||〜*…clover…*〜||
There are all in one.
◆cloverに出てくる人々◇|*|◇エンピツ書きに48の質問◆
もういいの。 もういいよ。 あたしは
あんたはあたしで これからもあたしを守ってくれるんでしょ わかってる。
だからあんたさえいればいい。 このフザケた区画の中で あたしは夢を描く そのまま綴じてしまう 外に出ない密閉空間で 世界がおわるのを待つ
見なければ 知らなければ 幸せなこともある!
だから
だから
おわりにしよう。 エンドロールに向けて 収束させよう。 急いではいないから ゆっくり終わりに近づこう。
つかれたよ。 ねえ。 つかれたよ。 ああ。 わかってる。
俺が てめえを責めるわけ無いじゃないか。
2011年08月08日(月) |
現実とは悪い夢のこと |
どうしよう、と彼女は言った。 泣きそうな顔をしていた。
俺がいますよ、と言った。 わかってる、と彼女は言った。
でも。
そうじゃないことを俺はよく知っている。
外、が、消えていく。 世界が閉じていく。
この混沌とした空間だけでは世界は成り立たない。 なのに。
呻くことすら出来ないのは、これが悪い夢だから。
死ぬことも 生きることも 選べない。
ならば眠ろう。 コレを夢だと信じて。
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