泣き虫な彼と、可愛くなりたいあたし。
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2004年02月28日(土) 今すぐキミに会いたくて
昨日、風邪だとか言って
モモと会うの断ったんだけど。


日が変わる頃に、電話があって


「今から行くし起きてて〜」


って、そりゃいいけどさ
もう電車ないし、どうやって来るの?


「ジョギングがてら、走って行くし!」


フーン
分かった〜って、オイ。

そこからウチまで、車でも30分近くかかるのに
走って来るんですか?? マジで??






-- 1時間半後 --



マジだったようです。
タクヤと一緒に、走ってウチまで来やがった。




「ガブに会う為に、走ってきた〜」


…あー、ハイハイ。
キミ達、ホント馬鹿だね。
なんかもう、笑うしかないわ。








****








同じ布団で寝てるのに
お互いが端と端で、背中合わせ。
体が触れたら、触れないようにまた離れて。




たぶん、あたしが悪い。あたしのせい。
拗ねてるのか、怒ってるのか
最初に抱きついていったのも、無言で突き放された。


それからずっと、無言で近づくなオーラが。
布団の中で、誰かとメールのやりとりをするモモ。




なんだよもう。




見えないし、触れてないから分からないけど
モモは泣いてるような気がした。


それでも振り向かない、背中を向けたまま。




意地っ張り。
モモの意地っ張り。
・・・あたしの意地っ張り。




モモのすすり泣くような声が聞こえる。
なんだよ。
そこまであたし、嫌なことした?
・・・したんだろうね。




二人が意地の張り合いみたく
触れないように離れて、背中を向け合ってたけど


最初に折れたのはモモだった。


ギュって背中から抱きつかれて
あたしも振り向いてモモを抱きしめた。




腕の中に顔をうずめながらモモは
やっぱり泣いてるふうだった。
ヨシヨシって、頭を撫でながら
でも、やっぱり二人共無言。




これで一応、仲直り出来たはず。






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あ、モモが怒って当然?
ですよねー。


けど、その間、ずっと
モモをほったらかしてた訳じゃないのよ。
だって、モモは寝てたから。
いや、でも、後半30分はモモも起きてたな・・・




ゴメン。
やっぱ嫌だったよね。


でも、久しぶりに連絡きたから
ついつい長電話になっちゃったんだよー




・・・次から気を付けます。ハイ。

2004年02月27日(金) 本日の会えない理由は…
日〜木まで、毎日昼から夜まで
モモと会ってました。


カラオケ行ったり、ビデオ見たり
昼寝したり、ボーッとしたり。


ホントは今日も会うはずだったんだけど
昼前のモモのメールは無視して
ひたすら眠りこけてました。






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なーんてね。
まったくもって嘘ですよ。
嘘っぱち。




だって、だってね。
眠かったんだもの。
用意して出かけるのが、面倒だったんだもの。


ゴメンよ、モモ。
面倒くさがり屋のあたしを許して。

2004年02月21日(土) 奥手な彼
こんな*デェトや、こんな*やり取りしてた
堀内君と、飲みに行ってきました。




行ってきたと言うか
マミィと飲みに行ってて、
飲み足りなくてまだ帰りたくなかったけど
帰りの足がなかったもので。


堀内君呼び出して、飲みに行こう
で、帰り家まで送ってーと。きゃー、サイテー。



堀内君と、あたしんちの距離は
車で約1時間程かかるんだけど
快くOKしてくれて。 いい人だ。




少し店で飲んで、堀内君ちで飲み直し。
何回か二人で会ってるけど
なーんにもないから、安心してたら・・・






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****








堀内君は、あたしのことを可愛い、好きだって言う。
なんで好きかって、性格が良いから。 らしい。




いやいや、騙されてるよー?
あたしのどこが性格いいのー?


それに、あたしの見てくれが可愛いって
・・・美的感覚おかしいよ?





