2005年08月25日(木) |
天気までも荒々しい日は。 |
一気に全てを壊してやりたくなる。 意味の無いものも。大切なものも。あたしも。
段々、膨らんでいって、最後の「ぱんっ!」って弾け飛ぶ瞬間。みたいな。
自爆すると同時に周りも皆、無くしてから逝く。 あたしが、皆を連れて、逝く。
ああ、でも何人か居るな。一緒に逝きたくないやつ。 特にあいつだけは絶対に一緒にだなんて嫌。 あたしが爆発する前にやっておかなきゃ、だね。
首を絞めて、上から吊るして、あと暴れるといけないから手足を縛っておかなきゃ。 でも最初はすぐには殺したくないよね。 あたし、腕には自信が無いから、ずっと蹴っていたいな。 手は汚したくないけど、掌であいつのきったない顔を押しつぶしてやりたいな。 そんなことしたらつぶれた鼻が、もっとつぶれちゃうかな。でも元から顔自体がつぶれてるから、そんなに気になんないかもね。 まぶたを切ってあげるよ。切るっつーか、切り取ってあげる。 そんで、あいつにあいつのまぶたを見せてあげよう。
「マスカラ、塗ってあげよっか?ほら、まつげすごく伸びたよ。アイラインも引いてあげる。コレであんたの小さい目が、大きく見えるんじゃない?」
ああ、楽しそう!そして切り取られたまぶたを見た瞬間に、あいつは低い声で叫ぶのかな。それともあたしは初めてあいつの高い声を聞くのかしら。
それから長くてさらさらで甘いシャンプーの香りがするって(聞いただけだけどさ)いうあいつの髪を全部燃やしてやりたい。 前にテレビで見たんだ。炎でアフロみたいにするってやつ。
ああ、楽しみ。外の世界の台風上陸かっていうのみたいにわくわくしちゃう。
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