シルバー王女の鵜の目鷹の目耳ダンボ!!

大した事じゃないけど誰かに喋りたい…

2009年05月31日(日)  オグリ様さいこ〜!

「オグリ!」観て来ました!

壮君〜!カッコいい〜っ!!
すみ花ちゃん〜!素適〜っ!!
みつる〜!…やるようになったなぁ…(笑)

まず、作品自体、とても面白かったです。
そりゃ、荒唐無稽な話だけど(^^;;
18から21歳の間に返した妻が72人って!
3年の間に72人…1年に24人…1ヶ月に2人…1人当たり15日…←そんな計算やめなさい
でも、話の筋もわかりやすかったし、ダラッっとしたところもなかったし、
馬の首も、最初はびっくりしたけど、慣れるとそうでもないし、
キムシンは、バウ物の方が絶対いいよ〜!
小劇場物の方が、妙な説教臭さも必要以上には盛り込む余地がないんでしょうね。
一本立てで、ダラダラと人生を説かれるよりずっといい。

そして、壮君、輝いてました。
もともと、目に恐ろしく力があったけれども、
それが鋭さだけじゃなくって、「輝き」っていう感じになってたし、
大風呂敷な小栗の性格も、嫌味じゃなくそういう器の男に見えて、
本当にかっこよくなったなぁ…
そのくせ、いちいち照手姫にかける言葉っていうか、その声の優しい事ったら…
ゾクッっとする優しさでした。
輝くような雄大さと、しびれるような優しさのメリハリがとってもある
「小栗」壮君でした。
日本物、似合うよね〜♪♪
…でもこの後はアレか…ミーマイ…(ーー;)
(マミちゃんに次ぐオカマになれそう…いや、なりそうな予感…)

すみ花ちゃん、…うまく表す言葉が見つかりませんが…
「可愛い」っていうのとも「綺麗」っていうのとも違うの。
いえ、可愛くないわけでも綺麗じゃないわけでもないんですのよ。
むしろ「それだけじゃない」という意味で…
総じて「素適」というのが、今のところbetterな表現。
「照手姫」ったら、あれだけ絶賛されてのご登場ときたら、
そりゃ〜客席の期待も高まり、さぞかしやりにくいだろうけど(笑)
出てきて納得。。。。
一瞬、ふつーじゃん?と思うんだけれども、どっこい口を開いて動いてみれば…
声に透明感があるし、動きに品があるし、どこから見ても「姫」でしたわ…。
小栗に添える手とかも、ナヨッっとするわけでもなく、でも儚げで、
おまけに、表向き強そうに見せさせず、それなのに芯の強さは感じさせるという…
で、これだけ大絶賛しちゃうんだけど、決して壮君の邪魔にはならないっていうか、
すみ花ちゃんのおかげで、壮君ますますかっこよく見えるし〜!!
素顔は地味子ちゃんだけど(^^;;舞台で大化けするのね。
藤子が楽しみですね〜(見れないけど)

みつるは、あんまり活躍の場面がなかったけど、
それでも出てくると舞台にピリッっとした引き締め効果(笑)のある芝居っぷり!
顔は華やかだけど歌はいまいちで、芝居はなんだかよくわからなかった頃に比べると、
堂々っぷりに、微笑ましくなってしまいます。
ますます楽しみだぁ〜♪

というわけで、「オグリ!」は大満足でした。

余談
千駄ヶ谷の駅周辺は、なんだかやたら青い人々に埋め尽くされていました。
どうやらサッカー?
サッカー少年とか居ちゃったりする?
へぇ〜、青いユニフォームってどこのチームかなぁ?
さぁ〜?知らない〜…

…まったくもって、サッカーに疎い私とS様。

駅の出店をみて気付く

「どこのチーム…?っていうより、
 もしかして…ジャパン・ブルーなのでわ(^^;;

日本人として失格ですか?(笑)



2009年05月30日(土)  乙女の好物ドレスとパフェ

本日は「文化学園服飾博物館」という所に行ってきました。
こんな近くに、こんな素適な博物館があるとは知らんかった!

今やってるのが
「優品でたどるヨーロピアンモード」という展示なのです。
もちろん、こういう企画展に飛びつくのは…類友ちゃん(笑)
二人して出陣でございます。

今日のモードの基となった18世紀のロココ時代から1970年代までのヨーロッパの女性のモードの変遷と、その流行が生み出された背景を紹介します。

とね。
ロココ♪ロココ♪と浮かれモードで行ってまいりました。

また本年が服飾博物館開館30周年の節目にあたることから、特に所蔵資料の中から優品を選び展示を構成いたします。

との事で、なるほど、素晴らしい展示品でございました〜!!
ロココ時代の横に張り出したドレス、
その後のジョセフィーヌ時代のエンパイアドレス、
その後に訪れる「ロマンティックスタイル」時代のジゴ袖の素適な事!!

あぁぁ〜…素適〜っ!!
バッスルドレスも素適でした。
(私が横浜で着たのとちょっと似てました。
  あの時代の、典型的なスタイルなのでしょうね。)

だがしかし。
戦争を挟んで、布地の少ない女性のミリタリースタイル、等などを経て。

せっかく戦争が終わったのに!
シャネルやら、ディオールなど等が
スッキリとしたスーツだの、
丈の短いワンピースだのをデザインし…
それが今日に繋がってくる…と。

結論。
あいつ等が悪い。

あいつらが、あんなスーツなんてツマランもんをデザインしなければ、
あの素適なドレスの時代に戻ったんじゃあなくって?
↑そうか?というツッコミは却下

(我等ながら)勝手な結論を出し、大変満足に博物館を後にしました。

その後、ウィンドウショッピング兼
S様のお誕生日プレゼントを探しながら新宿の街をウロウロしてから、
お茶をしにカフェに入りました。

千疋屋のカフェ♪♪

なんかこう…がっつり食べたかったのね。←何を?(笑)
しかし、入ってからかなり悩む…
どれも美味しそう〜っ!!!
フルーツパフェもおいしそうだし、ワッフルも美味しそうだし〜
だけどさ。
だけどだけど。

マンゴーをたらふく食いたくない???

そう、今、千疋屋はマンゴー祭り♪
マンゴーパフェ、マンゴーヨーグルトパフェ、マンゴーワッフル…

マンゴーたらふく食いたい!

UH〜!マンゴ〜!

というわけで、ようやく二人して

マンゴーパフェ

に決定!
しかし、さすがに千疋屋…

マンゴーパフェ1680円也

…う〜む…さすが千疋屋…

でもでも。
期待に違わずこのマンゴー山盛りパフェ♪
たらふくたらふく〜〜〜〜〜(^・^)
後ろに写ってるのは、
今にも飛び掛らんばかりの類友ちゃんの手(笑)



ところで、オーダーをしてから待っている間に、
隣にいかにもオレってエグゼクティブ風なパパと、
2歳ぐらいの娘という不思議な二人がやってきました。
ママは居ないの。パパと娘と二人なの。
1.離婚後、娘と二人、水入らずで暮らしている。
2.離婚後、娘は妻に取られたが、今日は月に一度の面会日。

…ま、どっちだっていいけどさ。

えぇ、どっちだって構わないわけです。
構うのは…そのオーダーよ!!←それだって構うなよ(笑)

パパは自分に、フルーツワッフルを。←これだって相当な盛りだよ?
そして、娘にはマスクメロンのパフェを。

繰り返しますが。
娘、どうみても2歳〜3歳。

マスクメロンのパフェ2100円也。←私たちのより高い(笑)

まぁ、値段もさることながら、とにかくデカ盛りなんですのよ!このパフェったら!
写真で見たって、そのデカさがわかるくらいなのに…
どう考えても、娘が一人で食べきれる量ではありません。
…娘に一つオーダーする必要なしっ!!!
オレンジジュースでもオーダーして、
あとは、自分のワッフルの端っこでも切っておやりなさいなっ!!!

案の定、娘は、上に乗っかっているメロンだけを平らげると
パフェの7割を残して、親子は去っていきました…。

…人生やり直せ!!←ほんの2、3年だろうけどね

可哀相なマスクメロンパフェの隣で、
マンゴーパフェを心行くまで楽しみ、本日の…

ディナー終了…

…だってさ…
マンゴーパフェ食べたらお腹いっぱいになっちゃって!
夕飯なんて入らなかったんだもん〜〜〜〜〜っ!!!



2009年05月28日(木)  騙された…

今日は、元スタッフ3人で会いました。
最後にお茶して帰ろうかと、プラプラ歩いていると、

「フルーツジェラート」

の、素適な看板が♪
これこれ♪
これ食べる♪


看板の横にあったカフェの入り口から入り、お席に着く。
お水とメニューが出てきたので、パラパラめくる。

あれ?
ないよ?


ティラミスじゃないの(好きだけど)
チーズケーキじゃないの(大好きだけど)
タルトじゃないの(目がないけど)

たった今の私は、あの!あの!ジェラートが食べたいのよぅ〜!!!

おっかしいわね。
もう一度看板を見に行く。

ほら、ほらコレよ。
この…?(・・;)

ふと、看板の右上のロゴに目が行く。
…まさかね?
もう一度看板を見直してみる。
…ここのカフェの名前が書いてないよ?(^^;;

あれ?
ふと、そのさらに向こうにウロウロするキャップのお兄ちゃんと目が合う。
「いかがですか〜?」…と、声を掛けられる。

あなた…
その…
いかにも…
ジェラート屋さん♪

みたいな…
その…
爽やかな笑顔はっ!?