堀内君には、何度か遠まわしに告られてる。
1度だけ、ちゃんと告られたけど
それも、適当に流して返事も曖昧にした。


ずっと彼氏はいないで通してたけど
去年の十二月に、モモと別れた時
実は、かれこれこうでね〜ってコトは言ったが
ヨリが戻ったことは秘密にしてる。 なんで?




たぶん
それはきっと
誰かに好かれてる自分が好きだから。


あ、最低ですか?
そんなこたぁ、分かってますってば。

2004年02月19日(木) パパ的存在?
午後七時、家からは少し離れた駅で
高木氏と待ち合わせ。
和食料理店で、食事をしながら他愛もない会話。




だったのに
何考えてるのかしら、このオヤジ。
勘違いもいいとこだわ。


あたしが貴方みたいな二まわりも違う
オヤジに本気になるわけないじゃないの。
たったの数回会っただけで、ヤメテ欲しいわ。




ガブは、娘であって、恋人であって、友達のような存在。
俺から離れられなくしてやるよ。





なんて、見つめられながら真顔で言われて。
イタイ。鳥肌立っちゃったわよ。




出逢った記念に、何かプレゼントするよ。


って、それは有難く頂戴いたしますがね。
貰えるモノならば、遠慮なく。






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オイシー話だね。
まったく。

2004年02月18日(水) 分かってはいるけど
"自分がされて嫌なことは、他人も嫌なんだよ。"
"自分がされて嫌なことは、他人にもしちゃいけない。"


"同じ事されたら、相手はどう思う?"






なんて、言い方は違えども


相手の気持ちを考えて
相手の立場だったら


自分がしてる同じことを、
もし相手にされたら?だとか。


そんなことは、よく言ったり言われたりするけれど。
実際に相手の立場に置き換えて考えることは難しい。
特にあたしの場合、それが恋人だと。尚更。




もちろん、
自分がされて嫌なことは相手も嫌だって思うだろうし
今あたしがしてる同じことを、恋人にされたら嫌だ。


けど、だからって 分かってはいても
それをやめることが出来ないあたし。
自分の事は棚に上げて、相手を責めるのが得意。








****








心配はしてへんよ。
信じてるわけじゃなくて
ガブの男癖の悪さは直らんやろうし、
もう諦めてるからなぁ・・・。





冗談ぽく言われたけど。
何か感じてはいるんだろうな。
全部は知らなくても。






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そっかー。
そうなんだ。


それでまた、つけあがるあたし。


明日は、高木氏とおデェト。
どうしようもない駄目女。
あんまり甘やかさないで。

2004年02月17日(火) 知らなくてもいいこと
最近また、仲良しな二人。
何か予定があっても、少しでも時間があれば会ってる。


毎日のように会っていれば、
段々とすることもなくなってきて。
何をするわけでもなく、ただボーッと
テレビを見たり、話をしたり、夕寝したり。


でもそんな穏やかなトキが
ホントは一番幸せなのかな。






****








前にも、何度か書いたけれど
携帯チェックの話。



あたし達って、見合いっこもしないよね。


まったく気にならないわけじゃないけど
隠れてまで見たい!ってほど興味もないし。
モモは何で見ないの?






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「知らんでもええことまで、知ってまいそうやし。」


って、大丈夫だよ。
見られて困るような内容のメールなんてないもの。






だってね。
やましい内容のものはすべて、消去するか、整理してるから。

2004年02月15日(日) 一生消えない傷
伊吹山のイベントが中止になって
帰ろうかとしていた時に、タクヤから電話。


モモのとこに泊まりに行っていい?
そんな内容。


日曜は、あたしがウチの留守番で出かけられないから
モモが泊まりにくる予定してて・・・
仕方ない。タクも連れてくか。


ってことで、モモとタクが泊まりにきてる。






ウチへ来て、アッシュとハルを見たモモ。
それまでは、アッシュにヤキモチ妬いて
バレンタインのプレゼントが、アッシュのせいでなくなった
とか、色々言ってたモモだけど・・・


