻ってしまう。自分もこうなりたいと強く強く願ってしまう。こういう世界にずっと浸っていたくなるんだ。 最後のHi-5はバンド名はよく目にしていた。これもすごくいいバンドだった。おろしくメロディーがキャッチーで歌が上手い。ダンスビートの歌モノでこんなにいいのはないんじゃないかな。アジカンの人気を凌ぐのも時間の問題ではないだろうか。見た目も嫌味がなく全曲楽しめた。 帰りにクライフのシングルCDとTシャツを買った。インディーズバンドのTシャツを買うなんて久しぶりだ。いくら義理があってもどんなに世話になってもバンドのTシャツなんて絶対買わない僕だが、クライフは別格なのだ。 きょうは全てのアクトがすばらしくて最高だった。このTRI-CHORDという企画は来月もあってまたクライフも出るのでぜひ行きたい。noodlesとthe jetze johnsonも出演ということでそちらも楽しみだ。
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2004年06月11日(金) ■ |
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■レイ・チャールズ逝く |
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明け方テレビを見ていたら悲報が飛び込んできて驚いた。レイ・チャールズが死んだ。 一度ライブを見てみたかったな。 unchain my hartはいつか演奏してみたい曲だ。
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2004年06月10日(木) ■ |
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■新スタジオか? |
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ここ杉並の住宅街には豪邸がたくさんある。そのひとつに、何やら最近地下を工事しているお宅がある。表には手書きの看板にこう書いてある。 「近日スタジオオープン!」 金持ちのすることはよくわからん。いったい何のスタジオなのか。音楽練習スタジオだったら嬉しいのだが。しかしこんな豪邸の下にロックバンドが集まる風景は想像できない。ピアノやバイオリン、声楽のためのスタジオかもしれない。それでも近所にスタジオが出来たら個人で入るのに便利だな。 あやしい工事はまだ続いている。
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2004年06月09日(水) ■ |
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■スタジオへ行くときはなぜかよく雨が降る |
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23時から中野でTollyと歌の練習をした。それにしても傘をさしてスタジオへ向かうことが多い気がする。帰り、どしゃ降りだったら歩いて帰れないな、朝までファミレスで時間を潰そうかななどと考えたりした。
“sinking down the drift of all the things that I had to do”
これが今日練習したコーラスパートの一部だ。声が潰れていたのが復活してだいぶやり易くなった。不思議と喉が軽くなった感じなのだ。こういう変化が現れるとやっていて面白い。人間、変ろうと思えば変れるんだなあと思った。
帰り、外に出ると雨は上がっていた。夜道をSOLBITのマキオさんから貰った傘を突きながら青梅街道を歩いた。
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2004年06月06日(日) ■ |
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■頭打ちのリズム |
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きょうはオルガンのジョンコさんが病気でお休みということで3人で練習となった。 主にリズムパターンの練習をしたのだが、僕は頭打ちのリズムに弱いことがよく分かった。60年代のリズム&ブルースなんかでよくあるスネアの四つ打ち、アレである。例えば“UP TIGHT”か、スティービー・ワンダーの。あるいはスモール・フェイセスの“GET YOURSELF TOGETHER”だ。 どうも微妙にツブがずれてしまう。ミュートのタイミングが命だね。簡単なはずなのに意外と難しいんだな。というかこれができないと他何も出来ないんじゃないかってぐらい基本のリズムだから克服したい。単純なパターンだけど、これがタイトに決まると予想以上にかっこいいんだ。 さらにここの部分、ベースが下降のメロディックなフレーズでコーラスとハモるように作ったのだ。天才的な思いつきだが、出来ないとグチャグチャになってしまうのだ。なんとかせねば。。
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2004年06月05日(土) ■ |
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■バンドやってるんです |
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新宿へ面接に行った。 話の流れでバンドやっていることを言ったら、 どんなジャンルとか楽器のパートとか練習場所とか、どうやって結成したかとかメジャーを目指してるのかとか、いろいろ聞かれた。 このひとも昔はバンドマンだったのかなあ。それともバンドやりたかったんだけど出来なかった人なのかなあ。 一応全部正直に答えておいた。こういうとき嘘言うのキライなんだ。
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2004年06月04日(金) ■ |
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■リズム練習 |
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今のバンドを始めてからなにしろリズムが一番重要だと思っている。そんなことは最初から気付けよということだが、そこに至るまで紆余曲折ありで深い深い訳があるのだ。そして重要といってもどこまでそれを求め感じるかってことなんだ。 ということで今日はオルガン担当のジョンコさんと練習した。 クリックに合わせてひたすらリフの繰り返し。これがまったく難しい。頭をフル回転である。
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2004年06月02日(水) ■ |
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■個人練習 16 |
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久しぶりにひとりで練習しにスタジオへ行った。 前に喉を潰して以来クセになってしまって、すぐに声が枯れてしまう状態だった。そうなるとなかなかひとりでやる勇気も出ず、サボリ気味だったのだ。最近部屋でコーラスの練習をしていたが、そろそろいけるんじゃないかという気分になってきてスタジオの予約をとった。ほんとうにその電話をかけるだけでも勇気がいるんだ。 1ヶ月ぶりに大声を出すのはちょっと怖かったし、まったく勘が鈍ってるんじゃないかと思ったが、嬉しいことに前よりも良くなっていた。ときには休むのも必要らしい。また週一ぐらいでやろうかなあ。
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