そぉっと近寄ってみる。
彼の背には…
…ジェラート屋さんだよ(ーー;)

色とりどりのフルーツが盛ってあって、
なんとも美味そうなジェラートが色とりどり置いてある。

なんと!
看板は…
看板の隣のカフェのものではなく、
看板の奥の店のものでした!!

そんなのあり〜っ!?

「違う!違かったっ!!この店じゃなかった!」

慌ててカフェに戻り、訴えてみたものの
元店長は、わがまま(←そう?そうなのっ!?)を許さず
「我慢しなさい」と一言言われ
ジェラートのはずだったのに、
ローズヒップティになってしまいました。

納得できないーーーーーーーーっ!!!



2009年05月26日(火)  口内バトル

歯の詰め物が取れちゃいました。
ミルキ〜…を食べたわけではなく(笑)←前回はそれだった
海老せんべい食べてたら取れちゃったの。

よみがえる苦い記憶…
前回、詰め物が取れちゃったのを、そのままにしちゃって
とうとう痛くなって歯医者に行った時にはすでに手遅れ。
神経を抜き、ギリギリまで削り
(それでも、抜かずに済ませてくれたんだからまだマシか)
被せの歯を作るのに

1、保険がきく金属歯→ニコッと笑うと、あ?銀歯…?
2、保険がきかないセラミック歯→普通の歯と変わりません

…の2択を与えられ。
当然、その2を選び、まんまと7万払った記憶が…

というわけで、今度こそ。
即日電話、翌日来院!
本日、歯医者に行ってまいりました。

でも、ちょこっと虫歯になっていたので、結局治療をするはめに。
でも、その場で削って、次回行けばもうおしまいです。
…って、歯はよかったんだけどね。

歯科助手の人と、先生の…

気が合わない?(^^;;

入ったばかりなのか、なんなのか。
とにかく、先生はその助手が気に入らない様子。

手を二回振るので、助手がシートを起こそうとすると
「え?なんで起こすの?それどけてって意味だったんだけど?」
途中まで起こされた私、再びグイ〜ンと倒される(笑)
コントかよ(^^;;
いや、それぐらいなら笑えるんですけど。

唾液の吸引しているその先っぽの位置が気に入らないらしく、グイッっと直す。
直しても直しても気に入らないらしく、
えぇいっ!こっちっ!と、ゴーインに持ってくる。
助手がせっせと吸引すれば、
「あんまりやると、うるさいのよ」
と、グイッとやめさせる。

…あの…それ、私の口の中なんですけど…

バトルはできれば、別のところでやっていただきたいですわ…



2009年05月20日(水)  一年ぶりの再会

本日、一年ぶりの再会を果たしました!

…梅酒と。

昨年漬けた梅酒です。
すっかり存在を忘れていました。
今年の梅が生って…あぁ採らなきゃなぁ…と思って。

はて。
昨年の梅は、そういえばどうしたっけか?(・・;)


…という事に、父が気付いてしまった(笑)

梅シロップは着々と消費していたのですが、
そーいえば、梅酒も漬けなかったか?

…えーっと。
え〜っと…
えぇ、漬けましたとも。
そういえば。
去年の6月10日に。(あぁ、日記って便利)

そんなわけで、さっき、漬けたそいつを引っ張り出してみました。
↑丸一年、放りっぱなし(^^;;
普段、お酒は一切口にしない私ですが…
ちょぴっと飲んでみた。←ホントにティスプーンに一杯(笑)

お?
…うまい♪
梅の味しておいしい〜♪(#^.^#)

(以上、終了)

父も飲んでみる。

「うむ。美味である」

…気に入ったらしい。
えっへん♪

「今年はこれの2倍作れるな」

え?(@_@;)

「今年は、これの倍以上生ってるぞ♪」

…全部梅酒にするつもりですか?…?
(っていうか、誰が漬けると思ってるのよ〜!!)



2009年05月18日(月)  ハンリュウ

まだ、見終わってませんの。
…類友ちゃんが置いていった…

…否

類友ちゃんにお借りしている、韓国ドラマ。
あと一話ってとこまでこぎつけたんだけどね。

それにしてもだわ。

男って、浮気を浮気と気付かず、
浮気してしまってから「それは浮気だよ」と指摘されて始めて、
「そっか、これって浮気なんだ」…と気付くんだね…

と、妙な納得をしてしまったり。
(あぁ、まるでアルベール…)

女性陣側の意地にも少々辟易。
正面切って、男一人を取り合うなよ〜!

とは言え、そのイライラする所をこれでもかと繰り返すので
どっぷり恋愛ものだわぁ…と、妙な感心を(笑)

あ、でもね。
一つだけ心惹かれたものが。

スプーン

あの、お粥だの、キムチご飯?だのをすくってる
まぁるい頭に、細くて長い柄の付いた、銀色のスプーン
あれがすごく欲しい。
なんか、すごくおいしく食べられそうな気がする。

あれが、今のところドラマの中で一番魅力的(笑)
あと一話で終わりますが、
彼?(←スプーン)を超える魅力が見つかるでしょうか?
やっぱり私、ハンリュウより、コシノリュウがいいなぁ…



2009年05月17日(日)  読書?

朝っぱらから読んでいたら、父が

「読むもの無くなって、そんなもんまで読んでんのか!」

…と、ほざいた。

…私の答え。

「そろそろ魚焼こうかと思って」

私が読んでいたのは、ガスの取り説。
実は、先日ガスコンロを変えましたの。
一番シンプルなの選んだのに、
それでもなんだか色々ボタンがあるんだもん〜


というわけで、未だグリルが使えず(^^;;
うちでは、焼き魚が未だお目見えしていないのです。

たかがアジを焼こう、シャケを焼こうってのに
なんでこんなもん読まなきゃいけないんだろ…
間違いなく使いこなせない気がします(笑)



2009年05月14日(木)  3センチずれぐらい?

本日、前の店のおかーさんより、6月18日の申込用紙が届きました。
届いたよーとメールしたら、返信が。

「たくさんの ごおうぼ おまちしております」

…基本、メールが得意でないので、
漢字変換されぬまま送られてくるのは良くある事。
それには今更驚かないけれど…

「ごおうぼ」

は、違うから!
抽選じゃないから!
それを言うなら

「たくさんの おもうしこみ おまちしております」

だからね…(^^;;

相変わらず、日本語が惜しいおかーさんなのでした(笑)



2009年05月11日(月)  月光のカンタータ観劇日記9(これで最後)

言いたい事も言い尽きてきました(笑)
これで最後ですわ。

**************************************************

フィナーレ

どこからがフィナーレなのか微妙なところですが。

げっこぉのカンタ〜タ〜…で幕が下りると、バイオリニストの方が舞台に。
これは、前回の情熱のパソドブレと同じ。
このバイオリンの演奏はけっこう好きです。
特にこの甲斐史子さんという方のバイオリンは、力強くて柔らかくて
この「新耽美」とやらには、とても合ってると思う。

と、バイオリン演奏を楽しむ気だったところへ、
下手側に何か不穏な空気の揺れが…

だ…

誰か踊ってる…(@_@;)

そぉっと、音も無く誰かが忍び寄るように踊ってる…
ひえぇぇ〜〜〜〜〜〜〜!

ウネリウネリと謎のダンスを全身で踊る謎の女性。
な…何が起きたの…?

一瞬にしてよぎるデジャヴ…
実は、前回の情熱のパソドブレ大阪公演にて…
客席でとんでもなく踊りだしちゃった客が居た…(@_@;)
…というトラウマが新耽美経験者(笑)にはございますのよ!
(これは、まったくもって製作側には無関係なトラウマなれど)
ま、またなのっ!?…と、思ったのもつかの間。
どうやら今回はスポットが当たっている…
という事は、この人は踊るべくして踊ってるんだね??
…という安心もつかの間。

ひたすら下手から上手へ、上手から下手へ、
そして舞台へウネリウネリ…
この女性のダンスが素晴らしい事はわかる。
素晴らしい筋肉美。素晴らしい手の動き。
素晴らしい…

いえ、素晴らしい事はわかるんですが!!!
さっきまで中世(ごろ)の大げさな衣装のフランスに居た私達には…
付いていけない。
付いていけないし…

あのコンテンポラリーって、苦手な人は苦手よ?(^-^;←苦手な人(笑)
素晴らしい事は認めるけど、苦手なものは苦手。

できれば、別々に出していただきたいものです。
コンテンポラリーダンスと中世フランスは。
ちなみに踊っていたのは、振り付けをした先生でした。
(振り付けだけじゃ飽き足らなかったのか…)

バイオリンの演奏(と、謎のダンス)が終わると、幕が開いて…

うひゃ〜っ!!
バッサリとショートにした、
そしてド金髪のユウカちゃんがセンターに!