実際にアッシュを見て、触って、もうメロメロ。
アッシュの可愛さには負けたようです。
ふっ。






****






どこからそんな話になったのか・・・


モモの眉間、少し右眉に近いところに
小さな火傷の痕がある。
この傷、実はあたしがつけた火傷の痕。


去年の十二月、あの日*に出来た傷。





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未だにそれを根に持っていて。
何かあると、冗談ぽくだけど
その傷のことを言ってくるモモ。


その度にあたしは
"心に一生消えない傷を残されたわよ"
なんて、言い返すのだけど。




今日も、そんなやり取りをしていて。


ガブにも何か傷を残したる〜。
・・・ハゲとか作ったるで〜。



ハゲ・・・あたしあるもん。ハゲ。


あぁ・・・あるなぁ。


ウン。




って、・・・・え?
なんであたしにハゲがあること知ってるの?
言ったことないはずなのに。


頭の後ろの方に、髪の毛に隠れてあるあずなのに
ちょっとしたことじゃ、絶対見えないはずなのに。


何で知ってんの!?


いくら問い質しても、絶対に答えてくれないモモ。


いつの間に・・・?
いつから・・・?




結構、あたしにずっとハゲがあることを
知ってる人いるし、自分でも言ってるから


隠してた訳じゃないけど
知られたくない訳じゃないけど


あたしの知らないうちに
モモに知られてたなんて・・・


ああ・・・気になります。




一体いつから、どうして、知ってるんだーーーーー!?

2004年02月14日(土) バレンタインにミニ登山
伊吹山で開催される
"スノーパラダイス伊吹2004前夜祭"
ってなイベントに参加してきました。




最初は、モモも出場するはずだったんだけど
パートナーのダンサーが都合悪くて。
同じスクールから出場する、ダンサー達の応援へ。




午後三時に、モモと待ち合わせして
伊吹山へと出発。約一時間半の道のり。


五時半〜開始なのに、早く着きすぎて。
人気のない駐車場に車を停め、時間潰し。




家に戻ってから渡すはずだったチョコも
この時に渡してしまった。
だって、催促するんだもんよ。


ホントはチョコ以外にも、
何かプレゼントしようか・・・
と、考えてはいたんだけれど。


アッシュとハル(新しい家族。パピヨンの仔犬)のおかげで
金欠もいいとこ。破産街道まっしぐら。




それに、ホワイトデーは三倍返しって言うし
あまりあげすぎると、モモが可哀想かと(何)










イベントが始まり、ソニンさん他と合流。
開会の挨拶や、ゲストのステージが終わり、しばしの休憩タイム。


進行役のお姉さんを加え、皆で話をしていた。
お姉さんの仕事内容を聞き出すソニンさん。


イベントの進行はもちろん、
結婚式の司会も仕事にしているそうで。


「ご結婚なされる時は、是非ご指名くださいね。」


ニッコリお姉さんに、そう言われたソニンさんは
あたしたちの方を向き


「いやいや〜、たぶんこの二人の方が早いっすよ〜。」




エッ・・・


「ご結婚なさるんですか〜?」


「ご予定はいつ頃?」



お姉さんと、そのマネージャーらしき女性が
あたし達に質問してくる。
固まるモモとあたし。


「ここで決めちゃいなさいよ。するの?しないの?」


なんて。
ちょ、ちょい待ってくれーー
勝手に盛り上がらんでください。




モモは、イキナリの質問に


「俺、まだ結婚出来る年じゃないんで・・・」


とか言いながら、苦笑い。
あたしもつられて苦笑い。アハハ・・・







開始から1時間を過ぎた頃から
雨が降り出し、結局イベントは中止に。




シメのお姉さんの挨拶で


「今日はバレンタイン、カップルで来られた方も・・・(中略)
 夜はまだまだこれから!甘い夜を過ごしてくださいね〜。」



なんて内容を、あたし達の方に向かって。
こんな町興しみたいなイベントに、
カップルで来てるのって・・・あたし達だけじゃん。
最後の最後まで、皆にいじられてました。





