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2004年06月30日(水) |
優しさってよくわからないけれど |
今日の帰り際、Aさんに「久しぶり」と声をかけられた。
Aさんは昔、私が入社当初配属された部署の隣の課にいた人だ。
実は当時Aさんが苦手だったのだが、今では和やかに世間話が
出来るようになった。
少しは私もオトナになったのかな? (←いや、もうじゅうぶんオトナだろう!)
苦手の原因というのが、配属後まもないころ
「AさんとBさんとCさんが君のワルクチを言っていたよ」
と、ある人から親切に忠告されて以来のことだ。
以来、私の中でAさんBさんCさんに対する壁が出来てしまった。
あれこれと他人の陰口を言うのもどうかと思うけれど、
そのことをわざわざ本人の耳に入れる人もどうかと思う。
ウソをつかないこと、正直であることは、
基本的にいいことであるのだろうけれど、
全てを語らないことが優しさである、
というのも真理だと思うのだ。
でもやはり、本当の優しさ、というものがどんなものなのか
未だによくわからない私なのである。
今年の3月まで在籍していた職場は、基本的に時間外労働がゼロ
という決まりだったけれど、今の職場はその制限がない。
なので、好きなだけ残業することができるのだ(涙)。
これから先、ますます仕事がたてこんでくることが確定しているので、
この3ヶ月は夜遅くまで残業できるよう、少しづつ体質改善を図っていた。
ていうか、単に帰宅時間を1時間以上遅くしているだけなんだけど。
私は毎日へろへろになりながら帰宅の途についているのに、
大多数の同僚は夜中までバリバリ仕事をしているらしい。
みんなタフだよなぁ。
私ももうちょっと体力をつけないとね。
イヤな夢を見た。
外出先から帰ってきたら、マンションじゅうの住人が私の部屋から
ごっそりと本を持ち出して処分している真っ最中だったのだ。
大切にしていた本もお高い専門書も、もう二度と手に入らない絶版モノも
人々が次々と私の部屋から持ち出しては、ヒモで縛ってゴミ捨て場に
運び続けているところを見た私は、泣きながら激しく抵抗したのだが、
抵抗むなしく本は捨てられ続けて…
というところで目が覚めた。
明け方に見た夢は正夢になるんだっけ? 逆夢だったっけ?
正夢になるのがイヤだったので、思わず二度寝した私(笑)。
それとも、少し本を減らせという天のお告げかしらん?
*****
買い物のときの行動で、その人の性格がわかると思う。
私はかなり優柔不断な性格なので、その場でパッパッと買うモノを
決めることができない。あれやこれや、かなーり長い時間悩んでから、
「こんなに悩んでしまうのなら、買う必要がないものだわ」
とか言い訳して、何も買わずに帰ってきてしまう。
まぁ、他には「この品物は残業代○時間分」とか頭の中で計算して
「これは私の労働に見合わないし、もったいない」と買うのを
やめてしまうこともよくある。みみっちい性格でもあるようだ。
土曜日の着物セミナーのときも、着物問屋の担当者の方が
「ここにある品物はお安くお分けしてもいいですよ」
と言い出した途端に、一番の年長者であるYさんの目がキラーン☆と輝き、
「私はこれにするわ!」と宣言。あっという間に素敵な大島紬と帯を
選び出して、さっさと購入手続きをとったのには一同ビックリ。
多分、Yさんは仕事もテキパキと処理することができる、優秀な方だと
推察した。
……え、私ですか!?
迷いに迷った末、最初に見て気に入った色無地の着物を買いましたとさ。
てへ。
約一ヶ月で仕立てあがってくるらしい。楽しみ楽しみ♪
「ものすごい借金をして買い物をしたのに、
どうしてこんなに嬉しくてたまらないのかしら〜♪」
とは、紬と帯3本(!)をお買い上げしたTさんの名言。
いや、でもそれが買い物の真理ってものでしょう? ね。
ふと気が付いたら、昨日今日と殆ど自宅にいなかった!
26日 土曜日。
朝から着付け教室の着物セミナー。先生のお話が面白いので
つい長居してしまい夕方遅く帰宅。その後すぐ下北沢某所に直行。
みにむりんさんのお誕生日祝いの会に参加して、午前様で帰宅。
27日 日曜日。
朝起きてまもなく外出。いろいろと買い物など済ませる。
午後からお茶のお稽古。今日もお濃茶のお手前。
その後、渋谷のBunkamuraへ行って、オードリー・ヘプバーン展を観にいく。
大河ドラマの途中で帰宅。
時間がないとボヤいていたのは、あれこれ遊びの予定を入れていたせいか(笑)。
いろいろなことにチャレンジしたいし、やるべきこともたくさんあるので、
まず遊びの予定もそれ以外の予定もどんどん入れていって、
その合間に家事や雑事、仕事などをこなす、というのが、ここ最近の
私の時間の使い方なのである。
お金を貯める秘訣は、生活費など使って余った金額を貯金するのでなく、
まず引き落としなどで貯金してから、残りの金額で生活する、
というのに似ているかも。
*****
そうそう。オードリー・ヘプバーン展は大盛況でしたよ。
実は2週間前にも観にいくつもりで、前売券を握り締めて
意気揚々と出かけたら、入場するだけで90分待ちと言われたので、
待ち時間がもったいなくて帰ってしまったのです。
オードリー・ヘプバーンの衣装のコーナーが人気でしたね。
『麗しのサブリナ』や『ティファニーで朝食を』、『マイ・フェア・レディ』
で実際に来ていた衣装(ジパンシイのデザインのものなど)が何着か
展示されていたのですが、今こうして見ていてもとてもステキ。
他の人も「素敵! それにウエスト細い〜!」と感動していました。
ちなみにBunkamuraでの会期は7月4日(日)までです。
観にいきたい人は急いで!
多少なりとも着物に興味のある人なら、一般の呉服屋さんや
デパートの着物売り場の敷居の高さを実感されていると思います。
なぜか、それほど欲しくもないお高い訪問着などを
無理矢理勧められてしまう、という先入観があるのですよね。
でも今日は違いまぢ!!
着物の問屋さんにお邪魔して、いろいろな種類のお着物を
見せてもらうことができるのです。
ということで、着付け教室の着物セミナーに行ってきました。
最初は着物の種類と格について。
ミスの第一礼装が振袖で、ミセスの第一礼装が黒留袖である、
という話は聞いたことがあるでしょう。
(ちなみにトウのたった独身女性は何を着ればいいのだ?)