(あのショートは、フィナーレのためだったのね〜)

…げ、現役もびっくりだよ(^-^;

♪琥珀色の肌 真紅の爪 艶やかな黒髪

とかって歌っちゃってますが
(余談ですが、やはり肌を褒めるのは「琥珀色の肌」なのですね…(笑))
相変わらずの目力!
紫のベルベットと、金色のレースの変わり燕尾が似合いすぎ!
ろくに踊ってないんだけど(笑)
↑踊った事のない歌手の二人が踊ってるというのに(^-^;

それでも、その動きの一つ一つが色っぽいんだわぁ…
ドレス姿のはっぱさん(微妙に体の色が顔と違ったり、スカート捌きが勢い良すぎたりするのはご愛嬌?)
とのデュエット。
女役さんが居ると、これが見れていいよね〜っっ
(例え、劇中、これっぽちも向いてもらえなくても(笑))
さすがに、OGの二人は顔が小さくてスタイル良くって、見目麗しい。

そして、後ろに控える力強い立さんのダンス。
う〜ん…やっぱりかっこえぇ…
視界の端っこに映る石黒さんのターンがすでにアゴ上がっちゃってるし!
…なんていうのは、これまたご愛嬌?(^^;;
NATSUMIちゃんは、居る居る、こーゆー出来上がってない下級生(笑)
…みたいな感じで微笑ましい。

ところで、フィナーレはタンゴっていうか、
タンゴって歌ってるけど
タンゴな曲調じゃないよねっていうか、不思議な曲でした。

OSKの曲なんだそうです。
ただ、大変不健全な感じで(笑)とてもヨロシ♪
中世フランスで始まり、コンテンポラリーダンスが挟まって、最後はタンゴ?
っていう、一貫性の無さは微妙なところですが。

でもね〜…やっぱりカッコいいんだよぅ…。
指先の動き一つが、目線の落とし方一つが…。

あざとい(笑)

2時間15分の行き着く先がここなら…ま、いっか。。。。
なんて、脳みそさえ溶けた思考回路に陥りそう…

S様の名言
「久々に、こっち向けっ!ヨシ、こっち向いた♪…っていうドキドキ感を味わったわ…」
…未だ、心の港の見つからぬS様(笑)
それに対し
「わかるわっ!!」…とメいっぱい答えてしまった某会所属中の私。。。。
…アレ?(^^;;

それにしても2時間15分!
カーテンコールは一回のみ。
客席も(おそらく出演者も)脱兎のごとくその場を後にしたのでした。。。。。
千秋楽さえも、カーテンコールが一回だったのにはびっくりしたわ。

立さんのご挨拶は、やっぱりなんかこう…
何か一つ終わった、という節目になりますね。
つつがなく終わりました、という気にさせてくれる。
(本当につつがなかったかは別として)

NATSUMIちゃんが口を開いて、関西弁だったのにはちょっとびっくり。
…そりゃそっか…(・・;)
そりゃそうなんだけど…ジョゼが一気に遠くなっていく(笑)
「なんで自分がここに居るのかわからない
 (こんな素晴らしい方々とご一緒させて頂いて)」
みたいな話で、とても可愛かったです。


フランシス役石黒さんの名言
「燕尾服が踊るものではなく、歌うものだと思ってた…」



…そっか!!!

私も今知ったよ。
燕尾服は歌う衣装でもあるんだね…?
↑おそらく、ヅカファンのほとんどが目から鱗(笑)

はっぱさんはシモーヌという役が好きで好きでたまらないって…
…えーっと。。。。
はっぱ家は絶対安泰なんだろうな…
例え旦那さんが…以下自粛。

ゆうかちゃんのご挨拶は
「普段は我侭は言わないほうなんですが、
 舞台の中でわがまま言いたい放題させて頂いて、
 とても気持ちよかったです」

…ってな感じだったかしら。
そ〜か〜…我がまま言わないんだぁ…。
偉いなぁ…なんて明後日な感心をしてしまう私(笑)

果たして新耽美第三弾はあるのでしょうか?
そして月光のカンタータ東上は??
いろんな不安を考えつつ…おしまい。



2009年05月10日(日)  小休憩にムーミンをご覧ください

未だカンタータを語っておきながら、本日は雪組観劇です。
となみちゃんサヨナラだわ。
ウサギちゃんの頃から見てたからね…やっぱり可愛いんだわ〜。

お祭り騒ぎなショーも、
勧善懲悪、目指せ類似品!…みたいなゾロも
(だってゾロネタ、いったい今までいくつあるのよ〜?)
楽しかったです。
ミズの武田信玄は似合ってるとは思えないし、
ただでさえ動きの鈍い音ちゃんに、そんな動きにくそうな格好させないでぇ←兼信チーム
と思ったりもしたけれども。
相変わらずキム君は本当に上手い、彼にならこういう役を振りたくなるんだろうな、
と思ったりとか。
あんな役なのに、それでもキタロウの活躍に、いっそエールを送りたくなったり。
脚本の底抜け具合に、えぇぇ〜?と思ったりもしたけれども。

でもやっぱり、スカッっとゾロが勝つ様はカッコいい!
(谷作品にも関わらず、二人しか死ななかったし!)

面白かった♪
面白かったし腹が減ったと、三越近くのカフェへ。
パニーニをがっつり食らってから、パフェを食べる事に。
そして、出てきたパフェがこちら

デカッ!

…あまりのデカさに
呆然と笑顔(笑)
征服しがいがありましたわ。

午後は、東京の大丸ミュージアムに
ムーミン展を見に行きました。

   ムーミン展

















原画が沢山あって面白かったです。
ムーミンが世に出てくるまでみたいなのとか…
最初は、トーベ・ヤンソンの
サインのように絵のところどころに
チョコチョコっと出てくるの。
それが可愛いの〜


スナフキンとムーミンの後姿が可愛い



そして、ショップ♪
2cm角ぐらいのタイルが100種類くらい出てて、
うわ〜!目移り〜!どれにしよう?


ニョロパスタ




それから
ニョロニョロの袋に入ったパスタ!
中に、ムーミン、ミィ、スナフキン、ニョロニョロの4種類の形が入ってるの。

こ、これは!
超可愛い〜っ!!

まずは、自分用に一つ。
福井親子に頼まれていたバレエバッグを贈るのに一緒に入れてやろうと
もう一つ。

…もう一人、
メチャウケしてくれそうな人を思い出す。。。


そんなわけで、ニョロニョロを3匹も持ってレジへ(笑)
大満足〜♪



さっきのパフェを消費するべく、大丸までも歩いてやってきましたが。
そして、有楽町でご飯を食べるべく、再び歩いて有楽町へ。
ついでに、駅から家までも歩いて帰りました。
…はたして、パフェには勝てたのでしょうか?
…ご飯のあとに、チーズケーキもたべたのですが。



2009年05月09日(土)  月光のカンタータ観劇日記8

本日、類友ちゃんがやって来ました。
なにやら韓国ドラマを携えて。

「そろそろ見たいんじゃないかと思って」

…そろそろ?
そろそろって何?(・・;)
見たいんじゃないかって?

さっぱり、そんな事を言った覚えはありませんが。

「まぁまぁ♪」←だから何が?

なんとなく騙された気分になりながら1枚目のDVDをセット。
宝塚もびっくりな偶然の連続に苦笑いしつつ(^^;;
韓国人俳優の男の見分けがイマイチ付かず、
ただメインキャストが雨上がりの宮迫に似ている事だけを頼りに話を追う。

しかし、韓国ドラマ侮りがたし!
一話がきっちり50分以上ある!!
当然、3時のお茶の時間ぐらいにノコノコやってきてたんじゃぁ…
全部なんて見られないわけです。

「…これ、借りていいの?」
「♪♪!(^^)!
 ほら、見たいでしょ?見たくなったでしょ?」


…いや、3話まで見せられてさ。。。。
これが韓国ドラマだとかそういうの抜きにしても
続きが気になるでしょ?

「ほ〜らね。はまると思ったんだ」

いや、はまってませんけど。
はまってないけど、この尻切れトンボな状態は嫌なのよ〜っ

「置いてくからね♪♪」

…人の話、聞け!
それにしても、あと何時間かかるんだ???

*************************************************

それぞれの愛・総集編

そんなわけで、もう少々お付き合いください。月光語り。

…ご覧遊ばして?

この…アルベールのモテっぷりを!!!

誰も彼もがアルベールアルベールと(^^;;
舞台上も客席も、揃いもそろってアルベールラブですわよ。
あなたが愛するならあなたの浮気相手も愛しちゃうわ、アルベール
せめて友情でもいい、アルベール
生きる希望を与えます、アルベール
たまねぎとにんじんがお嫌いなところが好きです、アルベール様


美しすぎて好きですアルベール!by客席

だがしかし。
そんな全ての視線を受け止めてなお余りある「比類なき美貌」(笑)

いや〜…
…綺麗だった…
本当に綺麗だった…
ユウカちゃんのアルベール。
ビジュアル的にどうかっていうと…すっかりオスカル様(笑)
栗色の巻き毛が、お顔に綺麗にそって、ますます美貌UP
(お手入れ大変だろうな〜)
でも、欲を言えばちょっとリボンで束ねてみたりとかも見てみたかった!
ダイエットダイエットと言ってただけあって
(それ以上細くなってどうするの〜!と思ったりもしたけど)
まるでデコボコの無いスレンダーな体つき。
ほんとに「青年」って感じでした。

ただね、舞台的には…つまり、そればかりなんだよね。
どの登場人物にも共感できないし、感情移入できない。

シモーヌ?同じ女性だし、共感できるかと思いきや、
あれよあれよと言う間にとんでもない方向に行っちゃって
とうてい共感できぬ悟りの世界。

フランシス?最初から最後まで「友情でいい」と言い切って
本当に、それ以上でも無くそれ以下にもならなかった人に感情移入したって面白くも無い。

そのうえ、肝心のローランときたら、

出てきた、口説かれた、好きです。

…いきなり結論が出てる状態に感情移入しても楽しくない。
(これは、前回のパソドブレの時も思った事だけれども)
その「出来上がるまでの変遷」を楽しみたいのよ!!!

自分は好きだけど、相手の気持ちはどうだろうか?とか、
どうやらこの人は自分に押せ押せなんだけど、
もしかしたら自分も好きになっちゃってるのかな?とか、
フィアンセが居るのに、好きになっていいのかな?とか、
この人が愛してるのは、自分だろうか?ジョゼだろうか?とか、
絶対色々あるはずでしょ?
で、最終…「それでもやっぱり好きだ。」に、至るんでしょ?

