りとるのひとりごと。
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いつかこの日が来ると思っていた。
子どもが、父親の死について真実を知る時が。
と言っても、改まって話をしたわけじゃなく。
小さい頃から勘のいい子だったから、 時間の問題かも、ひょっとしてもう知ってるかも、 と常々思っていた。
ちょっと言い出しにくいんだけど、と切り出された。
面と向かって誰かに言われたわけじゃないけど、 なんとなく察してる事があって。 と。
自分の父親のこと。
亡くなったのが、事故でも病気でもないって。 で、原因も何となくわかって。
ポツポツと話し出した子どもに絶句してしまい、 挙句にはボロボロ泣いてしまった。
で、子どもにティッシュ渡される始末。
もうさあ、推理力ありすぎなんだよー。
テレビのサスペンスドラマもすぐ犯人言い当てちゃうしさあ。
…。
そんなことない、事故だよってもう言えなかった。
子どもはもう子どもじゃない。
ちびりとるじゃない。
もう少し落ち着いたら、ちゃんと話さないと いけないのかな。
また泣いてしまいそうだな。
最近メディアとか、「号泣」って言葉多用するけど、 ホントの号泣知らんだろ、って思う。
号泣ばかりのこの頃。
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