白馬鹿日記

2019年12月28日(土) ステム交換

というワケでバイク無しの年末。
無事に冬休み突入であります。今年は宿題も無しでありますればゆっくりのんびりと過ごせるハズ。但しバイク無し。というワケで買い出しに自転車をフル活用せざるを得ない状況でありますれば数週間前からジワジワと頭角を表しはじめた腰痛のご機嫌を取るべく乗車姿勢の改善を試みる事にいたしました。
選んだパーツはGIZAというメーカーのMS−28・80mm±17°という一品。プレスポGのオリジナルが90mm±7°でありますれば長さで12.8mm高さで12.4mm近付く計算であります。それが程好いかどうかは神のみぞ知るところではありますが2200円ならば試してみる価値はあるのでは無いかと。

まずはネットで交換方法を確認。ふむふむ。フォークを固定するのはステムであってトップキャップというヤツは固定時の調整用程度に考えれば良さそうな感じでありますな。と思いますが違っていたら後で身を以って思い知るハメになる事でありましょう。まずはハンドルの真ん中辺に鉛筆で印を付けてから外します。トップキャップを外しステムのネジを緩めるとそのまますぽっと抜けました。薄く錆が浮いていたので軽く磨いてからグリスを塗って新しいステムを差し込みます。ステムの上部とフォークの上部の間に余裕がある事を確認し、固定されない程度にステムのネジを締めてからトップキャップのネジを締め込みます。タイヤを左右に動かしてみるとゴロゴロした感触が。締め過ぎかしらん。ガタつきが出ないで一番緩い状態を求めて締めたり緩めたりを繰り返し、まあこんなモンじゃろというところでステムのネジを締め込みます。ここで以前に買ったきり出番の無かったトルクレンチが登場。前のステムに8〜9Nmと書いてあったのでとりあえず8にしてみます。大丈夫かな。大丈夫じゃ無かったら後で身を以って思い知るハメに。死ぬわ馬鹿ッ!

ここまでは順調であります。残るはハンドルを付けるだけでありますればその前に一服する事に。モノはAmphora Englishであります。パウチを開けて出て来たのは黒4薄茶6くらいのどちらかと言うと細目かなというリボン・カットでありました。心地良いラタキアの薫香が。ううむ。結構控え目でありますな。湿り気は程好い感じ。柔らかい葉っぱをやや強気で詰め込みます。点火一発。ふむ。こりゃターキッシュ系じゃ。

ターキッシュと言うのかオリエントと言うのか未だに理解しておりませんがオリエントの方がカテゴリーが広いのでありますかね。まあそっち系とバージニアがメインの味と香りであります。ラタキアはやはりちょと控え目。ややドライな味でありまして甘みも控え気味であります。ターキッシュ系の舌触りもあったりいたしましてこの辺は素人にはキビシい部分だったりもいたしますな。ってワシだけかしらん。もう少し甘みがあって舌に優しいとワシ好みなのでありますがそうするとEMPになってしまうのかも知れません。なってもええんですけどね。日本に入って来るのはまだ先の様ですし。入って来なかったりして。そんなん嫌じゃあ。吸い口は程好いミディアム・ライト。ワシ的にはストライクど真ん中では無さそうでありますが品質的には良いモノでありましょうからドライな味わいのターキッシュがお好きな方にはお試しいただいても良いのでは無いかと。

ひと息ついてからハンドルを取り付けます。前と多分同じ角度にいたします。締め込みも前のに倣い5Nm。完成じゃあ。ををかっこええ。かな。どうかな。全然変わらん気もしますね。ちなみに重さは126gでありましてオリジナルとの差は−8g。誤差の範囲であります。油まみれのスプロケを掃除したらもっと軽くなるかも知れません。尤もワシの鈍脚では1Kg軽くなっても大した変わりは無さそうな。などと思いつつ買い出しがてらの試乗に出発いたします。へえ。たった1cmずつなのに結構違いますな。姿勢は明らかに楽でありますよ。腹筋と背筋が、と言いたいところでありますがンなモノは元から大してありませんので少々マシかもという程度に過ぎませんが首と肩は楽でありますね。意識して顔を起こさなくても前が見えるというか。走りに関してはまあ、前に進めば上出来という愚老体でありますれば最初から期待はしておりませんです。でもこれだけ差が出れば換えて正解でありましょう。戻ってからハンドルの角度を少し変え、フォークに固定しているネジの緩みが無い事を確認して完了といたしました。ふむふむ。中々に楽しいですよこれは。



2019年12月19日(木) Sutliff・Balkan Sobranie 759 Match

というワケで開封。
相も変わらず貧乏暇無し金も無し。という日々でありますが飛び込み的にいただいたお仕事も何とか先が見えてまいりました。見えてしまえば要はただのファイル編集&結合なのでありますが何しろ仕様書が分かりにくいのであります。Excelファイルなのはまだ我慢出来ますが全容を見るのに30回も横スクロールせにゃならんという、なるべく理解出来ない様に作ってみましたと言わんばかりのシロモノ。ちゃんと書いてあったらペラ1枚で工数5日という作業に2週間掛かって漸く先が見えはじめた程度と言う実にストレスフルなお仕事なのであります。