略礼装は、訪問着や附下、紋付の色無地など。
いわゆる仮絵羽仕立で、豪華な模様附けがされているものが訪問着ですね。
では訪問着と附下の違いはどこにあるでしょうか?
答は、訪問着の八掛は共八掛、附下の八掛は別八掛、なのだそうです。
それから、染めの着物と織りの着物について。
染めの着物とは、布を織り上げてから染色した着物のことで、振袖、留袖、
訪問着、附下、色無地、小紋などがこれにあたると考えていいでしょう。
織りの着物とは、生糸を染色してから織り上げた着物のことで、紬、絣、
お召し、銘仙、上布などがこれにあたります。
今回は、大島紬や結城紬、牛首紬などもたっぷり見せていただいたり
触らせていただいたりしたのですが、いやー、触ったときの感触が
正絹の着物とは全然違いますね。
布に張りがあって着シワが出来にくそうです。
誰かが、「この結城紬のお値段はおいくらですか?」と質問したところ
着物問屋の担当者さんがこともなげに、
「だいたいクラウン一台分くらいですかねぇ」
と答えてくれました。
でも私、クラウンの値段がわからないや。
国宝級の反物や作家物の反物もたくさん見せていただいて、
(しかも後で羽織らせてもいただいて)
いやー、眼福眼福。
(続きはまた明日♪)
2004年06月25日(金) |
健康一番 電話は二番 |
会社の後輩、Hちゃんと健康談義をした。
私「夜遅く帰ってきてから、ついつい晩酌しながら食事をとって
しまうんだよね。体によくないとわかっているのに」
H「私も昨夜会社から帰ってきて、夜中の3時からビールとおつまみを
飲んだり食べたりしていたら、あっという間に4時になったので
あわてて布団に入ったんですよー」
……Hちゃん、あなた遅くまで働きすぎ。
私たちがいるオフィスのフロアには、女性専用の仮眠室があるそうだが、
他の同僚たちはその部屋を「Hちゃん'sルーム」と呼んでいる、らしい。
H「最近、運動不足なんですよね。何か運動やってます?」
私「夜中に家の中でラジオ体操しているくらい」 (←マジです)
H「私は、ほら、あの今流行りのウォーキングの…」
…デューク更家?
その後二人で、「このポーズをとるのが難しいんですよねー」
と職場の廊下でクネクネとウォーキングのレッスンを始めてしまった(笑)。
*****
隣の課の後輩Yくんが今日付で退社する。
Yくんとは前の職場にいた頃から顔見知りだったのだが、昔から
十二指腸潰瘍だの結石だので、しょっちゅう病院に入院していた
まるで「病気のデパート」のようなヒトなのであった。
先週から職場に顔を見せないので、もう有休消化モードに
入ったのかしらん? と思っていたら
「退社間際になって、またまた入院してしたんです〜」
だって。
退社後はしばらく温泉旅行をしてのんびりするらしい。
いいなぁ、温泉。
まずはゆっくり体を治してください>Yくん
*****
夕方から歯医者へ行った。今回で歯の治療も一段落ということになる。
思えば去年の秋からずっと歯医者に通っていたんだっけ。
……な、長かった。
でも、終わった! やったーー!!
この後は9月に定期検診を受けに行く予定があるのみ。
うん。これからは、もっときちんと歯のメンテナンスもしよう。
歯医者に通い続けるのも大変なんだから。
*****
P.S.
明日の着付け教室は、着物セミナーと称して着物の問屋さんに見学に行きます。
先日の帯セミナーでは、うっかりいいお値段の帯を買ってしまったからなぁ...
気を引きしめていかないと。
でも、江戸小紋か色無地だったら欲しいかも…とも思っていたりして。えへ。
さて、明日の結果はどうなるか、乞うご期待(笑)。
「最近、本読んでる?」
「う〜ん。ちょっとねぇ…」
書店で本の物色をしていたところ、20代とおぼしきカップルの
こんな会話が聞こえてきました。
えっ!? 世の中には本をほとんど読まない人がいるんだ!!
私、本がないと多分生きていけないんですが。
だって、筋金入りの本の虫だし。
というより活字中毒なのかもしれないな。
『お母さんは「赤毛のアン」が大好き』を読んでいたら、著者の
吉野朔実さんが鞄の中に本が入っていないと不安に感じる、
という話がありました。その気持ち、よくわかるなぁ〜。
(今日の帰りに↑買いました。『赤毛のアン』が好きなので)
私の場合、電車通勤の時間が長いので通勤時はいつも読書タイムです。
手持ちの本を読みきってしまうと、あわてて本屋に駆け込んで
新しい本を買い込む、ということもよくあります。
実際のところ、書籍代がかかるので同じ本をよく読み返しもします。
お気に入りの本はもちろん何回も何回も読み返します。
読んで読んで読んで読んで、もうそのくらいでカンベンしてやれよ、
というくらい読んでいるんじゃないかな?(笑)
ちなみに今日はカバンの中に本を3冊詰めていきました。
それ全部読めるワケないって。ほどほどにしておけ>オレ
FRAU 7月23日号を買って、
特報! いま、こんな女性がモテ始めている!
「意表をつく女」が素敵だ!
