||〜*…clover…*〜||
There are all in one.
◆cloverに出てくる人々◇|*|◇エンピツ書きに48の質問◆
Yes, Dolly. Yes, Double.
Yes, Master.
貴女の望みが其れならば 万全に叶えてみせましょう。 この身が砕け散るほどに あの子を守ってみせましょう。 うそ吐きキツツキ 月突つく 嘘を吐き吐き
月つつき。
二重の嘘で均しましょう 二十の嘘を陳べましょう
何の為にこの身が在るのか 貴女が一番御存知だから。
貴女が望んだもう一つの未来を 可能な限り映してまだ尚 貴女が選んだこの現在を 最大限に生かしましょう。
この身は常に幻世に在りて この身は常に貴女と共に。
他の誰にも譲らない。 例え其れが彼女でも。
それ故何も案ずることなく 刄を構えて戦えよ。
2011年03月29日(火) |
当然で必然で当たり前な |
平気かと 大丈夫かと
その問いに否と答える奴はいない。
あたしは知っている。 ちっとも大丈夫じゃない。
否と答えて救われるのか?
答えは否。
あたしの器は限界だ。 あたしは其れを知っている。 だからあたしはどれだけ不調を来してやった。 だけどあたしが此れだけサインを出しても総ては無碍に投げられた。 何故なら「あたし」は馬鹿だからだ。 仕方ない。 生まれたときから馬鹿なんだもの。
ならばもう 笑うしかないじゃないか。
付き合うから安心してよ。 この器が壊れる迄は。 隣の馬鹿が何を云おうと。 あたしはあたしを止めない。止めない。
だからあたしを護ってよ。 出来るだけ長くあたしがあたしでいられるように。 其れがあんたの役目でしょう。 お願いだから護ってよ。 あたしが「私」を壊してしまわぬように。
どうか、どうか。
あたしはあたしを止められない。 だからお願い。 あんたが私を守ってよ。
何のためにいるんだよ馬鹿。 どうかどうか
あんたは私の防衛線。 あたしが壊れる其れ迄は、ただの無能な盾でいい。
だからあたしが折れてしまう前に 全力であたしをとめてよ。
2011年03月28日(月) |
Can't distarb me. |
電子音。 電子音。
電子音。電子音。電子音。 電子音電子音。
電子音。
向こうから聞こえてくる一切配慮の無い爆音。
「なあ」 「………。」 「おい」 「何」 「………頼むから、もう」 「嫌」
ああ、その答えに俺はまた逆らえない。 彼女にとって最善の回答は常に最高の選択肢ではない。 判断が覆る磁場。
だから俺は、呻くしかない。
「自分で蒔いた種なのだから 自分自身で刈り取るべきだ」
嗚呼、その通り。 その通り。
じゃあ、この種を蒔いたのは誰だ。 俺もお前も同罪か。
だとしても、だ。
おまえは何もしなくていい。 大丈夫だ。 俺が全部刈り取るよ。 刈り取るから――
なあ、泣くなよ。 俺ですら泣きたいよ。 でも泣くのは俺の仕事ではない。 俺はただ日常をこなすのみ。
だからその分 どうか 俺の分までどうか泣いてくれないか
そのショコラは毒のように苦いのか それとも極上に甘いのか
|