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前なら、知り合いの前じゃ繋いだ手を離してた。
ましてや、引っ付くことなんてなかったのに。


それなりに段々と、カップルらしい二人になってきたかしら?
いまだにあたしは、モモとのこと
遊びで付き合ってると思われてるみたいだけれど・・・


なんでだろ?
不思議な話だ。




イベントが始まる前に、少しハイキングしてたら
ズボンの裾が泥だらけに・・・。
バレンタインにミニ登山。
これも一つの思い出か・・・疲れたけど。

2004年02月12日(木) 恋人よりも愛しい存在
昨日、今日とモモとは会う予定がなかったんだけど


昨日は、あたしの予定が終わった後
今日は、モモのダンスが終わった後


少しだけでもってことで、会ってきた。




昨日とは打って変って
まったり、ゆっくり過ごした二人。
引っ付いて、色んな話をしてた。


最近、少し寄り道してばっかだったあたし。
自分一人でうまくいってないって感じてた。


自分の気持ちを疑ったりもしたけど
今日みたいに過ごした日は
やっぱ、モモと一緒が一番いいやって。




モモとのコトを色々言う人もいるけど
今はモモと一緒にいたいんだもん。あたし。


言ってることも分かってる
その通りだって思うこともある。


けどね、今は黙って見守ってて欲しい。
いつか、ちゃんと認めてもらえると
もっと嬉しいけど。









****






モモよりも一緒にいたい子が出来てしまった。
今のあたし、モモよりも、そっち優先しそうな勢いで惚れてます。
もうメロメロ。でれでれ。




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可愛すぎます。
まだ四ヶ月と、二ヶ月半。
二匹が寄り添って寝てる。
それを見てあたしはウットリ。


モモは妬いて拗ねてたけど
可愛いんだからしょうがない!

2004年02月09日(月) オカズ!激写!…盗撮!?
先週末は、お互いに予定があって会えなかったモモとあたし。
今週も何かと予定が入っていて
今日会えないと、金曜まで会えない予感。




昨日の晩に、モモにメール。
友達との予定があったみたいだけど
金曜まで会えないかも・・・って話をしたら、
あたしと会える時間を作ってくれた。


予定にも優先順位があるからね(^^)


なんて、可愛い奴だ。
まるであたしとは大違い。





いつもの時間に、学校へ迎えに行き
モモ宅にてまったり。


引っ付いて、軽くチュってしたら


あーー、なんか・・・
カラッポのはずやのに、こんだけで反応しよった。
やっぱ生ガブは違うなぁ。
いつもは・・・・・・○×□*△※。



・・・え?今なんて言った?
聞こえなかったんだけど・・・


いや、だから・・・
会えん時はガブの写メを・・・見・・・



ハァ?
何それ、写メって何?どれ?
どれよ?見せてみ?




や、普通のやで。
コレとか、あん時に撮ったやつとか・・・



最初は見せるのを拒んで
ごくごく普通の画像を見せていたモモ。




・・・そんなんでヌけるのか?
いいからあたしの全部見せてみ。




拒否し続けていたモモが
あたしのしつこさに負けたのか
しぶしぶ、画像を見せ出した。


ご丁寧に、あたし専用フォルダまでありましたよ。






一枚一枚、見ていくとそこには


あー、あの時にフザケテ撮った
あたしなりのセクシーショットだ。


会社の制服でスカートちょいとあげて、
手で目隠ししてるヤツだとか


そう言えば、こんなん撮ってたなぁ・・・
なんて、記憶に残ってるモノが多かったのだけど




次々と表示されていく画像の中に
ん?んん?
アレ?こんなん撮ったっけ?
と、あたしの知らないものが混じりだした。


布団から下半身だけ出てて
スカートから足が見えてたり


スリットのはいったスカートで
際どいとこまで広げられてたり・・・と。




どれも、顔だけが写っていない。


「これってさ・・・顔写ってないけどホントにあたし?(笑)
・・・・だよね、どう見ても。」





"そうやで!"って、
言い切ってくれるのはいいのだけど


・・・・コレ、いつ撮った?あたし知らんよなぁ?