そこまでの心の軌跡が何も無い。
男だろうが女だろうが、
恋愛ものって、その軌跡を楽しむんじゃないの?
それを見て、客席はもどかしいとか、やりすぎだよとか、
わかるわぁ〜…とか思ったりするんじゃないの?

そこに色気を感じるんですってば!

断っておくと、
ヅカふぁんは、決してBL風味が嫌いなわけではないと思う。
ショーで男役同士の絡みなんてあろうもんなら、ウハウハとオペラでガン見ではありませんか。
たかが、男役が二人並んでる写真をみてさえも、
妄想はなはだしく味付けできる生き物です、ヅカファンって。

じゃぁ、そのBL風味な世界で何を楽しみたいのかっていうと、
妖しい色気が織り成す、非日常観に浸りたいわけです。
「男×男」というのは、女性にとっては永遠に「非日常」ですよね。
だからこそ、観る対象としては
「男×女」よりも、その非日常性に、よりいっそう盛り上がるわけです。

ところが、この舞台ときたらその色気(=心情の軌跡)も無い。
男×女の恋愛モノよりも、より一層の盛り上がりを期待できる
男×男を設定しているにもかかわらず、一切そこをカット。
結果、ローランの恋愛感情に付いて行けず置いてきぼり満載の観客。

前述のとおり、ここでシモーヌなり、フランシスなりが
二人の愛の(笑)邪魔をするのならば、
彼らの嫉妬心に同情なり共感が出来たかもしれない。
ところが、邪魔する前に勝手に昇華
これまた置いてきぼり感満載
悪いけど、凡人である観客は、そんなにいい子ちゃんじゃないと思うわ。
「そこで、何かしらやらかしてくれる」事を期待するのです。
そこで何かやらかさずには居られなくなる嫉妬心に色気を感じるのに…

そんなわけで、客席のマイハートは宙ぶらりん。
噂のセザールが何もしない以上、他に事件性も望めない。
それじゃ、いったいどこに楽しみを見出したらいいのかしら?(・・;)
(たまねぎがお嫌いなところ?…byKYギュスターブ)

こ〜やって細かく考えるとさ〜…
こと、問題は「BL」だけにあるわけではなさそうね。
だって、ローランが可愛い少女だったとしても。
少年ローランと同じ三段跳びみたいな(←出てきた、口説かれた、好きだ)道をたどられたら…
やっぱり、はぁ?で終わりそうだもの。



2009年05月08日(金)  月光のカンタータ観劇日記7

いったいどこまで行くんだか!?

本日は、目の下のクマ退治にたっぷり寝ておりました。
比類なき美貌にはなれずとも、
せめて、人並みのお肌で居たい…(T_T)

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それぞれの愛・その8? 「最終的には人類愛?」

だいたいさ…長いわけ
この長文駄文を見ていただければわかるくらいには。
2時間15分よ?
最後にフィナーレがある分を差し引いても、
2時間弱途中休憩なしのノンストップのお芝居なわけです。
出演者のご苦労はいかばかりかと。

それも、13時公演の次が16時公演。
13時から2時間15分足して御覧なさい?15時15分終了。
16時公演の開場時間は15時30分。
なんとタイトなスケジュール!
おまけに、私達のように、一日二公演とも見る人達なんてざらでしょ?
当然…お尻が痛くなってきますわよ。平らにもなろうもんですわよ。
16時公演の終わり頃には、暗転でゴソゴソ動く人続出。
そんな体力の限界を感じる終盤戦…。

暗転から、突如♪
タララッタンタンタ〜ンタララッタンタンタ〜ン
三拍子の軽快なロンドが聞こえてきます。

これまた、どこへ行幸か!と突っ込みたくなる
「自宅着」のアルベール様が、超ルンタッタ気分でご登場
(たぶん、シメさんの白夜伝説で使われてる衣装だと思われます。黒いやつ)
約束どおり帰ってきてくれたローランと、
相思相愛この世は花畑〜!!
VIVA!幽閉ライフ!
と、踊るアルベール様に、
残存体力の全てを吸い取られてしまう気がする2回目公演…(^^;;
あぁ…フランシスが、シモーヌが、(そして客席のお尻が!)
こんなに辛い思いをしているのに、この人ときたら〜っ!!

それでも、美しいから許す←所詮ファン(笑)
状況にそぐわない衣装だとはわかっている。
だけど、だけど。
状況にはそぐわなくとも、アルベールユウカには、とっても似合ってる。

ローランとの愛のロンドをご披露して、あらゆる全てを吸い取ったところで
なお、余りある体力のフランシスが駆け込んできます。
いい知らせです!と。
(この世の絶頂に居るアルベールに、これ以上なんのいい知らせがあるのだろうか。)
大げさな衣装の上に、さらにマントまで付けて再度登場アルベール。

「セザールが何者かに毒殺された!君は、館に帰れるんだよ!」

一瞬、顔が曇ったのを私は見逃さなかったわよ!!
え?
ラブラブ幽閉ライフが終了?
そう思ったでしょ?
今、一瞬「このまま、ローランと幽閉生活でもいいかなぁ」って。そう思ったでしょ!

そんなアルベールの細かな心の襞(笑)に気づくわけもないフランシス。
セザールは、ひどい領主だったから、こうなるのは時間の問題だったと得意気に話すけど…。

え?ちょっと待ってよ。
「何者か」が何者かは最後までわからないわけ!?

はっきり言って、棚ボタ?

セザールの奸計によって始まった幽閉生活。
セザールへの憎しみ。
セザールの…
っていうか、セザールに何か一矢報いる事無く、事件解決〜っ!!??\(◎o◎)/!
出演者、誰も何にもしていない。
アルベールは日々幽閉され、
ギュスターブとフランシスは日々アルベールを見守り
シモーヌは日々悶々と悟りの境地を探し
ローランは日々…何をされていたんだ…

だけど事件は解決!
最後まで顔も見せないセザールは、
最後まで何者かもわからないどこかの誰かに殺されて終わるわけ?

あまりのご都合主義に、椅子から滑り落ちそうになったわよ。
(そりゃもう、まっ平らになってるから、よく滑るわよ)

おまけに、アルベール喜んでないし(笑)
だけど、「領主として期待されている!」言われて、とたんに「家名」がよみがえるアルベール。

「そして…」そぉっと口ごもるフランシス。
あっけらかんと引き継ぐギュスターブ
「そして、シモーヌ様との結婚式も♪

…ギュスターブ、あなた時々空気が読めないわよね(笑)

だがここで、最後に真打登場。
誰がなんと言っても、フィアンセはシモーヌ。
公式に認められるのはシモーヌ。
だって子供が出来るのは、この中でアタシだけ!
いくらBLワールドでも、男に子供はできませんとも。
…と思ったかどうかは知りませんが。
ローランだって、シモーヌが一番だと認めている。
悟りの境地も開拓したし!
心の余裕がMAXに。そこで(2番目の)ローランに一言!

「あなたも一緒に来てくれるわね」

…(・・;)
そりゃぁ…
どこの馬の骨とも知らぬ男?女?と浮気されるよりも
全てを知り尽くした手のひらの中で、
愛のロンドでもヒラヒラと踊っていただいたほうがよっぽどいい。

若い恋人をエカテリーナに斡旋したポチョムキンのように。
女優の恋人をフランツに紹介したエリザベートのように。

いっそ、浮気相手は私が選ぶ

…それが正しい正妻の道?
あぁぁ…悟りの境地ってそこなのっ!?そこってどこなのっ!?
シモーヌ、あなたの愛が見えないわよ!!
そんなシモーヌの隣で
そーだそーだ♪と頷かんばかりのアルベール。
いいのかそれって!?

「これからも私のそばに居てくれ」と抜かすアルベール。

具体的には。
シモーヌと結婚をして、家督を継ぎ、跡継ぎをもうける一方。
ローランをそばに置き…以下略。
という意味ですよね?

…あぁぁ…なんか
もう全ての愛がよくわからない!!!


フィアンセにも認められた恋人の存在。
すっかりハッピーエンドかと思いきや…。
多少、アルベールに骨抜きにされているものの、
たぶんこの中で一番まとも(に、近い)のは、ローランではないかと思われます。

ローランは、自分は一時的な存在だからと、
アルベールへの個人的な愛を心の糧に
世の人々に愛を振りまく修道士になるため
にこっそり去ろうとします。
当然、そこへ

「ローラン!」

そういう勘だけは働くアルベール登場(笑)
私と一緒に居ると約束したではないか!と。
相変わらず我侭めいっぱいローランを責める彼。
しかし、ローラン、この人は自分の立場を一応わかっている。

「私が居ては、シモーヌ様との幸せの邪魔になります」

うんうん、いくら許してもらったとはいえ、やっぱりそこはねぇ?
なのにアルベール。

そんな事は無い!
 お前が居なければ私は…

…私は?
…私は??
っていうか、
いやだからシモーヌの気持ちは?(^^;;
↑最後まで愛してもらえず

しかし、ローランは旅立ちます。

「何事にも潮時と言うものがあるのです」
(唯一まともな思考回路を見たと思うセリフだ)

を残して…。
果たして、潮時が今だったのかは微妙なところですが。

月光のカンタ〜タ〜♪♪

…幕。



2009年05月07日(木)  月光のカンタータ観劇日記6

そんなわけで、淡々と続ける私ですが。
大丈夫、元気ですよ。

今日は、後片付けに行ってきました。
でも、もう、二度と開くことのないシャッターの前は、やっぱり通れなかったなぁ…(T_T)

さらば、もろもろの古き顧客よ…いや、古くないな…
もう、二度と行くことはない私の部屋…いやいや、私の店よ

アデュー!