なる記事を読んでいたら、今輝いている女性へのインタビューとして
小倉優子(って誰?)の、悩殺ウサギちゃんポーズとか
さとう珠緒のウルウル視線ポーズとかが載っていたので、
頭がクラクラしました。
いいトシしたおばちゃん女性には、できないぞ…それ。
もし万が一、私がこんなポーズをしていたら、
こっぱずかしくて後ろから自分に蹴りをいれるね。絶対。
このインタビューの中に、
「よく、素直に甘えられないんです、という相談を受けるんですが、
それが不思議で仕方がないんです。ただストレートに甘えてみれば
いいだけなのにって」
という台詞がでてきたけれど、それが出来れば苦労しないってば。
私が思うに、人に甘えることができるというのも才能のひとつなのですね。
ときどき頼りなくて危なっかしくて、つい他人が手助けせずにはいられない
タイプの人がいるけれど、そういう人は多分甘え上手の人なのです。
私はどうも「あいつは放っておいても平気」だと思われるタイプらしく、
またどちらかというと他人からも頼られてしまうので、昔から甘える機会
などなかったように思います。
それに誰かに頼る前に、まず自分でなんとかしようと頑張ってしまうし、
しかも大抵のことは自分ひとりの力でなんとかなってしまったのですね。
確かにこれでは甘え上手になれるワケもない。
最近はもう、自分は楽が出来ない甘えられ頼られ体質なのだと
開き直ってしまいましたが。
でも本当のところ、甘えられるのってキライじゃないんだよね(笑)。
ここ2日ほど、一日中眠くてたまらないのにベッドに入った途端
全く寝付かれない日が続いていて、ちょっと、いや結構ツライです。
朝も食欲がないので、牛乳コップ1杯とバナナを1本だけ口にして
家を飛び出すことが多くなりました。なのに、バナナ1本だけで
妙に胃もたれしてしまいます。
う〜ん。案外デリケートなのかも>自分の身体
とか暢気にしていたら、世の中にはラテックスアレルギーという
症状をもつ人が多いということを最近知りました。
簡単に説明すると、天然ゴム製品(ゴム手袋とか輪ゴムとか)で
アレルギー反応が起きやすい人もいるということなんだそうです。
で、ラテックスアレルギーの人の中には、バナナでアレルギー反応を
起こす人も多いらしいとか。
……いや、まさか。ねぇ。
ちょっと調べてみたら、バナナ以外にも、
アボカド、ポテト、トマト、キウイフルーツ、クリ、クルミ、パッションフルーツ、西洋ナシ、グレープフルーツ、マッシュルーム、ピーマン、マンゴー、パイナップル、セロリ、マスクメロン、リンゴ、パパイヤ、アーモンド、そば、イチジク、レタス、モモ、オレンジ、ピーナッツ、イチゴ、コショウ、からし、スイカ、タケノコ、ニンジン、ココナッツ、アプリコット、ビワ、ハッカ、大豆、サクランボ、ネクタリン、.....
食べられるものないじゃん!!
単なる寝不足で体が疲れているだけだとは思いますが、
しばらくの間気をつけてみましょうかねぇ。
<参考>
・日本ラテックスアレルギー研究会
はるか遠い友達の家から先日、ぐーたら神様がやってきて
しばらく我が家に滞在していました。
よほど居心地がよかったらしいです…。あはは。
でもとうとう今日、お暇乞いをして神様は立ち去っていきました。
次はあなたの家にお邪魔するかもしれませんよ。 (←冗談)
仕事にも家事にも100%全力投球できるほど体力がないので、
どうしても掃除や料理などの家事にしわ寄せがきてしまいます。
まぁ、最終的には80%の出来であればいいか、と
最近は自分を甘やかしまくってます。イチローだって3割打者なんだし。
(って、イチローと自分を比較している時点でずうずうしいオレ)
それでもここだけは外せない、というポイントは
しっかり押えているつもりなのだけど。
そういえば昔、同期の女性社員が
「私は仕事も家庭も完璧にこなせるほど器用じゃないから」
と言って結婚退職していったことを思い出しました。
そんなに真面目に仕事と家庭を両立させようと思わなくてもいいのに。
仕事も家事も、ちょっと手を抜いたくらいでは困らないだろうに。
(いや、仕事のほうは問題か)
とても優秀な女性だったのになぁ。もったいない。
なんて思いを胸に秘めつつ、彼女の新しい門出をお祝いしたのでした。
単に、私は家庭よりも仕事のほうに、彼女は仕事よりも家庭のほうに
重きをおいていただけなんだろうね。
でも本当に両立できるのかどうか、試してみてもよかったのでは?
とは今でも思っているのです。
年下の友人(独身女性)が、最近会うたびに
「仕事関係で気になる人ができたの〜♪」
と、実に楽しそうにその男性の話をしやがります。
彼女はしばらく前まで、タチの悪い男性に付きまとわれていて、
その件ですごく悩んでいたのをよく知っているので、こんな風に
生き生きとしている彼女の姿を見るのはとても嬉しいです。
うん。何歳になっても恋するオトメは可愛らしいねぇ。ふふ。
で。そのたびに「ゆうさんのほうはどうなの?」と訊かれるのですが、
「いや〜。なかなか出会いがなくってねぇ」と言葉を濁すばかりです。
とほほ。
****
向田邦子さんのエッセイに「手袋をさがす」という作品があります。
(『夜中の薔薇』所収)
22歳ごろの向田邦子さんは気に入った手袋が見つからないので、
風邪を引いてもやせ我慢して手袋なしで冬を過ごした、という内容の
エッセイでした。そのなかに、当時の上司から
「君のいまやっていることは、ひょっとしたら手袋だけの問題では
ないかも知れないねえ」
「男ならいい。だが女はいけない。そんなことでは女の幸せを取り逃がすよ」
「今のうちに直さないと、一生後悔するんじゃないのかな」
と忠告される場面がありました。
そして向田邦子さんはその夜、自分の気持ちに納得がゆく答が出るまで
自分のうちに向かってどこまでも歩いてみようと決心し、考え抜いた末、
今、ここで妥協をして、手頃な手袋で我慢をしたところで結局は
気に入らなければはめないのです。このままゆこう。
という結論を出したのでした。
私もずっとずっと、気に入った手袋をさがし続けているのかもしれません。
ないものねだりで、どんな手袋がほしいのか。
まだまだ迷っているだけなのかもしれません。
そして迷いながらも、これからも手袋をさがし続けていくのでしょう。
ただ、さがし続けていても「一生後悔」はしないつもりなのです。
暑くなってくると、サンダルの季節ですね。
昨日は珍しくサンダルを履いて通勤。いつもは革のローファーを
履いて会社に行っているのです。しかし、駅の階段で踵をひっかけて
しまい、サンダルのストラップを壊してしまいました。しくしく。
あぁ、平らな道でもしょっちゅう躓くことが出来るくらい、
器用な私の足よ(涙)。
慌てて近くのお店で新しいサンダルを買ったら、これがなかなか
前のサンダルよりも歩きやすかったので、ラッキーだったかも。
それにしても、ずっーと疑問だったんだけど、夏になると
生足にサンダルの女性が多いですよね?
サンダルにこすれて、足の皮とかむけませんか?
