2009年12月27日(日) |
のだめカンタービレ 最終楽章 前編 |
● のだめカンタービレ 最終楽章 前編 監督:武内英樹 出演:上野樹里/玉木宏/ウエンツ瑛士/ベッキー/瑛太/水川あさみ/小出恵介
あの国民的人気ドラマが、パワーアップして帰ってきた! のだめと千秋の関係も、いよいよ大詰めに!?
フランス、パリ。指揮コンクールで優勝した千秋は、若き日のシュトレーゼマンが指揮を務めた「ルー・マルレ・オーケストラ」の常任指揮者に任命される。だが伝統ある老舗オケにも関わらず、資金不足で団員のやる気はゼロ、演奏も大雑把で低レベル。一時は絶望した千秋だったが、やがてオケの大々的な立て直しに取りかかる。一方、コンセルヴァトワール(音楽学校)に通うのだめは、千秋を見守りながらも進級試験に向けて猛練習を開始する。
クラシック音楽という斬新なテーマを描き、累計3200万部を突破したコミック「のだめカンタービレ」。06年10月にフジテレビで連続ドラマ化されると、あっという間に日本中を虜にした。その後、08年お正月に2夜連続で放送されたスペシャルドラマも高視聴率をマーク。そして今回、物語の完結までが2部作の劇場版として公開される。その前編となる本作ではフランス、チェコ、スロバキア、オーストリアで撮影を敢行。なかでもウィーンの学友協会など、名だたるホールでのコンサート・シーンは必見だ。ひたむきに努力を続けるのだめと千秋の物語だけでなく、ヨーロッパの美しい景色と生演奏さながらのクラシックの音色も本作の魅力だ。ぜひ音響装置の良い劇場へ足を運んで!
● アバター 監督・製作・脚本: ジェームズ・キャメロン 出演:サム・ワーシントン/ゾーイ・サルダナ/シガーニー・ウィーバー
『タイタニック』から12年、巨匠ジェームズ・キャメロンが描く、想像を超えた驚異の映像と感動の世界
息をのむほどに美しいはるか彼方にある惑星パンドラにやってきた、下半身不随になった傷痍軍人ジェイク。その星には独自の言語と文化を持ったヒューマノイドが居住しており、地球からやって来た人類と、互いの文化文明をめぐり対立。やがて壮絶な戦いが繰り広げられることに…。
『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督が描く、想像を超えた新たな世界で繰り広げられるエピック・アクション・アドベンチャー。構想14年、製作4年。キャメロン監督のイマジネーションに、ようやく映像テクノロジーが追いついた結果、ついに製作が始まった本作。この映画のために開発された革新的な技術により、登場キャラクターの感情や感動的なストーリー展開が圧倒的スケールで描き出される。(作品資料より)
2009年12月18日(金) |
カールじいさんの空飛ぶ家 |
● カールじいさんの空飛ぶ家 監督: ピート・ドクター 出演:エド・アズナー/クリストファー・プラマー
最愛のきみに捧げる果たせなかった約束の旅
冒険好きな少年と少女だったカールとエリーは夢を語りながら成長し、19歳で結婚。幼い日の思い出がつまった廃屋を買い取り居心地のいい我が家に改築する。喜びも悲しみも分かち合い、つつましく生きてきた2人にも、やがて悲しい別れが訪れる。ひとり残され偏屈な老人となったカールは78歳で一世一代の冒険に旅立つ。無数の風船と共に大切な家ごと飛び立ったカールが目指すのは、かつてエリーと夢見た冒険の地だった。
大人を泣かせるには冒頭のシークエンスだけで充分だ。カールとエリーの愛情に満ちた結婚生活を音楽と絵だけで綴るモンタージュの美しさと切なさに観客はがっちり心を掴まれ、その後に展開する驚きの冒険へ共に旅立つことになる。これまでも『ファインディング・ニモ』『ウォーリー』などの名作を放ってきたピクサーの記念すべき第10作は、3頭身の愛すべき老人を主人公に、生きることの孤独と未知への冒険に旅立つ勇気を見事に描き、09年5月にはアニメ作品で初めてカンヌ国際映画祭のオープニングを飾り絶賛されている。監督・脚本は『モンスターズ・インク』のピート・ドクター。ディズニー/ピクサー作品でもある。
● 2012 監督: ローランド・エメリッヒ 出演:ジョン・キューザック/アマンダ・ピート/タンディ・ニュートン/ダニー・グローヴァー
古代マヤ人が予言した“地球滅亡”を、かつてないVFXで描くディザスター・ムービー超大作!
2009年。太陽の活動が活発化し、地球の核が熱せられた結果、3年後に世界は終わりを迎える―。この驚愕の事実をいち早く察知した地質学者エイドリアンは、すぐに米大統領 主席補佐官に報告。やがて世界各国の首脳と一握りの富裕層にのみ事実が知らされ、人類を存続させる一大プロジェクトが極秘に開始される。そして2012年。売れない作家のジャクソンは、子供たちとキャンプにやってきたイエローストーン国立公園で、政府の奇妙な動きを目撃。世界に滅亡が迫っていることを、偶然知ってしまう…。
『インデペンデンス・デイ』『デイ・アフター・トゥモロー』のローランド・エメリッヒ監督が放つ、ディザスター・ムービー超大作。古代マヤ人が残した暦がそこで途切れていることから、「世界終末の日」だと囁かれてきた2012年12月21日。あと3年足らずで地球が滅亡するというシナリオを、圧倒的なVFXで描き切る。かつてない規模の地震、噴火、津波…。あらゆる天変地異が世界各地に次々と襲い掛かり、もはや地球上に逃げ場はない。なかでも大都市ロサンゼルスが、あっという間に崩れ落ちるシーンは圧巻! この映画史上最大級の絶望と恐怖は、ぜひ劇場の大スクリーンで体験してほしい。
|