…昨日は、閉店後、フロアの打ち上げに行ってきました。
たった数ヶ月しか居なかった店なのに、寂しかったな。
でも、ガンガン、カラオケ歌ってきました(笑)

今日は、店の打ち上げ。もちろん会社持ちで。
社長の薦めるイタリアンレストランとやらに連れて行かれ…←営業の人にね

遠慮なく、食ってまいりました。
(おそらく、請求書見せたら、そんなに食ったのか!…と、思うだろう)

おしまい。

…じゃないのよ。
プロジェクトはまだまだ続行中←何の?

私信ではございますが。
こちらをご覧いただいております、ご友人方(※都内近郊限定)
6月18日(木)のスケジュールを空けていただきましたら、大変嬉しゅうございます。
ちょっとしたイベントがございますので、
今までお世話になった、感謝の気持ちを込めて…←会社にね
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ご家族ご友人様、お誘い合わせの上、ご参加お待ち申しあげております。
(別途費用¥6,500がかかります事をご了承くださいませ。)



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それぞれの愛・その7? 「姉弟・愛…!?」

散々につれないアルベールさんを想いながら、悟りの境地を探すシモーヌさん、
突然に今までの恋の軌跡を歌い出す。

恋して惹かれて、結ばれて〜♪
はっぱさん、本当にとっても心地よい歌声です。
メロディラインも綺麗でフワフワと雲に乗りたくなるような歌声。
だが、その内容がなぁ(笑)

あなたの心を求めてもなかなか捕まえられないんだけど
それでも受け止めたい、あの人を ゆるぎない心で…
この恋の果てにきっと喜びがあるはず!!

と、…恋の始まりから、希望的最終形態までを歌うシモーヌ。
あの人を受け止めたい気持ちはわかりますが。

その前に、まず
あの人が飛び込んで来るかどうかはわかりませんよ?

(さっぱりもって、あの人ったら、シモーヌの方向いてないもの)

それでも、最後には幸せが待っていると
悟りの境地まであと一歩な辛抱強いシモーヌ様の元へ
突然にローランがやってきます。
タイマンに少々びびるシモーヌ様。
そこへ堂々勝負のローラン。

「シモーヌ様こそが、アルベール様を支えるべき真の方です」
と言いつつも…。

あなたと同じように、
あの人を愛する許可をください、と。

あなたこそがナンバーワンと、正妻をおだてつつ
一時の事ですから、私の事も許してください…と。

ど、堂々と??(@_@)
あの…えーと…
シモーヌよりも客席がびびってしまうローランの直球ぶり
そのうえ、言われたシモーヌ本人ったら…
その一言で?その一言で!…とうとう極致に到達!

「えぇ…許します

…許しちゃったよ。あぁ堂々と許しちゃったよ。公認だよ。
あのさぁ〜…
なんか…女性として、それってどうなのっていう気分になってくるんですけど。

シモーヌ様の悟り。
「アルベールが愛する人は、私の愛する人よ」

…って言われてもね。
「アルベールが愛する犬は、私の愛する犬よ」って言ってるのとはわけが違う。
犬ならば、そうだねと一緒に愛せるけど、男の子じゃどうよ??
でも、考えてみたら「弟の恋人」を愛していたシモーヌだもんね。
「弟に良く似た男の子の恋人」になったところで、大差ないのかしら。

シモーヌ…
私に言わせれば、あなたの心の方がよっぽど見えないわ。わからないわ。
あなたがどこの恋の果てに行っちまったのか…

そこへ行くと、フランシスの方がよっぽどわかりやすい。
愛情はだめなら、友情を!
ベストよりベター
100かゼロかではなく、100がだめならせめて50

でも、一番報われないのはこの人なんだけどね(笑)




2009年05月06日(水)  そしてサヨナラ

ちょっと、頭を真面目に戻して。
明日から、また続きを連載しますので、本日はご容赦を。

本日をもちまして、某デパートが閉館となりました。
12月の末に来て、あっという間…本当に文字通りあっという間でした。

でも、その短い間に、沢山の良い出会いがありました。
お客様はもちろん、デパートの中の仲間、そしてお店の中の仲間…
最後まで、3人協力して、駄目だと思われていた予算も達成。
今日はコート、何枚売ったかなぁ…←重衣料が動くとやはり大きい
もう覚えてないくらいだけど。
本当に、自分でも頑張ったなと思います。

そして、その間にとても辛い思いもしました。
後半、泣きました。
なんていうか…理不尽すぎて。
世の中、正義は通らないんだなって事をつくづく感じて。

でも、そんな中でも、
そんな私を応援してくれて、一緒に泣いてくれる人がいる、
それだけで、もう充分だと思いました。
何の力にもなれなくてゴメンと泣いてくれた前の店のおかーさん、
抵抗したんやけどなぁ…どうしても返り討ちにあってまうねん、
と言ってくれた心斎橋店のおじちゃん
社長に電話しよか?と言ってくれた今の店長。
シェパード君、某ヅカOGの店長、心斎橋のFさん、

私が頑張れなくってごめんね。
でも、気持はとっても嬉しかったし、
これ以上、私が頑張っても皆さんの立場がなくなるし。
もう未練もないし。

明日をもって、退職いたします。
約2年、楽しかったよ。

余談。
やっぱり…一般販売員の3列目ぐらいじゃぁ…
テレビには映らないかしらね…チッ

シャッターが下りる瞬間を見ようと、
閉店時、正面入り口まで行きました。

店長と偉い人、それから受付嬢が一列に並び、
その少し後ろに、一般販売員がごちゃごちゃと並ぶ…
その3列目ぐらい…
あ〜…やっぱ、無理か(笑)

そして、やはり最後の瞬間は見届けたい…と、思ったのですが。
あれ…もしかして…?
もしかして…?

…やっぱり!?(@_@;)

中の人は…
シャッターが下りる最後の最後まで深々とお辞儀をしているので、
シャッターが下りる瞬間は見られないのでした…

無念!!!

余談2
某アトリエ○リ○さんとこに口きいてあげるよと言われているのですが。
…いいのかなぁ…私(笑)
働けど働けど…すべて散財してしまいそう…^_^;

今回、えらい大バーゲンだったので…
散財してしまいましたっ!!!



2009年05月05日(火)  月光のカンタータ観劇日記5

世の中の「こどもの日」に、
こんな日記をつづる、ダメな大人です(笑)
ダメな大人といえば…
も、止まりません〜っ!!買い物欲が!!
そりゃ、うちも閉店セールやってるけど!
よそも、閉店セールやってるわけです。
コート2枚に、ゴブランのジャケットショートとロング、
それにワンピを一枚買っちゃった!
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それぞれの愛・その6 「やっぱり報われない愛」

シモーヌ→アルベール
フランシス→アルベール

言わずと知れた歌うまコンビ(笑)
そもそも、メインラブ、アルベール×ローランの話題に完全乗り遅れたフランシス。
しばらくぶりに来てみたら、アルベールが輝くばかりになっている!
(あぁ、そりゃもう彼にしてみたら眩しいだろうよ)
いったいどうした事だと問い詰めれば、
すでに悟りの局地への階段を上りかけていらっしゃるシモーヌ様。
「ローランという、ジョゼにそっくりな見習い修道士のおかげなの」

「ジョゼにそっくりな若者がアルベールと共に過ごした?
 シモーヌ、君はそれで平気なのか!?

…とっさに本音がチラリのフランシス。
「共に過ごした」間に何かあったかもしれないのに、それで平気なのか?
…だよね?

もう、嫉妬心にすっかり火がついちゃったフランシス。
(アルベールとキスしちゃう仲だった…いや、それ以上か?)
ジョゼにそっくりなローランとかいう若造が!?
俺のアルベールと一週間もっ!?いったい何をしていたんだーっ!

俺は、卑屈なアルベールが良かったのに!俺だけを頼って欲しかったのにぃ〜っ
お前の事を慰められるのは俺だけだ、お前の中の一番は俺だったのに〜!
(…シモーヌは、問題外?)
…♪憎い憎い憎い〜っ!!…っと、フランシス、ホンネの一曲…。
いや、石黒さんの声の本当に素適なこと…
ついつい力の入った憎い連呼の歌声だけど、感情がこもっていて、揺さぶられるわぁ…

だ〜けど、報われない愛。
フランシスはついに、嫉妬のあまりローランを殺す夢まで見ちゃうし。
いやでも、この時点でフランシス、ローランに会ってないし。
ローランはフランシスに会ってないし。

後で夢オチかってわかるからいいようなものの、最初は脳がピヨリ???
だってお互いに存在を知らないはずなのに
「ローラン」「フランシス様」とか呼んじゃってるし。
まぁ、細かいツッコミですわね。

フランシスがあからさまに憎いを連呼する一方、
シモーヌはひたすら悟りの境地への階段を上り続けます。

これは二人の対比なのかしらね。

シモーヌは、
何かを捨てて得られるのならば、
あの人の愛と引き換えに全てを捨ててもいい
今、私が望むのは人を責めない心、

フランシスは、
何かを捨てて得られるとしても、そんな愛に価値はない、
今、私が望むのは君との友情

最後にアルベールが加わり、
何かを捨てて得られるのならば、疑う心を捨て去ろう
今、私が望むのは永遠に清らかな愛、お前の心


♪それが〜…あ〜い〜っっ
…と、それぞれがそれぞれの愛を歌います。
♪愛は清らかで気高く、だけど、脆く壊れやすい〜
っとね。メロディも、歌詞の内容もとても綺麗にまとまっていて、
(状況さえ考えなければ)yけっこう好きな歌です。
(若干、アルベールの「清らかな愛」ってところに突っ込みどころを感じますが。)

だけどねぇ…シモーヌ…。
愛しても報われないけれど、だからと言って人を憎みたくない
…というコンセプトらしいんだけど。
なんか…それって、そうよねぇ…って感情移入が非常にしにくい。
時間が経てば経つほど、シモーヌの悟りの境地への心境の変化に…

それでいいのかっ!?