つーか、生足だとサンダルで靴ずれを起こしてしまうんですけど、私。
靴下にサンダル履きするしかないのかなぁ?
今日の午後は、おニューのサンダルを履いて、あちらこちらに
買出しに行ってきたので、ちと疲れました。
夕食を食べた後に少し横になろうか、と思った途端意識を失って
気が付いたらもう真夜中。いかんいかん。
そういえば、今朝も朝寝坊して遅刻ギリギリで着付け教室に
飛び込んだんだっけ。休みの日はどうも寝だめしてしまうなぁ。
今日も先週に引き続き、派遣社員のCさんとDさんの歓送迎会。
前回は女子社員だけでの歓送迎会を行ったけれど、
今夜は課長も交えて職場全体での歓送迎会なのである。
ちなみに歓送迎会のメニューは、焼肉食べ放題。
うら若き女性社員を送り出し、迎えるというのに、焼肉食べ放題。
カルビとか豚トロとか牛タンとかあれこれ、焼肉食べ放題。
幹事がまだ若い男の子だからかな?
男の人って焼肉が好きだよね。
でも私はトシだしもっとサッパリしたものが好き。
***
本日付で退職する派遣社員のCさんは、義理のご両親の介護のために
退職するという話を聞いた。なんでも最近、高齢の義理のご両親が
相次いで脳梗塞(だったか?)で倒れたり、ボケの症状が出始めたり
したことで、親戚の人から
「あなたお嫁さんなんだから、もちろん介護するわよねぇ」
とも言われたらしい。
実際のところ、私自身は介護らしい介護はしたことはない。
以前、親が入院していたときに、身体を蒸しタオルで拭いたり、
看護士さんが襁褓交換するのを手伝ったり、床ずれができない
ように身体の向きを変えてあげたりしたくらいである。
たったそれだけでも、自分の親の介護(看護)は大変だと実感し
心から看護士さんたちに感謝したものである。
自分の親に対してさえ介護は大変だと思うのに、血のつながりの
ない人たち(義両親とはいえ)の介護は、どれほど彼女に負担が
かかるのか、想像しただけで胸が痛む。
長期戦だと思って、決して無理しないでね。
介護する人が倒れたら、元も子もないから健康には気をつけて。
不安なことがっても、きっとそのうちいいことがあるよ。
ずっとその笑顔を忘れないでいてね。
そんな気持ちを込めながら、最後に手を振って別れた。
明日の打合せが、他の人の都合により来週に延びてしまったので
いささか気が抜けてしまった。
ま、それまでにいろいろと調べておくことはたくさんある。
でもやっぱり仕事への集中力はしぼんでしまう。ダメだなぁ。
きものっていいなぁ、と思うようになったきっかけのひとつが
『幸田文の箪笥の引き出し』という本を読んだことである。
着物に関するエピソードが書かれている随筆で、
私は健康優良児の菜の花の着物の話がとても好き。
この本の解説にもあるように、幸田文という人は自己プロデュース力の
ある人らしく、季節や場面によってどんな着物を着ればいいのか
瞬時に判断して、より自分が効果的に見える着物を選ぶことが出来る
人だったようだ。
着物の洗い張りや繰り回しの話も実に興味深く、昔の人がとても
大切に着物を着ていたことがよくわかる。
それよりなにより、本に掲載されている写真の着物の数々が
渋めで品がよくて、とてもとても素敵なのだ。
何度も何度もため息をつきながら、この本を読み返してしまっている。
著者の青木玉さんは、幸田文の娘で幸田露伴の孫。娘の青木奈緒さんも
作家だから、親子四代で文筆業に携わっていることになる。すごい。
ときどき、気分転換に動物のジグソーパズルで遊んでいる。
犬や猫の写真を眺めていると本当に心がなごむ。
お時間がある方、チャレンジしてみてください。
…って、こんなんやっているから寝る時間が遅くなるんだな>オレ
先月末に受診した定期健康診断の結果が届きました。
今年も「異常なし」でした!
血液検査やコレステロールの値も低目安定で、血圧も正常範囲なり。
心電図や胃のX線検査、尿検査なども異常なし。
一人暮らしも長いから、それなりに健康には気をつけているつもり。
γ-GTPの値が年々、じわじわ上がってきているのは気になるけど(笑)。
しっかし、去年より5kgも体重が減ってました。
1年前はそんなに太っていたのか、とそちらのほうがショック。
※健康診断の検査値の見方はこちら。
それより問題なのは、相変わらず睡眠不足。
昨夜もあんなことやこんなことをしているうちに、夜中の2時を
過ぎてしまって、今日の昼間は寝不足でフラフラ。
今夜は早く寝るつもりだったのに、あっ、もう1時半!!
ということで、おやすみなさい。
午後イチの打合せに間に合わせるべく、午前中は必死でレポート作成。
レポートはなんとか完成したけれど、私としては70%の出来栄えだと思う。
でもイマイチ物足りない。多分、レポートの読者が一番知りたいことは
何なのか、ポイントが掴みきれていないからだろう。
しかし調べても調べても、わからないことがどんどん出てきてキリがない。
今日もあちらこちらの資料を探しまくっているうちに、英文で400ページ以上の
資料にぶち当たってしまった。
こんなん全部読めるかーーーー!!!
と頭の中で半分キレかかるも、渋々その資料を読み始める(涙)。
「わけいっても わけいっても 深い山」
という短歌があったような気がするけれど、今なんとなくそういう気分。
しくしくしく。
****
どうも最近、着物伝道師になっている気がする(苦笑)。
浴衣に洋風小物という記事にあるように、自由なファッションで浴衣を
楽しんでいる若い子ちゃんが増えてきているようだ。
でも、おえーさんは甚兵衛も浴衣にスニーカーも認めませんことよ!
そういえば最近、甚兵衛を着た若い女の子を見かけた。
しかも、顔には何の魔除けなのか、目の下に白いペイントがクッキリと。
狩りに出陣する直前のアフリカの部族民を思い出してしまった。
この都会のど真ん中で、一体何を狩るつもりなのか…。
*****
今日の打合せによると、夏休み前までしばらく仕事が忙しくなりそうな予感。
詳しくは金曜日の打合せ次第なのだけど、ひょっとすると夏休み返上!?