え・・・ウ、ウン。ガブが寝てる時とかに・・・




へえ・・・
あたしが寝てる時に、
こんな格好させて、一人撮影会してたんだ?




寝てるあたしにポーズとらせて
写真撮って喜んでるモモを想像したら・・・プ。


まったく、コイツは。




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ま、よそでバカやってるよりはいいか。
ウン。可愛いもんだね。




それより、モモさん。
盗撮は犯罪ですよ。(ぇ
↑盗撮になってないって。
他ではやらないように。






因みに、あたしの携帯には
モモの画像は一枚も登録されてません。


だって、撮らせてくれないんだもの。
頼んだことすらないけれど。
撮る気も更々ないけれど。


今度はあたしが、モモを盗撮する番ね。
ニヤ。

2004年02月08日(日) 変わらない関係
半年振りに、兄さんとデェト。
ラストサムライ*を観てきた。




午後二時に、お迎えの予定。
兄さんが時間にルーズなのは分かってたけど
やっぱり今日も、遅刻。お約束。


予定の時間を少し過ぎた頃
イギーが兄さんに電話。


"お姉が、まだかまだかと待ちわびてる"


いやいや、そこまで待ってませんよ。


三十分後、兄さん到着。
何故か、イギーとマミィがお出迎え。
あたしがブーツを履いてる間
三人が久しぶりの再会に会話を弾ませている。




用意が出来たあたしは、助手席に乗り込み
イギーとマミィに見送られ、いざ映画館へ向け出発。




車の中で、近況報告的な会話。
いつ会っても、やっぱり気を使わなくて楽だ。
半年振りなのが嘘のように、
まるで、ずっと一緒だったかのように
あの頃と同じような二人の関係。




映画館に着き、チケットを買い
上映時間までの間、近くをうろつく。


お互いに微妙な距離をはかりながら。
決して、並んで歩くことはない。


思い返せば、付き合っていた頃からそうだ。
兄さんと並んで歩く、ましてや手を繋いで歩く
なんてことは、少なかった。


いつも兄さんは、あたしの二、三歩後ろを歩く。




いつだったか


「なんで並んで歩かへんの?」


そう聞いたことがあった。
兄さんは、ボソリと


「お前と並んで歩くのは恥ずかしい。」


・・・・え。


そんなにあたしは、
並んで歩くのが恥ずかしいような女?
何?服装が変?・・・それとも顔か!?


なんて。


そしたら兄さんは




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口癖のように、そんな言葉をいつも言ってた。




俺と一緒やと、お前が恥ずかしいやろ?
こんなん(俺)より、他にもっとええ奴一杯おるで。ホンマに俺でええんか?



兄さんは自分に自信がない人。


好きだから一緒にいたのに。
みてくれなんて、関係ないのに。


兄さんだから
兄さんじゃなきゃ


一緒にいた時は、ホントちゃんとそう思ってた。




付き合いだして、少しずつ変わっていったけれど
また元に戻ってしまったような気がする。


止めれていた事を、また始めてしまった兄さん。


ゴメン。
あたしが原因の一つだよね。


あの頃と同じような関係の二人じゃないし
もう、傍にいることも出来ないのに
こうして、会うことに何か意味があるんだろうか?






だけど、つかず離れずの居心地のいいこの関係。
別れてから変わらない、変わってない関係。


ウウン・・・違うよね。
そう思いたいだけ。
そう思わせてるだけ。




あたしの態度が、兄さんを振り回してる・・・よね。
いい加減なあたしを許して。







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何もそこまで・・・・。
する気もなかったけどさ。

2004年02月04日(水) 外泊しない子
昨日もモモと会う約束をしてたんだけど
面倒さと、眠気に負けてしまった。




昼過ぎに、モモからのメールで


今日は会える?