というワケで頻繁に気分転換が必要になったりいたします。拡張されたStardew Valleyを起動。むう。石切り場の脇に洞窟が。入って見たれ。わあ強い何じゃこいつら。瀕死の状態で逃げ出せましたが気を抜いたら瞬殺ですよワシみたいな鈍いジジイでは。ほのぼの牧場経営ゲームにぬるめの戦闘という事でワシでも楽しめているワケでありますればここには当分立ち入らない方が良さそうであります。やれやれ。

更に溜まったストレスを軽減すべく一服いたします。モノは759 Matchでありまして当然ながらこちらもホンモノの味は知りません。薄茶と黒が半々くらいのリボン・カットはOriginal Matchよりはラタキアが効いていそうな香りがいたします。それでも強くはありません。やや乾燥気味かなと思いつつもそのままボウルに。点火一発。うん。割とフツー。

ねっとり感の少ないややドライなラタキア系であります。甘味もあり中々のお味。ワシ的に懸案だったケンタッキーは知らなかったら気付かなかったかもという程度であります。Original同様の独特な香りもありますが控え目と言って良いかと。ラタキアも決して強いワケではありませんし重い夕食の後にはちと物足りないかも知れません。吸い口は程好いミディアム・ライト。美味しいですがフツーに美味しいとしか言えませんですねワシの貧相なボキャブラリでは。早春か晩秋の薄暮時の飲み物のお共に、とでも申しましょうか。ンな優雅な時間がいつ取れるんだか分かりませんけどねワシみたいな貧乏人が。と言うワケですっきりした上品なラタキア系をお探しの方にはオススメであります。



2019年12月07日(土) Sutliff・Balkan Sobranie Original Match

というワケで開封。
年の瀬も近い今頃になって新しいお仕事がはじまりました。仕様がやや曖昧な上にけっこう複雑そうなのでもうひとつ気が乗らない部分もあったりはいたしますが食う為には仕方がありません。貧乏人に選択権はあまり無いのであります。まあ生活の場を路上に移すという道は選択可能でありますけどね。寒いですからね今は。ワシは寒いの嫌いだし。

冷たい雨が降っているので土曜日も働く事にいたします。やっとかないと年末年始というモノが無くなってしまいますからね。複雑な割に内容の無い仕様書を読み解きつつ一服いたします。モノはBS Matchでありましてオリジナルのブレンドを目指したモノの様であります。ニワカのワシは当然ながらオリジナルなんぞ吸うどころかパッケージを実際に見た事すら無いワケでありますがレビュー・サイトに拠ると中々良く再現されている様でありますので楽しみであります。

ジップロック・バッグを開けて出て来たのはリボン・カットかねぇこれ。ワシ的には粗めのコース・カットと呼びたいところでありますがリボンとされておりますれば意地を張っても仕方がありません。やや乾燥気味かなとも思える葉っぱからはターキッシュらしい香りが。もっとラタキアまみれかと妄想しておりましたが考えてみると名前からしてバルカンですからね。かなり控え目のラタキアの薫香と僅かに甘さを感じさせる香りも混ざったりしております。着香はしていないでしょうからね。もしかしたらオリエントにこういう香りの品種があるのかも知れません。

カットが大きめなのでやや大きめのパイプを選んでボウルに詰めます。乾燥気味なのもあってけっこう強気で詰め込んでみたり。点火一発。ふむ。中々に甘みがありますな。ターキッシュというのかオリエントと呼ぶべきかは分かりませんがそちら方面の味と香りもいたしますが特有の舌当たりはありません。ラタキアは常時存在しつつも控え目と言って良いかと。フローラルと言われたら成程と答えたくなる独特の香りと甘みが良い意味で気になる味わいであります。これが再現性を高めているのでありましょうか。ホンモノ未経験のワシには憶測するしかありません。吸い口はやや軽め〜程好い辺りのミディアム・ライト−。オリエント好きの方なら気に入る方も多いのではないでしょうか。ワシは気に入りましたです。リピート銘柄になりそうでありますよ。

中曽根元総理が亡くなられたそうであります。賛否のある方ではありましたがワシは優れた政治家でいらしたと思っております。防衛費1%枠を破った時にはナチ曽根だの軍靴の音が聞こえるだのと叩かれておりましたが30年以上経った今でも軍の隊列は現れておりませんしどこにも攻め込んだりしてはいないワケであります。尤も今でも聞こえている方もいらっしゃる様でありますけどね。30年も同じ音が聞こえ続けているというのは大変な事でありましてワシだったら耳鼻科か心療内科にでも相談いたしますが付ける薬がありませんと言われてしまうかも知れませんですな。大切なのはむしろこっちがどこからも攻め込まれていないという事でありますよ。先の見える方が冷戦時代にいらした事は日本にとって幸運だったと思う次第であります。享年101歳。お疲れ様でした。1分間黙祷。


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うるま [MAIL]

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