まさか…ね。
今夜も日記を書こうかとパソコンを立ち上げたところ、
むむ。なにやらイヤ〜な感じのキーンとした音が聞こえてくるぞ。
いったい何の音だ? そしてどこから聞こえてくるんだ?
……………………。
…………。
……。
……ハードディスクの音だ!
私が今使っているパソコンのハードディスクは、もともと稼動音が
大きいのだけれど、今日はことさら高周波音が耳障りなのである。
も、もしかしてこれが噂に聞く、ハードディスクの断末魔の音!?
と心配したけれど、このサイトで公開されている、ハードディスクが
壊れる寸前の音のwaveファイルを聴いてみたところ、少し違うような気もする。
(ハードディスクのヘッドがクラッシュする寸前の音には似ているけれど)
昔むかし、PC-9801のパソコンを使っていたころ、Cドライブのディスクを
ルートディレクトリごとふっとばしたことがあったっけ。
OSがインストールされていたAドライブは無事だったのだけど、
データが保存されていたCドライブのディスクは、どんなに頑張っても
復元できなくて、泣く泣くデータのリカバリーを諦めたのだった。
やっぱり、そろそろちゃんとハードディスクのデータのバックアップを
とることにしよう。最低限、メールのデータとブラウザのブックマークだけ
保存しておけばいかな?
あっ! 保存用のMOを買っておかなくちゃ! (CD-R持ってないので)
お茶のお稽古の日。
やっと濃茶のお手前に慣れてきた気がします。
ただ単に、ちょっと手順を間違えた程度なら、平気な顔で
お手前を続けられるるくらい神経が図太くなっただけかも
しれないけど。
ま、何事もハッタリって大事だよ、ということで。
そうそう、今日は先生から「10月の大寄せ茶会のときに
お運びをやってね」と言われました。
わおー。お客としてでなく、おもてなしをする亭主側として
参加するはじめてのお茶会だ!
しかし要するに「あなたたちがお茶会でお茶を点てるのは
まだ無理だからねぇ」ということなのですよ。とほほ。
でも楽しみ♪
やっぱり着物かな? 一体何を着ればいいんでしょ?
と、すっかり着物を着る気満々の私(苦笑)。
あっ! でもそれまでにきちんと一人で着付けられるように
しないとねぇ。うーむ。しばらく着付けの特訓をしなければ。
それ以前に先生からも「お茶会までに、お運びの特訓をしますからね」
とも言われたのだけど、実はこちらの特訓のほうが大変なのかも…。
うひゃー。
土曜日恒例の着付け教室の日が雨だったらイヤだなぁ、と心配していた
ところ、今日は朝からお日様ギラギラの晴れ模様ではありませんか。
ラッキー♪ さすが私って晴れ女やね。
と一人自画自賛しながら、大荷物を抱えて出かけてきました。
今私が通っている着付け教室は、無料で着付けを教えてくれるのですが、
着物や帯や着付け用の小物は自前で準備しなければなりません。
毎週毎週大きなカバンを持って行くことになるので、雨が降ったら
もう大変。幸いなことにまだ一度も雨に降られたことはありませんが。
今日は訪問着の着付けと袋帯で二重太鼓の結び方を教えてもらいました。
伊達えりの付け方も習ったけれど、将来留袖なぞ99%着ないと思うので
すぐにやり方を忘れてしまうと思います。(←をい)
袋帯で二重太鼓を結ぶのは大変だろうなと不安だったけれど、前に習った
名古屋帯で一重太鼓を結んだやり方と似ているので、想像していたよりは
楽でした。でも、お太鼓の柄の部分がうまく出なくて大苦戦。
先生も「この帯、長すぎるのかしら?」と頭をひねっていましたし。
ちなみに今日の着物と帯は、母の箪笥にあったピンクの袷の小紋と、
成人式のときに作ってもらった蝶の模様の袋帯。
私にしてはちょっと可愛すぎな取り合わせなのであります。
それでも一緒に着付けを習っているお友達に、「それステキねぇ」とか
「お太鼓がキレイに出ているよ」とか、褒めてもらって照れ照れ。
すごーく褒め上手なんですよ。皆さん。
なので私も積極的に他の人を褒めるよう、見習っています。
先生も優しくて、押し付けがましいところがなく親切に教えていただける
ので、今回の着付け教室は「当たり」だったと喜んでます。
着付け教室の後、一度自宅に荷物を置いて着替えてから、お買い物へ。
やっぱり博多帯が一つほしいかも…、ときもの屋さんの店先で、
じ〜っと品物を見つめていたら、とうとう店員さんに声を掛けられて
しまいました(笑)。あれこれ店員さんの話を聞きながら、
「まずは手持ちの浴衣に合わせたくて」と要望を告げたところ、
「それなら荷物になりますけれど、こちらに浴衣を持ってきて
実際にいろいろ合わせてみたらいかがでしょう?」と言われました。
なので、近いうちに浴衣を持ってきもの屋さんに行って来ます!
嗚呼、きもの道をどこまで暴走していくのやら>オレ
今朝のテレビ番組の星占いでは、うお座は12星座中11位。
所詮ただの占いだけど、でもなんだかいやーん。な気持ちで出社。
会社帰りに傘を差しつつスタスタと歩道を歩いていたら、
水しぶきをあげながら猛スピードで走っていた車に、
思い切り左半身をずぶ濡れにされてしまった。
ばかやろーと心の中でその車をののしりつつ、後で会った人に
さっき車に水をひっかけられちゃったー、と告げると
「それはひどい!そんな車訴えてしまいなさい!」とか
「私だったら、その車に石を投げるわね」とか返事が返ってきた。
み、皆さんかなり過激なのね…。
夜は職場の女子社員だけの歓送迎会。
外注のCさんが退職、派遣社員のDさんが新規採用になったので。
女性6人で食べたり飲んだりお喋りしたり。
新人のDさんは、魚介類も野菜も果物も食べられないらしい。
それじゃ食べられるモノがないんじゃない? 一体毎日何を食べているの?