夕方まで、用事があったからその後でよければ。
ってことで、マミィに嫌味を言われつつ、用事を済ませモモ宅へ。




二人横になりながらテレビを見ていたら
急にモモが甘えてきて、(常に甘えてるけど、更に)


「今日はエッチしよ。」


なんだー?
お誘い早いな。まだ5時半だぞ。
それに、いつもしようって言わずにヤッてんじゃん。



「ん〜?したいの?」


「ウン。」



ここ最近、毎日ってくらい会ってはいるものの
あっちは、しばらくご無沙汰だったせいか?


正直、そんな雰囲気を避けてたあたし。
こないだも、その気になったモモには
気付かず知らんふりしてたり。


するのが嫌なわけでも、
モモが嫌いでしたくないわけでもない。


ただ、ない方が楽なだけで。
抱き合ったりキスしたり
モモがいくら誘いをかけてきても
そんな気分にならないというか。




「しよ・・・?」


今日もせずに帰るつもりだったけれど
別に、エッチするのが嫌!
って訳でもないのでOKした。




****




ベッドで引っ付いてたら、モモが大きなあくび。
今にも寝そうなカンジ。


いつも、コトを終えた後は
軽く睡眠を取る二人だけど・・・
やっぱり今日も、睡魔が二人を襲う。



「ん〜、眠いわぁ・・・。」


「寝い。(あたしも眠いし)」


「でも、寝るとガブ帰ってまうから…。」




いつも、終わってひと寝入りしたら帰るあたし。
今日も、時間は早いが
モモと過ごす一日は全部終わった感じがしてて。


「まだいるから寝い。」


「ウン。帰らんといてな?」


あたしが返事するかしないかのうちに
もう寝息をたててた。はやっ!




目が覚めたのは二時間後。
また二人でテレビを見ながらゴロゴロ。


そろそろ帰る時間。


「眠いし、そろそろ帰るわぁ。」


腕枕していたモモが抱きついてきて


「またガブと一緒に寝たい・・・。」


「さっき一緒に寝たやん。」


「いや、そういう意味じゃなくって・・・。」


わかってるけどね。
モモの言ってる意味は。




モモは今でもたまに、ウチに泊まりにきたいって言う。
けど、毎回、何かと理由をつけて断るあたし。
前ほどウチに呼んでもいない。





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これじゃ呼べないでしょ(汗)




「泊まってけばいいのに。」


休み前になると、必ずってほどモモが言う台詞。
一度も泊まったことのないあたし。
モモの周りじゃ、あたしは他所に"泊まらない子"。




他所に泊まらない・・・か。


泊まってるんですよね、コレが。
ホント他所に。

2004年02月02日(月) 喜怒哀楽
昨日、1時間だけモモに会って
今日も会う約束してたんだけど、
どうしても起きられなくて
約束の時間より、4時間遅れでモモ宅へ。



この間、モモが買った一冊の本を薦められて
一部を約2時間かけて読んだ。


「めっちゃ感動して、泣きそうになった。」


ってのが、モモの感想。


今までに、
"感動して泣いた"ことがないあたし。


やっぱり
確かに、感動…する部分はあったけど
泣くまではいかないかな…




テレビにしても
本にしても


何かを見て、聞いて、感じて、感動すること。
ましてや泣くことって、無いに等しい。




だからか、
よく冷めてるって言われるけど
作り物だと思ったら、冷静に見ちゃうんだろうな。


逆に
親子愛だ、悲しかったり辛かったりの
ドキュメンタリーには、毎回グッときてる。




少し前までは
喜怒哀楽の感情にズレがある、とか
欠落してるって言われてて
育った環境が、少なからず影響してるだとか
色々と通院してた先の先生にも言われたけど。


今は大分、喜楽に関しては豊かになってきた…
んじゃないかな?と自分で思ってる。






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今でも、自分を表現するのは苦手だし
感性豊かな方じゃないような気もするけど…


人間、少なからず変わっていくもんだよね。
それが、良い方向に、だと素敵だけど。

2004年02月01日(日) お見合いパーチーに参加
姉さんに誘われ、カップリングパーティーに参加してきた。


初めての体験。
どんなんだろう?


