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題名に、「日記と言うよりメモ」の言葉が含まれた場合は、 母の様子や入院等についての内容が書かれています。 ここに、ガンのコトが少し書いてあります。


2002年11月30日(土) 風邪

調子が良くないので親元に帰るのをどうするか
悩んだ挙句帰った。

それが失敗だったの言うまでもなし(-_-;)


2002年11月18日(月) 風が強くて暖かな日

暖かな一日だった。

帰り道

けやきの葉がざわざわ、ざわざわと
何か言ってるような気がした。

立ち止まって耳をすます
ざわざわ、ざわざわ

同じにしか聞こえないのに
私の髪型はぐっちゃぐちゃだ

それも気にならないくらい
暖かな夜


2002年11月16日(土) なんか隠してる気がする

親元に帰った。

遺品の整理をしなくなって1ヶ月くらい経つ。
気が進まないのもあって、やってない。

遺影の前で眠ると
忘れていた記憶が甦るらしく
母の夢を見るコトがある。
忘れていたモノに対し母が何かを言う。
そんな夢も見た。



父が帰ってきたが、玄関から
なかなか部屋に入ってこない。
??

数分して仏頂面のままやっと部屋に入ってきた。
いつもの顔だが、変な雰囲気が漂っている。
部屋にすっと入ってこなかったのもおかしい。
玄関に迎えに行かないのはいつものことだし。
慌てて考える。

考えるコト全てが当てはまるし、
何も当てはまらない気もする。


なんかあった?
A子が尋ねるけど何も言わない。

調子悪い?会社?ゴルフ?
矢継ぎ早に、二人掛りで尋ねるが
『何もない』としか言わない。

聞いても答えないので、何も言わずTVを見ていた。

しばらくしてTVで
「子供には迷惑かけたくないから
葬式やお墓は生前に済ませる」
ような話が流れたら
小さな声で
『子供には迷惑かけたくないんだよ』
確かに父はそう言った。


2002年11月12日(火) 胃袋な心

なんとなくお腹がいっぱい
何も入らないんじゃなくて
何もいらない。

胃袋に詰め放題みたいに、詰めこんでも
必ずお腹がすくんだよね。
当たり前のコトだけど不思議だなぁ。
消化するってどこにいっちゃうか
判ってるつもりだけど、やっぱ不思議。


人の心も、何か幸せな気持ちでいっぱいになると
いいけど、なかなかそうもいかないね。
ドアを閉めて1人になる、
ドアを開け放って一人になる
自分にとって気持ちの良い方を。


2002年11月11日(月) 聞かないで

どうしたのって聞かないでね。
元気だし、ご飯はそこそこ美味しいし
寝るのもなんとか3時までにベッドだし。



どうでもいいことや
どうでもよくないことがあって
やっぱり日記に書けない。

メモ
話が大きくなっていったのは今日。
コトの始まりは忘れたけど多分11月。


---------追記------------
11月19日現在
神経質でいなくちゃいけない期間は
通りすぎたかもしれない。
このまま上手くいきますように!!


2002年11月07日(木) 好きな詞・声・曲

大好きなアーティストがいて、
周りの皆が何も言わないのを良いコトに
会社で何時間も、同じアルバムを流してた。
初老のIさんは鼻歌で口ずさむ、程度にまで。

家でも目覚ましCDをそうしてた。
カラオケに行って歌うのもそう。
オリジナルを聞いたコトがないA子が
1人で歌えるようになるくらい、歌った。

毎日のように、一日中
同じアーティストの歌を聞いてた。


それが、あの日からぱったり聴けない。
何度か一日試したが、なんでか涙腺を刺激する。
聴きたいのに聴けない。
切ないなぁ。

今は「何か」に対して、怒りまくり系がかかってる。
元々好きでライブに行ったりしてるバンドだ。


私に足りないものは何?

ライブに行ったら一発で、なくなるかな?
このワケの判らん気持ち。


2002年11月05日(火) 11月5日

月末から今日まで
気持ちがざわざわしてすごした。

母の検査結果が病院で判った日。
転院して、病気を告知された日。
妹にも言えずにじっと耐えた一日。
末期ガンだと知らされた手術の日。
私が、妹に結果を伝えた日。

思い出さずにいられない。
思い出したくない。

カレンダーを凝視していたはずなのに
何を見ていたのか
今日何日だっけ?なんて考える。


2002年11月04日(月) 早いね

久しぶりの休日に感じる。
妹と二人で過ごす、こっちでの久しぶりの休日。

親元から昨日帰ってきた。
親元、小姑の所と自分達の
暖房器具のチェックもあって、こっちに帰ってきた。


街に出ると、もう売場はクリスマス。
サンタやツリーで、にぎやか。

店の中でA子が涙をこぼした。

去年のクリスマス
病室のカーテンにクリスマスの飾りをした。
小さなツリーでチカチカするのが母のそばにあった。


外で彼女が泣くのを久しぶりに見た。

ポケットからハンカチを出すコトしかできず
私は何も言えなかった。

行事を積極的にするのが好きだった母は、
よくプレゼントをくれた。
私達が大人になってからは
負けずにこっちもプレゼントをあげた。
なんでもない日でも、似合いそうな洋服や
可愛い小物とか、よさそうだなってものは
手当たり次第。

今でも自然に目が行く。
あ、これお母さん喜びそう!
・・・あげられる人が減っちゃったんだ。

街に出るのがあんまり好きじゃなくなった。


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