と質問したら、普段は肉とご飯と豆類だけ食べているらしい。
それだけ偏食していても健康体なんだって。人間の身体って不思議だ。
某居酒屋でデザートを注文したら、ロシアン・タルトがあるとのこと。
「面白そう♪当たりをたくさんつけてくださいね〜♪」とそれを注文したら
一口大の生クリームタルトが人数分運ばれてきた。
ジャンケンで順番を決めて、ひとりづつタルトを手にとり
「せ〜の」で口に入れた数秒後。
「☆&$∇%⊆§∞!!!!!」
唐辛子入りのタルトが大当たりでした。
辛くてマジ涙出た。
あうう(泣)。
・時の記念日アンケート調査 アンケートに見る「時間のイメージ2004」
セイコー株式会社では毎年、時の記念日にちなんでアンケートを行っているらしい。
たとえば、こんな内容のアンケートである。
「待ち合わせに遅れた人を待つときに、許せる時間は何分?」
という質問では、平均すると約25分。
「待ち合わせに遅れて、人を待たせるときに許してもらえそうな時間は何分?」
という質問では、平均すると約17分。
やはり、「待たせるよりは待つ」人のほうが多いらしい。
私は5分前行動をモットーとしているので、たとえ5分でも
他人を待たせるのがツライと感じるタイプである。
時間がつぶせるモノがあるならば、20〜30分くらいは待てるかなぁ?
最近は携帯電話やPHSを持っている人が多いため、あらかじめ
待ち合わせの相手が遅れることがわかっている場合には、途中で
連絡を入れてもらえるのでやきもきしながら待つことはなくなった。
この点は、とても助かっている。
で、いきなり話は変わるが、今の職場は会議や打ち合わせがとても多い。
異動して間もない私は殆ど出席することはないけれど、人によっては
毎日のように打ち合わせがあったり、一日中会議だったりと実に大変そうだ。
だからなのか、会議に遅れてくる人がかなり多い。
私なぞは定刻の少し前に会議室に到着しているのだが、5分や10分
遅刻する人は珍しくないし、とがめられることもない。
でもやっぱり人数が揃うまで、会議を始めるのを待っている間は
時間の無駄としか思えない。
そんな風に遅れてくる人を待っている時間があったら、昼寝したい
別の仕事をサッサと進めておきたいんだけどなぁ。
・職場で重い荷物は誰が運ぶ?
職場で重い荷物を運ばなければならないとき、私だったら
自分ひとりで運べる程度の重さ(20kg以内くらい?)なら自力で運ぶし、
ひとりで運べないくらい重い荷物なら誰かに手助けを頼みます。
「女性が荷物を運んでいるのを見ていたのに、率先して
替わりに荷物を運んでくれない男性は気が利かない!」
という意見もあるようですが、
それなら何のために、その口は存在しているのやら。
「手伝ってくれませんか?」と近くの同僚に言えばいいだけのこと。
ということで、19インチのモニタを自分ひとりで運びましたとも。
もちろん台車は使うけどね。
でもこれは、荷物運びの件だけでなくて、男性とか女性とかの
問題でもなくて、何か困っている人がいたら出来るだけ助けてあげるし、
ひとりで解決できそうならあえて手や口を出さないで見守っている、
ということだと思うのだけど。
鹿児島では土鍋プリンが人気らしい。
……た、食べてみたい。途中で飽きそうだけど。
日経WOMAN7月号の特集記事が、
「1日から一生まで ON&OFFのタイムマネジメント術」
というものだったので買って読んでみた。
つまるところ、「日々目標を立て、それを実行すること」
「仕事や家事のプライオリティをつけること」「ONとOFFで
メリハリをつけること」につきるのかな。
朝型人間になって、午前中に集中して仕事を片付けるとよい、
とも書いてあるけれど、えぇ、朝、早起きできればねぇ…。
職場の女子洗面所の洗面台が、いつも水浸しになっているのが
すごーく気になる。まさか蛇口から水漏れしているワケでは
なさそうだから、誰かが水をはねあげたままにしているんだろうな。
気になるので、今日もせっせと雑巾で洗面台を拭いている私。
あぁ。こういうことが気になるということは、いよいよお局化、
あるいは小姑化しているってことか?
先日注文しておいた、和装ブラときものハンガーが届いた。
着物熱はもう誰にも止められないかもしれない。
どこまで行くんだ?>オレ
2004年06月07日(月) |
若く見られたくない人 |
今日配られた、うちの会社の社内報に少々おもしろいコラムが載っていた。
このコラムは社内報の編集委員が書いたものであるが、内容を抜粋すると、
こんな感じである。
最近、随分年下の友人が増えてきたことで、自分も結構長く
生きてきたと実感しているが、初対面のときには必ず若く
見られるので困ってしまう。
なんだか今まで自分が懸命に頑張ってきた部分を無にされる
ようで悔しいし、それまで自分が無為に過ごしてきたようにも
思われているようだから。
多くの女性は、実年齢より若く見られることを喜ぶだろうから、
おそらく、このコラムの作者は男性。年齢は20代半ばか後半くらいか?