と、突っ込みたくなるむずがゆさ。
ローランに嫉妬しないのか?と(自らは嫉妬しまくった)フランシスがシモーヌに問うと
そうじゃない事はないけど、「そんな自分が嫌なの」と、答えるシモーヌ。
そこまではわかるよ。そりゃそうだろうよ。
嫉妬心のある自分っていうのは、例え何に対してであっても気持ちいいものじゃない。
じゃ、自分を好きになるためには?
(泣けてくるね。この状況でシモーヌのことを愛しているのはシモーヌ自身だけだよ?
 そのシモーヌ自身ですら、自分の事よりアルベールのことが好きなんだから。)

「嫉妬しなければいい」
嫉妬しないためには?
「いっそ、相手も愛してしまえばいい」
…。
ここに、理解できない心境が生じる。
普通、自分のフィアンセなり旦那なり、恋人なりが
「恋愛感情を持って好きな男の子」を愛せますか?
愛せるとしたらそれは、その彼を本当に愛している事になるの?
凡人にはわかりません。えぇ、私は凡人ですので。
ところで、舞台を見ているほとんどが、凡人なのではないでしょうかね。

シモーヌは、アルベールが好きな彼を愛する事で嫉妬心を無くし、
フランシスは、「友情」という彼の中の自分の位置を確保する事で、
ローランに対する嫉妬心を消滅させる。

ここに二つも「報われない愛」があるっていうのに、
その二つともが、それぞれが勝手に自分の中で昇華して
アルベールとローランの愛には何の関与もしないところに
この脚本の最大の問題点を感じます。


何故なら…
誰も二人の仲を邪魔しない。
これじゃぁ、(見ているこっちの気持ちが)盛り上がらない。

愛を鑑賞する時に、見ている側の気持ちが盛り上がるのは、
障害があり、それを克服するからではありませんの!?

男×男も、ノープロブレム!
アルベール ローランに向かって時速200キロ!
ローラン そんなアルベールに引きずられるように同一方向へ進行中。
フランシス 自分の位置(せめて友情的ナンバーワン)を確保しつつ見守る姿勢。

シモーヌ いっそ応援する姿勢
パパたち 心の底から応援中

…誰も邪魔しない。
もちろん嫉妬のあまり何かの事件が起きるはずよね?
という期待もむなしく、フランシスVSローランは夢オチ。
そういえば(最後までひっぱる)セザールはどうしたよ?何か事件を起こしちゃくれないのか?
例えば、ローランを誘拐するとか。アルベールをとうとう売り飛ばすとか!
…別に無い。何の事件も起きない。

ベルばらを御覧なさい?
身分差という障害に邪魔をされるオスカルとアンドレ
オスカルが身分を捨てる事で障害を克服し、晴れて両想い成立!
…その過程に読者なり、観劇者なりは萌えるのですよね?

エリザベートを御覧なさい?
この場合、なかなか振り向いちゃくれないシシィ自身が二人の愛の障害。
そのシシィをトート閣下が力で押しまくり、とうとうその愛に気づくシシィ。
…その障害となるべくシシィの拒否感情を押しまくるトート閣下に観る者は萌えるのです。

何の問題も無い恋人同士を見て、何かワクワクしますか?
しませんよね。
なんの障害も無いカップルの愛なんて、山手線に乗ればいくらでも見られますわよ。
そんなヒトゴトに興味は沸かないわ。
だけど、その山手線に乗っているカップルが、駆け落ち中だとして御覧なさい?
とたんに、そんなヒトゴトに興味深々になりませんか?

愛は試練があるから(観ている者は)萌えるのです。

余談。
夢オチの中で、アルベールは剣を振りかざし、フランシスを追い掛け回します。
あぁ…かっこいい…←所詮ファン
(だけどやっぱり、大げさな衣装着てるなぁ…)



2009年05月04日(月)  月光のカンタータ観劇日記4

まだまだ続きます。
余談ですが、ふつーの日記。
福井の友達からメールが届きました。
娘のバレエバッグを見繕って欲しいと。
(自分の中の)PC環境が整わず、ネットで探せないので…と。
前のバッグも買って送ってあげました。
でも、もう1年会ってないし、今、どんな好みなのかもわからないわ。
やっぱりまだピンク?それともオトナっぽいのが良くなって来たのかな?
と聞いてみたら。

「今は、大人チックに憧れるのも通り越して、またピンクがいいみたい。
 Kちゃんから貰ったハンカチとか、バッグとか良く使ってるよ。
 やっぱり小さいときにKちゃんから貰った沢山のモノが、
 好きセンスに影響しているみたい


…(^^;;←生まれたときからピンクの物ばかり贈り続けた人(笑)
Kちゃんから何か届くと「ピンクだ〜」…と蓋を開ける前から言ってたとか言わないとか。
モノトーンのシンプルが好みの友人…の娘…

…洗脳してゴメンよ(笑)


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それぞれの愛・その4 「メインの愛」
アルベール→ローラン ローラン→アルベール

婚約したてのわりに湿っぽさ120%の幽閉生活を送るそんなアルベールの元に
BLの神様からの贈り物が?(笑)

あっさり昇天してしまったジョゼを(シモーヌとフランシスの励ましもそっちのけで)日毎夜毎想い
庭をフラフラするアルベールに捕まる修道士見習いのローラン。
演じるのはNATSUMIちゃん、音大生。
声がとても素直で綺麗。祈りの歌がとても印象的でした。
耳元で賛美とか歌ってもらいたいわぁ…。

で、そのローラン。
うっかりジョゼにそっくりだったもんだから、アルベールが飛びつかないわけがない。
っていうか、文字通り飛びつくアルベール。
いや、ローランですけどって言ってるのに、
いや、お前はジョゼだ、私のジョゼだッ!←断定
私のジョゼ〜っ!!
こらこら。アルベール、落ち着けよ…(欲情すんな)

ところでローラン。
国王陛下から賜った鷹を逃がしてしまい、それを探して館に迷い込んだ…って
いったいどこから迷い込んだのよ?
セザール(相変わらず名前だけ出演の異母兄)の兵が目を光らせてるんじゃなかったの?
答え、壊れた壁の一角から。
…(・.・;)
…そんなもんがあるのなら。
アルベール、そこから逃げちまえばいいのに(笑)←大前提「幽閉」台無し

強引なアルベールさん、その1
それじゃ、鷹を探しに行くからと帰ろうとするローランを
「亡きジョゼのために祈ってほしい」と修道士見習いの心に漬け込み、まんまと捕獲。

あぁ、食われちゃうのは時間の問題かしら〜

…と、オトナの事情を考えたくなる清く正しくない客席の私たち(笑)

おまけに、翌朝、シモーヌさえも
「よろしければ、アルベールの話し相手になってくれないかしら?
 …それじゃ、私たちは失礼するわね
アルベールとローランを二人きりにする応援振り。
あくまで、シモーヌにとってはアルベールが一番。
オオカミの檻にウサギちゃんを放り込むが如きお言葉も、
全てがアルベールのため。。。。
BLワールドのヒエラルキーの底辺に居るにも関わらず、心が広すぎるお方。

強引なアルベールさん、その2
瞳の清らかさだの、魂の気高さだのと、すっかりローランに夢中になってしまったアルベール
それじゃ鷹を…と去ろうとするローランに、
「ここに留まって欲しい。私のそばに居て欲しい」と言い出す始末。
いやでも鷹がねと言って去ろうとするローラン。
そのローランの腕の引っつかみ、

「私はお前を放さない!ここで私と暮らすのだ!」

暮らすのだ!…って…。
歳が許されるのなら、床に大の字でジタバタしそうな我侭っぷり!
まさにこれぞ「駄々をこねる」ではなかろうか!?
…アルベール…
あんた…わがままにも程があるよ…(ーー;)

だが、ローランに「力で人の心は動きません!」とピシャリとやられる(笑)
そうよ、こいつにはよ〜く言ってやった方がいいわよ。
意外に素直なアルベール。そうか、悪かった。

「改めてお願いする。ここに留まってはくれないだろうか。」

…(ーー;)
…ちっとも懲りちゃいないよ、この男…

だけど、その綺麗なお顔で頼まれたらねぇ〜?
案の定、それじゃ「一週間だけ…」とほだされるローラン。
ほぉら、
もう籠の鳥はアルベールじゃなくってローランだわよ。


強引なアルベールさんその3
そして一週間。
…何をして過ごしたのか。
ジョゼはあなたを許しています…
ジョゼはあなたを許しています…
…開眼!!(カーッ!!…聞こえてきそう…)
私は全てを許そう!…ってな、やり取りがあったものの。
(ここのくだりがよくわからん。
 アルベールはジョゼに許してもらいたかったんじゃぁないの?
 それなのに、話がセザールに対する恨みつらみを捨て去るアルベールになってるのが…???)

ぶっちゃけ、どこで何してたのよ?
…オトナの事情がやっぱり気になる私たち(笑)

では、一週間経ちました。修道院に戻りますと言うローランをニコニコ見送るアルベール。
…なわけがない。
この人が、一週間で開眼したからって、そんなに物分りのいい男になるわけがない。そうでしょ?
目の前を通り過ぎたとたんに表情が豹変する。
そりゃもう…

獲物を狙うハンター

ですわよ。
だけど、これがまたはまってるわけ、ユウカちゃんったら。
キラリンッの効果音が聞こえてきそうな程、逃すもんか的目つきが…
あぁ、これだけアルベールを責めておきながら、
その目つきにクラリと来る私。
所詮ファン(笑)

それはさて置き、豹変したアルベール。
ノコノコホコホコ目の前を歩く獲物を後ろから羽交い絞め!

