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■ −−宛先不明−−
宛先不明のメール 戻ってきた 終わりは突然 訪れた(始まった) まるでそれは 映画やドラマの様で 僕におかしな(愛しき)おかしみを 与えた
それが最後の言葉だって 気づいたのは 8時間14分後 後の祭りってなんだっけって 考えながら 線路のそばでつったってた(列車の音をきいていた)
いつか 君を忘れるだろう いつまでも君を覚えてないさ
でもこの痛みはなんだろう? それさえ伝えられないのさ
このつかえたものを取り除いて 君の顔に貼り付けたいさ(君の前に差し出したいさ)
宛先不明の痛みなんてどこにも送れない 宛先不明の痛みなんてどうしようもない 宛先不明の痛みなんてしゃれにならないよ
ミシェルフーコーが好きな君 ポストモダンなんてどうでも良かったのに ただ君と話していたかっただなんて 坂口安吾とか読み返したりして
10代のような恋なんて実りもしないのに ただそれだけで幸せだったなんて 口が裂けても言いたくないのに 思い出すのさえ目を伏せたいのに
いつか 君を忘れるだろう いつまでも君を覚えてないさ
でもこの痛みはなんだろう? それさえ伝えられないのさ
このつかえたものを取り除いて 君の顔に貼り付けたいさ(君の前に差し出したいさ)
宛先不明の痛みなんてどこにも送れない 宛先不明の痛みなんてどうしようもない 宛先不明の痛みなんてしゃれにならないよ
ひりついた痛みも 心のかゆみも それは僕を泣きそうにさせる かきむしるような想いなんて似合わないだろ
君がドアを叩いて 叩いたから開けたのに 開けたらいなかっただなんて
誰か届けてくれないか? この宛先不明の痛みを・・・
2001年11月24日(土)
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