なんて想像をしている。
まぁ、親しくなったばかりの人から「若く見えますね」と言われるのは
99%お世辞だと思って間違いないから、このコラムの作者も他人から
ほぼ年齢相応に見られていると思われます。どうぞ安心してくれ(笑)。
若く見られる=他人から軽く見られる、だからイヤだという意見は
聞いたことがあるけれど、若く見られる=今まで自分の努力を
無にされた気がする、という意見は私には新鮮に感じた。
私の場合、自分が懸命に努力している姿とか苦労している姿を
他人に感じさせたくない。もちろん陰で努力も苦労もしているけれど
ノンシャランと生きているように他人から見てもらいたいのだ。
どんなに大変なときでも、何事もないように笑っていられる人間に
なりたいのだ。
また、ちょっと若く見られたくらいで、今までの私が積み重ねてきた
ものは、決してゆるがないとも信じている。
とはいえ、オトナになってからお釣りがくるくらいの年月が
経っているはずなのだが、まだまだ自分が子どもっぽいことも
充分に自覚しているけれど。
ところでこのコラムの作者によると、「随分年下の友人」って
3〜4歳年下の友人を指しているらしい。
……あの。10歳も年下の友人と飲み友達なんですけどね。私。
昨日の着付け教室は、やわらかものの着物と名古屋帯の組み合わせ。
さすがに絹物の着物の扱いには慣れていないので、おはしょりがうまく
出ないし、帯結びに四苦八苦しているうちに襟元が乱れてしまう。
本当にあと一ヶ月ちょっとで、本当にうまく着付けることができるの
かしらん。とほほ。
今回は、先日実家に戻ったときに母親の箪笥から見つけ出した小紋を
着付け教室に持っていった。裏地に少々シミはあったようだが、表地は
なんともなっていないように見えるので、全然平気。
この着物は濃い青の地色に白い小花模様が散らしてある小紋で、
どう考えても私が着るにはトウがたち過ぎているという気が(大汗)。
まぁ、このままムダにするのももったいないし、一度でも袖を通して
おくことが供養になるかもしれない、と思ってセッセと着るようにしよう。
昨日でなんとか、名古屋帯で一重太鼓を結べるようになった。気がする。
さすがにまだ、タレの長さが足りない〜、と言いながら何回もやり直すので、
帯を結び終わるのに30分以上かかってしまうけれどね。
最終試験では帯結びが20分以内にできること、という試験があると
先生から聞いたけれど、大丈夫か?>自分
**
本当はこんな雨の日にするべきことではないのだけど、今日は手持ちの
着物(母親のお古)や帯や浴衣をゴソゴソと取り出して、かたっぱしから
写真を撮ってみた。浴衣は持っているのに締める帯がないので、今後の
買い物の参考になるようにと思って。
日常の買い物のついでに、きもの屋さんを軽く覗いてみたのだが、
お値段が手ごろな半巾帯はポリエステルが主流。
(でもポリエステルは途中で緩みやすいらしい)
店員さんに勧められた博多献上は、ホイホイとお金が出せるような
値段ではないので「他も見てからまた来ます」と言って、早々に退散。
うん。でも欲しいなぁ。半巾帯。
来週の着付け教室では、いよいよ袋帯の出番になる。
二重太鼓を結ぶの、大変なんだってねぇ。どきどき。
とりあえず手がつらない程度にがんばりまっす。
川底なあの方が、あまりにも楽しそうに歌舞伎のことを語っているので、
あぁ、いいなぁ、と少しづつ興味をつのらせてはいたのです。
しかし私、恥ずかしながら歌舞伎に関しては初心者マークつきの素人、
頭に卵のカラをくっつけたカリメロ状態なので、(ところでカリメロ知ってる?)
いきなり歌舞伎座に行くのはシンドイだろう。うーん。
などと逡巡しているうちに国立劇場のチケットを手に入れたので
ちょいと出かけてきました。
演目の前半は歌舞伎鑑賞教室、後半は歌舞伎十八番の内「鳴神」。
歌舞伎鑑賞教室では、Tシャツにチノパン姿の若手歌舞伎俳優、
澤村宗之助さんが花道からせり上がって出てきて、まずびっくり。
さらに幕が上がると舞台が中学校の教室になっていて、またびっくり。
今回は、あらかじめ客席から選ばれていた若い女の子3人が
歌舞伎での歩き方や殺陣のやり方などをレクチャーしてもらう、
という趣向の模様。
アシスタント役として、歌舞伎俳優養成学校(だったかな?)で2年間の研修を
終えたばかりの若者6人が、やはりラフな服装で出演していました。
こういう服装でいると本当に普通の若者に見えるのにねぇ。
舞台の上で役を演じているときは歌舞伎役者なんだよねぇ。
なんて、変なことに感心していたり。
「鳴神」では、天下に名高い高僧、鳴神上人を中村橋之助が、
絶世の美女、雲の絶間姫を中村扇雀が初役で演じていました。
上人の弟子として、さきほどの若手歌舞伎役者さんたちも
出演して、なんだか初々しい舞台。
本来、歌舞伎十八番は団十郎の得意芸なんだそうですが、
橋之助さんもなかなかの熱演。雲の絶間姫の色香に惑わされ
「名前を中村橋之助に変える!」なんて可笑しい場面もあったり。
雲の絶間姫も実に美しく色っぽくてチャーミング。
最後の荒事の場面では、まるでジャニーズのタレントのように
アクロバティックな動きをするシーンもあって、おぉっ、
歌舞伎ってこんなに激しい動きもあるんだ、など思ったり。
国立劇場では6月7月は歌舞伎鑑賞教室とあって、1階席は女子高生で
いっぱいでした。箸が転んでも可笑しい年頃の女の子が多いせいか、
ちょっとしたことで場内に笑いがさざめき、実に楽しそうな雰囲気。
ちなみに私の席は3階席。花道のちょうど真上くらい。
いつの間にか2時間経って、舞台も終了。
席も遠かったし、歌舞伎の基礎知識も何もなかったけれど
オペラグラスとイヤホンガイドがあれば充分。満喫できました。
あぁ、でももう少し長く観ていたかった! もっと楽しんでいたかった!
…ということは、次はいよいよ行ってみるか!? 歌舞伎座。
2004年06月04日(金) |
カタツムリ並みですが |
久しぶりに会った同期のSくんと世間話をした。
「おっ、そういえば職場変わったんだって?」と訊かれたので、
「そうなんだよ〜。もう毎日毎日、英文の規格書を読んでばかりいるから
大変でねぇ」と答えた後、しばし二人で英語学習法に関する談義なぞ。
「オレもさぁ、会社主催の英会話講座をずっと受けているんだけど
全然上達しないのな。やっぱり別に英会話教室とか行かないと
ダメかもなぁ」とボヤくSくん。
なんでも駅前のNOVAには、自腹を切って通っている弊社社員が
多いとの噂。うわ〜。皆さん頑張っているのねぇ。
「全く新しい仕事を始めたから、もう何がなんだかわからなくてさぁ」
と軽く愚痴ると、「あ〜、そりゃ大変だ。周りに追いつくまでに1年くらい
かかるね」と返された。
そうか。2〜3ヶ月で皆に追いつこうと思っていた私が無謀だったのか。
いくら勉強しても(うそ。そんなにやってない)わからないことだらけで、
己の頭の悪さをつくづく実感して最近イヤになっていたのだけれど、
Sくんに励まされて少し元気がでた。
最初は何がわからないかもさっぱりわからなかった状態から、
今は何がわからないのか少しはわかる状態になってきたのだし、
カタツムリの歩み並みには進歩しているってことだよね!?