あたしのイメージでは、


番号付けて、ちょっとずつ席替えしていって
フリーターイムッ!!とかあって、
最後に気に入った人の番号書いて、
きゃーカップル成立!!おめでとー♪


・・・みたいな。そんな感じで。




ホテルに着くまで、ドキドキワクワク。
あーー、緊張するわー。




ホテルに着き、受付で番号札もらって
開始までロビーにて待機。


次々とやってくる参加者達を見ながら
意外にも若い人が多いんだなー…と。


そこそこ、年配の
真剣な人達が集まるのかと思ってたらからさ。




いよいよパーティーの始まり。
最初に指定されたテーブルにつく。
1テーブル10人ほどの立食形式で。


乾杯して、お喋りタイムが始まるものの
初めて参加のあたし達は、緊張緊張。


どうしたらいいんだ?
なんて、二人でコソコソ。


そしたら、隣にいた男性が話しかけてきた。
なんか、メガネかけてリュックしょって、イタイ系のおっさん。
(リュックと任命)


どこから来たの?
仕事は?
趣味は?


色々と質問される。
テキトーに答えるあたし。
こっそり逃げる姉さん。


ちきしょ・・・
あたしにコイツ押し付けて、姉さん逃げる気か。


あーー、早くコイツどっか行ってくんねーかな
と、思いながら喋ってたら
別テーブルの人がやってきて、話しかけられた。


まだ、フリータイムじゃないから
勝手に移動しちゃダメなんだろうけど
リュックと話すのにもウンザリしてた頃だったから
その人の相手をすることに。


しばらく話をしてたら、司会者のテーブル移動の声。
またね、ってその人が去って行って。




別の二人組みに声をかけられる。
会話が続かず、4人とも無言。
そしたらまた、さっきの人がやってきて
最後までその人に絡まれてた。


いよいよ告白ターイムッ!


で、その人が席に戻って行くのを見ながら
コイツのおかげで、他の人と話せなかった…
と思ってたら。




一人のお兄さんがこちらへやってきて。


話しかけたかったんやけど
ずっと別の人が一緒におったから話せへんかった。
もっと話したいから、告白しに行くし受け取って!



それだけ言い、席へと戻って行った。



ポカーン…
なんだー?めっちゃイキナリやな。


サッカー選手の、中田ヒデ似の見た目そこそこ。
それだけしかわかんねーのに…告白受けてくれ、って言うのもな。
いやいや、それにあたしには、モモがいるじゃない!




男の人が、一輪の花を持って
次々と告白しに行くのを見ながら
やっぱ、ここは断るべきだな・・・と。




最後の最後、中田似の彼の番。
宣言通り、あたしの元へやってきて



「お願いします。」


頭をさげた彼。
差し出された一輪の薔薇。




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アハン。
ホント、なんでかしら?
つい、勢いと言うかノリで?


カップル席に移動して
そこで初めて自己紹介。




パーチーが終わった後
姉さん、あたし、中田似の彼と、もう一人の男性の4人で
飯食いに行きました。



楽しかったー。
まさか、告白されるなんて思ってもいなかったし、
それを受けるなんて、更に思いもしなかったけど。


これも何かの縁よね。
お友達として仲良くしてくのはアリ?




最後に
その彼にはちゃんと、モモのこと言いましたよ。
だって、彼氏探しに行ってたわけじゃないし。
その人と、どうこうなるつもりもないからね。


って、モモに秘密で行ってる罪悪感?から
逃れようっていう、自己満の言い訳かな。
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