「人とは愚かなものだ。
 最初は一週間でもいいと思っていたのに…それだけでは飽き足らなくなる
 ここで…私と…ともに…」

…一週間で飽き足らなくなるほどの、何がいったいあったんだ!!!
と、心でツッコミながら、ローランに顔を寄せるアルベールの表情にクラリ。
あぁ、アタシ腐ってる…(^-^;
いや、それどころじゃないわよ。
ローラン、逃げて!襲われちゃう〜〜〜っ!!っていうか襲われてるし〜!

「私も同じ気持ちです」byローラン

…ぽかぁ〜ん(・o・)
今なんて言った?
今なんて言った?
…一週間で心変わりするのほどの、何がいったいあったんだ!!!
↑深まる疑惑

しかし、アルベールよりも自制心を持ち合わせているローラン。
とりあえずは、修道院に帰ります。
帰って院長先生の許可をもらってきます。(…どこまでの許可?)
一週間後また戻ってきますからと、アルベールに諭す。
まるで、結婚するまでは外泊はしませんと宣言する
箱入り娘が如きお言葉。


「院長が許可するわけがない…」byやっぱり駄々をこねるアルベール

…恋心が気づかせたのか。
案外、まともな事を口にするアルベール。
そりゃそうだよ、許可されるような事態じゃない事はわかってるのね!?

だが、そこでローラン、伝家の宝刀
「私を信じてください」自らキッス♪

…(・.・;)
え〜っと。
突然の展開に付いていけない私。
だって、今までそんな色気も何もなかったのによ?
いきなりキスシーンさらされても、ドキドキも出来ないんですけど…

こ〜れはねぇ…NATSUMIちゃんのせいではないと思いますが、
ジョゼのところでもそうですが、およそ、キスシーンったら棒立ちなわけです。
これでは色気も何もありゃしない。まぁそんな経験があるわけじゃないんだから仕方ないけど。
だが、そこは演出家がしっかり指導してもらいたいところ。
色気皆無のBLって見ていて辛いわよ…?
だって、頭でわかっていても、
感覚がどうしてもそれを感じ取れないんですもの。

しかし、その後のアルベールの笑顔の可愛い事ったら!

「…君を、信じよう♪」

…え、えぇ〜〜〜〜!!キス一つで!?(^-^;
アルベール、不誠実な男だと思ってたけど、
だけど天然過ぎるわよ〜っ!!

そんなわけで、晴れて両想い成立…
…だよね。



それぞれの愛・その5 「理解のありすぎる父性愛」

ギュスターブ(執事)→アルベール
リシェール院長→ローラン

(両方とも、立ともみさん)

前作、情熱のパソドブレの時も感じたのですが。
BLワールドというのは、男とか男とか男とか、関係ないんですか?
え?だって二人とも…っていうツッコミがどこからも、誰からも入らない!
見守るにしろ、進むにしろ、すでに出来上がってるにしろ、
いわゆる、互いに男ってところは、
何の問題もないらしい。それがデフォなの?

パソドブレの時も、ホセパパったら
「行ってやりなさい!」
と、心から応援してエミリオをラファエルの元に送り出しちゃって。

いいんですか?
あなたの息子は、もう一人息子を連れて帰ってくるかもしれないんですよ!!

と、ハラハラする我らのほうがいっそおかしいのか?と思ってしまうほどの
自信満々ナチュラルな応援っぷり。
そこに引っかかってる私たちは、
永遠に置いてきぼりなのだろうか…?


ギュスターブは、アルベールの執事。
(ジョゼといい関係になり、シモーヌを袖にしつつ、そしてローランとルンタッタと過ごす)
アルベール様を、すべてニコニコと見守る父のような存在。
おとーさぁん、いいのですかぁ?

だがしかし、ギュスターブは所詮は使用人。ご主人様の言う事なす事は絶対だもんね。
そこへ行くとリシェール院長は違います。
ローランを諭し、導く立場の厳しいお方です。
リシェール院長ときたら、見事なまでの真っ白なロングのおひげ。
…あぁ…
…きっと…羨ましがってるんだろうなぁ…
豪華衣装の主演の方
…と、とっさに思ってしまうファン心理(笑)

復活祭のミサに間に合うように帰ってくると院長と約束した(らしい)ローラン。
マジメな(マジメな故に、アルベールにかどわかされた…)性格ゆえ
きちんと、リシェール・パパ・院長の元へ帰ってきます。
ところが、リシェール・パパ・院長ときたら…

♪行くが〜いい〜!お前の心の信じるままに〜っ

と、自慢のお髭を震わせて一曲ご披露し、
(オオカミの元へ)ローランを送り出す(送り返す)ではありませんか!!

え?
え?(^^;;
いいの?リシェール・パパ・院長!いいんですか?

何故なら、人を愛する事を知って欲しいからだよって…
だって相手は「アルベール」ですよ?
だがそこは、男とか男とか男とか、全て人間なBLワールド。
そこに疑問を持ってはいけないのか…
リシェール・パパ・院長のあまりの、自信満々ナチュラルな応援っぷり。

ところでアルベールとは、どこのお嬢さんかね?
…と聞かなくていいのですか?

…とは…

…立さんには突っ込めませんわね、…えぇ。



2009年05月03日(日)  月光のカンタータ観劇日記3

さて、どんどん行きますよ。
余談ですが、フツーの日記。
新しいケータイに変えて、日々いじくりまわしているのですが、
どうも、最新ケータイについていけません。
待ち受け画面の中のイケメン(誰とは聞いてくれるな(笑))の上を
のんきなイルカがホコホコ泳ぐんですけど。
あれって、どうしたら退治できるんでしょうか?(^^;;
あと、受信メールのタイトルがテロップのように流れる場合があるのですが、
あれはいったい何なんでしょうか?
日々勉強です。


それぞれの愛・その2 「耐える愛」
シモーヌ→アルベール

シモーヌは、ジョゼの姉。女性登場です。
(BLワールドにおける、女性の存在価値を知らしめてくれる貴重な存在)
シモーヌは、ジョゼの死をアルベールに告げにやってきます。…幽閉先に(笑)
喪服のエリザベートみたいな格好をして。
シモーヌ役のはっぱさん、男役だった事なんかすっかり忘れるほどの、
まぁ〜〜〜〜、それはそれは美しい声!
ガラスのようにクリアで繊細で、本当に綺麗なお声でした。
その声で歌われる歌はどれも、グッっと来る!
(グッとは来るが、後々状況を考えてみると、え〜っと…とも思う(笑))
ところが、このシモーヌもアルベールラブ(^^;

あの〜…いいんですか?弟の恋人だった男ですよ?

いつからだか知らないけど、とにかく登場したとたん、シモーヌはアルベールに押せ押せ。
だが、シモーヌ→アルベールは、押せ押せなんだけれども
アルベールときたらシモーヌの事は
「好きとかキライとか、そいう感情は無い」
…と、言い切ってた始末。BLにおける女の存在ってそんなもん?

その割には、どこをどう押したのやらあっさり婚約。
そして、婚約したわりには、
アルベールったら全然心ここにあらず。

だって、婚約者の居る前でよ?
だって婚約者よ?これから結婚する人の前よ?

「私には希望がない 生きるべき意味もない」だの
「すべてを失った」だのと歌っちゃうってどうよ?

それも「私たちが居る〜」ってツッコミ…
いや、フォローを入れるシモーヌとフランシスに

畳み掛けて
「あるのは絶望だけ〜」

…聞く耳持たないアルベール。
シメときたら「語るべき愛もない」だわよ。

…フィアンセ…って??(゜O゜;
フィアンセには語るべき愛はないってか?

だが、そんな勝手なアルベールの上を行くシモーヌ。

「あの人が幸せならば私も幸せ」

…あんたは、ジェローデルか!

だが、ジェローデルも馬から落ちる程の心の広さ。
最後には
「アルベールの愛する人は私の愛する人よ」
とか言い出しちゃって、あまりにも広すぎる心で、ぶっちゃけ「浮気」の容認どころか
「浮気」の後押しをする強いお方。




それぞれの愛・その3 「忍ぶ愛」
フランシス→アルベール

フランシスは、アルベールの「竹馬の友」…表向きは。
だがしかし。
「男と見れば、とりあえず恋心」が基本らしいBLワールドにおいては
当然、フランシスもアルベールにヨコシマ気分。
だけど、この人の愛は「告げない」ところにあるらしい。
表向き親友の振りして、実はものすごいラブ路線一直線(笑)
だが、そんな想いをすべて胸に秘め、
一生友達の振りして、一生アルベールへの愛を心に生きていく決意。

そのわりに、アルベールの中の一番を譲れない人(笑)
俺だけを頼ってほしいだの、君の中の一番は俺だと思っていたのにだのと、
けっこう赤面な心のうちを赤裸々に歌い上げちゃうフランシス。
素直にローランに嫉妬しちゃったりして、いい人なのになぁ…。

いい人なのになぁ…ってのは、フランシス役の石黒説さんの容姿にもよると思う。
なんかこう…いい人なのよ(笑)前回(情熱のパソドブレ)のパパに続き。
そして、さすがオペラ畑の人!歌うま〜〜…心地いいよ〜
はっぱさんとのデュエットは本当に美しい。
(その内容が、揃いも揃ってつれないアルベールにラブな歌ってのが泣けるけど)

それにしても、シモーヌとフランシス、耐久力有り過ぎ…
いくら、アルベールの顔も心もこっち向いちゃいなくても、
それでもアルベール一筋なのよ?
いっそ、フランシスとシモーヌがくっついてくれたら
とても好感の持てるカップルになっただろうに
というのが、私の意見。

それでもやっぱりBLワールド。そういうわけにはいかないのです。
報われないシモーヌを慰める振りして、
実はアルベールの中の一番の地位は、
シモーヌにはまだ持っていかれてないと確認しているのだろうか。
だってさ…
「(ローランが来て)アルベールは変わった…
 シモーヌにさえ優しい
と、つい口を滑らしちまう彼。

…シモーヌに「さえ」って(^^;;
シモーヌの位置、どんだけ下よ!!!
(やはり、BLワールドにおける女性の地位と言うのは…以下略)

もちろん、シモーヌだって負けちゃ居ないといえば、そうなんだけど。
アルベールと婚約したというシモーヌへ、
じぇらすぃを見せてしまったフランシスに慰めのお言葉。

友情を無視されると思ったのね?」

…ゆうじょう〜…惜しいな。
友情じゃないんだよ?
それとも、気付いてなお、「友情」と言い切って見せる
牽制の一言だったのだろうか?