問題は、上司や他の同僚の人たちが何を知りたいのかが
まだよくわからないってことだ。
道はまだまだ遠い。カタツムリだし。のろいし。はふ。
2004年06月03日(木) |
女性向け雑誌を読んだ |
AERA臨時増刊『働く女の年金』というMOOKを買って帰りました。
やっぱり自分はいくら年金がもらえるのか、気になりますものねぇ。
私はまさに1966年4月以降生まれで、65歳以上で年金が受給される世代。
で、年金額を概算してみたら……うーむ、こんなものか、という感じ。
「女性の21の生き方年金予想額」という特集記事を眺めていたら、
子どもなし共働き女性のモデルケースも、夫と二人だけの専業主婦
モデルケースも載っていないよ! これって、どうなの?
シングル会社員のケースも、派遣か海外留学経験済みとか海外勤務
ありとか、そういうパターンばかりで、ずっと正社員で働き続けている
パターンが載っていない!
会社勤めした後、自営やフリーで働いている人のパターンもないし。
予想年金額が計算しづらいケースをメインに取り上げているのかも
しれないけれど、も少し考えて欲しいなぁ。
DINKSだって独身会社員だって、結構大勢いるんだよ?
もっともそれだけ、女性のライフコースが一意に決まらない
多彩なものであるということなのかもしれない。
男性の大多数は、定年まで会社員とか自営とかで働いているのだろうし。
話は変わるけれど、私くらいの年代の女性っていったいどんな服を
着ればいいのか、さっぱりわからないので、久しぶりに『ドマーニ』という
女性ファッション雑誌も買ってみました。
パラパラとページをめくってみたら、
「この夏のトレンドは"身長150cm台"がこんなに輝く!」
という特集記事が。…え!?
今シーズン、数多く登場している流行アイテムから
身長150cm台の小柄なミニさんにベストなものをピックアップ。
あの、ひょっとして身長150cm台はミニモニサイズなんですか!?
ちょっとショック。
私の身長はだいたい159cmで、中学や高校時代には女生徒の平均か
平均よりもやや大きいくらいだったんだけどなぁ。
今の若い人(←え゛)って、170cmくらい身長が高い女性も珍しくないものね。
女性誌の定番、一ヶ月コーディネートを見るのが楽しい。
こんなにいいお値段の洋服をとっかえひっかえ着ているような
女性って本当にいるの!? とかツッコミを入れつつも、
きっと明日もジーンズとシャツで会社に行く私。てへ。
お見合いパーティーに誘われてしまった。
先日、友人の家に遊びに行ったら、
「きっと、ゆうさんはこういうの興味ないと思うけど…」
と前置きされて、
「お見合いパーティーに出てみない? という話があるのだけど
多分ダメだよねぇ。でも一応話を聞くだけは聞いてくれる?」
と言われたので、友人の話に耳を傾けることにした。
なんでも、その友人の知人が仲人業のようなものをやっていて、
今度主催するお見合いパーティーに出席する女性が少なくて
困っているという話らしいのだ。
そのお見合いパーティーとは、
・男性は40歳以上
・男性の年収は1000万円以上と高収入
・落ち着いてしっかりしている女性を探している
という内容らしい。
いや、さすがに私の友人だけのことはある。私がそういう男性に
まるで興味がないことをよーくわかっているんだもの(笑)。
まぁこれは私の偏見であることをお断りしておくと、
そういうお見合いパーティーに出席する男性って、
内助の功を発揮する控えめな奥さんを探していると思うのだ。
そして多分、専業主婦になってくれる女性を求めているとも思う。
なんとなくプライドもものすごく高そうだし。
そういう男性と、一生仕事を続けていきたい私とは
相容れないのではないか? と思うのだ。
それに、こう見えて負けん気の強い私がそのテの男性とつきあったら
お互いに張り合ってしまって、疲れ果ててしまいそうだ。
それにさぁ、40歳過ぎまで独身でいたんだから、どうせなら
20歳代くらいの若い女の子とおつきあいしたいんじゃないの?
つきあいたいと思っても、せいぜい30歳までの女性だろう。
オバチャン、きっと相手にされないわ。
もっとも一番のネックは、女性の参加費用が1万円だということかも。
いちまんえん……。
そんなお金があったら、読みたくてもずっと我慢していた本を買ったり、
おいしいものを食べに行ったり、いつもの皆と飲みに行ったりするほうが
よっぽど楽しいしタメになる、と考えてしまった私は、
いっこも間違っていない、
と思うのですが、どうだろう?(笑)
あ、でも恋愛に興味ないとかいうワケでもないんですよー。
ステキだなと思える相手がいないだけ。
うひ。
ここ最近、身体がとてもだるい。
3ヶ月前なら、スタスタと登った駅の階段も、今ではエスカレータで
のたりのたりと身体ごと運んでもらう始末。
だめだ。
このままではいけない。なんとかしなくては。
一体このだるさの原因は睡眠不足か? 運動不足?
栄養不良? それともトシなのか!?
そういうワケだから、本屋で『体の芯から「疲れ」がとれる本』という本が
目に付いたのも無理はない。
通勤時間が1時間以上かかるような遠距離通勤の人は、
朝食を軽めにとるほうがいい、という話は目からウロコだった。
通勤ストレスのある人が朝食を食べ過ぎると、食事の消化に忙しい
胃に負担がかかりすぎるから、なんだとか。
ま、私の場合、もともと朝食は軽く食べる習慣なんだけど。
寝つきをよくするには、ラベンダーのエッセンシャルオイルを
使うといいとか、枕元にオニオンスライスを置くといいとか、
そういうちょっとした情報がたくさん載っているのだ。
これはちょっと試してみよう。
それから、スタミナをつけたいときには、ニンニク、ニラ、
タマネギ、ネギを食べるとよいらしい。
うーむ。でも、タマネギ料理って何作ればいいんだ?
おっと。そういえば私は『疲れやすい人のスタミナメニュー』という本も
持っていたんだった。
この本によれば、ビタミンCやビタミンB1、カルシウムを多く含む食品を
食べて、栄養のバランスをとることが大切なんだそうだ。
つまり肉や野菜をしっかりとる、ということか。
(ちなみに炭水化物を摂りすぎると、ビタミンB1不足になりやすいとか)
なので今月は肉類強化月間と決めました。
でも今夜の夕食は特売品の時不知ということで。
まだこれから梅雨も夏もやってくるのだから、元気にならなくちゃ!
あの「なにがなにやら」が本になりました!詳しい情報はこちらもしくはこちらへ。某直木賞作家も激賞!の内容だよ。
よろしければ、↓の記念てぬぐいもどうぞ。
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