続いて「あなたにも誰か想う人が居るのではなくて?」
居るけど、振り向いて貰えなくってねと苦笑いしてみせるフランシスに
貴方もいつか想いが届くといいわねと言うシモーヌ。

…届いちゃっていいのかな。
相手はアルベールなんだよ?
それとも、気付いてなお、「別の誰か」と思い込んで見せる、
やはり牽制の…

…ま、どっちにしても報われない二人ですが、歌うまコンビです。



2009年05月02日(土)  月光のカンタータ観劇日記2

というわけで続き。
もう、ここまでの流れでお分かりかと思いますが。
月光のカンタータ、素適だったわぁ…
最高の作品だったわぁ…という方は、ヤリ投げたくなると思われますので
読まないでくださいね。

それぞれの愛・その1  「オープンな愛」
アルベール→ジョゼ ジョゼ→アルベール

ジョゼは、アルベールの従兄弟で
「仲の良かった若者」←アルベール談
仲ってどれっくらいの仲なんだ!(ぶっちゃけどこまで…以下自粛。)
そもそも、ここは何がどうとかもなく、ハナから両想いで話がスタート。
(あ、当然ジョゼは男の子。)
アルベールは、僕に全てを教えてくれた♪(←全てってどこまで…)
アルベールは、僕の顔かたちだけじゃなく全てを愛してくれた♪←だから…
ってねぇ…
そりゃぁ…
毎日毎日比類なき美貌を見てれば、
相手の顔かたちなんてどうでも良くなるんじゃありません事?
誰も彼も、顔かたちだけにしか興味を示さないんだと、
わかったような口をたたくジョゼ。
そんなジョゼに、私はお前の中に私と同じものを感じたんだよと、
だから(いただいちゃうのに)迷いは無かった!
これまたわかったような口をたたくアルベール。
…え〜っと。
これって、究極のナルシストではないでしょうか。
最終的、持ってくるとこ自分〜???(^^;;

ついでに、宮廷に伺候するのが大嫌いなアルベールさんの言う事ったら

「私は自分に注がれるご婦人方の
 …いや、ご婦人方ばかりとは限らないが
 まつわりつくような視線に辟易させられたからね」


比類なき美貌。
絶賛…自覚中…(^^;;
それにしてもよ。
お稚児趣味に引き続き、ご婦人方ばかりとは限らない、のくだりは必要だったのかっ!?

さて、ジョゼは、アルベール一筋なれど、
アルベールは…「魂の深いところで結びついているんだよ」とか言っちゃって
誰か別の女と結婚して家督を継ぐ気満々。
「愛だけでは生きていけない」だの
言うに事欠いて

「私が結婚しても、私たちの関係は変わらない!」

だのって…。

…あの。
…アルベールさん、けっこうひどい人です(^^;;
けっこう不誠実な人です。
今、はっきりと「妻は妻、恋愛は恋愛」と言いましたよ?
そんな彼に「幻滅したよ!」の一言をたたきつけて、ジョゼ、出番終了。
(…言ってる事はしごくまともだ)
なぜなら、ジョゼは、はやり病であっさり死んでしまうのだ。

…あっけ(・.・;)

哀れなアルベール。彼は豪華衣装にて絶賛幽閉中だったので、
お見舞いにも行かれなかったのだ。
そして、現在の湿っぽさ200%の幽閉生活に至ると。
心の中でフツフツとセザール(ここまで連呼されるとどんな顔なのか気になってしょうがない)への
憎しみをたぎらせて。

ジョゼのために祈りをささげているらしき場面から話は始まるのですが。
(だから、ジョゼとのシーンは時系列をさかのぼって回想ね)
…祈りをささげるために、たいそうな格好をなさっておられる。(^^;;
まるで甲冑がごときグレーのしっかりとした胸当てのあるような服に、ドワ〜っと広がるマント。
…家の中ですよね?(^^;;
大変、見目麗しいのは確かですが、我を忘れる美しさですが。
でもちょっと待てと、心の中で冷静な自分が何かを言う…(笑)

いったい、あんたその格好で一日城の中で過ごせるのかと。
お茶の一つものんびり飲めるのかと。
いくら貴族とはいえ、それはないだろうよと。

でもまぁ、比類なき美貌に豪華衣装、そして絶賛幽閉中。
三拍子揃ったアルベールが、お稚児趣味の心をそそる事は間違いございませんわね。



2009年05月01日(金)  月光のカンタータ観劇日記1

今更ですが。
だがしかし、言いたい事もたまっておりますので。
相当長文です。
というわけで、ちょっとずつ、…連載します(笑)

今回は、事情により(笑)
歯にものの挟まった言い回しでお届けいたします。

(なんだかモロなタイトルに苦笑をしながらも)
次回作の存在を知ったのが11月。
それから、ひたすら(一抹の恐怖を抱きながら)待ち続けて春。
徐々に明らかになる「月光のカンタータ」詳細。
そそるビジュアルのチラシがチケットと共に届き、
裏をひっくり返せば(誰かに何か意見を求めずにはいられない)あらすじが。

どんなあらすじかって言うと、
運転中のS様に説明してあげたら、
前の車に突っ込みかねないくらいアクセル踏み込んじゃった!
きゃぁ〜っ!!車間距離!車間距離〜っ!!!!

…っていうあらすじだ。←どんなだよ

ついでに、特設サイトとやらができたらしく、
(なんだかんだ言いながらも)思わず、見に行かずにはいられないファン心理。
そして、キャスト紹介を見て絶命…
「私は死ぬことすら許されないんだ。
 売られる日を待つ、私はみじめな籠の鳥だ…」

…いったい、何をさせられるんだっ!?アルベール椿!

そんな(見る前からなんだか疲れちゃった)月光のカンタータの幕開けです。

設定は、中世「ころ」のフランス。
おフランスです。
お貴族様です。
ゆうかちゃん扮するアルベール・ド・シャルトーは
「比類なき美貌を持つ(←ここ、重要)青年貴族」
そして現在、異母兄セザール(名前しか出てこないのに、大活躍の上毒殺される哀れな方)
が絶賛幽閉中(笑)
いちお、跡継ぎを狙う異母兄が、父親殺害の容疑という濡れ衣を着せて
幽閉したという流れなのですが。
(その事件やら陰謀やらが、そんなに重要なファクターかというと、実はちっともそうじゃない。
 重要なのは「幽閉」という単語なのだと思われます。)

なぜセザールが、アルベールを殺さずに「幽閉」したのか?
そうよね。後の憂いなく、バッサリやっちまった方がよかったわよね?
じゃぁ、なぜ???
それは…
それは…
口ごもるアルベール。
それを引き次ぐフィアンセのシモーヌ。←はっぱさん

「そんな事、アルベールの口からは言わせられないわ」

…そ、そんなひどい理由なの?

「セザールはね、アルベールの『比類ない美貌』に目を付けたのよ」byシモーヌ

え〜っと。
いや。いや待て。待て待て。
いや確かによ?
確かに、アルベール様ときたら、そーとー綺麗だったわよ。
ファンの欲目だけじゃなく、非の打ち所がない美しさだったのよ。
幕が上がった瞬間、あぁこれでもう6500円は惜しくないとすら思ったわよ。
でも、それを称して「比類のない美貌」って本人の前で言うわ、
本人悪びれずに当然の顔してその称号受け取っとくわ(笑)
話がするりと「比類なき美貌」で進むあたり、ちょっとカユ〜〜〜(^^;;
そのうえ、比類ない美貌の何に目を付けたって…

「お金持ちの未亡人か、
お稚児趣味の大富豪に献上し、その見返りにお金を…」


「献上」
っていうか…お稚児趣味
…(・.・;)
…フランス語で「お稚児趣味」って何て言うのかしら。
なぁんて、明後日なツッコミすら浮かんでくる始末。
いやそれより何より突っ込むべきところは他にある。
それって、むしろ本人が言ったほうがまだましなセリフでは。

「お稚児趣味の大富豪に献上」が、
フィアンセに言わせるセリフかーっ!!!!


そんなわけで、比類なき美貌を絶賛のうえ、幽閉中(笑)

さて、登場人物は役柄的には7人…かな?
その、それぞれの愛っていうテーマらしいんですけど。
次回からその「それぞれの愛」を逐一つっこんでみたと思います。


 < 過去    未来 >


シルバー王女

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